2015年6月17日のブログ記事一覧-私立校・中高一貫校生専門アルファ

宿題を忘れていない？

#勉強 #学習 #教育 #私立校 #中高一貫校 / 2015-06-17 14:12:41

私立校・中高一貫校生　一学期期末テストの勉強の仕方

栄冠ゼミ (著)、330円(税込)　私立校・中高一貫校生の一学期期末テストの勉強の仕方を紹介

学校生活に慣れも出てきて、部活動も活発になって、
授業中にも余裕が出てきた頃だと思いますが、
うっかり出されていた宿題を忘れていませんか。

新入生の１年生は、宿題宿題とうるさいなと思うかもしれませんが、
私立校・中高一貫校において、宿題を出さないということは、
成績を落す原因の第一位と言っても過言ではないでしょう。

記録化が進む昨今は、授業中の先生の心証などよりも、確実な『証拠』として残る、
宿題が平常点の大部分を占めます。

もちろん、その他に小テスト・平常テストの結果も加わりますが、
宿題や課題を出すことは、一番わかりやすい『努力の証』となります。

テストはどうしてもその日の体調や気分、運などの要素もあり、
プラスマイマス１０点くらいのひらきが出てしまいますが、
『宿題』はきちんとやるかどうか、忘れず提出するかしないかのものですので、
体調や気分、運など関係ありません。

しいて、上げるとしたら、「やる気」でしょうか。

だとすれば、それも評価されることになります。

塾でも多いのですが、進級・進学はしたいです、でも学校の先生の授業は聞きません、
ノートは取りません、宿題は出しませんということをされる方がおりますが、
それで「進級・進学したい」のやる気を、本気を、意志を、示せていると思いますでしょうか。

部活動を行っている方にこの傾向になる方が多いので、部活動で例えさせて頂きますが、
皆さんが毎日部活動を頑張っている横で、自分はその道（部活）のプロになりたいです、
でも先生の指示に従いたくありません、毎日練習はしたくありません、
試合や大会なども面倒なので出たくありませんという人がいたら、どう思いますか。

この人、何言っているんだろうと思いませんか。

それを、学校の授業・勉強においては、やっている・言っている方が多いです。

なぜか、学校の授業・勉強、進級・進学においては、それが許される、
いえむしろ、許すのが当たり前、そうしろと言わんばかりの横柄な態度・姿勢を
学校・先生に取る方が増えてきているように思われます。

それを下手に説教をしようものなら、今ならハラスメントとされてしまうのでしょうから、
学校・先生側も、にこにこ笑いながら、「記録」しておき、
最後の最後で制裁を取る形になっています。

こうしたゆがんだ状況・状態が、昨今の進級・進学に大きく関わってきているように
思われます。

明らかに部活動を休部させなければ、進級・進学できない成績の生徒に対して、
休部、部活動の停止の勧告もなく、それどころか、絶対に休部させないとする
部活動もあると聞きます。

塾や習い事があるからと部活動を休むことのないように言う顧問の先生や先輩、
あるいは、そう言われているにも関わらず休んだ時には、
レギュラーにはさせない、試合には出さないなどの措置が取られると
いうこともあるらしいですが。

全てをひっくるめて、今一度よく、自分の人生を考えて下さい。

部活動同様、学校内での進級・進学に関しては、今この時も、この一瞬も
関わってきています。

今、やらなければ、できない。今でなければ、できない。
今、決断しなければならないのは、部活動も勉強も進級・進学も同じです。

さまざまなものを複雑に天秤にかけているのが、“今”なんです。

そのことをよく考えて下さい。

話が脱線しましたが、そんな“今”、テスト前を迎える、一学期の成績が決まる、
期末テスト前の今、平常点を取らない態度・姿勢を示し、進級・進学をしたいと、
“口にする”だけで、許されることだと思いますでしょうか。

学校の先生の授業は聞きません、ノートは取りません、宿題は出しませんで、
成績が取れて、進級・進学が許されると、本当に思いますか。

私立校・中高一貫校は、最後の最後、受験という実力を示せば、
勝てば官軍になれる進学校とは異なります。

はき違えていると、悲劇に見舞われることになるので、十分に気をつけて下さい。

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