岡山環境フォーラム2014「地球温暖化の過去・未来」

岡山環境フォーラム2014に参加しました。
1、「京都議定書の約束期間を振り返って」土居健太郎(環境省)
2、「地域での温暖化防止の取組み」中平事務局長
3、「温暖化最前線 IPCC第5次評価報告書の解説」江守正多氏

国立環境研究所の江守正多氏の「温暖化最前線 IPCC第5次評価報告書の解説」では、IPCCの気候変動について、政策判断を行わない。20世紀半ばの世界的平均気温上昇の半分以上は人為起源の要因による可能性が極めて高い(95%以上)。気温上昇や海面上昇の予測。CO2を大気から吸収する技術が必要。機構変動関連リスクについては国、地域、世代、社会的属性によって異なる。誰がリスクを判断するんのかについては、
・専門家の持っている質の高い情報を共有し
・社会の多様な人々の意見を聞きながら
・透明性の高いプロセスに基づき
・政治的責任において判断されるべきではないか?
課題として
・そのような仕組みが構築できるか
・関係者相互の信頼関係が構築できるか
という講演でした。

地球温暖化のリスク判断について非常に勉強になりました。(堤)
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おかやま環境フォーラム「地球温暖化の過去・未来」
日時:2月20日(木)13:30~16:30
場所:山陽新聞さん太ホール
13:30~ 開催・主催者挨拶
13:35~14:15 講演1
   環境省担当職員(環境省)
   「京都議定書の約束期間を振り返って」
14:15~14:30 事例発表
   岡山県地球温暖化防止活動推進センター
   「地域での温暖化防止の取組み」 
14:40~16:10 講演2
   江守正多氏(独立行政法人 国立環境研究所地球環境
           研究センター 気候変動リスク評価研究室長)
   「温暖化最前線~IPCC第5次評価報告書の解説~」
16:15~16:30 質疑応答・閉会

主 催:(公財)岡山県環境保全事業団 
     岡山県地球温暖化防止活動推進センター
後 援:環境省中国四国地方環境事務所、岡山県、岡山市、倉敷市
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2014年2月16日(日) 山の学校 「大山祇神社と鷲ガ頭山」登山

山の学校  「大山祇神社と鷲ガ頭山(435m)」   2014年2月16日  23人+1匹

 中部から関東地方がかつてない大雪に見舞われた翌々日は晴れた暖かい日、瀬戸内海の大三島にある大山祇神社から鷲ガ頭山に登りました。二千年とも言われる古い歴史の大山祇神社山門から楠の巨木で覆われた参道を通り本殿で安全祈願して出発。整備された歩道を行くと岩山が眼前に。急坂を登ると安神山(267m)、岩尾根を通り踏み固められた雪の滑りやすい道を山頂へ。下りは急坂を入日の滝経由で帰りました。


大山祇神社山門から出発(クリックすると画像が大きくなります)


岩がむき出しの安神山


仏様に似た岩の横を通過


瀬戸内海を見下ろしながら山頂へ


山頂手前では残雪にびっくり


山頂で全員集合(クリックすると画像が大きくなります)


入日の滝


モアイ像に似た大岩
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第一回おかやま環境教育ミーティング

第一回おかやま環境教育ミーティングに参加しました。
持続可能な社会に向けて環境教育の輪を広げるため、岡山県内外の教育関係者、市民団体、行政、企業から150名を超える参加者がりました。志賀誠治さん(人間科学研究所所長)の司会進行で、西村仁志さん(広島修道大学人間環境学部准教授:津山市環境基本計画作成時にお世話になりました)の基調講演「環境教育の可能性」があり、午後からおかやまエコスクール表彰式、ブース展示(19団体)、最後にパネルディスカッションがありました。
エコネットワーク津山はブース展示で、活動紹介、出前事業のパネル展示に、リサイクル小物、風呂敷などを展示し、多くの方の見学と質問がありました。
西村さんの基調講演では、東北の震災、原発事故以降、現状の環境教育を見直さなければならないという意見があり、「環境教育」=「社会教育」であることを痛切に感じました。最後のパネルディスカッションでは会場から、立場の違う参加者の活発な意見が出され非常に有意義なミーティングでした。
エコネットワーク津山からは3名の参加。(堤)
  2月11日(火)10:00~17:00
  国際交流センター8階イベントホール
  主催:岡山県、岡山県環境教育ミーティング実行委員会
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2014年2月4日(火) 山の学校 大山スノーシューハイキング 

2014年2月4日(火) 山の学校  「大山スノーシューハイキング」   9人

 再び冬型の予報。米子道の擂鉢山トンネルを抜けると一面真っ白。蒜山から烏取県に入ると雪は無くなるも大山が近くなると再び雪が激しくなる。中の原スキー場の上部からブナやミズナラの林に入り、大きなブナの瘤や巨大なブナを見ながら、普段は入れないヤブの林も雪で歩きやすい。雪が激しくなる中、元谷小屋まで歩き食事。貸切の小屋は以外に暖かくメンバーの作ってくれたコーヒーの美味しかったこと。大神山神社、大山寺を経由して戻りました。


巨大なブナの前で(クリックすると画像が大きくなります)


雪の林道を歩く


元谷小屋の下で(クリックすると画像が大きくなります)


下山神社


金門の地蔵
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