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幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

国の借金、昨年度末1103兆円 3年連続で過去最大額を更新 ”赤ちゃんからお年寄り含め、一人当たりの借金約874万円!”

2019-05-19 08:46:08 | 社会
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190510-00000136-kyodonews-bus_all KYODO 5/10(金)

 財務省は10日、国債や借入金などを合計した「国の借金」が、2018年度末時点で1103兆3543億円になったと発表した。17年度末に比べて15兆5414億円増え、3年連続で過去最大額を更新した。13年度末から6年続けて1千兆円を上回っている。

 社会保障費などの財源を赤字国債で賄ってきたため、満期10年以上の長期国債が増えた。総務省推計の4月1日時点の総人口(1億2623万人)で割ると、国民1人当たり約874万円の借金を抱えている計算だ。

 借金の内訳は、国債が976兆8035億円で、17兆6622億円増えた。金融機関などからの借入金は53兆2018億円。

感想
借金を増やして景気を高めてきましたが、ここにきて景気も後退しているとのことです。
おれよりもなにより、他の国だと大問題になっているのですが。
この借金は子どもたちの負債になるのですが・・・。
今さえ良ければ良い。
それでは借金を増やして不必要なものを購入したり、旅行したりしているのと同じではないでしょうか?

「『生誕100周年記念』新見南吉」別冊太陽 ”でんでんむしのかなしみ”

2019-05-19 08:40:40 | 本の紹介
五木寛之の半田市(新見南吉の故郷)での講演
「ごんぎつね」「手袋を買いに」「でんでんむしのかなしみ」
29歳で結核のために死去しています。

第26回IBBYニューデリー大会基調講演
ここでは,第26回IBBYニューデリー大会(1998年)における皇后陛下の基調講演の内容を講演では時間の都合上削られた箇所も含めて掲載しています。
http://www.kunaicho.go.jp/okotoba/01/ibby/koen-h10sk-newdelhi.html
まだ小さな子供であった時に,一匹のでんでん虫の話を聞かせてもらったことがありました。不確かな記憶ですので,今,恐らくはそのお話の元はこれではないかと思われる,新美南吉の「でんでんむしのかなしみ」にそってお話いたします。そのでんでん虫は,ある日突然,自分の背中の殻に,悲しみが一杯つまっていることに気付き,友達を訪(たず)ね,もう生きていけないのではないか,と自分の背負っている不幸を話します。友達のでんでん虫は,それはあなただけではない,私の背中の殻にも,悲しみは一杯つまっている,と答えます。小さなでんでん虫は,別の友達,又別の友達と訪ねて行き,同じことを話すのですが,どの友達からも返って来る答は同じでした。そして,でんでん虫はやっと,悲しみは誰でも持っているのだ,ということに気付きます。自分だけではないのだ。私は,私の悲しみをこらえていかなければならない。この話は,このでんでん虫が,もうなげくのをやめたところで終っています。
あの頃,私は幾つくらいだったのでしょう。母や,母の父である祖父,叔父や叔母たちが本を読んだりお話をしてくれたのは,私が小学校の2年くらいまででしたから,4歳から7歳くらいまでの間であったと思います。その頃,私はまだ大きな悲しみというものを知りませんでした。だからでしょう。最後になげくのをやめた,と知った時,簡単にああよかった,と思いました。それだけのことで,特にこのことにつき,じっと思いをめぐらせたということでもなかったのです。
しかし,この話は,その後何度となく,思いがけない時に私の記憶に甦って来ました。殻一杯になる程の悲しみということと,ある日突然そのことに気付き,もう生きていけないと思ったでんでん虫の不安とが,私の記憶に刻みこまれていたのでしょう。少し大きくなると,はじめて聞いた時のように,「ああよかった」だけでは済まされなくなりました。生きていくということは,楽なことではないのだという,何とはない不安を感じることもありました。それでも,私は,この話が決して嫌いではありませんでした。

感想
新見南吉さんの名前を、上皇后の講演で知りました。
「ごんぎつね」は何か人の人生を表しているように感じてしまいました。
一方、「手袋を買いに」は人の温かさを感じました。
結核のため、好きな人との結婚を諦めました。
自分と結婚しても幸せにならないと思ったのでしょうか。