旅行、飲食、草花、イベント、乗り物、出来事など。

日々の生活の中から様々な物を写真付きで。

★セブ島の旅・其の15★ホテルに咲いていたサイカチ

2013年04月22日 | ★旅行★外国
サイカチ(皁莢)はマメ科ジャケツイバラ亜科[1]サイカチ属の落葉高木。別名、カワラフジノキ。漢字では皁莢、梍と表記するが、本来「皁莢」はシナサイカチを指す。日本の固有種で本州、四国、九州の山野や川原に自生する。また、実などを利用するために栽培されることも多い。

樹齢数百年というような巨木もあり、群馬県吾妻郡中之条町の「市城のサイカチ」や、山梨県北杜市(旧長坂町)の「鳥久保のサイカチ」のように県の天然記念物に指定されている木もある。

特徴

幹はまっすぐに延び、樹高は15mほどになる。幹や枝にはするどい棘が多数ある。葉は互生する。1回または2回の偶数羽状複葉で長さ20-30cm。長さ2cmほどの長楕円形の小葉を6-12対もつ。花は雌雄別で初夏、5-6月に咲く。長さ10-20cmほどの総状花序。花弁は4枚、黄緑色で楕円形をしている。秋には長さ20-30cmで曲がりくねった灰色の豆果をつけ、10月に熟す。鞘の中には数個の種子ができる。種子の大きさは1cmほど。





利用

木材は建築、家具、器具、薪炭用として用いる。

豆果は皁莢(「さいかち」または「そうきょう」と読む)という生薬で去痰薬、利尿薬として用いる。

またサポニンを多く含むため古くから洗剤として使われている。莢(さや)を水につけて手で揉むと、ぬめりと泡が出るので、かつてはこれを石鹸の代わりに利用した。石鹸が簡単に手に入るようになっても、石鹸のアルカリで傷む絹の着物の洗濯などに利用されていたようである(煮出して使う)。

棘は漢方では皀角刺といい、腫れ物やリウマチに効くとされる。

豆はおはじきなど子供の玩具としても利用される。

若芽、若葉を食用とすることもある。









昆虫との関係

サイカチの種子にはサイカチマメゾウムシという日本最大のマメゾウムシ科の甲虫の幼虫が寄生する。マメゾウムシ科はその名前と違って、ゾウムシの仲間ではなく、ハムシ科に近く、ハムシ科の亜科のひとつとして扱うこともある。サイカチの種子は硬実種子であり、種皮が傷つくまではほとんど吸水できず、親木から落下した果実からはそのままでは何年たっても発芽が起こらない。サイカチマメゾウムシが果実に産卵し、幼虫が種皮を食い破って内部に食い入ったときにまとまった雨が降ると、幼虫は溺れ死に、種子は吸水して発芽する。一方、幼虫が内部に食い入ったときにまとまった雨が降らなければ幼虫は種子の内部を食いつくし、蛹を経て成虫が羽化してくることが知られている。

サイカチの幹からはクヌギやコナラと同様に、樹液の漏出がよく起きる。この樹液はクヌギやコナラの樹液と同様に樹液食の昆虫の好適な餌となり、カブトムシやクワガタムシがよく集まる。そのため、カブトムシを「サイカチムシ」と呼ぶ地域もある。クヌギやコナラの樹液の多くはボクトウガによるものであるという研究結果が近年出ているが、サイカチの樹液を作り出している昆虫はまだ十分研究されていない。








★セブ島の旅・其の15★ホテルに咲いていたプルメリア

2013年03月27日 | ★旅行★外国
プルメリア <白>
キョウチクトウ科インドソケイ属(プルメリア)の総称。低木または高木。茎は多肉質で折れやすく、白色の乳液を分泌する。乳液は有毒であるが、薬用にもなる。

冬は落葉し、春に新芽が出てから開花し始めるのが普通であるが、熱帯では常緑で四季咲きとなる。熱帯アメリカに8種分布する。
インドソケイP. rubra L.は、葉は茎頂に固まってつき、長楕円(ちょうだえん)形で長さ40~50センチメートルになる。
花は赤色で中心が黄色の管状花で径5~8センチメートル。花弁は5枚で芳香が強く、ハワイやタヒチではレイに好んで使われる。花に変異が多く、アクチフォリアforma acutifolia Woodsonは白色で中心は黄色、ときに桃色を帯びる。ルテアforma lutea Woodsonは白色で中心が濃黄色、ときに外面が桃赤色を帯びる。そのほかにも、園芸品種が多い。熱帯の仏教寺院によく植栽される。繁殖は、春から夏にかけて挿木で行う。乾燥に耐え、サボテンと同様の管理でよく育つ。夏は日当りのよい戸外でよく開花する。

プルメリアは熱帯アメリカ原産の小高木。ハワイでは、レイに使われるのでおなじみである。花が美しく良い香りがあるので、世界中の熱帯から亜熱帯にかけて街路樹や庭園木として広く植栽されている。幹は太めでややもろく、枝先まで指の太さほどある。キョウチクトウ科というより、ユーホルビア?の印象。キョウチクトウ科の共通性なのであろうか、中程度の毒性を持ち、葉や花を食べると消化系に炎症を起こすそうである。花を口にくわえる程度では発症することはない程度の毒性だとのこと。また、枝や葉から分泌される樹液が皮膚に付くと、発疹ができてかぶれる人もあるとの事。種としては何種類かあるようで、園芸的に改良された品種は数百あるようなので同定しにくい。
 プルメリアの花は花筒が深裂し、離弁花のように見えるが、ツボミを見るとらせん状に巻いており、キョウチクトウ科であることに納得できる。


























プルメリア(ぷるめりあ)
キョウチクトウ科インドソケイ属(プルメリア)の総称。低木または高木。茎は多肉質で折れやすく、白色の乳液を分泌する。乳液は有毒であるが、薬用にもなる。冬は落葉し、春に新芽が出てから開花し始めるのが普通であるが、熱帯では常緑で四季咲きとなる。
熱帯アメリカに8種分布する。

インドソケイP. rubra L.は、葉は茎頂に固まってつき、長楕円(ちょうだえん)形で長さ40~50センチメートルになる。花は赤色で中心が黄色の管状花で径5~8センチメートル。花弁は5枚で芳香が強く、ハワイやタヒチではレイに好んで使われる。

花に変異が多く、アクチフォリアforma acutifolia Woodsonは白色で中心は黄色、ときに桃色を帯びる。

ルテアforma lutea Woodsonは白色で中心が濃黄色、ときに外面が桃赤色を帯びる。

そのほかにも、園芸品種が多い。熱帯の仏教寺院によく植栽される。繁殖は、春から夏にかけて挿木で行う。乾燥に耐え、サボテンと同様の管理でよく育つ。夏は日当りのよい戸外でよく開花する。

香水のように強い香りがあるのがプルメリアの花の特徴。

プルメリアの名は17世紀のフランスの植物学者、シャルル=プリュミエ(Charles Plumier 1646~1706)にちなんでいる。しかしプルメリアは中央アメリカが原産で、近世になってそこから東南アジアなど熱帯各地に広がった花である。


★セブ島の旅・其の15★ホテルのプールで

2013年03月25日 | ★旅行★外国
水泳は、船などの乗り物を使わず、身体のみで水中や水面を移動すること、またはその技術をいう。古くは武術の1つ(水術)ともされたが、現在では一般にスポーツやレクリエーションとして行われる。

人間は本来、水中での生活に適応していないため、泳げるようになるには訓練が必要となる。競技としての水泳は通常プールで行なわれるが、レクリエーションとしては河川・湖・海なども利用される。海で泳ぐ場合は特に海水浴といい、健康法の1種ともされた。泳ぎができない人間のことを、日本語では俗に「カナヅチ」という(槌参照)。

水泳は全身の筋肉を使った運動であり、水圧によるマッサージ効果によって全身の血行が促進されることから、健康維持に有効な運動として注目されている。また、浮力によって重力による負担が軽減されるため、ジョギングなどで起きやすいヒザなどへの故障が少ないことから、リハビリテーションとしても積極的に活用されている。

























競技

シンクロナイズドスイミング
「水泳」も「競泳」も英語では同じ「swimming」と訳すことや競技としての歴史から、単純に「水泳」という場合には「競泳」のことを指す。しかし、同一の競技連盟(国際水泳連盟・日本水泳連盟)によって統轄されていることから、オリンピックや世界水泳、日本選手権で「水泳」という場合には、競泳・飛込競技・水球・シンクロナイズドスイミングの4競技(種別)を指す。もっとも、これらは開会などの日程や会場が異なることや競技性の違いから、一般的に別のスポーツ競技とされる。

競泳は定められた距離を泳ぎきるのにかかる時間を競うものである。個人種目としては、自由形(通常はクロール、略称Fr)、平泳ぎ(略称Br)、背泳ぎ(略称BaまたはBc)、バタフライ(略称BuまたはFly)の4つの泳ぎ方(泳法)と、4つを順番に全て行う個人メドレー(略称IM)がある。団体種目としては、4人で交代に泳ぐリレーがあり、4人とも自由形で泳ぐフリーリレーと、それぞれが背泳ぎ・平泳ぎ・バタフライ・自由形の順に泳ぐメドレーリレーがある。距離も様々なものがあり、最短 25m から最長 1500m まで存在する(平泳ぎ・背泳ぎ・バタフライは最長200m)。使用されるプールには片道 50m の長水路と、片道 25m の短水路があり、公式にはそれぞれ別の記録として扱われる。泳ぐスタイルやスタート、ターン、リレーの引継ぎなどには細かい規定が定められており、違反すると失格となる。第1回オリンピックから存在し歴史が深く、世界的に競技人口が多いメジャーな競技とされている。また、オリンピックのみ遠泳の競技であるオープンウォータースイミングも競泳の中に含まれ、正式種目となっている。競泳を行うスポーツとして、近代五種競技とトライアスロン(厳密にはオープンウォータースイミングを行う)がある。

飛込競技は高い位置にある台から水面に向かって飛び込み、その過程の演技などを競う競技である。板飛込みと高飛込みに大別され、それぞれ高さによって数種目に分けられる。

詳細は「水球」を参照

水球は7名ずつ2チームで行う球技で、相手のゴールにボールを入れることを目的とするものである。プールの底に足をつけてボールを扱うことは反則であるため、常に立ち泳ぎをしながらゲームを行う。

シンクロナイズドスイミングは個人あるいは団体で、水中での演技を競うものである。女子のみが行われることが多いが、2001年公開の映画『ウォーターボーイズ』のヒットにより「男のシンクロ」も知られるようになった。

オープンウォータースイミングは海・川・湖など自然の水の中で行なわれる遠泳の競技である。天候や潮汐、生物など外部からのさまざまな影響を受けやすいため、より速く泳ぐという技術ばかりでなく、危機管理も含めて自然の中で泳ぐための知識や経験も必要とされる。世界オープンウォータースイミング選手権では、男女ともに5km、10km、25kmで競技が行なわれている。また、オリンピックのみ競泳の種目に含まれている。

日本泳法は技の完成度を競う公式大会として、毎年夏に日本泳法大会が行われる。日本水泳連盟公認12流派が集う全国大会である。

以上のほか、水泳とかかわりの深いスポーツは多く、例としてサーフィンやライフセービング、スキューバダイビングなどのウォータースポーツが挙げられる。

装備

一般に、水泳を行う際は、水着を着用し、場合によっては水泳帽子やゴーグルを使用する。他に、抵抗を増し推進力をつけるためのパドルやフィン、浮力を得るためのビート板やプルブイなどを使うことも多い。また、フィンスイミングなどではシュノーケルやアクアラングなどを使用することもある。

教育

体育では小学校低学年で水遊びの授業、小学校中学年で浮く・泳ぐ運動の授業、小学校高学年・中学校・高等学校で水泳の授業が行われる。

また、民間の商業施設としてスイミングスクールが数多く開設されており、日本においては水泳競技の有力選手を輩出する組織となっている。

また、競技としてだけではなく、水難事故に備えた着衣水泳の訓練なども行われている。また、日本古来の泳ぎかた(日本泳法・古式泳法)の伝承、海での遠泳や寒中水泳なども教育や訓練の一環として行われている。

★セブ島の旅・其の15★軽食

2013年03月20日 | ★旅行★外国
軽食とは、手間をかけず短時間で食べることが出来る軽い食事のことである。

軽食は一部、ファーストフードとも重なるが、食べるときはあっという間でも作る手間は簡便ではないものも含まれる。その多くでは食べる際にはマナーなど余り小煩いことは言われず、空腹感をとりあえず収めるための食事のスタイルである。

英語ではスナックというが、和製英語の範疇における「スナック」は幾つかの含意がある(→スナック)。またおやつないし間食も空腹感を手っ取り早く解消するために定期的な食事以外に適時食べられるという性質から、軽食の一形態だともみなすことが出来る。

欧米ではサンドイッチやハンバーガーが、日本ではおにぎりや巻き寿司・饅頭などが軽食の範疇といえる。中国や台湾では点心と称し、茶請けとして食べる軽食や、小振りの麺類などの軽食類が数多くある。

菓子の中にも比較的ボリューム感に特化したジャンルがあり、スナック菓子と呼ばれる。

軽食の文化

軽食は、通常の食事(文化圏によっても異なるが、日本では朝食・昼食・夕食のこと)以外に口にされる食事全般を指している。























軽食の多くでは「とりあえず、空腹を感じなくなる」程度で済ませられるため、その多くでは通常の食事ほどの量は求められない。その一方で、食事が「味を楽しむための娯楽」でもあり、しばしば軽食は「娯楽としての食事」という場合にも行われる。この場合の軽食も、やはり満腹感よりも風味を楽しむことが主目的であることから、一つ一つの料理自体はそれほどの量が求められない。

なお軽食では、調理する者と食べる者が同じである場合は、「手っ取り早く作って、手っ取り早く食べられる」というものが求められる傾向がある。これに特化した食品が、いわゆるインスタント食品である。このためインスタント食品はしばしば「スナックフード」とも呼ばれる。

軽食を提供する業態

古くから軽食を提供する業態としては屋台や露店などの、その場で調理して紙などで包装して提供する業態が見られる。ホットドッグやフライドポテト、フィッシュアンドチップスやケバブなど枚挙に暇がなく、祭などではこういった屋台が軒を連ねるが、その一方で公園や辻などでもこういった屋台は世界各地に見られる。

いわゆるファーストフードを提供するチェーン店などは、軽食を提供する店の最たるものである。また喫茶店などでは、コーヒー・紅茶・ソフトドリンクやジュース(または清涼飲料水)などの飲料のほかに軽食を提供するのが一般的で、特に喫茶店向けの問屋では、それら喫茶店向けに調理が途中まで済んでいる冷凍食品を冷凍ケーキ類と共に販売している。

交通の上では遠隔地の目的地に到着するまでに何度かの食事を取ることもあるが、そういったドライバーや乗客などに食事を提供するため、ドライブインのほか高速道路のサービスエリアないしパーキングエリアには軽食堂が設置されており、これらはスナックコーナーともいう。なお自動販売機でも軽食を提供するものがあり、1970年に登場した電子レンジを内蔵して冷凍されたハンバーガーを温めて提供するものをはじめ、様々な自動販売機を並べて無人化した休憩所・パーキングエリアもみられる。カップ麺などでは湯を注ぐ機構をそなえた自動販売機が見られる。

このほか、ファミリーレストランも通常の食事以外に対応した量の少ない軽食メニューも取り揃えている。これらは軽食として以外にも、大食漢向けにはメインとなるメニューのサイドメニューとして、場合によっては食べる量の少ない高齢者や幼児むけのメニューとして利用される。

なおコンビニエンスストアでは取扱商品は多岐に渡るが、その中には弁当のほか加工食品や菓子類と並んでスナックフード類も充実しており、おにぎりなどの定番メニューのほかにも、店内の電子レンジでそのまま温めて食べられるプラスチックフィルムに包装された軽食メニューも多い。

日本での軽食提供業態

いわゆる駄菓子屋もかつては軽食を提供している店もあったが、2000年代の今日では駄菓子屋という業態そのものが少なくなってしまった。しかし西日本地域ではお好み焼き専門の小さな店やたこ焼き専門店などでは、一般的な軽食として市民に親しまれているほか、惣菜としても利用される。肉屋ではコロッケを揚げる店もあるが、こういった惣菜もしばしば簡便な軽食として食べられることもある。

夜食は、夜遅くまで仕事、勉強している人たちなどが、通常の夕食の後、深夜にする食事のこと。

おにぎりやココアなど、消化が比較的簡単な食べ物が良い。

間食の一種とされ、夜を徹して仕事をする場合にはしかたがないのだが、受験生などが就寝の前に、インスタントラーメンやマクドナルドなどを食べると、栄養バランスの上でも消化の上でも、健康に好ましくない。また思春期の肥満の原因になることも多い。

★セブ島の旅・其の15★ディナー

2013年03月16日 | ★旅行★外国
夕食とは、晩に食べる食事。晩御飯、夕餉、晩餐。

日本は、夕食を昼食と並んで重視する食文化の一つに属している。夕食は、一日で最も質量ともに充実した食事になることが多い。朝食や昼食を食事の中心におく食文化では、夕食は一般に軽い食事となる。

照明が発達したこともあり、夜間の活動が長くなった地域では、夕食が重視される傾向が強い。 一般に夕食は、就寝前2~5時間程度の余裕を持って食べる傾向が見られ、これがいわゆる日没の時間帯=夕方に成るために夕飯といわれる。日没後の夜間に食べる食事は晩飯と呼ばれるが、夜間の活動時間が長くなった現代では、晩飯を夕食と呼ぶことも多い。

なお、夜間・特に深夜帯に取る食事は夜食と呼ばれる。夜食は通常、夕食とは別に摂取されるものであり、夕食とは区別される。

現代日本の夕食

現代の日本では、一般に、夕食は一日のうち最も時間的なゆとりがある食事である。したがって、家族で共に夕食を取ることが、家庭の一つの理想の形と認識されている(→一家団欒)。しかし、仕事や習い事などの影響や、個食に代表されるような食事スタイルの変容により、夕食を常時共にすることが困難なことも多くなっている。

夕食は、家庭の一家団らんの場であり、その場が失われることが、近年の社会問題(青少年の非行や道徳の衰退)に関連していると考える人もいる。

成人は、食事中ご飯の替わりに晩酌を行うことがある。これは酒と飯を同時に食べないという日本人の食習慣に由来する。 この場合晩酌が終わってから、残りのオカズや茶漬けなどで、ご飯を食する事が多い。








外食

夕食は、家庭ではなく飲食店で摂られることもある。外で摂る食事ということで外食と呼ばれる。

ファミリーレストランは、家庭の夕食スタイルを飲食店に持ち込んだもので、1970年のすかいらーくを嚆矢として、全国に広まっている。

外食の提供元は、レストラン形式以外にも、居酒屋や焼肉屋など多様な形態があり、2000年度には27兆円規模になっている。

中食・内食

出来上がった惣菜を買って帰り、家庭で食べる食事のスタイルを中食(なかしょく)と呼ぶ。また、半調理済みの食材を買って帰り、家庭で最終調理を行って食事をするスタイルは内食(うちしょく)と呼ばれる。1990年代半ば頃から注目されるようになったスタイルであり、夕食をこれらのスタイルで摂ることも多くなっている。

ディナー
ディナーは、1日で主要な食事である。食事は通常調理した、または時々未調理の、タンパク質(肉、魚、またはマメ類)と野菜、およびデンプン製品のコメ、麺、またはジャガイモである。

ディナー(dinner)の語は、フランス語で「1日で主要な食事」を意味するdînerに由来する。dînerは更に古フランス語のdisnerに由来する。ディナーはまた、洗練された、響宴のような食事である。

イギリス

イギリスでは、「ディナー」は伝統的に1日の主要な食事を意味している。19世紀中頃以前の農耕社会では、「ディナー」は昼間に食べられていた。その後の夕方の残り物の軽食は、上流階級の家庭により「ティー」と呼ばれていた。中流および上流階級の男性の多くが都会の会社で働き、郊外で暮らす家族を養うようになり(以前は弁護士、医師、農家、商人は、自宅で働いていた)、多くの食事のために昼間に家に戻ることは不便となった。

1860年頃まで、多くの上流および中流階級家族は食事時間を切り替えた。家の女主人は「ランチョン」と呼ばれる軽い昼間の食事をとり、午後早く「ティー」と呼ばれる軽食が続く(また、子供が就寝する前の食事も続く)。その後、主人が仕事から帰宅したとき多くの「ディナー」の食事を、しばしば客を招待して、食べるようになった。

多くのフォーマルな夕方の食事は、例外なく「ディナー」と呼ばれた。(従って、「イブニング・ドレス(正装)」を「ディナー・ジャケット(タキシード)」と呼ぶ。)農家と労働者階級の人々は家の近くで働いていたため、食事の時間は急激に変化しなかった。彼らは主要な食事を昼間に食べ続け、「ディナー」に続いて夕方の軽い食事「ティー」を摂る。

階級によるこれらの慣習の相違のため、「ディナー」は夕方の食事(上流階級が使う)または昼間の食事(労働者階級が使う、彼らの夕方の食事は「ティー」である)を意味する。イギリスの階級制度(上流階級英語と非上流階級英語)のなごりは、夕方の食事に使用する言葉に残っている。先祖が上流階級の場合、「ディナー」とも「ティー」とも言わず、区別せずに「サパー」と呼ぶ。

「サパー」は伝統的に、集会の後の夜遅くの食事を意味していた。夜半すぎまで続く舞踏会やパーティーの後にたいてい「サパー」がある。北部の人々は、ココアやホット・チョコレートのような暖かい、牛乳入りの飲み物とビスケットを「サパー」と呼び、就寝直前に食べる。

イギリスでは学校給食を「school dinner(スクール・ディナー)」と呼ぶ。これは当初の学校給食が労働者階級の子に主要な食事を提供していたことを反映している。また、学生食堂で働く女性は、イギリスでは「dinner lady(ディナー・レディー)」と呼ばれる。(しかし、家庭から持っていく弁当の場合、「packed lunch(パックド・ランチ)」と呼ばれる。)

昼の食事を「ランチ」と呼ぶことで曖昧さが回避できる。























「ディナー」のより正式な定義は、複数のコースを持つ夕方の食事である。コースは通常3つで、7つの場合もある。1980年代にティファニーが作った銀食器は、1人あたり13種類あり、複数コースの食事を摂るために全てが必要となる。

コースは以下の通りである。
オードブル(前菜)
スープ(場合によりシャーベット)
魚料理
アントレ
肉料理
デザート(菓子またはプディング)
チーズ

この後通例、ロイヤル・トースト(乾杯)に続きコーヒーまたはブランデーと葉巻が供される。

フランス語でentrée は、「入り口」、「入場」を意味する。L'entrée(単数形)またはles entrées(複数形)は前菜を意味する。イギリスでentrée は、同じ意味で使われるが、starters がより一般的に使われる。オーストラリアではentrée が一般的に使われる。、北アメリカでもまた、当初は、より早いコースのひとつであったが、現在はメインコースとして使われる。オックスフォード英語辞典にはメインコースと記載されるが、魚料理とメイン料理の間に出される簡易な料理という、イギリス英語の意味が加わる。

ディナーの後、通常紅茶またはコーヒーとミント・チョコレートや他の菓子、またはブランデーや食後酒が続く。ディナーが多くのコースからなる場合、2〜3コースの場合に比べて各料理は少量となり長時間となる傾向がある。複数コースのディナーは、晩餐会や響宴などのフォーマルなイベントで出される。

フォーマルなディナーは、通常夕方の7時半から8時半の間に開始される(しかしながら、ニュージーランドでは通常6時である)。昼またはその直後の場合もあるが、これは他の国よりも、スコットランドで典型的である。スペインおよびポルトガルでは、日中の食事が1日の主要な食事である。したがって、夕方の食事は一般に夜8時以降の遅くに開始する。多くの場合、夕方の食事はスペイン語のcena から英語のdinner に翻訳される。comida またはalmuezo は、それが1日の主要な食事であっても、lunchと翻訳される。

オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、およびアメリカ

アメリカ合衆国の南部や中西部の田舎、アトランティック・カナダ、サスカチュワン州の一部、ケベック州のような地域では、夕方の食事を「サパー」とび、「ディナー」は昼の食事を意味する。昼の食事はアメリカ合衆国とカナダのほとんどで「ランチ」と呼ばれる。オーストラリア、アメリカ合衆国北部およびカナダでは、ディナーは午後7時頃の夕方の食事である。伝統的に、アメリカ合衆国では1日の3度の食事は朝食(Breakfast )、昼食(Lunch )、夕食(Dinner )であり、ディナー(Dinner )は1日の主要な食事と同義である。地方では主要な食事が昼食(Lunch )である場合があり、都会ではサパー(Supper )である。

アメリカ合衆国の食事は時系列で、朝食(Breakfast )、ブランチ(Brunch )、昼食(Lunch )、夕食(Dinner )、サパー(Supper )であるが、1日に5度の食事をすることはない。

オーストラリアとニュージーランドでは、「ティー」と「ディナー」は同義である。

★セブ島の旅・其の14★イエロー・サブマリン

2013年03月14日 | ★旅行★外国
シュノーケリングを終えマクタン島に近付くと港に「イエロー・サブマリン」が停泊していました。

『イエロー・サブマリン』は、イギリスにおいて1969年1月17日に発売されたビートルズの11作目のオリジナル・アルバムであり、アニメ映画『イエロー・サブマリン』のサウンドトラック・アルバムでもある。(1987年のCD化においてイギリス盤公式オリジナル・アルバムと同等の扱いを受けたアメリカ・キャピトルレコード編集アルバムの『マジカル・ミステリー・ツアー』が2009年9月9日にリリースされたデジタル・リマスター盤において発売日順に従い9作目に順番付けられた。これにより1順番押し出されて現在11作目とされている。しかし、イギリス盤公式オリジナル・アルバムとしては10作目である。)











サブマリン
耐圧構造の船体を有し、水中で活動可能な船舶。

潜水艦は潜航時には被探知率が大きく減少するので、隠密行動には最適の艦艇であり、"ultimate stealth weapon(究極のステルス兵器)" とも称される。

隠密性 潜水艦の最大の特徴は隠密性である。このため、水上戦闘艦に比べ敵哨戒網の突破や、敵制海権下での活動が容易である。この特性を生かして、偵察、通商破壊、機雷敷設、核ミサイル運用などに使用される。 高速性 潜航中は造波抵抗が無いので、同じ出力なら水上艦より高速が出せる(ただし、高速航行時には静粛性が大幅に低下する)。
発達史

黎明期
近代以前に構想または建造された潜水艦は以下のようなものがある。
1620年 オランダ人コルネリウス・ドレベルがイギリス海軍向けに発明した潜水艇。櫂による人力推進。実戦投入はされなかった。 1776年 デヴィッド・ブッシュネルが開発したタートル潜水艇が登場。実際に建造され実戦投入された最初の潜水艇。本艦は卵形船体で乗員数は一人、人力駆動の螺旋型推進装置を装備しており、アメリカ独立戦争時に米国が使用したが、敵艦艇撃沈には至らなかった。

1864年 アメリカ南北戦争で、南軍が人力推進型のハンリー潜水艇を投入。1864年に、サウスカロライナ州チャールストン港外で、同港を封鎖中の北軍木造蒸気帆船フーサトニックを外装水雷により撃沈。史上初となる潜水艇による敵艦撃沈記録であった。 なお、当時は潜水艇は敵味方双方から卑怯な兵器と看做されていた。潜水艇デイヴィッドに襲撃された装甲艦ニューアイアンサイズの艦長は、同艦を襲撃時に捕虜になったデイヴィット艇長を「文明国で認められていない兵器を用いた罪で」裁判にかけて絞首刑にすると脅した。

1864年 最初の動力(力)潜水艦である、フランス海軍のプロンジュールが潜水試験に成功。12.5バールに加圧された圧縮空気をタンクに貯蔵し、これを利用するレシプロ式の空気エンジンで推進した。エンジンは80馬力を発揮し、4ノットの速度で5海里(9 km)の航続距離があった。最大潜行深度は10mで、武装は衝角と電気発火式の外装水雷であった。 1867年 カタロニア人ナルシス・ムントリオルがスペイン海軍の援助を受けて、潜水艦「イクティネオII」を非大気依存推進させることに成功した。

1888年 電気モーターで推進する最初の潜水艦である、フランス海軍のジムノートが完成。 1888年 オスマン帝国海軍のアブデュルハミトが、水中からの魚雷発射により停泊中の艦艇の攻撃に成功。 1898年 フランス海軍のギュスターヴ・ゼデが、航行中の水上艦艇に対する魚雷攻撃演習に成功。

★セブ島の旅・其の14★ナルスアン島・シュノーケリング

2013年03月13日 | ★旅行★外国
スクーバダイバー
リーダーレベル(ダイブマスターあるいはインストラクター)の引率でダイビングを楽しむことができる。指導団体によっては、オープンウォーターと同等のレベルを指す場合もある。PADIの場合、オープンウオーターダイバーコースの前半部分のみで同コースは修了し、後にオープンウオーターダイバーコースの後半部分を受講すればオープンウオーターダイバーの認定が受けられる。旅行日程の関係等でオープンウオーターダイバーコース受講が困難な場合などに勧められるコースである。

オープンウオーターダイバー
バディーシステムを守りながら、海洋実習地と同等レベルのダイブサイトでリーダーレベルの引率無しにダイビングができる。最大潜水深度は概ね18メートル。あくまで推奨水深であり、アドバンスドオープンウオーターダイバーコースやディープダイバースペシャルティーコース等を受講しなければ水深18メートルよりも深く潜ってはいけないとか、ガイドダイバーがOWダイバーのゲストを水深18メートル以深へ連れて行ってはならない、ということではない(一部の国や地域を除く)。

但し、オープンウォーターダイバーがファンダイブ(講習を伴わないダイビング)で水深18メートルより深いポイントに潜ることを望む場合、アドバンスドオープンウオーターダイバーと同等の知識と経験、能力を有することが前提で、そうでない場合にはその前にアドバンスドオープンウオーターダイバーコースやディープダイバースペシャルティーコースを受けるべきである。

アドバンスドオープンウオーターダイバー
様々なダイビングテクニックを身につけ、海での遊び方を広げる。最大潜水深度は概ね30メートルないし40メートル。PADIの場合、ナビゲーションとディープダイブだけが必修で、他3種目は選択可能である。

スペシャルティ・ダイバー
専門的な知識を身につける。以下の記述は各団体の項目が混在している。 カバーン、ボート、ナイト、ディープ、サーチ&リカバリー、エンリッチド・エア(ナイトロックス)、潮流ダイビング(ドリフト・カレント)、水中スクーター (DPV)、ドライスーツ、淡水ダイビング、高所ダイビング、浮力調整、マルチレベル潜水、沈船、アイスダイビング、流氷ダイビング、自然環境保護、水中写真、水中ビデオ、ナビゲーション、器材、水中生物観察、スキンダイビング、 レスキュー・CPR(心肺蘇生法)・水中ハンティング(日本では開催されていない)

PADIの場合、レスキューダイバーが5種類のスペシャルティーコースを受講すれば申請可能(順不同)。

テクニカル・ダイバー
ケイブダイビング、沈船ダイビング、大深度潜水(40メートル超)、混合ガス潜水、リブリーザーの知識と技術を身につける。
出典・ウィキペディアフリー百科事典。


























★セブ島の旅・其の14★シュノーケリング-ポイント移動

2013年03月09日 | ★旅行★外国
ナルスアン島・シュノーケリング

スピアフィッシング(英語:spearfishing)とは、素潜りで銛や水中銃を用いて魚類を捕らえる水中スポーツの1つである。スピアとは英語で魚突きのためのヤスを意味する。

スポーツとしてのスピアフィッシングにおいては、生態系保護の観点から、あらかじめ競技が可能な時間、場所、対象魚類の種類や大きさ、捕獲数の上限などが定められており、漁獲を主たる目的に銛や水中銃を用いて行なう銛突き(銛刺し)とは区別される。

世界水中連盟による世界選手権をはじめ、欧米やオセアニアではさまざまな規模で競技会が開催され、マリンスポーツの1つとして親しまれている。
日本では水中銃の使用は各地方自治体の漁業調整規則により、遊漁者の漁具漁法として法的に認められていない地域もある。← 水中銃の使用(魚突き)は遊漁者はもちろん、漁業者にもほとんど認められていない。

しかし、素潜りで手ヤスを用いて魚類を突いて獲ることは多くの自治体で認められている。
詳細は水産庁の「都道府県漁業調整規則で定められている遊漁で使用出来る漁具・漁法」を参照のこと。

用具・服装
銛もしくは水中銃(ゴムバンド式もしくは圧縮空気式)
水中マスク
スノーケル(シュノーケル)
フィン、ブーツ
ウェットスーツ
グローブ(手袋)
ウェイト
ナイフ
水深計(重要度低)
コンパス(重要度低)

競技施設

オープンウォーターで競技エリアを定めて行なわれる。網などによる魚類の囲い込みはしない。
出典・ウィキペディアフリー百科事典。






































★セブ島の旅・其の14★ナルスアン島のバーベキューと四人組の流し

2013年03月07日 | ★旅行★外国
昼食のバーベキューを楽しんでいると四人組の流しが現れました。

流し(ながし)は、ギター・ヴィブラスラップなどの楽器を持って酒場などを回り、客のリクエストに応えて客の歌の伴奏をしたり、ときには客のリクエストになど答えて自らの歌を歌う者のことである。流しのレパートリーは演歌ばかりではないが、そのなかでも演歌専門で歌っている者は演歌師とも云うことがある。

流しは、ギターと歌詞本をもって(アコーディオン・ヴィブラスラップなど、その他の楽器の場合もある)飲み屋を回り、客の歌の伴奏を務めたり、またリクエストに答えて歌を披露する。昭和40年代頃まではカラオケが全くなかったため、流しはとても人気があった。最盛期には新宿だけで100人を超す流しがいたといわれる。カラオケの飲み屋への普及とともに「流し」は急速に廃れ、現在では新宿で5人とも言われる。

カラオケと違い、ギターなどの生身の伴奏であるので、客がリズムや音程を外しても伴奏の方が客の歌にあわせる。従って音痴には「流し」の方が歌いやすい。また、常連になると「流し」が歌い方のアドバイスをしてくれることもある。しかし「流し」には酔客相手の商売ならではの苦労も多い。酔客に理不尽に絡まれることは日常茶飯時である。

また、自分の歌声を聞かせる「流し」も多い。

「流し」はどの店でも回るわけではない。「流し」が回る店は決まっており、「流し」にリクエストする客も大抵は常連である。常連客の紹介で「流し」は新たな客や店を開拓していく。従って「流し」は常連客は非常に大事にする。

2013年の現在も、都内などで酒場を回る「流し」は少なからずいる。







































ある流しの営業スタイル

「流し」にもさまざまな営業スタイルがあるが、昭和40年ごろから平成15年ごろまで新宿ゴールデン街や新宿ゴールデン街に近い歌舞伎町・新宿3丁目を流していた平均的なスタイルのある流しの例では、ギターを1本と歌詞本を1冊持って、なじみの店(スナック、バー、居酒屋)を回る。

店に入ると入り口でギターを「ボロン」と短く1回鳴らす。その場にいる飲み客のなかに自分が歌いたい者、あるいは「流し」の歌が聞きたい者がいれば、そこで流しに声をかける。リクエストしたい客がいないと「流し」は次の店に向かう。

客のリクエストが入るとその客に歌詞本を渡す。歌詞本は分厚く800曲から1200曲ほどの歌詞が入っている。客が曲を決め、「流し」のギター伴奏で客が歌う。あるいは客のリクエストで「流し」が自ら歌うこともある。伴奏あるいは自ら歌う場合でもリクエストに応じられる曲は基本的には歌詞本に載っている曲になる。が、歌詞本に載っていなくとも著名な歌や歌詞本発行後の流行歌などには応じられる場合もある。歌詞本に載っていない曲の場合、客が歌詞を暗記していないと歌うことは出来ない。 また、「流し」自らが選曲する場合もある。

「流し」の料金

相場はさまざまであるが平成10年の例で、新宿ゴールデン街のある「流し」は伴奏の場合で1曲500円、3曲で1000円であった。ただし、1例であって皆ではない。有名な「流し」、あるいは特殊なリクエストに答えられる「流し」の場合はこのかぎりではない。また、「時間貸し」の場合もある。この場合1時間いくらで契約し、時間貸しの場合は時間内は何曲でも同じである。料金は「相談」である。

曲目

「流し」出身の有名歌手には演歌歌手が多いが、実際の「流し」のレパートリーは演歌ばかりではない。軍歌・フォークソング・歌謡曲、あるいはJ-POP、K-POPなど、基本的には「流し」が回る店の客層に合わせてレパートリーを持つ。ただし、「流し」にも「流し」の客にも中高年が多いため、古い歌が中心になることがほとんどである。

現役の流し

現在も「流し」をしている者もいる。 さまざまな地方の新聞が、現役の「流し」を取り上げることもある。カラオケ普及前の「流し」が伴奏中心で客に歌わせるスタイルであったのに比べて、現代の「流し」は自分の歌声を聞かせる方向のものが多い。

新宿ゴールデン街

多くの文化人が通い、一種独特の文化を持っていた新宿ゴールデン街はまた、かつては流しのメッカでもあった。しかし、新宿ゴールデン街もカラオケに押され平成10年ごろだと新宿ゴールデン界隈を流している「流し」は主に2人になっていた。一人は有名な通称「マレンコフ」氏、もう一人は「山崎」氏で新宿ゴールデン街ではマレンコフと山崎氏はそれぞれ贔屓の店を持ち、互いのテリトリーは守っていた。現在では新宿ゴールデン街で長く営業していた「流し」の最後の二人も死去あるいは引退し、新宿ゴールデン街を長年にわたって流していた「流し」はいなくなった。

トリビア

北島三郎、五木ひろし、渥美二郎などが、「流し」からプロの歌手になった一例である。また遠藤実は「流し」から歌手となり作曲家になった。

★セブ島の旅・其の14★バーベキュー

2013年03月03日 | ★旅行★外国
バーベキュー(英: barbecue)とは、薪、炭、ガスなどの直火によって肉や野菜、魚貝類などを焼く料理、もしくはその調理法や行為を指す。

語源は「丸焼き」を意味するスペイン語のbarbacoa。英語圏ではBBQ(cueがQに置き換わる)やB.B.Q.、Bar-B-Cue、Bar-B-Qと略されることがある。

豚や牛のリブや牛のブリスケットなどの柔らかくない肉を、蓋を閉めるなどして115℃程度の比較的低温で数時間から1日かけて、蒸し焼きにし、骨から簡単にとれるほど柔らかくなるまで調理した物をいう。南部で豚を長時間かけ丸焼きにして食べる習慣から始まった。この時、家族だけで食べきれずに野外に多くの人が集まって飲食をともにしたことが、野外での調理、飲食を「バーベキュー」とよぶようになった由来である。

調理時には煙や匂いが大量に出るため、専用の設備や換気煙突などがない場合はたいてい野外で行なわれる。自宅の庭、ベランダやバルコニー以外に、キャンプ場や海岸、川辺、公園などで行うのが一般的で、またそういった調理と食事を野外で楽しむ行事自体も「バーベキュー」と呼ばれる。アメリカでは年間数百ものバーベキューコンテストがある。調理には時間がかかるので、開催期間は2日間も催される。自宅の庭や、河川の傍やキャンプ場の付近などのレジャーへの外出先で調理を行うことが多い。

バーベキューを料理する人物のことを「ピットマスター」と言う。

手法

バーベキューには複数のテクニックがあり、単一の調理器具を使用する場合でもこれらの使い分けで多彩な調理を行う事が可能である。
直火焼き - 網などの上に置いた食材を直接加熱する。
間接焼き - 炭を事前にグリルの片側に寄せるなどして、食材を間接的に加熱する。
燻製 - 煙を出す木材を併用して独特の風味を付ける。
ロースト - 肉塊などをあぶりながら焼く。
遠火焼き - 川魚などを主に赤外線によって焼く。











































★セブ島の旅・其の13★ナルスアン島・シュノーケリング

2013年03月01日 | ★旅行★外国








































スペシャルティ・ダイバー
専門的な知識を身につける。以下の記述は各団体の項目が混在している。
カバーン、ボート、ナイト、ディープ、サーチ&リカバリー、エンリッチド・エア(ナイトロックス)、潮流ダイビング(ドリフト・カレント)、水中スクーター (DPV)、ドライスーツ、淡水ダイビング、高所ダイビング、浮力調整、マルチレベル潜水、沈船、アイスダイビング、流氷ダイビング、自然環境保護、水中写真、水中ビデオ、ナビゲーション、器材、水中生物観察、スキンダイビング、 レスキュー・CPR(心肺蘇生法)・水中ハンティング(日本では開催されていない)

PADIの場合、レスキューダイバーが5種類のスペシャルティーコースを受講すれば申請可能(順不同)。

テクニカル・ダイバー
ケイブダイビング、沈船ダイビング、大深度潜水(40メートル超)、混合ガス潜水、リブリーザーの知識と技術を身につける。

ダイブマスター
プロフェッショナルの入門レベル。プロとしての基本を身につけ、インストラクターのアシスタントとしてのほか、一定の条件を満たせば限定的な範囲でのみ、単独でも入門者を指導することができる。認定証(Cカード)を取得済みのダイバーをガイドする為には十分な資格です。
プロフェッショナルの入門レベルと捉えられがちですが、
インストラクターにならずともガイドダイバーとして一流のプロを目指すことも可能です。ダイブマスターとインストラクターは上下関係ではありません。

アシスタントインストラクター
インストラクター開発コースの最初の一部として、プロとしての経験を積み、また、教育システムを習得する。

インストラクター
Cカード保持者の為の水中ガイドだけでなく、ノンダイバーの為の体験ダイビングやダイバー養成、Cカード保持者の為の追加講習及び一部のプロコース等が実施できる。 インストラクターにはランクがあり、実施できる教育プログラムの範囲が異なる。最上級はコースディレクターで、インストラクター候補生を教育もしくはインストラクターのレベルアップ認定することができる。

エグザミナー
インストラクターの認定試験官。

テクニカル・ダイバー
ケイブダイビング、沈船ダイビング、大深度潜水(40メートル超)、混合ガス潜水、リブリーザーの知識と技術を身につける。

ダイブマスター
プロフェッショナルの入門レベル。プロとしての基本を身につけ、インストラクターのアシスタントとしてのほか、一定の条件を満たせば限定的な範囲でのみ、単独でも入門者を指導することができる。認定証(Cカード)を取得済みのダイバーをガイドする為には十分な資格です。
プロフェッショナルの入門レベルと捉えられがちですが、
インストラクターにならずともガイドダイバーとして一流のプロを目指すことも可能です。ダイブマスターとインストラクターは上下関係ではありません。

アシスタントインストラクター
インストラクター開発コースの最初の一部として、プロとしての経験を積み、また、教育システムを習得する。

インストラクター
Cカード保持者の為の水中ガイドだけでなく、ノンダイバーの為の体験ダイビングやダイバー養成、Cカード保持者の為の追加講習及び一部のプロコース等が実施できる。 インストラクターにはランクがあり、実施できる教育プログラムの範囲が異なる。最上級はコースディレクターで、インストラクター候補生を教育もしくはインストラクターのレベルアップ認定することができる。

エグザミナー
インストラクターの認定試験官。


★セブ島の旅・其の13★ナルスアン島・シュノーケリング

2013年02月24日 | ★旅行★外国
シュノーケリングまたはスノーケリングは、シュノーケルを身につけて、水面または比較的浅い水中を游泳するレクレーション活動またはマリンスポーツである。同様の器材を用いる場合であっても、潜水(注1)を主目的とする場合はスキンダイビングと呼んで区別される。

概要

語義によればシュノーケルを使用した游泳一般を指すことになるが、上述のとおり、水面または比較的浅い水中を游泳する場合に特に用いられる。また、シュノーケルのみでの游泳も可能であるが、通常はマスク及びフィンを併用することが多い。

シュノーケルは、口にくわえ、先端を水面上に出して吸排気を行う。シュノーケル装着時には口のみから呼吸をすることになるので、誤って鼻呼吸して水を吸い込むことがないように、マスクは鼻までを覆った専用のものが用いられる。

スクーバダイビングに比べ、必要な器材がシュノーケル、マスク、フィンのいわゆる3点セットのみと少なく、軽量・安価であること、Cカード(注2)を取得する必要がないこと、海岸近くなどでも行えることなどから、手軽なレジャー、スポーツとして人気が高い。

(注1)
潜水とは水の中にもぐること。古くはかづくと呼ばれていた。現在では、水中で行う活動、もしくはその手段を指すことが多い。

1.スキンダイビング : フリーダイビング

2.スクーバダイビング : テクニカルダイビング・洞窟潜水

3.送気式潜水 : フーカー潜水・ヘルメット潜水

4.大気圧潜水 : 人が大気圧で潜水すること。大気圧潜水器と呼ばれる装置で潜水する。大気圧潜水器は水圧から人体を保護するため金属で出来ており、この装置が大きくなれば潜水艦である。減圧症や圧外傷、空気塞栓症等の潜水に伴う疾患がなく安全だが、他の潜水方法に比べ、身体の行動が著しく低下する。

5.飽和潜水 : 高圧環境への曝露下での大深度潜水を実現するための技術。

6.潜水泳法 : 競泳において、もぐったまま水中を進む泳ぎ方。

7.スピアフィッシング :素潜りによって、銛を使用する漁法。







































(注2)
Cカード(C-card)とは、ダイビング指導団体が、直接、またはフランチャイズを通じて実施する技能講習を終了した者に対し発行する技能認定(Certification)カードである。

ダイビング指導団体は、ほとんどの場合民間の営利企業(欧州等の一部地域には、非営利や公的な指導団体も存在する)であり、少なくとも日本では免許証と違いCカードを所持しないでスクーバ・ダイビングを行うことが法的に禁止されているといった類のものではない。

しかしながら、適切な知識・技量を有さない者がスクーバダイビングを行った場合、致死傷事故が発生する可能性が非常に高いことは容易に推定できることから、これらの者にサービスを提供してスクーバダイビングが行われた結果事故が発生した場合、事故を予見できたのに適切な対応(サービスの提供拒否など)を取らなかったとして刑法の業務上過失致死罪(211条)などの刑事責任や民法上の不法行為責任を問われる可能性が高い。

このようなリスクを回避するため、レジャーダイバーにサービスを提供する者はそのほとんどがCカードの提示を求めており、これを所持せずにダイビングを行うことは事実上困難と言ってよく、その意味では許可証的な性質を有するものと言えなくもない。また海外ではCカードを所持しない者のスクーバダイビングを法的に禁止していたり(オーストラリア)、Cカードを所持しないものに対するスクーバ・ダイビング器材の販売や貸与を禁止している(欧州)例もある。

Cカードには、ほとんどの場合、そのスキルレベルに応じたランクが設定されていて、ダイバーとしての知識や技術、経験などを示す指標になっている。また、スキルアップの目標としての性格もある。認定団体ごとにランクの区分や呼称が異なるため、WRSTCによりRSTC標準が策定され利用されている。また ISO 24803:2007でもレクリエーショナルダイビングスキルの認定基準が規格化されている。
出典・ウィキペディアフリー百科事典。

★セブ島の旅・其の13★ナルスアン島

2013年02月23日 | ★旅行★外国
島の名前: ナルスアン島

人口: リゾート従業員

主な職業: リゾート

海岸線の状況: 砂

観光客用施設: あり コテージ、日よけ有り

スノーケリング: B 周囲を保護しているので魚が増えつつある

ダイビング: A/B 保護区内にドロップオフ有り

距離: ママリバゴより約1時間

特徴: リゾート内に砂地の海岸とても浅く子供の遊び場として安心できる、食事も出来るし、スノーケルも良し。近年保護区の状態が良く桟橋近辺でも多くの魚が見受けられる。島の西側は本来浅瀬の砂地だったがどう言う訳かマングローブを植林している。スノーケルの出来ないお子様にはパンダノンが良いでしょう。水泳には適していない。

入場料: 上陸 P200.00, スノーケリング+上陸料 P200、ダイビングのみ=P150.

なお、このツアーはマクタン島内から催行されるため、セブ市内に宿泊の方は遠方送迎料として別途、1人 往復$20の追加料金が発生致します。また、プルクラにご宿泊の方はお1人往復$35、アレグレビーチリゾートに宿泊の方はお1人往復$45が発生致します。
































★セブ島の旅・其の13★コーラルリーフ

2013年02月21日 | ★旅行★外国
サンゴ礁(コーラルリーフ)は、造礁サンゴの群落によって作られた地形の一つ。熱帯の外洋に面した海岸によく発達する。

造礁(ぞうしょう=熱帯の浅い海底に成育し、石灰質を分泌しながら大きな群体を形成)サンゴの繁殖に適している海は、25-30℃ほどの高水温、3-4%ほどの高い塩分濃度、深くても水深30mほどの浅くてきれいな海域である。地球は西から東へ自転するため、赤道付近では海水が自転に置き去りにされる形で西向きの暖流が発生し、高緯度地方からの寒流がその後に入りこんでいる。太平洋、インド洋、大西洋どれも西側にサンゴ礁が集中し、東側にあまり見られないのはこの理由による。また、大規模なサンゴ礁でも、河口域を避ける形をとっているのが見られる。

日本では南西諸島や伊豆諸島、小笠原諸島など南部の島嶼部でサンゴ礁が見られるが、サンゴ礁は水温18℃ほどまで形成されるので、日本本土でも小規模なものならば対馬海峡以南と房総半島以南の各地で見られる。

造礁サンゴにはミドリイシ、ノウサンゴ、キクメイシなど数100種類もあるが、これらは直径1cm足らずのイソギンチャクに似た小さなポリプがたくさん集まって群体をなしたもので、様々な形のサンゴは、たくさんのポリプがそれぞれの種類によって独自の骨格を形成したものである。

サンゴのポリプはプランクトンを捕食するが、体内に光合成を行う褐虫藻を共生させ、その栄養分をもらうこともできる。成長したポリプは分裂して増え、海水中の二酸化炭素やカルシウムを取りこみ、炭酸カルシウムを主成分とした骨格をつくる。たくさんの造礁サンゴが生命活動を行った結果、サンゴの下には厚い石灰岩の層ができ、サンゴ自身はさらに上へ、沖へと成長する。

サンゴ礁付近の砂浜は波浪で折れたり、動物に齧られたりしたサンゴの残骸を含んで白っぽくなる。他にも貝類やウニ、有孔虫の死殻なども海岸に堆積する。このようにサンゴ礁の砂浜の砂は、その大部分が生物起源であり、多くが石灰質である。これらの石灰分が堆積し、一部が溶けて再び固まることで、砂粒を含んだまま岩石となったものがビーチロックである。

こうした生物と自然の営みが長い時間をかけて積み重なった結果、石灰岩の岩盤による広いサンゴ礁ができ、地形を変えてしまう。上空からサンゴ礁のある海域を見ると、藍色の海にサンゴ礁の浅瀬が水色やエメラルドグリーンに浮かび上がる。

分類

サンゴ礁はその形態により、大まかに裾礁、堡礁、環礁の3つに分けることができる。

海岸部に接して発達したサンゴ礁を裾礁(きょしょう)という。外礁(サンゴ礁の縁)に囲まれた礁の内部は浅い礁池(しょうち)となり、上空から見ると水色に見える。現在の日本のサンゴ礁のほとんどが裾礁である。

外礁が防波堤のように環状に島を取り囲み、礁と島の間にやや深い礁湖(しょうこ・ラグーン)があるものを堡礁(ほしょう)という。チューク島(トラック諸島)などが例として挙げられる。堡礁は、中央の島を取り囲んでいるもの以外に、大陸を取り囲んでいるものもいう。大陸を中心に取り囲んでいるので有名なのがオーストラリアのグレート・バリア・リーフ(大堡礁)である。

礁の中央に島がなく、環状の外礁と礁湖のみがあるものを環礁(かんしょう)という。ムルロア環礁や沖ノ鳥島などが例として挙げられる。

このようなサンゴ礁の形態の違いは、島の沈降もしくは海面の上昇によると考えられている。堡礁や環礁の形成過程については、裾礁を抱える島が地殻変動や侵食により沈降し堡礁や環礁に変化したとする沈降説と、最終氷期の海水準変動によって生じた裾礁が海面の上昇により堡礁や環礁に変化したとする氷河制約説とがあり、共に一定の評価を得ている。特に沈降説は、チャールズ・ダーウィンによるもので、現在ではプレートテクトニクスと連動している。

サンゴ礁が隆起や海面降下により島となる場合もある。宮古島や沖永良部島などがその例で、島が全体的に平坦な形となるのが特徴である。また、北大東島と南大東島は島の中央が凹んでおり、周囲を囲むように高い部分がある。これは、隆起した環礁であると考えられている。

また、パラオなどはサンゴ礁内に大きな鍾乳洞があるが、鍾乳洞は陸上でなければ形成されないので、かつてそこは陸上だったことになる。これはサンゴ礁が海面の降下で海面上に現れ、侵食を受けて鍾乳洞ができ、再び海面が上昇したときに海底となったもので、現在島となっている部分は侵食されずに残った部分である。

サンゴ礁の構成と化石
サンゴ礁を形成するのは、必ずしも造礁サンゴだけではない。他にも石灰質の骨格を大きく発達させるものがあれば、サンゴ礁を形成する要素となり得る。現在のサンゴ礁では、紅藻類である石灰藻が優占する場所もある。また、必ずしもサンゴ礁の形成には関わらないものの、石灰質の殻を作るため、サンゴ礁での石灰質の蓄積に関わるものとして、二枚貝類であるシャコガイや、大型の有孔虫であるゼニイシやホシズナが多数生息している。ホシズナはサンゴ礁の砂浜の構成要素となり、場所によってはほとんどホシズナだけの砂浜が見つかる。化石としてもサンゴ礁の化石は古生代以降、たびたび出現している。具体的には、造礁サンゴの化石を含む石灰岩の形を取る。

現在のサンゴ礁は熱帯を中心とする、温暖で透明度が高く、浅い海域にのみ出現する。この理由は、造礁サンゴが褐虫藻という単細胞藻類を共生させているからである。これは単なる偶然や、栄養上の必要性だけではなく、褐虫藻の光合成があってこそ、サンゴの石灰質の骨格が、これだけの成長速度を維持できるらしいと考えられている。ちなみに、シャコガイやホシズナも褐虫藻を共生させている。このことから、過去のサンゴ礁でも似たような状況があったものと考えられる。そこで、サンゴ礁の化石が出た場合、その時代のその場所は、熱帯か亜熱帯の、温暖で浅い海域であったと判断することができる。このように、その化石の発見によって、その時代のその場所の環境が判断できる場合、そのような化石を示相化石とよんでいる。

ただし、サンゴ礁の形成は沈降説にも述べられているように、島の沈降と海洋プレートの移動が大きく関わっている。サンゴ礁の形成される海域と、化石となって出土する地点が大きく変わる可能性や、他の地層の中に取り込まれて出現する可能性も考えなければならない。

サンゴ礁の環境と生物
礁の外側は急に深くなっており、波も高いが、外礁に囲まれた礁池や礁湖は、外礁が激しい波浪を止める天然の防波堤となるため、波が穏やかである。サンゴのすき間は小さな生物の隠れ場所に都合がよく、それらを捕食する大型動物も集まってくる。さらに礁池の内外には砂浜やアマモ場もできるので、これらも含めるとサンゴ礁には実に多様な環境が作られ、多くの生物が生息することとなる。サンゴ礁は生物多様性の観点からも重要な場所といえよう。

ここではサンゴ礁に生息する生物のごく一部を挙げる。

海岸

サンゴ礁付近の岩礁海岸や砂浜は石灰分を多く含むので、石灰分の多い土壌に適応した特有の植物が自生する。草本ではイソフサギやクサトベラ、ハママンネングサなど、木本ではオオハマボウやアコウなどが挙げられる。これらの木陰にはオカヤドカリやヤシガニなどの動物が生息する。なお、岩のすき間はウミヘビ類のねぐらや産卵場所となる。

砂浜ではハマヒルガオやグンバイヒルガオ、コウライシバなどが自生し、植物が生えない波打ち際付近にはミナミスナガニやツノメガニなどのスナガニ類が生息する。なお、砂浜はウミガメ類の産卵場所となる。

礁の内側

波が穏やかな礁の内側には多くの生物が生息する。ふだんは礁の外側に生息する大型魚が、産卵や採餌のために礁の内側へ入ってくることもある。

爬虫類 - タイマイやアオウミガメなどのウミガメ類、エラブウミヘビやクロガシラウミヘビなどのウミヘビ類

魚類 - スズメダイ、チョウチョウウオ、ベラ、ネンブツダイ、ハリセンボン、ウツボなど

軟体動物 - シャコガイ、イモガイ、タカラガイ、ホラガイ、ヤコウガイ、コブシメ、テナガダコ、ヒョウモンダコなど

甲殻類 - オトヒメエビ、カクレエビ類、イセエビ類、サンゴガニ、オウギガニ類など

棘皮動物 - バイカナマコ、パイプウニ、ガンガゼ、オニヒトデ、クモヒトデなど

刺胞動物 - サンゴ類、サンゴイソギンチャク、ソフトコーラル、クラゲ類など

★セブ島の旅・其の13★コーラルリーフ

2013年02月21日 | ★旅行★外国
サンゴ礁(コーラルリーフ)は、造礁サンゴの群落によって作られた地形の一つ。熱帯の外洋に面した海岸によく発達する。

造礁(ぞうしょう=熱帯の浅い海底に成育し、石灰質を分泌しながら大きな群体を形成)サンゴの繁殖に適している海は、25-30℃ほどの高水温、3-4%ほどの高い塩分濃度、深くても水深30mほどの浅くてきれいな海域である。地球は西から東へ自転するため、赤道付近では海水が自転に置き去りにされる形で西向きの暖流が発生し、高緯度地方からの寒流がその後に入りこんでいる。太平洋、インド洋、大西洋どれも西側にサンゴ礁が集中し、東側にあまり見られないのはこの理由による。また、大規模なサンゴ礁でも、河口域を避ける形をとっているのが見られる。

日本では南西諸島や伊豆諸島、小笠原諸島など南部の島嶼部でサンゴ礁が見られるが、サンゴ礁は水温18℃ほどまで形成されるので、日本本土でも小規模なものならば対馬海峡以南と房総半島以南の各地で見られる。

造礁サンゴにはミドリイシ、ノウサンゴ、キクメイシなど数100種類もあるが、これらは直径1cm足らずのイソギンチャクに似た小さなポリプがたくさん集まって群体をなしたもので、様々な形のサンゴは、たくさんのポリプがそれぞれの種類によって独自の骨格を形成したものである。

サンゴのポリプはプランクトンを捕食するが、体内に光合成を行う褐虫藻を共生させ、その栄養分をもらうこともできる。成長したポリプは分裂して増え、海水中の二酸化炭素やカルシウムを取りこみ、炭酸カルシウムを主成分とした骨格をつくる。たくさんの造礁サンゴが生命活動を行った結果、サンゴの下には厚い石灰岩の層ができ、サンゴ自身はさらに上へ、沖へと成長する。

サンゴ礁付近の砂浜は波浪で折れたり、動物に齧られたりしたサンゴの残骸を含んで白っぽくなる。他にも貝類やウニ、有孔虫の死殻なども海岸に堆積する。このようにサンゴ礁の砂浜の砂は、その大部分が生物起源であり、多くが石灰質である。これらの石灰分が堆積し、一部が溶けて再び固まることで、砂粒を含んだまま岩石となったものがビーチロックである。

こうした生物と自然の営みが長い時間をかけて積み重なった結果、石灰岩の岩盤による広いサンゴ礁ができ、地形を変えてしまう。上空からサンゴ礁のある海域を見ると、藍色の海にサンゴ礁の浅瀬が水色やエメラルドグリーンに浮かび上がる。

分類

サンゴ礁はその形態により、大まかに裾礁、堡礁、環礁の3つに分けることができる。

海岸部に接して発達したサンゴ礁を裾礁(きょしょう)という。外礁(サンゴ礁の縁)に囲まれた礁の内部は浅い礁池(しょうち)となり、上空から見ると水色に見える。現在の日本のサンゴ礁のほとんどが裾礁である。

外礁が防波堤のように環状に島を取り囲み、礁と島の間にやや深い礁湖(しょうこ・ラグーン)があるものを堡礁(ほしょう)という。チューク島(トラック諸島)などが例として挙げられる。堡礁は、中央の島を取り囲んでいるもの以外に、大陸を取り囲んでいるものもいう。大陸を中心に取り囲んでいるので有名なのがオーストラリアのグレート・バリア・リーフ(大堡礁)である。

礁の中央に島がなく、環状の外礁と礁湖のみがあるものを環礁(かんしょう)という。ムルロア環礁や沖ノ鳥島などが例として挙げられる。

このようなサンゴ礁の形態の違いは、島の沈降もしくは海面の上昇によると考えられている。堡礁や環礁の形成過程については、裾礁を抱える島が地殻変動や侵食により沈降し堡礁や環礁に変化したとする沈降説と、最終氷期の海水準変動によって生じた裾礁が海面の上昇により堡礁や環礁に変化したとする氷河制約説とがあり、共に一定の評価を得ている。特に沈降説は、チャールズ・ダーウィンによるもので、現在ではプレートテクトニクスと連動している。

サンゴ礁が隆起や海面降下により島となる場合もある。宮古島や沖永良部島などがその例で、島が全体的に平坦な形となるのが特徴である。また、北大東島と南大東島は島の中央が凹んでおり、周囲を囲むように高い部分がある。これは、隆起した環礁であると考えられている。

また、パラオなどはサンゴ礁内に大きな鍾乳洞があるが、鍾乳洞は陸上でなければ形成されないので、かつてそこは陸上だったことになる。これはサンゴ礁が海面の降下で海面上に現れ、侵食を受けて鍾乳洞ができ、再び海面が上昇したときに海底となったもので、現在島となっている部分は侵食されずに残った部分である。

サンゴ礁の構成と化石
サンゴ礁を形成するのは、必ずしも造礁サンゴだけではない。他にも石灰質の骨格を大きく発達させるものがあれば、サンゴ礁を形成する要素となり得る。現在のサンゴ礁では、紅藻類である石灰藻が優占する場所もある。また、必ずしもサンゴ礁の形成には関わらないものの、石灰質の殻を作るため、サンゴ礁での石灰質の蓄積に関わるものとして、二枚貝類であるシャコガイや、大型の有孔虫であるゼニイシやホシズナが多数生息している。ホシズナはサンゴ礁の砂浜の構成要素となり、場所によってはほとんどホシズナだけの砂浜が見つかる。化石としてもサンゴ礁の化石は古生代以降、たびたび出現している。具体的には、造礁サンゴの化石を含む石灰岩の形を取る。

現在のサンゴ礁は熱帯を中心とする、温暖で透明度が高く、浅い海域にのみ出現する。この理由は、造礁サンゴが褐虫藻という単細胞藻類を共生させているからである。これは単なる偶然や、栄養上の必要性だけではなく、褐虫藻の光合成があってこそ、サンゴの石灰質の骨格が、これだけの成長速度を維持できるらしいと考えられている。ちなみに、シャコガイやホシズナも褐虫藻を共生させている。このことから、過去のサンゴ礁でも似たような状況があったものと考えられる。そこで、サンゴ礁の化石が出た場合、その時代のその場所は、熱帯か亜熱帯の、温暖で浅い海域であったと判断することができる。このように、その化石の発見によって、その時代のその場所の環境が判断できる場合、そのような化石を示相化石とよんでいる。

ただし、サンゴ礁の形成は沈降説にも述べられているように、島の沈降と海洋プレートの移動が大きく関わっている。サンゴ礁の形成される海域と、化石となって出土する地点が大きく変わる可能性や、他の地層の中に取り込まれて出現する可能性も考えなければならない。

サンゴ礁の環境と生物
礁の外側は急に深くなっており、波も高いが、外礁に囲まれた礁池や礁湖は、外礁が激しい波浪を止める天然の防波堤となるため、波が穏やかである。サンゴのすき間は小さな生物の隠れ場所に都合がよく、それらを捕食する大型動物も集まってくる。さらに礁池の内外には砂浜やアマモ場もできるので、これらも含めるとサンゴ礁には実に多様な環境が作られ、多くの生物が生息することとなる。サンゴ礁は生物多様性の観点からも重要な場所といえよう。

ここではサンゴ礁に生息する生物のごく一部を挙げる。

海岸

サンゴ礁付近の岩礁海岸や砂浜は石灰分を多く含むので、石灰分の多い土壌に適応した特有の植物が自生する。草本ではイソフサギやクサトベラ、ハママンネングサなど、木本ではオオハマボウやアコウなどが挙げられる。これらの木陰にはオカヤドカリやヤシガニなどの動物が生息する。なお、岩のすき間はウミヘビ類のねぐらや産卵場所となる。

砂浜ではハマヒルガオやグンバイヒルガオ、コウライシバなどが自生し、植物が生えない波打ち際付近にはミナミスナガニやツノメガニなどのスナガニ類が生息する。なお、砂浜はウミガメ類の産卵場所となる。

礁の内側

波が穏やかな礁の内側には多くの生物が生息する。ふだんは礁の外側に生息する大型魚が、産卵や採餌のために礁の内側へ入ってくることもある。

爬虫類 - タイマイやアオウミガメなどのウミガメ類、エラブウミヘビやクロガシラウミヘビなどのウミヘビ類

魚類 - スズメダイ、チョウチョウウオ、ベラ、ネンブツダイ、ハリセンボン、ウツボなど

軟体動物 - シャコガイ、イモガイ、タカラガイ、ホラガイ、ヤコウガイ、コブシメ、テナガダコ、ヒョウモンダコなど

甲殻類 - オトヒメエビ、カクレエビ類、イセエビ類、サンゴガニ、オウギガニ類など

棘皮動物 - バイカナマコ、パイプウニ、ガンガゼ、オニヒトデ、クモヒトデなど

刺胞動物 - サンゴ類、サンゴイソギンチャク、ソフトコーラル、クラゲ類など