復興相が自身の疑惑について国会で説明する準備のために福島出張をキャンセルしたことが話題になっている。
復興相にとって被災地の視察や実情把握は本務中の本務だと思うが自身の不祥事対応を優先させたことはどうにも理解に苦しむ。
首相は「復興対策も大事、説明責任も大事」と同等に扱っていたがこれにも疑問を抱かざるを得ない。
やっぱり本務対応が先だろう。
説明責任対応準備は移動の途中や時間外、場合によっては夜を徹して行ったらいい。
そういえば復興相のお膝元である宮城県の知事も「福島出張を優先すべき」と言っていたそうな。
それに国会でこんなやり取り(疑惑説明に関わる質疑)すること自体国会の本来の姿ではない。
それでもまだ復興相は不安定な答弁を繰り返していた。
いつまでこんな国会空転が続くのか、・・・またぞろ首相の苦渋の決断力が問われそうだ。