永明寺の「仏典と禅籍を読む会」では、「仏典」とは、仏教典籍の略で、ひろく経典や論書など仏教に関する書物をさし、「禅籍」とは、禅宗に関する書物をさしています。かたくるしい研究会ではなく、主に岩波文庫などになっているような誰にでも入手できる典籍を選んで、お茶でも飲みながらリラックスして輪読会をしていきます。ときには、サンスクリット語、パーリ語、チベット語、漢文などの原典を配布したりして解説も交えながらすすめたいと思っています。仏典や禅籍は、声に出して味わうだけでも気持ちが安らいだり、生きるためのヒントが得られたりします。まずこころみに、写経や坐禅にこられる方との読書会から始めたいと考えております。