ECOファームやまぎし★☆ブルーベリーとやさいの農園日記

癒しの森の長野県信濃町、黒姫山の麓でエコな農業を目指してブルーベリーとやさいを作っている家族と仲間の話です。

東北へ

2013-06-10 19:03:09 | 農園日記
月曜日に休みが取れたので行きたかった東北の各地を
妻と旅をした。仕事では時々来ていたし震災後も訪れたことは
あったが今回の旅はとても感慨深い貴重な旅となった。

日曜日に長野から約6時間かけてまず津波で大きな被害が出た
女川と石巻に行った。

女川は震災直後に町の人々の働く場所を確保するために借金を
重ねて蒲鉾工場と販売所を再開した高政の「万石の里」
テレビで紹介されたところである。とてもおいしい蒲鉾だった。
これをお土産にすることにした。



そして石巻の復興のシンボルとなっている。
「がんばろう石巻」のかんばんに立ち寄る。まわりは一面更地で
かつてはここに町があって人が住んでいたったとは想像がつかない。
かんばんを見ていると自然と涙が出てきてしまう。



そのあとはブルーベリーシンポジウムで知り合った亘理町の
ブルーベリー農園とアセロラ農園を訪れる。
亘理町はイチゴでも有名で津波でほとんど壊滅したが
今は復興予算であちらこちらに大きなイチゴのハウスが
できていた。でもこれからが大変だろうと思う。

宿は福島の土湯温泉「山水荘」、震災の影響と原発の風評被害と
でかなり客足は減ってしまったようだが商工会の青年が中心に
新たな町おこしに取り組んでいるようだ。



そして月曜日の今日は猪苗代から会津へ
猪苗代では野口英世の生家を見学。



あらためて野口英世の偉大さを学んだ。

そして大河ドラマ「八重の桜」のブームに沸く会津若松で
日新館と鶴ヶ城を見学。
月曜日だが多くの観光客がいた。
震災後は全くと言っていいほど人足が途絶えていたのが
やっと一息だろうか。



最後に市内の野口英雄青春通りにある
「大町ガス燈」という食堂で会津の馬刺し定食を食べ
今回の旅の締めくくりをした。



とても多くの人に出合い、多くのことを学ばせてもらった貴重な
旅であった。あらためて「がんばれ東北!!」と叫びたい。


花がきれいになってきています

2013-06-10 18:53:22 | 農園日記

冬の間に根が張ってしまったスギナを苦労してとり除いた農園の
お花畑だが、暑さとともにいろんな花が咲き始めてきた。



クレマチス、ルピナスそして大きくてまっ赤なポピーはひときわ目立つ。



春先の低温と遅霜の影響で長野県の中南部の果樹を中心に
多くの被害が出たところだがブルーベリーは寒さに強いのか
新芽の時期に霜にやられた影響も少なく実がたくさんついて
いる。しかし昨年も鳥にたくさん食べられた。そろそろ鳥対策
も必要だろう。