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三菱電機、携帯端末事業から撤退

2008年03月03日 21時39分24秒 | ケータイ
 三菱電機は、現在販売中の機種を最後として、携帯電話の新規開発を終了すると発表した。携帯電話端末事業を終了させて、戦略的事業再編を行なう。

 同社では、1983年に自動車電話をNTT向けに提供して以来、移動体・携帯電話端末の開発を行なってきたが、近年は出荷台数が減少。2005年度の国内外の携帯端末販売数は約350万台、2006年度の販売数は約300万台となっていたが、2007年度の出荷台数見込みは約210万台、売上高見込みは約1,000億円に落ち込み、今後の方向性を検討した結果、経営資源を他の注力すべき分野に集約することになったという。なお、海外の携帯電話事業については、2005年度までに北米・欧州から撤退し、中国の開発・販売部門を閉鎖している。

 今後の端末開発については、ドコモ向けに提供しているD905i、D705i、D705iμの3機種で端末開発が終了となり、「次のモデルはない」(三菱電機広報)ということになった。ただし、これまでに発売された同社製端末のサポートや、電池パック「D06」の回収は、引き続き対応していくという。


三菱電機、携帯端末事業から撤退

 三菱電機はかつてはDoCoMo以外にも、当時のボーダフォンやツーカーにも端末を供給していたが、最終的にはDoCoMoだけに供給先を絞っていた。

 そのDoCoMoでもあまり人気が出なくて苦労していたが、大型液晶を採用したスライド式のD902iがヒットして、いくらか盛り返したように見えた。

 しかし、その人気もD904iあたりから再び低迷しだしたようで、ついに撤退を発表したようだ。

 個人的には三菱電機にソフトバンクに復帰して欲しかっただけに、それが不可能となったので残念だ。

 DoCoMoとしても端末ラインナップの縮小につながるだけに多少は痛手となるのかもしれない。