鳥取県 曹洞宗 松風山 永明寺

永明寺公式ブログ【所在地】〒681-0065 鳥取県岩美郡岩美町新井210 【電話&FAX】 0857-72-0777

いわみガイドクラブと龍岩寺の皆様 長谷寺拝観

2017-03-28 19:00:37 | 【長谷寺だより】

本日、10時より岩美町大谷にある曹洞宗 龍岩寺に永明寺副住職が招かれ、哲学館(現 東洋大学)の創立者で妖怪研究者としても知られている井上円了博士が岩美町に講演で訪れたときに書かれた龍岩寺蔵の文書・所有者の方々が持ち寄った井上円了博士が書かれた掛軸等を拝見いたしました。

いわみガイドクラブの皆様・郷土史家の方々・龍岩寺の谷上元康住職が、鳥取藩主菩提寺の長谷寺の拝観を予てより希望されており、午後から長谷寺のある岩美町長谷に移動しました。まず永明寺副住職(長谷寺住職)が本堂内にある品々について解説し、つづいて、徳川家などから長谷寺に寄進された約100品目の宝物を寄託している鳥取県立博物館の大嶋陽一学芸員より鳥取西高等学校に伝統が引き継がれている鳥取藩の藩校「尚徳館」の創立に長谷寺開基の桂香院殿(久姫・父は紀州徳川家の徳川宗直)が関わっていたこと・長谷寺の由来等をご解説いただきました。

『京・花蓮だより』第24号 拝受

2017-03-22 14:38:13 | 【大名蓮の保護栽培】

本日、京都花蓮研究会が発行している『京・花蓮だより』第24号を拝受しました。昨年末に同研究会より寄稿を依頼され、永明寺と長谷寺で栽培している大名蓮に関して永明寺副住職(長谷寺住職)が執筆した文章が収載されています。本年も4月に永明寺と長谷寺にて鳥取藩主ゆかりの大名蓮の蓮根の植え替え作業をします。


『永明寺だより』第142号(春彼岸号)発行

2017-03-10 23:53:15 | 【永明寺だより】
『永明寺だより』第142号(春彼岸号)を発行いたしました。県外や鳥取市などにお住まいのお檀家さまには郵送にて、それ以外のお檀家さまには各地区の評議員さんが皆様のもとにお届けいたします。今回の内容は、以下の11項目です。

(1)春のお彼岸を迎えて(住職)
(2)お彼岸には位牌堂へ
(3)永代供養墓の春彼岸法要 ―3月20日(月)8時より永代供養墓前にて―
(4)花まつりの法要 ―5月8日(月)8時より 参拝者に甘茶の茶葉を授与―
(5)境内整備事業について ―事業計画の実現に向けて協議中―
(6)本山研修会のご案内 ―大本山總持寺参拝の宗務所主催の本山研修―
(7)トワイライトエクスプレス瑞風が永明寺前を通過 ―6月17日運行開始―
(8)評議員の交代 ―本庄地区の評議員が交代しました―
(9)永代供養墓のご案内 ―お気軽にご相談ください―
(10)古い塔婆や祈祷札 ―お寺でお焚き上げいたします―
(11)特別寄附 ―仏具等の充当に使わせていただきます―

河崎の弘法大師堂の仏像等を遷座

2017-03-04 00:41:26 | 【永明寺よりお知らせ】

永明寺の境内の枝垂れ梅が咲き始めました。枝垂れ梅の見頃は、三月末ごろまでです。

永明寺の境外仏堂には岩美町本庄の観音堂や岩美町河崎の弘法大師堂などがあり、江戸期から昭和期まで永明寺で修行していた弟子たちが住んで堂守をしていました。

それら境外仏堂のうち建物が老朽化していた河崎の弘法大師堂を今月解体することになり、本日、弘法大師の石像、岩美町荒金の行者山という修験道の霊場と関わりがある役小角の像、地蔵菩薩像などを永明寺に遷座しました。

岩美町の行者山は、かつて「国ヶ峰」とよばれ、因幡国における修験道の一大霊場でした。また、荒金鉱山は、文武天皇の698年に岩美町荒金で採掘された銅鉱が朝廷に献上されたとの記録があり、記録の上では日本最古の銅山です。