グリーンベルト視察

株式会社グリーンベルトをエコネットワーク津山の5人で視察した。
てんぷら油などの食用廃油を回収し、精製しバイオディーゼル燃料(BDF)にして、
自グループの重機、トラック、ダンプに使っている。
元は家屋解体・土木工事・産業廃棄物収集運搬の会社である。
古材の販売も始めた。

元ミニゴルフ場と打ちっぱなしのゴルフ練習場のあった津山二宮で
ひかり学園の下である。
10年ぐらい前はゴルフのラウンドに出る前日よく来たものである。

時代の流れを感じた。
ゴルフ場は解体・リサイクル施設に。
土木は産業廃棄物収集運搬会社に。

案内してくださったのはバイオ事業部の西田部長である。
他の会社で営業をやっていて退職してこの会社に来られた。
人という資源のリサイクルと言ったら失礼であろうが、逸材である。

1年前からバイオ事業を始めた。
今年は今の機械の2倍の能力の機械を、入れて1日600リットルの精製を行いたい。
視察が終わったら、新しい機械を入れるとのこと。
これで、うちの重機全部の燃料をまかなえると。

「この重機はてんぷら油で動いています」のステッカーを貼って地域社会の環境貢献です。

1リットル10円(20リットル以上)で買取、回収

100リットルから95リットルの燃料ができます。
精製率95%。
残りの5%は洗剤に使います。
重機・トラックの洗浄に使います。
捨てるものはありません。

精製機は洗濯機を4倍にしたぐらいで小さい。
自動でなく、手と目と感に頼っている。
大掛かりでなく採算を考えている。

てんぷら油のムッと来る匂いはありません。
食堂の裏を歩いた時のそれもかすかなもの。。

・ゴミ施設の嫌な臭いもない。
オイルの臭いもない。
臭いも環境に優しい。
春空の中、気持ちよい視察となった。

リユースプラザ「くるくる」での回収事業のビラもできていた。
びっくり。

もったいない。
捨てるものはありません。
混ぜればゴミ分ければ資源。
それの実践。
民間で。

津山もここまで来たのがうれしい。
親子エコフェスタの目玉になる。






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