goo blog サービス終了のお知らせ 

幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

ブレーキ踏んだ形跡なし 池袋暴走、事故車分析で判明 ”虚偽報告? or 自分の行為も認識できないか?”

2019-05-23 11:12:12 | 社会
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/ASM5Q4JCVM5QUTIL025.html 朝日新聞 2019/05/23
 東京・池袋で4月、旧通産省工業技術院の飯塚幸三・元院長(87)の乗用車が暴走し、母子が死亡、10人が負傷した事故で、車を分析した結果、アクセルは踏みこんだ形跡がある一方、ブレーキを踏んだ跡は残っていないことが、捜査関係者への取材でわかった。

 飯塚元院長は「アクセルのペダルが戻らなかった。何度かブレーキを踏んだが利かなかった」と供述しているという。警視庁は、飯塚元院長がパニックになり、ブレーキと間違えてアクセルを強く踏み続けたとみて、自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致死傷)の疑いで裏付けを進めている。

 捜査関係者によると、車にはアクセルやブレーキの操作の形跡が残る装置がある。警視庁が事故車の装置を精査した結果、アクセルを踏んだ形跡があったが、ブレーキを踏んだ跡はなかったという。

感想
他の死者がでている交通事故は皆逮捕されているのに、何故逮捕されないのか?
なぜ、さん付けで、そして今は元の肩書なのか?

マスコミ、警察が特別待遇していると思わないと理解できないです。

車にアクセルやブレーキの操作の形跡が残る装置があるおを初めて知りました。
ブレークは問題なかったとのこと。
とういうことは、
・虚偽報告をしている
・自分の行為も認識できないほど知的レベルが落ちている
のどちらかになります。

事故が起きた直後に息子を含め何カ所かに電話されたそうです。
電話をするほどの力があったことになります。
電話するよりも、被害者のことを気にするものだと思うのですが・・・。

詩織さんの準強かんや娘をレイプしても無罪になったようなことがこのケースでも起きないことを願います。

「炭素はすごい なぜ炭素は『元素の王様』といわれるのか」齋藤勝裕著 ”毒にも薬にも覚せい剤にも!”

2019-05-23 10:54:00 | 本の紹介
・炭素を使って年代を測定できる?
14Cは電子(β線)を放出します。その結果14Cの中性子が陽子になり、原子番号が1だけ上がります。つまり14Cが14N、窒素原子になるのです。
反応14C⇒14Nの半減期は5730年です。生きている木があったとしましょう。この木は空気中の二酸化炭素を吸って光合成をして、炭水化物などとしてCを自分の中に蓄えます。したがって、この木の14C濃度は空気中の14C濃度と同じです。しかし、木が伐り倒されたら光合成は止まります。外部から14Cが供給されることはありません、一方、木の内部では14Cが減少して行きます。

・最大のダイヤモンド「カリナン原石」3106カラット

・ダイヤモンドの埋蔵量はまだまだ豊富
 ロシアとボツワナで、両国とも全世界生産量のおよそ25%ずつを生産しています。全世界の天然ダイヤモンドの生産量は、2011年で1憶3500万カラット。27トンです。推定埋蔵量は数兆カラットといいます。

・フローレンは真珠より丸い

・粘り強いカーボンナノチューブ

・セロハンテープで研究が進んだグラフェン
 グラファイトにセロハンテープを貼り、それをはがすのです。するとセロハンテープには一層のグラフェンがくっついてくるというのです。

・サリドマイドは光学異性体存在します。片方には催眠性があり、もう片方には催奇形性があったのです。片方を服用しても、体内に入るとおよそ10時間で来雲豪物になるのです。

・サンゴ礁や石鯛の毒(パリトキシン)
 サンゴ礁の毒と呼ばれるものは何種類かありますが、中でも強力なのはパリトキシンと呼ばれるもので、サンゴ礁に住むある種のスナギンチャクが生産する毒です。“トキシン”というのは一般に「ポイズン」と呼ばれる毒のうち、生物が生産する毒だけを指す一般名です。

・「燃焼反応の逆」が光合成
 CO2+H2O⇒炭水化物

・香水をつけて10分くらいの香りをトップ・ノート
       20~30分     ミドル・ノート
       さらに残る     ラスト・ノート

・毒と薬は「さじ加減」
狂言の「附子」で有名な毒「ブス」は、トリカブトの毒です。ところが、漢方薬ではブスは強心剤として用いられるのです。   
・ヒガンバナの根には毒があります。人が植えなければ増えません。このような毒草を植えて増やすのはなぜでしょう? 理由は2つあります。
1)地中の動物、モグラなどを寄せつけないためです。
2)救荒作物としてです(飢饉になったときの最後の食物)。ヒガンバナの根にはイヌリンという毒が含まれ、そのままでは食べられません。しかしイヌリンは水溶性のため、入念に水洗いすれば流し去ることができます。最後に残ったデンプンは食用になります。

・「フグ毒」と「トリカブト毒」を両方飲んだらどうなるか?
 フグ毒のテトロドトキシンはトリカブト毒のアコニチンと同じ神経毒です。しかし、神経細胞への両者の働き方はまったく逆です。すなわち両者は対立関係にあるのです。では、この両者を同時に摂取したらどうなるでしゅうか?
このような事件が実際に起こりました。1986年に起こった「沖縄トリカブト殺人事件です。この事件を解明するため、マウスにテトロドトキシンとアコニチンの混合物を飲ませる実験が行われました。その結果、体内で両毒のつぶし合いが起ることがわかりました。両毒の量が釣り合った場合には、マウスには何事も起こりません。しかし、どちらかが多かった場合には、生き残った毒がマウスをを殺します。重要なことは、つぶし合いが行われている間は、マウスは正常だということです。犯人はその間、場合によっては数時間、アリバイが稼げるのです。この事件の犯人は無期懲役の刑になりましたが、2012年に病気で獄死しました。

・日本産のヘビの場合、毒として最も弱いのはハブ毒であり、マムシ毒はその3倍、さらにヤマカガシ毒はその3倍、すなわちハブ毒の9倍という強さだったのです。ただし、体の大きさはハブ>マムシ>ヤマカガシの順なので、噛まれたときに注入される毒の強度としては、ハブ>マムシ>ヤマカガシの順になるのだそうです。

・健康と引き替えに疲労を忘れさせる「覚せい剤」
「日本薬学会の産みの親」といわれる長井長義は、漢方薬の麻黄を研究し、1885年にエフェドリンという有機分子を単利しました。エフェドリンはぜんそくに薬効があったので化学的に合成しようと試み、1893年にメタンフェタミンを合成しました。1887年にはルーマニアの化学者が、同じ試みの中でアンフェタミンを合成していました。研究の結果、この2種の薬物には睡眠薬の逆の効果、すなわち、眠気をとり、意識を覚醒させる効果があることがわかりました。そのため、覚せい剤と呼ばれることになりました。

・燃える氷「メタンハイドレート」
 水とメタンが結合したものです。

・技術の進歩で採掘可能になった「シェールガス」

・ダイナマイト~ノーベル賞の賞金の原資
 ニトログリセリンはグリセリンに硝酸と硫酸を作用させて得られる黄色の液体で、水より重いです。爆発力は協力ですが、非常に不安定であり、ちょっとした衝撃でも爆発してしまいます。アルフレッド・ノーベルは、ニトログリセリンを珪藻土に浸み込ませると、安定した爆発力の強い爆薬になることを発見しました。
 ニトログリセリンは爆薬としてだけでなく、狭心症の特効薬としても知られています。かつて、ダイナマイトの製造工場で働く工員の中に狭心症の持病をもつ人がいたのだそうです。彼は家ではときどき発作を起こすのですが、工場で起こしたことはありませんでした。そのことがきっかけになって、ニトログリセリンの効果が発見されたといいます。

・パナマ運河の建設に貢献したダイナマイト

感想
化合物の構造が変わるだけで、毒にも薬にもなったりします。
また量によっても変わります。
それは生き物もまた化合物で構成されているからなのでしょう。
それをどう活用するかが人の智慧でもあり、愚かさでもあるのでしょう。