選挙戦光景の異変に思う

統一地方選が始まった。

いつも通りの候補者掲示板が準備されているが今回はちょっと様子が違う。

我が横須賀市では市長選,市議補選が実施されるのだが数字の入った掲示枠が6枠のほかシートに覆われた６枠が存在するのだ。

察するところ立候補者が増えた場合のことを想定して多めに準備されているのだろう。

我が横須賀の場合精々２倍程度などだが東京などはさらに冗長幅（と言っていいかどうか容易に断じられないが）が大きい。

そういえば前回の地方選は候補者の乱立が随分話題になった。

候補者全員の質を直ちに決めつけるわけにはいかないが例の「２馬力選挙」など本人は当選するつもりもなく別の立候補者を応援する候補者も存在することを聞くにつけ選挙制度のルールに疑問を呈さざるを得ない。

選挙ポスターの代わりにペットの写真を掲示するのも論外である。

選挙の実施にはそれなりのコストがかかっていることを忘れてはいけない。

供託金の引上げ等ルール整備も必要だが有権者も試されていることも忘れてはいけない。

緊張感にない誠実さを欠く選挙戦なんてまっぴらゴメンだ。