宇治市植物園(京都府)の園芸技師の山本和喜さんが永明寺へみえました。鳥取藩主菩提寺の雲門山長谷寺の蓮池図襖絵(岩美町保護文化財)をみに以前に山本さんたち蓮愛好家がおとずれ、皆さんがそこに描かれた「大名蓮」などの蓮の絵に感動され、それからご縁が始まりました。「大名蓮」というのは、かつて鳥取城の内堀に群生していた蓮です。湖山池に内堀から移されていた「大名蓮」は、昨年に湖山池(鳥取市)の水門が開かれ海水流入による塩害で死滅してしまいましたが、わずかな蓮根がかろうじて保護されていました。そこで、永明寺は長谷寺よりも敷地に余裕がありますので、永明寺で「大名蓮」の保護活動をしていくことになったのです。4月には同じく長谷寺にみえた京都府立植物園の園長の金子明雄さんも来寺いただき、皆で蓮根を植えます。本日は、蓮を育てる鉢に下準備をほどこしました。順調に栽培され、「大名蓮」が永明寺へ訪れる皆様にご鑑賞いただける日が来ることを祈ります。
最新の画像[もっと見る]
- 日本海新聞に永明寺の大名蓮の記事掲載 11年前
- 永明寺の永代供養墓の工事再開 11年前
- 地盤改良工事が終わりました 11年前
- 永明寺で坐禅会が開催されました 11年前
- 十五世墓を歴代住持職墓所へ移転 11年前
- 大名蓮が咲きました 11年前
- 7月より永代供養墓の工事が始まります 11年前
- 永代供養墓建立地の地盤調査はじまる 11年前
- 鳥取お遍路会の皆さんがお参り 12年前
- 「大名蓮」の鉢植えをしました 12年前