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3月の純増はどこがトップ?

2008年04月04日 23時12分40秒 | ケータイ
 例年なら3月は、DoCoMoとauが空中戦を繰り広げて、ソフトバンクはそれから大きく遅れをとるというのがここ数年の傾向。しかし、今年の3月はかなり事情が違っているように思える。

 一番の違いはソフトバンクが2月まで連続10ヶ月純増数トップという点だ。「ホワイトプラン」や「ホワイト家族24」が人気で勢いが止まる気配がない。さらに「ホワイト学割」もスタートなるなど、3月商戦向けの対策も万全に見える。

 しかし、予想よりも早くauとDoCoMoが家族通話定額を開始する事となり、これが唯一のマイナス要因に思える。これによりソフトバンク離れが始まるのか?それとも家族だけでなく、ソフトバンク同士1時~21時音声通話定額+メール定額という魅力が支持されるのかも注目点だ。
 
 一年前はauが顧客満足度No.1で独走のイメージだったが、それも昨秋からの改悪セレクト(買い方セレクト)の開始による2年縛りの強化が嫌気されて、auの純増数に急ブレーキがかかっている。

 auはそれの対策として、1万円キャッシュバックなどのキャンペーンを実施したり、プリペイド端末を無料配布したり、ついには3月から家族通話定額をスタートさせた。これでかなりau売り場は賑わい、3月までのキャッシュバックキャンペーン終了間際の先月末の週末などはかなり売れていたようだ。
 しかし、ツーカーが3月末でサービス終了となり、かなりのユーザーが離れていく可能性があり、プリペイドも3月は縮小傾向にあるため、それらがマイナス要因となると、例年のように大幅純増というのは難しい気もする。

 auはプラス要因もマイナス要因もあるため、そのどちらに転がるのかはなかなか判断が難しいところだが、マイナス要因が不安材料なのは確かだ。

 DoCoMoは近年になく厳しい状況に追い込まれていて、最近の勢いからすると、いくら盛り上がる3月商戦と言えども、とても安心はできない気がする。
 905iと705iシリーズからは「バリューコース」で購入できるようになり、端末価格の分割払いが好きな人には支持されているかもしれないが、一括払いで買いたくても、あまりに金額が高いためになかなか買えない人も少なくないはずだ。「バリューコース」は単純にプラス要因とは言えず、ユーザーによってはマイナス要因にもなりえる。

 これらの要因を考慮すると、3月はソフトバンク、au、DoCoMoという順番になりそうな気がするが、状況次第ではauが上下しそうな不安定要因があるので、7日の発表がとても楽しみだ。

 一番不安なのは、ウィルコムだ。最近は純減傾向にあり、その後も有効な対策がなされていないので、3月も非常に厳しい気がする。こんな事をしていると次世代PHSまで体力が続くのかが不安だ。