Ambivalent Blog

e-Tetsuによる「アート」と「釣り」の生活誌

コモディティ化に邁進するSUN

2004-09-28 | ◆ビジネス
IBMやHPに続いてSUNもユーティリティー・コンピューティングに名乗りを上げた。

サン:「世界を1つのコンピューティングリソースに」 CNET Japan

ただし、記事はかなり手厳しく、これは低迷に喘ぐSUNが話題作りのために持ち出したネタであるという。話題に上りさえすればSUNにとっては成功だと。確かにSUNの業績は低迷を続けてきたが、ここ最近はJAVA関連ソフトのオープンソース化やSolarisの他社製チップへの対応など、これまでのSUNにはない施策を打ち出してきている。

今回のユーティリティー・コンピューティングの話題も、ここ最近の動きとの同期は取れている。つまり、ハードウェアのコモディティ化である。しかし、独自のチップとオペレーティング・システムへの拘りは捨てていないSUNが、どのようにコモディティ路線と独自路線の整合性を取り、差別化に繋げていくのかは興味深いところである。

今日は、この流れの中で「サンとCSK、従量課金制コンピューティングサービスの提供で協力」 CNET Japanという記事が出た。