ECOファームやまぎし★☆ブルーベリーとやさいの農園日記

癒しの森の長野県信濃町、黒姫山の麓でエコな農業を目指してブルーベリーとやさいを作っている家族と仲間の話です。

もうすぐ春ですね

2009-02-28 14:40:46 | 農園日記
朝晩は寒くても日差しは強く日中は暖かい。
いつもは2月下旬に陽だまりで咲き始める「オオ
イヌノフグリ」もすでに1月から咲き始め今では
庭のあちこちで咲いている。



水仙やクロッカスの芽も伸びてきて水仙はつぼみが
膨らんでいる。うめも長野ではいつもは3月下旬の開
花ではあるが、今年は3月中旬には咲きそうだ。




いつも3月になって梅のつぼみが膨らんだり、水仙が
咲いたりするとわくわくしてくるが、今年はちょっと
待てよ、変だぞ。  と思ってしまう。
また、景気がこれからどうなるのかも気がかりだ。

ありとキリギリス

2009-02-26 19:08:53 | 農園日記
ありとキリギリリスの話し

ありさんは春から夏までせっせと働き冬に備えてえさを蓄えました。
キリギリスは歌を歌って遊んでばかりでちっとも働きません。
でも、夏の間は食べ物には困りませんでした。

そして冬が近くなると

ありさんはさらにせっせ、せっせと働きました。キリギリスさんにも
働いたほうがいいよといいましたが、キリギリスさんは働かずにいます。

そして、雪が降ると

キリギリスさんは寝るところも食べ物もなく凍えてしまいました。

ありさんは親切なので食べ物を売ってあげました。でもキリギリス
さんはすぐお金がなくなってしまったので、新しい特別なお金を作り
それで食べ物を買うことにしました。

 ありさんは蓄えた食べ物をキリギリスに渡し、キリギリスさんから
お金をたくさん受け取りましが、もう食料も尽きてしまいました。
そしたらキリギリスさんは隣のありさんのところにいって食料を
買って冬を越しました。
 春になるとまたありさんは働きはじめましたが、キリギリスさん
は働かずお金を作ることにしました。すると隣のありさんは「もう
お金はいらない」といって、キリギリスさんに食べ物をやらないこ
とにしました。
 でも、こっちのありさんはやはりキリギリスさんのためにせっせ
と働くことにしました。

おしまい(ん?何の話?)

たね入荷

2009-02-22 16:16:02 | 農園日記
通販で買っているたねが一部入荷した。



今年は何を植えようかいろいろ考えて、たねを注文するのは
冬の間の大きな楽しみだ。結局注文するたねは大体同じなの
だが、やはり種が届くとわくわくする。そして、早く春が来
て畑を耕して種をまきたいと思う。種の産地をみるとトマト
の類は中国、かぼちゃはタイ、ブラジルとやはり外国産だ。
豆類だけは北海道産とある。たねも国産では割りに合わない
のか。今年は暖冬といっても、畑ができるのは5月の連休く
らいからか。あと2ヶ月半、その頃日本の政治状況や経済状
況そして日本を取り巻く世界はどうなっているのだろうか?
今の世の中1ヶ月先もはっきり読めない。そんな気がする。
 

春の嵐と日本経済

2009-02-21 07:40:02 | 農園日記
きのう新潟へ出張。帰りは大荒れの天気で吹雪の中を車で
帰ってきた。直江津から妙高高原、信濃町としばらく暖か
い日が続き雪がほとんどなかったのが、久しぶりに真冬の
景色になっていた。今朝は長野市内でも積雪があり少し
つぼみが大きくなった梅もすっかり凍えていた。



この春の嵐とともに今日本には不景気の嵐が吹き荒れている。
それもいつ通り過ぎるかも、どこまでひどくなるのかもよくわから
ない。減産のため毎週金曜日は休みとかはふつうで、4月末まで
一時帰休の会社もあるという。さらには事業縮小や工場閉鎖の
ニュースも連日ように流れる。「3月を何とか乗り切れば、5月
頃には少し上向くのでは」というのが今の皆の一縷の希望だろう。

なんとか希望の持てる経済状況となってほしいが、なかなか
出口は見つからない。100年に一回の経済恐慌の引き合いと
して大正恐慌とそこから脱出した当時の財務大臣の高橋是清や
アメリカのルーズベルト大統領の手腕に学べという人がいる。
確かに参考にはなるが同じ手法で経済がよみがえるだろうか?
高橋是清は政府の紙幣を発行し(急遽であったため片面白紙)
銀行に大量に積み上げ多くの預金者を安心させ銀行の取り付け
騒ぎを解消した。これにより不況脱出につながったとされる。
そこで最近日銀の紙幣とは別に政府紙幣を発行し景気回復を
はかろうという話がたびたび出る。しかし、いまはインター
ネット社会た。株も証券も為替も世界中が瞬時に取引をして
いる中で政府発行の紙幣は役に立つのだろうか?
金融不安を和らげるというためには限定的でむしろインフレ
につながるのではないかと思う。
 この機会に日本の将来についてしっかり考えてみたい。

富士山と春の陽気

2009-02-15 09:05:17 | 農園日記
先週静岡に仕事で出かけ久しぶりに朝霧高原から
きれいな富士山を見ることができました。



私たち家族は長年富士吉田市に住んでいたので
富士山はたびたび見ていましたが、久しぶりに
見るとあらためてその美しさに感動します。
 帰りの翌日は曇って富士山は望むことはでき
ずその後は春の嵐になったり、静岡市では早夏
日の気温を観測したりとまさに異常です。

こんな年は農家は心配です。特に果樹農家はもし
開花が早くなってしまい、その後気温が下がり霜
が降りると実をつける花が全滅してしまうからで
す。たとえ一回の霜でもその年の収穫は激減して
しまう。気象の異常は農家にとっては死活問題と
なります。

冬の五箇山

2009-02-11 08:52:37 | 農園日記
日・月と長女か嫁いだ五箇山に出かけました。
真冬の日本海と雪に覆われた山奥の村をイメージして
いったのですが、暖冬の今年は例年になく雪が少なく
道中も五箇山も真冬の景色はありませんでした。
五箇山ではちょう菅沼集落で年に一度の「あかり祭り」
が行なわれており、ライトアップした集落と雪で作った
ステージでの民謡をみることができました。
 昨年全面開通した東海北陸自動車道により中京方面
からは日帰り圏となったようで、たくさんの観光バス
が来ていました。


雪のステージでの「こきりこ」(暗くてすいません)


これからこの五箇山も観光客のいっそうの誘致で地域
振興をはかるのか、それとも観光を制限して素朴さを
守るのか選択が迫られるのだろう。地域の活性化は大
事であるが、それによって地域のよさや伝統・自然が
失われてしまった例は各地にある。なんとか五箇山の
自然と素朴さをいつまで受け継いでほしい思う。


円天生活

2009-02-07 07:58:53 | 農園日記
どうしてこんな単純なことで人間はだまされるのかと思う。
「円天」でL&Gの会長や幹部が逮捕されたとのニュース。
現金10万円で毎年10万円天が使える。とか、100万円
投資すれば年36万円の配当か得られる。とか、冷静に考え
ればあり得ないこと、短期的には成り立ってもいずれは行き
詰まることは自明の理だと思うがこのようなネズミ講まがい
いや詐欺まがいの行為はあとがたたない。また、それにつら
れるひとも後を絶たず、被害者が加害者ともなっているので
事件として立件するのも難しいようだ。今回の逮捕もおかし
いとさわがれてから1年7ヶ月後の逮捕である。景気が良い
といわれるときに景気のいい話にすっかり乗ってしまったわ
けで、更に会員が会員を増やしたのだろう。近所でも時々健
康食品やサプリメント、健康商品の販売所がオープンしお年
寄りがたくさん出入りしている光景に出くわす。このような
ショップはたいがい2,3ヶ月で店を閉め移ってしまう。
短期に利益をあげ、訴えられないうちに移動してしまうので
あろう。そして不思議と大金を出しても被害届けは少ない
ようなのだ。ある程度お金を持った寂しいお年寄りを相手
にしたひどい商売だと思うが、そのようなお年寄りを作り
出しているのも現代社会であろう。
 円天の会長は悪いことはしていない。謝るつもりはないと
開き直っているが、考えてみれば今回の世界経済危機はアメ
リカがサブプライムローンをはじめいろんなローンを乱発し、
返す宛もない借金をふくれ上げさせた結果である。
つまり「円天生活」をアメリカを上げて謳歌してきたわけだ。
冷静に考えればこのままいつまでも続くはずはないという事
はわかっていたのではないだろうか。その米ドルや米国債
を各国が何とか買い支えて持ちこたえている。これはL&G
の国家版ではないかと思う。

景気の先行きに思うこと

2009-02-02 06:32:22 | 農園日記
 大企業が先を競って決算の下方修正を発表していいる。
数千億円の赤字との発表が相次いでいて数千億円が何なのか
見当もつかない。つい半年前までは過去最高の売り上げとか
過去最高の利益とかいっていたのではないだろうか。すでに
アメリカの住宅バブルの崩壊は一昨年からはじまっていたの
に、この一年の間には何もできずリーマン・ブラザーズの破
綻で景気後退(破綻)が一気に表面化してしまった。
仕事柄出張が多いがこのところ高速道路は比較的すいている
と思える。東京都内の首都高も大阪の阪神高速も渋滞マーク
は全く表示されておらず大変スムーズに移動できる。新幹線
も比較的すいている。日本全国で生産調整や減産仁踏み切っ
ているだから当然と言えば当然だろう。以前正月は東京の大
気が澄むといわれた。年末年始が休みとなるためだった。
今年は空がずっと澄んでいるような気がする。もしかしたら
今回の景気後退は地球環境にとっては良いことなのかもしれ
ない。そう考えれば経済ショックはあまりの人間の無節操ぶ
り環境・資源の浪費に神様(又は仏様)が冷水を浴びせたと
いえる。(ちょっと冷たすぎたが)
 日曜の番組ではコメンテイターや経済アナリストが定額給
付金は経済対策にならないとか、逆に一人10万円は必要だ
とか景気浮揚の応急策の話ばかりしているが、昨日のコメン
テイターの一人(女性であった)は何をしても元に戻ること
は無いのだからもっとこれからの日本のあり方を元に議論を
し政策・経済対策をすべきと言っていた。
 もっともだと思った。いくら日本がカンフル剤を打ったと
ころでもうアメリカ経済が以前のようによみがえることはな
いのだから。
 

人生の楽園

2009-02-01 09:03:30 | 農園日記
 お気に入りのテレビ番組に「人生の楽園」がある。
土曜日の夕方、こんな生き方もあるよなあーと見ている。
こんなあくせくした世の中ではきっと全国にファンが多いだろう
なあと思う。いまどんなに恵まれた生活をしている人でもこんな
田舎暮らしのあこがれは持っているものなのだろう。でもこの番
組に出てくる人は退職金でお店を始めたり、年金で悠々と暮らし
たりという成功物語が多い。テレビなのだから当然と言えば当然
であるが、「人生の楽園」は退職金や自由に使えるお金が1千万
円以上あり、年金等で日々の生活には困らない人の話である。
でも、田舎暮らしや農業ではなかなか生活がなりたたないが現実
である。「田舎暮らし=人生の楽園」とはならない事を思いなが
も、この番組の人たちの生き方にあこがれてしまう。

 きのう須坂市に行ったので、動物園にローカル的には有名な赤
カンガルーのハッチを見に行った。寒空ではあったがサービス精
神を発揮し、小屋から出てサンドバック相手に格闘を見せてくれ
ていた。ありがとうね。