IE9とSVG・・・狼少年？

1月5日付のIEblogに、「マイクロソフトが W3C の SVG ワーキンググループに参加したい旨
を申し込んだ！」と書かれていることが話題になっています。

私も、昔々 SVG に夢中になっていた時期があったので、気になる話題なのですが、実は
マイクロソフトには前科があるのですよねぇ！

SVG は、その昔 マイクロソフトの VML と、アドビの PGML とが、W3C のもとで集約されて
出来上がったもので、最初に発表された
　Scalable Vector Graphics (SVG) 1.0 Specification　W3C 勧告（Recommendation）
（2001年9月4日発表）には、「author」として

　John Bowler, Microsoft Corporation
　Tuan Nguyen, Microsoft Corporation
の２人の名前が載っていました。

この為、いずれ「IE」も「SVG」に native 対応するだろうと、楽しみに待っていたのですが、
きれいに裏切られ、その後 マイクロソフトは独自の道を歩み、「XAML」を作り上げました。

そして、今日 「IE」は メジャーなブラウザの中では、唯一「SVG」対応を表明していない
ブラウザとなっています。

従い、そんなマイクロソフトが 「何で今更？」と云う疑問の方が先にきてしまいます。
「狼少年」にならないことを祈ります！