モーツァルトやベートーベンなど数々の有名な作曲家を生み出したヨーロッパ。その、ドイツの森は、自然林は国土の約30%と以外に少なく、日本は約70%も有ります。
ただし、その違いは、ドイツの森はなだらかな平地に点在し、ほとんどが人の手による人工の森で、日本の森は、急峻な山地に多いのが特徴です。
ドイツの森は「子供や人間を守るところ」というイメージが強く、人々も森に入るのがとても好きです。日本の森は「天狗が住むところ」など、怖いイメージが多いようです。
ヨーロッパは、日照が弱く短い為、樹木が成木となるには100年~150年もかかります。日本では、「女の子が産まれたら桐の木を植えて、嫁に行くときタンスにする」といわれるぐらい木の成長が早いです。
そんな厳しい自然環境の中で、「この世が明日滅びようと、私はリンゴの木を植える」という、ドイツ人気質を表す言葉が有るそうです。
(参考 NHKラジオ 2006.2.1)