ここではないどこかへ -Anywhere But Here-

音楽・本・映画・サッカーなど興味の趣くままに書いていきます。

ワールドカップ雑感

2006-07-09 21:54:54 | サッカー
曇り。

6月末から公私共に忙しく全くブログに手をつけられず・・・。
ワールドカップのベスト8以降も、イタリア対ウクライナの試合以外はがんばって早起きして見てはいたものの書く時間が取れなかった。
気がついたら7月も1週間が過ぎてしまったのに全く更新が滞ってしまった。
その間にワールドカップは見所の多い試合が次々に展開されるし中田は電撃的な引退の表明をしてしまうし・・・。
すっかり乗り遅れた感もあるのだが、ベスト8以降の試合をざっとプレイバックしてみたいと思う。

まずは準々決勝ドイツ対アルゼンチンの試合。
拮抗したなかなかスリリングな展開だったが、先制した後逃げ切りを図ったペケルマン監督のネガティブな采配が完全に裏目に出た。
良くも悪くもリケルメのチームだったのにそのリケルメを最後の最後で信じきれなかったところがアルゼンチン敗退の象徴劇だった。

準々決勝イングランド対ポルトガル
おそらくはイングランドの方がはるかに組織的な闘い方ができるはずだったのに
主将のベッカムが怪我による無念の退場を余儀なくされてから
チームとしてのまとまりを決定的に欠いてしまった。
ルーニーは98年のベッカムと同じ若さを露呈してしまい、結果的にイングランドを自滅に追いやった。
しかし、それでも長い時間を10人で凌ぎPKにまで持ち込んだ底力は大したものだった。
もうすこし長く見ていたかったチームだった。

準々決勝ブラジル対フランス
史上最高のブラジルは結局その輝きを一度も放つことなく舞台を去ってしまった。
"クワルテット・マジコ"と評された4人の華麗な攻撃はついに不発のまま。
決定的な「何か」が欠けたままブラジルは静かに去ってしまった。

準決勝ドイツ対イタリア
これも拮抗した試合になったが、ドイツがアルゼンチン戦に続く延長戦に疲れてしまったようだった。
この試合は90分が終わったところでビデオが切れてしまい、イタリアの決勝点を見逃してしまった。
したがってよく分からなかった試合だった。今大会どうもイタリアの試合ばかりを見逃してしまう。

準決勝
フランス対ポルトガル
ジダン対フィーゴという趣だった。大人のフランスが若いポルトガルをいなしてしまった。
フランスはジダンという錦の御旗の元に試合を重ねるごとに結束力が高まっているようだ。
でも正直なところここまで勝ち上がるとは思ってもみなかった。
ブラジルを破ったあたりから、憑き物が落ちた感じがする。

3位決定戦
ドイツ対ポルトガル
ドイが今大会で勝ち進むにつれてドイツ国内では国旗が振られナショナリズムが高まってきているという。
戦争の記憶からこの国ではナショナリズムの台頭には極めて敏感だというが、
今大会でむしろ東西ドイツの統一後初めての国を挙げての応援に
国民自体がナショナルフラッグのもと、ある種の陶酔を感じているようだ。
惜しくもベスト4で敗れてしまったドイツだが、この3位決定戦ではチームのためというよりもむしろ国民のために戦おうという雰囲気がしないでもない。
スタンドのドイツサポーターたちの顔を見ても充実感にあふれた笑顔が印象的だった。
つまりそうした力がポルトガルを押し切った格好となった。しかもシュヴァインシュタイガーという、
新星が2点を奪っての勝利にドイツは大いに沸いているのではないか。
惜しくもファイナルは逃したものの戦前の予想を覆すドイツの快進撃によって今大会はほぼ成功したといっていいだろう。

そして、明早朝いよいよファイナルが行われる。
泣いても笑ってもドイツの熱い一ヶ月はあと一試合を残すのみである。

7/8のランニング

2006-07-08 21:37:39 | ジョギング
曇り

とにかく膝を痛めたこととワールドカップのせいなのだ。
まったく走れていない。
6月は30キロそこそこ。これではどうにもならない。
ワールドカップが終わったら巻き返しだ?!

今日の距離:7キロ
タイム:36分59秒