永明寺に鳥取藩主ゆかりの大名蓮が開花

今朝、永明寺で京都府立植物園などの蓮の専門家の方々とともに栽培している鳥取藩主ゆかりの大名蓮が開花しました。大名蓮と似たような蓮を見かけますが、蓮の専門家の方々によれば、永明寺で栽培している大名蓮は、希少品種なのだそうです。大名蓮の見頃は、8月初旬くらいまでです。永明寺の副住職が住職をしている鳥取藩主菩提寺の長谷寺には鳥取藩主より寄進された大名蓮の襖絵（岩美町保護文化財）があります。

永明寺の紫陽花、沙羅（夏椿）、大名蓮

いまの時期、永明寺のお庭には沙羅（夏椿）、梔子、雪の下、 酢漿草などのお花が咲いています。ようやく紫陽花も咲き始めました。一雨ごとに紫陽花の花の色が鮮やかになっていきます。大名蓮は、蓮の蕾が大きくなってきました。

鳥取市面影一丁目老人会の皆様が参詣

去る5月29日に因幡薬師霊場第26番札所の永明寺に鳥取市面影一丁目老人会の皆様が参詣されました。6月4日に同老人会の世話係の岩城勲さんよりお手紙とお写真を拝受いたしました。当日は、永明寺に奉安されている東方薬師瑠璃光如来像（お薬師さん）の由来や郷土史などに関して副住職が同老人会の皆様にお話ししました。

長谷寺に姫高麗芝を植えました

梅雨入り前に永明寺副住職が住職をつとめている鳥取藩主菩提寺の長谷寺に姫高麗芝を植えました。副住職が長谷寺の住職になって約5年になりますが、だいぶん芝生の面積が広がりました。紀州徳川家から鳥取藩主の池田家に嫁いだ長谷寺の開基の桂香院殿圓月妙諦日照大姉（久姫）は、四代藩主の池田宗泰が亡くなると鳥取藩の江戸下屋敷があった芝の金杉御殿に隠居していました。その芝の金杉御殿に因んで長谷寺の前庭に姫高麗芝を植えています。