私立校・中高一貫校生専門アルファ
私立校・中高一貫校生専門アルファのブログ。講習のお知らせや日頃の勉強について、基本的に毎日書いています。





学生の皆さんは10日後に、『立場』が、『扱い、扱われ方』が、
“強制的に”変わることになります。


『学年』が変わることをここまで仰々しく書く
教育関係者は少ないと思いますが、
“限られた”『時間』と『機会』の中で、
『記録』される『結果』によって、
進級・進学の合否が決まる私立校・中高一貫校生を
相手に教え助けをしてきて、最近、このことが、
良くも悪くも考えさせる問題と思うようになりました。

 

“限られた”『時間』と『機会』の中で、
『記録』される『結果』によって、
進級・進学の合否が決まる“システム”に関して、
そして、学問としての『学校の勉強』の特性、
「できない、わからない“まま”」では、
上に、先に、進めない、進むことが
“決して”許されない。


この二つの『縛り』がある中で、学年が、
“強制的に”切り替わり、上の、先の、
ステージに進まされ、より難しいこと、
高度なことをやらされる。


向上心がある、あるいは、学校の勉強(物事)を
要領良く“ソツなく”こなせる方であれば、
“たかだか”『学校の勉強』“ごとき”のことに、
そこまで悩む、苦しむ、悩ま“される”苦しめ“られる”ことは
ないでしょう。


むしろ、“こんなこと”で、言い方が悪いですが、
「言われたことを、言われた通りに、“ただ”やるだけ」で、
高校・大学に(内部)進学できる、進路が約束される、それも、
「未来・将来がどうなるか、わからない」不安や葛藤を
抱えたまま、『受験勉強』をする必要がなく、
その『時間』と『労力』を、学校の勉強“以外”のことに費やせる、
最高の環境と状況と言うことが出来るでしょう。


しかしながら、これは、向上心がある、学校の勉強(物事)を
要領良く“ソツなく”こなせる方『であれば』、です。


“そう”でない方、あるいは、なかなか“そう”出来ない、
ついていけない、遅れを取ってしまう、サボってしまう、
諦めてしまう、嫌なこと、面倒なことから逃げてしまう方にとっては、
『要求される内容・物事・レベル』が、“多く”“高く”“難しく”
なっていくほど、精神的に、追い込まれていくことになります。


また、テスト、成績という「具体的な」“数字・数値”で、
審査・評価されるため、どんどん屈辱的な、否定的な、
徹底的な、『結果』を突きつけられていくとなると、
自己肯定感が下がるどころか、人性、人格否定されるかの
ような、感覚、思い、葛藤などに、縛られることになります。


受験外部生であれば、「ありえない」話として、
よく書いておりますが、四則計算、分数の計算が
おぼつかない、出来ない、時間がかかる、
方程式や関数の技術、知識が理解できない、
解けない、間違えるなどの状況・状態で、
中学校・高校へと、進学“出来てしまう”
『内進生』がおります。


受験勉強、特に中学受験を経験した方にとっては、
“そんな状況・状態の人”が、同じ学校、同じ教室で、
同じ授業を受ける、そして、同じ『テスト』を受ける、
審査・評価されるなんて、思いもしないかもしれませんが、
『内部進学』で、進学“出来てしまった”方の中には、
いえ、厳しい言い方をさせて頂きますが、
『潜在的』には、内進生の多くの方が、
“そういう”状況・状態で、進学します。


“許されて”きた、“与えられて”きた弊害なのかもしれませんが、
最近は、“その”ツケ、借金、負債が、学年が上がるごとに、
雪だるま式に増えていき、“残りの”(現役・学生の)『時間』と
『機会』では、払いきれない、取り戻しきれない、間に合わない、
となって、『時間的に』『物理的に』手の施しようがない、
救いようがない、とまで、追い込まれて、最終的に、
断罪、制裁を受けることになります。


その重さ、責任、罪、罰と言いますか、現実として、
受験無く高校・大学に進学できる私立校・中高一貫校で、
『(内部)進学』“出来ない”で、学校を去ることは、
その後の人生に影響してくると思います。


そして、これは最近よく懸念していることではありますが、
SNS時代となった今、“その”『その後の人生』が、
可視化されやすく、自分、お子さんのことであれば、見せない、
あるいは、見ないということが出来ますが、
他人、特に、『自分、お子さん“も”進む、歩むだったであろう、
理想の将来・未来』を進んでいる、歩んでいる、
多くの友人知人、クラスメートから、“見せられる”
“見せつけられる”ことに関して、“どう”思い、
“どう”感じるか、計り知れません。


想像することしか出来ませんが、おそらく、
よほどの成功、一発逆転をしていない限り、
自分のことを惨めに思う、あるいは、
友人知人、クラスメートを羨む、
そして、なぜ、あの時、あの時にと、
後悔する、気にし続けることになると
思います。


昨日も似たような指摘をしましたが、こうしたことを、
『なって(経験して)みないと、わからない』を
こじらせやすい中高生、子供達が、
中学生に、高校生になったら、あるいは、
二年生、三年生、一学期、二学期、三学期と
「節目節目」に、自ら考え、想像し、想定し、
危機感をもち、自分を、行動を、習慣を、
変える、変えようとする、と、
思われますでしょうか。


学力低下、というよりも、昨今は学力“停止”、あるいは、
“停滞”の状況・状態を、判断するのは、難しいかもしれませんが、
学校・先生が審査・評価し、『記録』された『結果』から、
よく推察・観察して、厳しい判断・決断をしないと、
上記のような状況・状態、さらには最悪の結果に、
「なるべくして、なって」しまいます。


このことは、親御さんも一緒に、いえ、親御さんが
主体的・客観的・現実的に、きちんと確認した上で、
今後の対応・対策を、決意を、決められることを
オススメします。

 

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