私立校・中高一貫校生専門アルファ
私立校・中高一貫校生専門アルファのブログ。講習のお知らせや日頃の勉強について、基本的に毎日書いています。






テスト中、テストが始まった方は、そんなことを考えずに、
ただ目の前のテストの集中して構いませんが、
テスト後、そして今日、明日でテストを終える方は、
気をつけて下さい。


多くの学校で、一ヵ月後の今頃が、テスト前の週末、
あるいは、週末を挟むテスト中となります。


普段から書いている通り、日時は数字が小さいほど、
長く遠い未来のように感じられるものです。


1ヵ月後、正確には、6月残り“26日”と7月“4日”分を足して、
約4週間、30日、720時間、4万3200分、259万2000秒。


期末テストまで「無限」にあると思われている時間も、
限られた有限の時間であることがわかると思います。


その残り、約4週間、30日、720時間の中で、
皆さんが自由にできる時間は、平日で5~6時間、
土日両日合わせて20時間くらいとすると、
7月4日までに平日が約20日、土日が約10日、
100~120時間+100時間=200~220時間となります。


その200~220時間の内、部活動、ゲームや漫画などの趣味の時間を、
差し引き、一体何時間残る計算になりますでしょうか。


おそらく、この時期、部活動は大会前、引退前などで忙しく、
試合に出る・出ないと直接関係する・しないに関係なく、
応援などで駆り出されることも踏まえると、レギュラーでない、
1・2年生も、時間的な拘束を余儀なくされます。


加えて、そういった部活動、趣味事に“疲れて”、坦々と進む授業を寝始める、
ふざけ始める、宿題や課題などをサボり始める。


そうして“平常点”を落し、相乗効果で、“テストの点数”も落す。


具体的なデータを持っているわけではありませんが、
そういった平常点を落す方のほとんどが、テストの点数も落としますので、
当然、成績は『不合格』『1』をつけられることが多くなります。


今この時期にこう書くと、いやいやいや、平常点を落としても、
それを挽回できるくらいのテストの点数を取ればいいんでしょう、
今回は、期末テストは、テスト2週間前から、本当に、超本気になって、
集中力を発揮して、高得点を取ってみせる、『だから』、
別にそこまで焦らなくても、そこまでやらなくてもいい。


そう思われるの勝手ですが、経験上言わしてもらいます。


宿題・課題を出さない、授業中寝るなどで、平常点を落とした方が、
『不合格』『1』を“取らなかった”方はおりません、
特に私立校、中高一貫校においては、ほぼ100%、
『不合格』『1』となります。


進学がかかっている3年生は、そろそろ、2年生気分を一新していないと、
『そんな考え』で進学できるほど、私立校・中高一貫校は甘くありません。


中学から高校への進学は、それでなんとか『なってしまった』かもしれませんが、
高校から大学への進学ともなると、それでなんとかなるほど、甘くないです。


ということを、なってみて、わかった時には遅かったとなります。


そして、他校転校・受験進学なのか、留年するのかとなり、
親御さんにとってはドタバタすることになり、
そんな中、当の本人は悲劇のヒロイン・ヒーローを気取って、
やる気を失ってしまって、二学期、冬、受験時期を迎えることになってしまいます。


私立校・中高一貫校の場合、最後の最後になってのこのリスクがあるから、
『自己責任』の厳しさが、他の学校よりも相当厳しいものとなります。


さらに精神的にも追い込まれます。


同じようにやってきた、過ごしてきた、クラスメート、友達のほとんどが、
『エスカレーターで進学が決定』している中、残りの学校生活を過ごさなければなりません。


当然、進学がほぼ決まった方は、放課後遊びに行ったり、授業中もふざけていたり、
休み時間中も楽しく過ごされたりとします。


『そんな中』で、一人、別の道に歩むことになります。


皆がそれぞれ別の道、就職、受験、卒業、進学となる学校であれば、
一人一人、自分の道を進むのに、周りのことなどそこまで気にはならないでしょう。


しかし、圧倒的大多数が、同じ方向に向かって、道を進む中で、
一人別の道となりますと、精神的に厳しいものとなります。


おそらくこう思います、『何で自分だけ』『差別じゃないか』。


これが、私立校・中高一貫校の最後の最後に言い渡されることになる『自己責任』の厳しさです。


ですが、これに文句を言えません、なぜなら『言われなかった優しさ』に甘えきって、
『記録』される『結果』を出してきてしまったのは、自分なのですから。


何度も書いてきておりますが、一発逆転の受験・試験がない私立校・中高一貫校においては、
普段の平常点、定期テストの点数による各学年各学期の『成績』で、進級・進学が決まります。


そして、その成績もただ取ればいい、赤点をクリアすればいい、
単位が認められればいいではなく、明確な進級・進学要綱による
『満たさなければならない基準』があります。


4月の入学時にも少し書きましたが、そういったことが息苦しい、自分には合わない、
一発逆転のギャンブルをしたいと思う方は、転校を視野に入れることをオススメします。


そうでなければ、おそらく私立校・中高一貫校において、学年が上がるにつれて、
不幸・悲劇を招く、あるいは、人一倍、それらを感じてしまうことになります。


学校・先生側が、そう感じる生徒を考慮して、進級・進学要綱、カリキュラム、
平常点・テストのレベル、成績を、変えてくれる、与えてくれる、ということは、
まずありえません。


これは私立校・中高一貫校に限らずではありますが、
あなただけを特別扱いする学校はまずありません。


もし、本当にそういった学校を望むのであれば、これもまた『自分』で探し、
『自己責任』でその学校に入学することまで、求められることになります。


これはかなり“特別”“特殊”なことなので、自分以外の誰かが、与えてくれる、
察してくれる、見つけてくれるものではまずありません。


本当に、本気で望むのであれば、自分で探し、自分で入学する意思を固め、
親御さんを説得するしかありません。


話が脱線してしまいましたが、私立校・中高一貫校において、
一学期中間テストを終えるということは、
この成績取得のレースの火蓋がきって落とされたことをさします。


これから先は、ちょっと待ってよも、いやいやもう一回も、ありませんので気をつけて下さい。


“それ”を、一学期期末テストで、早速感じることになるであろうから書かせて頂きました。


一ヶ月後の今頃、ちょっと待ってよも、いやいやもう一回やり直させてくれも、
通用しませんので注意して下さい。


残り1ヶ月、30日、720時間。
その内の自由な時間、200~220時間。


皆さんがその時間をどう使い、どう選択するかは、皆さんの自由です。


しかし、私立校・中高一貫校においては特に、その結果に対して、
全てにおいて『自己責任』となりますので、後出しでの泣き言や、言い訳など、
通用しないということを覚悟して下さい。


うるさいようですが、この“一学期”で貯金を作ることで、私立校・中高一貫校においては、
かなり効率・効果的な勉強・学校生活、そして進級・進学となりえます。


一学期期末テスト後のテスト後の休み、約2ヶ月近くある夏休みという天国までは、
自分を追い詰めてでも、やることをオススメします。


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