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よちよち歩きのたわごと

よちよち歩きの素人が 勝手な事を書いています。

七天王塚付近の地形

2010-04-20 09:58:30 | 郷土史
一昨日の続きですが、大谷克巳氏は「千葉の牛頭天王」の中で、千葉大構内の塚について  ・明治34年(1901年)第一高等学校医学部が千葉医科専門学校に改められた時  ・昭和8年(1933年)現医学部本館(旧大学病院)が建設された時 の2度、塚の周囲が 多少埋められた形跡がある。 と述べておられます。 加えて、私は  ・現在 現医学部本館と現大学病院をつないている「尾根上の道路」と、その両側の . . . 本文を読む
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七天王塚と牛頭天王

2010-04-18 09:41:42 | 郷土史
今、大谷克巳氏が書かれた「千葉の牛頭天王」と題する冊子を読んでいます。 数々のデータを基に 分析・調査しておられ、  ・七天王塚は 千葉氏と直接の関係はない。  ・安永二年(1773年)に、小古墳および千葉城土塁跡に石碑を置いて、造営された。 と、むすんでおられます。 だけど これって、「安永二年に、誰かが 言い伝えを基に「牛頭天皇」を復活させた!」 とは言えないでしょうか? ただ 悪乗りしす . . . 本文を読む
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七天王塚と思い出

2010-04-14 15:19:59 | 郷土史
ここのところ 何度が 亥鼻の七天王塚の周りをうろうろしています。 上図は 現在 塚がある位置を示しているのですが、実は 子供の頃 1号塚の すぐ近くに 住んでいまして、当時は 囲いも 由緒の掲示も なにもありませんでしたので、塚の木の 根っこの間を登ったり降りたりして、走り回っていました。 2号塚は 良く覚えているのですが、医学部構内のものは「あったかも知れない!」程度の 記憶しかありませ . . . 本文を読む
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大椎城と千葉氏の館

2010-04-11 15:25:33 | 郷土史
大治元年(1126年) 千葉氏は 土気の大椎城を出て、千葉に移って来たことになっています。 千葉に移って来て 最初に作った館は 何処にあったのでしょうねぇ! 現存の大椎城の遺構は、戦国時代に 土気城に居た酒井氏が支城として整備したもの とのこと ですが、場所的には 亥鼻山と同様 台地の上に作られています。 そうすると、千葉氏は 長年 台地の上に居を構えて来た訳ですから、いくら将来性を考えて 千 . . . 本文を読む
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都川開削と千葉氏の館

2010-04-04 08:52:26 | 郷土史
先ず 下の図ですが、亥鼻山のすぐ下を 「結城浦に届く程度に 東西に開削した!」とすると、 意外に その距離は短いことが判ります。 又、地図上の都川は蛇行していますが、これは後世の「水流による侵食作用」に依るものと 考えて良いのでは?思っています。 それから、都川開削の主目的は 「庄園の開発」であった訳ですから、千葉氏は 「湿地帯が 水田化されて行く様子が 一番良く見える場所に 自分の『館』を . . . 本文を読む
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都川は千葉氏が開削した?

2010-04-02 13:38:55 | 郷土史
本町二丁目交差点の辺りは微高地になっています。 それなのに 何故、すぐ近くの大和橋の処を 都川は流れているのでしょうねぇ? 今、齋藤正一郎氏が書かれた「改稿 都川物語」と題する小冊子を読んでいるのですが、 同氏は その中で 「都川は千葉氏が開削した!」との考察をしておられます。  齋藤正一郎氏は 高校教師をされる傍ら、湧水・谷津田・等々、千葉の自然環境を調査  研究された方で、小冊子の行間行間 . . . 本文を読む
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猪鼻城跡≒千葉氏が住んでいた館跡

2010-02-17 17:39:59 | 郷土史
これまでの通説では  「猪鼻城跡=千葉城跡」  「千葉城跡=千葉氏が住んでいた館跡」 となるのですが、「猪鼻城には 千葉氏は住んでいなかった!」とする論文を読みました。 発掘調査の結果・等々をもとに考察されていて、なかなか説得力のあるものです。 その論文では、  ・猪鼻山が 城郭として使われたのは、戦国時代になってから!  ・千葉氏の館は、鎌倉時代の一般的な姿である「低地の市街地」にあったので . . . 本文を読む
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猪鼻城の範囲は?

2010-02-10 13:40:57 | 郷土史
今、「猪鼻城」に興味があって、調べまくっています。 その中で 「比定する」と云う言葉を始めて知りました。要は 「はっきりしない事を、比較・ 考証して判定する!」のだそうです。 「猪鼻城跡」も然り!で、比定している資料ばかりで、真実の処は判らない。 ところが その方が 空想が膨らんで 面白い! (まじめに研究されておられる方々には 怒られそう!) きっかけですが、今 郷土資料館で開かれている「 . . . 本文を読む
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