永明寺の副住職が修行した大本山總持寺の同安居会が10月18日に横浜市鶴見区の總持寺にて開催されました。平成18年度の安居から10周年を迎えたのを記念して、同期に修行した会員一同で總持寺の大祖堂にて報恩諷経を行いました。
翌19日、副住職は、自らが住職をしている鳥取藩主菩提寺の長谷寺(岩美町長谷)の開基である桂香院殿圓月妙諦日照大姉(久姫)が改葬されている台東区上野桜木の東叡山寛永寺第一霊園にある紀州徳川家墓所に墓参してきました。
寛政12年(1800年)に75歳で死去した久姫は、もとは渋谷区千駄ヶ谷の仙寿院に葬られていましたが、昭和39年(1964年)の東京オリンピックによる道路拡張工事に伴い遺骨のみ寛永寺第一霊園に改葬されました。