ECOファームやまぎし★☆ブルーベリーとやさいの農園日記

癒しの森の長野県信濃町、黒姫山の麓でエコな農業を目指してブルーベリーとやさいを作っている家族と仲間の話です。

農地の値段 その2.買うとしたら

2009-01-24 10:04:09 | 農園日記
昨日は3月下旬のような暖かさでした。
それが一転、夜の間に雪が降り、今朝は一面の雪景色となりました。
でも朝から青空となり、早くも雪が溶け出しています。
リスの置物も日差しをあびて気持ちよさそうです。







さて農地の値段ですが、前回お話ししたのですが農地は買うより借りる方が
ずっと安くお得です。また、農家資格さえ持っていれば手続きは農業委員会
が面倒を見てくれます。不動産登記や所有権の移転の手続きも必要ありません。
耕作計画を作成し、貸し手との間に賃借契約を結び、農業委員会に提出し承認
してもらえば良いのです。あらたに農業を始めたい人はこの方法をお奨めです。
農業は他にもお金がかかるし、すぐに収入が安定するわけではないので
土地への投資は少しでも控えた方が良いでしょう。
 それでも、賃借地へ果樹を植えたり、施設を作ったり、作業小屋や
直売所をつくることはちょっと難しいですね。
また、将来の田舎暮らしのためにどうしても自分の土地がほしい。
将来は住みたいという人はいずれは農地を取得する必要があります。
農地は、もちろん地域によって値段は違いますが、信濃町では10アール 
50万円から100万円くらいだそうです。宅地に比べれば10分の一以下
の値段です。しかし、これは相場の値段ですが、売ってくれる土地はそれ
ほどはありません。耕作は難しくなってきても自ら先祖代々の土地を売って
しまおうという人はあまりいないようです。ましてやよそ者に簡単には売って
はくれません。そこで、農地探しは気長に、そして何回も現地や農業委員会
に足を運んでやる必要があります。どうせ、ずーっとお世話になる人たち
ですから、まずは現地の人達と信頼関係を築くことが大事です。