マッシーの日本寸評

「日本を少しでもいい国に、住みやすい社会に」との思いから政治、経済、時事問題を感性の赴くまま自由に批評します。

セブン&アイHDのそごう・西武売却に思う

2022-11-21 20:24:46 | 経済

先日セブン&アイホールディングが傘下の百貨店子会社そごう・西武を米投資ファンドへ売却することを発表した。

セブン&アイHDがそごう・西武を買収したのが2006年のことだから18年の年月を経てそれ以前の状態に戻ってしまったということだ。

セブン&アイHD としては百貨店・スーパー・コンビニというそれぞれ商圏規模の異なる消費者流通チャネルをフルラインで備えることによりシナジー効果を狙い覇権を唱える目論見だったが結果的に成果をモノにする前に事業体が支えきれなくなってしまったように見える。

それだけ流通を取り巻く事業環境変化が激しいのか、消費者がいかに移り気なのか、いろいろ考えさせられるねぇ。

果たしてセブン&アイHDのこの間の損得勘定はどうだったのだろう。

外資ファンドだけが利益を掠め取るだけだとしたらちょっと悔しいねえ。

せめて売却先が和製の投資ファンドだとまだ許せるのだがそういうものでもないのかねぇ。(笑)

 

 

 

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更迭続出の岸田内閣に思う

2022-11-20 16:04:08 | 政治

岸田首相が外遊先での記者会見で「(総務相の辞職あるいは更迭について)首相として判断していきたい」と述べたようだ。

そういえば以前総務相は自身の辞職については「首相が判断されること」と言っていたような気がする。

ということは首相のこの言葉で更迭はもう決定的と言っていいだろう。

それにしても内閣改造後3人目の閣僚交代はあまりにも酷い。

この内閣改造は何だったのか。

今から思うと改造しなかった方がよかったのではないか(留任大臣はともかくとして)。

当該大臣に疑惑が浮上する都度首相はよく「説明責任」を口にした。

その説明責任が世の中の常識や批判に耐え得るものではなかったのだ。

これで岸田内閣の前途も一段と厳しいものになった。

さて首相は今後どんな秘策でこの政局を乗り切るのだろうか。

挙党一致かねぇ? 野党との協調迎合路線かねぇ? それとも信賞必罰ルールの徹底するのかねぇ。

いずれにせよ現内閣には常に正しい状況判断とスピードが大事だ。

 

 

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ソフトバンク松田のジャイアンツ移籍に思う

2022-11-19 09:23:31 | プロ野球

いささか旧聞だが先日プロ野球ソフトバンクの松田の読売ジャイアンツへの移籍が発表された。

記者会見ではお決まりの「熱男」のポーズも披露され意気込み十分だが反面来シーズン中どれだけそんな勇姿が見られるのか、ちょっと気になった。

ジャイアンツと言えばサードには岡本という絶対的な4番打者が存在する。

ショートだってまだまだ坂本が頑張るだろうし仮に坂本が居なくなったとしても若手がその跡を襲うに違いない。

恐らく松田もレギュラーの地位を望むものと思うがジャイアンツではその機会はなかなか難しそうだ、セカンドもファーストも。

代打要員ですら中島ほか先客が多数いる。

となるとベンチでのムードメ―キング以外仕事はない。

それではちょっと寂しいねえ。

記者会見に同席した原監督はどんな構想を持っているのだろう。

松田にもあえて確認してみたい、「鶏頭となるも牛後となるなかれ」という教えがあることを。

それにまだ人生は長いよ。

 

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日本維新の会新人議員のとんでも発言に思う

2022-11-16 20:57:52 | 政治

日本維新の会の新人議員中条きよし氏が国会で前代未聞のとんでもない発言を行っていた。

どんなつもりで新曲の紹介やでディナーショーの案内、PRを行ったのか、本当に理解に苦しむ。

本人は過去の芸能生活を断って議員生活に専念するため、と弁解していたがこの後付けの言い訳すら見苦しい。

かって同党の議員だった故アントニオ猪木氏が国会で「元気ですか!!元気があれば何でもできる。・・・」などとやっていたことを思い出すが今回の例は非礼度、悪質度においてこれとは比較にならない。

所属政党は厳重注意を行ったというがそれでも政党として大きなイメージダウンとなったはずだ。

こんな軽い処分で済まされることなのだろうか? 

氏は比例代表で議員の座を得たわけだから彼個人というよりもむしろ維新の会の(候補者)人選責任が問われることになるのではないか。

党執行部はもっと不明を恥じて真摯に謝罪すべきだ。

 

 

 

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ゼレンスキ―大統領のヘルソン訪問にロシアの落日を見る

2022-11-15 11:07:12 | ウクライナ紛争

ウクライナのゼレンスキ―大統領が南部の要衝ヘルソンを訪問し市民や戦士と主にロシアからの奪還を祝ったとのことだ。

ヘルソン周辺のウクライナ軍の攻勢はかねてから伝えられていたことだがゼレンスキ―大統領の入城によりその感を一層強くしたものだ。

プーチン大統領にとってはつい最近東南部ウクライナ4州の併合をアピールしたばかりなのにさぞかし無念の思いを胸にしていることだろう。

残念ながらウクライナの攻勢は当分止まらないのではないか。

今やゼレンスキ―大統領が口にしているようにヘルソンからの撤退は10ヶ月ほど続いた紛争の終わりの始まりかもしれない。

ロシア軍の予備役動員だって限界がある。

紛争の継続を忌避するロシア国民の国外脱出も後を絶たない。

最大のカギを握る米国も民主党も共和党も基本的にはウクライナ支持を姿勢を崩していない。

ロシアの落日は刻々近づいているようだ。

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