2024年3月9日のブログ記事一覧-私立校・中高一貫校生専門アルファ

「時間」と「機会」の縛り、「記録」された「結果」の縛り

#勉強 #学習 #教育 #私立校 #中高一貫校 / 2024-03-09 11:18:06

私立校・中高一貫校生　春休みの勉強の仕方

栄冠ゼミ (著)、220円(税込)　私立校・中高一貫校生の春休みの勉強の仕方』を紹介

受験無く高校・大学に進学できる、
『記録』される『結果』で進級・進学の合否が決まる、
私立校・中高一貫校では、「時間」と「機会」の“縛り”と、
「記録」された「結果」の“縛り”に、苦しむ、悩まされることが
多くなります。

「時間」と「機会」の“縛り”は、よく書いている通り、
２年９カ月という『時間・期間』内で、８回の学期（成績）、
１４～１５回の定期テストという『機会』“しか”ないことです。

この“限られた”「時間」と「機会」の中で、
『結果』を求められる、そして、その結果が『記録』される、
ソレは決して、変えることの出来ない『記録』として残ることが、
「記録」された「結果」の“縛り”となります。

昨今、これらのことを、
「なって（経験して）みないと、わからない」もの・こととして、
“問題”を先送り、後回しにして、「追い込まれていく」方が、
失礼ながら、これは親御さん“も”ですが、増えてきているように
思います。

“たかだか”学校の勉強、定期テスト、成績“ごとき”のこと、
さらには、高校・大学への進学すらも、先々のことなど、
どうなるかわからないのだから、考えても仕方ない、
その場その時、対応・対策していけばいい、と、
思われているのかもしれませんが、上記の“縛り”によって、
『後々になって』から、困る、悩む、苦しむことになります。

「記録」された「結果」で、その累積、あるいは平均で、
ある一定の条件、基準を満たさなければならないシステム上、
後々になればなるほど、そして、“悪い”結果が続けば続くほど、
『不利』な状況・状態になるということは、
「なってみなくとも、わかる、気付ける」と思います。

と同時に、最初から、早い内から、条件、基準を
“大幅に”上回る「結果」を出していれば、
どんどん「有利」な状況・状態、貯金や余裕が出来て、
ある時点で、「逃げ切れる」、つまり、残りの成績、点数が
どうなっても、進級・進学が出来ることが確定する、
ということが出来ます。

成績上位の方は、この状況・状態で、三年に上がってくるので、
最後の学年の、部活動や学校行事を充実させて、仮に、
勉強が、テストが、成績が、“多少”落ちようとも、
進学に問題はないとなります。

成績下位の方は、上記の“縛り”によって、
求められる「結果」の条件が吊り上げり、その上で、
残り少ない「時間」と「機会」の中で、“失敗”が
許されない、ある意味、悪い意味での「一発逆転」、
「一発アウト」という状況・状態で、
部活動や学校行事で“忙しく”なります。

こう書かれれば、“そんな”状況・状態で、
「結果」を出す、それも、「今まで以上」の、
今までの借金分を上乗せした「結果」を
“出さなければならない”なんて、無理だと、
「なってみなくとも、わかる、気付ける」と思います。

そして、“何の根拠、対応・対策もなく”、何よりも“行動無く”して、
「なって（経験して）みないと、わからない」もの・こととして、
これらを扱ったら、どうなるか、わかると思いますが、どうでしょう。

失礼ながら、これは親御さん“も”考えておかないと、
お子さんが、進級・進学出来ないと“なりかけて”から、
慌てることになり、そして、その頃には、部活動やスマホ、
お子さんにやらせている習い事などの
『辞める（取り上げる）ことの出来ない“問題”』が、
“縛り”となって、頭を悩ませることになります。

先日も書きましたが、これらのことを、
「なって（経験して）みないと、わからない」こととして、
問題、結論、判断・決断を先送り、後回しにして、
“限定される”“限られた”『時間』と『機会』の中で、
それらが確実に減っていく中で、何とかなる、何とかできるで、
過ごされると、“実際に”進級・進学出来ないと、
「なってみて、わかって」、「なるべくして、なった」
後悔、挫折、屈辱を味わうことになります。

受験無く高校・大学に進学できる私立校・中高一貫校は、
こういった“縛り”が厳しく、かつ、
「わかっていない（予想・想定出来ない）」方への制裁・断罪が、
その後の進路・人生までをも、大きく変えてしまうことになります。

８割近くの方にとっては、“大げさな”話ではありますが、
これが、『予言』通りとなっていく、いる方は、
気を付けておかないと、「なってみて、わかった」時には、
時すでに遅し、もう“間に合わない”、取り返せない、
軌道修正できないとなりますので、注意して下さい。

昨年末の１２月には、その間に合わなかった、取り返せなかった、
軌道修正出来なかった＝内部進学不可となった方が、いたと思います。

貴方が、お子さんが、“そう”ならないためにも、
時間と機会が『ある内』に、間に合わせる、取り返す、
軌道修正しておくことを、オススメします。

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