宇治市植物園(京都府)の園芸技師の山本和喜さんが永明寺へみえました。鳥取藩主菩提寺の雲門山長谷寺の蓮池図襖絵(岩美町保護文化財)をみに以前に山本さんたち蓮愛好家がおとずれ、皆さんがそこに描かれた「大名蓮」などの蓮の絵に感動され、それからご縁が始まりました。「大名蓮」というのは、かつて鳥取城の内堀に群生していた蓮です。湖山池に内堀から移されていた「大名蓮」は、昨年に湖山池(鳥取市)の水門が開かれ海水流入による塩害で死滅してしまいましたが、わずかな蓮根がかろうじて保護されていました。そこで、永明寺は長谷寺よりも敷地に余裕がありますので、永明寺で「大名蓮」の保護活動をしていくことになったのです。4月には同じく長谷寺にみえた京都府立植物園の園長の金子明雄さんも来寺いただき、皆で蓮根を植えます。本日は、蓮を育てる鉢に下準備をほどこしました。順調に栽培され、「大名蓮」が永明寺へ訪れる皆様にご鑑賞いただける日が来ることを祈ります。
現在、永明寺では本庄地区で曹洞宗の梅花流御詠歌の練習会が行われています。講員の皆様には、施食会法要(8月16日)、祠堂回向法要(9月27日)の折に御詠歌を奉詠していただいております。この練習会を永明寺の全檀家にひろげて浦富地区、牧谷地区、新井地区、太田地区、河崎地区、岩美駅前地区、鳥取市内地区のお檀家さまからも広く講員を募集いたします。なお講員には性別の制限はございません。
練習会場は、永明寺の本堂もしくは庫裡の客間で講員の皆様の自主的な練習会を月2回ほど、御詠歌師範の講師による検定に向けた練習会を年2回ほど行うことを目標にしております。まずは気軽に御詠歌をくちずさみ、各地区から集った御詠歌の仲間と永明寺という菩提寺を介してつながりをもっていただければ幸いです。
【ご連絡先】
お電話 0857-72-0777(FAX共通)
練習会場は、永明寺の本堂もしくは庫裡の客間で講員の皆様の自主的な練習会を月2回ほど、御詠歌師範の講師による検定に向けた練習会を年2回ほど行うことを目標にしております。まずは気軽に御詠歌をくちずさみ、各地区から集った御詠歌の仲間と永明寺という菩提寺を介してつながりをもっていただければ幸いです。
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2月15日は、紀元前566年(もしくは紀元前463年)にお釈迦様(ゴータマ・シッダールタ)がクシナガラでお亡くなりになられた命日です。クシナガラは、現在のインドのウッタル・プラデーシュ州東端のカシア付近の村にあたります。毎年、永明寺本堂にて「涅槃図」を月末まで公開いたしております。この「涅槃図」は、江戸後期に八石儀四郎、渡邉荘左衛門、村上源蔵という三名のお檀家さまが寄進した什物です。
【参考文献】
中村元訳『ブッダ最後の旅-大パリニッバーナ経-』岩波文庫
【参考文献】
中村元訳『ブッダ最後の旅-大パリニッバーナ経-』岩波文庫