EK904は午後9時に無事ドバイ空港に着陸。機内アナウンスは外気温が35℃であることを告げている。暑いドバイに戻ってきた。
ビジターセンターに近いホテル、モーベンピック・ペトラ・リゾートに宿をとったのは、ペトラ遺跡を見るには最低二日はいると先輩駐在員に聞いていたからだ。そうして良かったと思ったのは、より多くの遺跡を見ることができたということの他に、同じ遺跡でも、時間帯によって見え方が違うことがわ . . . 本文を読む
ヨルダンの旅の最終目的地ペトラに向かう途中、どうしても寄りたいところがあった。それは、バプティズム・サイト(上の写真)。
イエス・キリストがバプテスマのヨハネからバプテスマ(洗礼)を受けた場所がヨルダン川のこちら側にあることが近年わかって、名所になっている。ヨルダンとイスラエルをつなぐキング・フセイン橋のすぐ近くにあり、アラビア語ではマグタスという。観光客のための施設がオープンしたのは1996年 . . . 本文を読む
会議が終わり出張の目的は果たしたが、まだアンマンにいる。せっかくの機会なので、週末を利用してヨルダンを少し見て回るつもりだ。
アンマンには山と坂が多い。起伏の少ないドバイとの違いだ。上の写真はジュベル・アル・カラァから見下ろすアンマンの街並み。山の斜面にビルがびっしりと建っているのがわかるだろうか。
そして、ドバイとのもうひとつの違いは、歴史があること。一番上の写真は、アンマンのジュベル・ア . . . 本文を読む
会議に参加するため、ヨルダンの首都アンマンに来ている。初めてのことだ。
ドバイからは飛行機でわずか3時間。EK903の機内は避暑のためと思しき家族連れのアラブ人達でほぼ満席だ。機内アナウンスでは午後5時半の着陸時の気温が34℃。さすがにドバイから来ると涼しく感じる。
空港からして、田舎に来たなと感じる。ドバイ駐在員仲間で、タクシーを相乗りしてホテルまで(22ヨルダン・ディナール(1ディナールは . . . 本文を読む
正味二日の滞在だったが、記憶が薄れる前にリヤドの印象を記録しておく。
まず、ドバイとの大きな違いは高層建築が少ないこと。建物の色も形もどれも同じようで、一個一個の建物が自己主張をしているドバイとは対照的だ。パーティーで横の席に座った24歳のサウジアラビア人に聞いたら、サウジは土地がたくさんあるから建物を垂直に高くしていく必要がないという説明だった。
次に、女性をみかけることが非常に少ない。ホテ . . . 本文を読む
明日から2日間にわたる社内会議に出席するため、東京に来ている。関空行きのエミレーツ316便に乗るのは随分ひさしぶりだった。
来る前に家族から聞いていたとおり、東京は涼しい。最高気温が20度くらいらしいから、ドバイとの温度差は実に20度ということになる。夏服しかもってきていないが、風邪を引かないように気をつけたい。
写真は関空で羽田行JAL188便搭乗ゲートの近くのスタンドで注文したきつねうどん . . . 本文を読む
写真は、ギザのピラミッドを見た後に行ったサッカラの階段ピラミッド。エジプトで最初のピラミッドといわれる。ギザの三大ピラミッドなど後代のピラミッドと違うのは底面が正方形でなく長方形であること。何度も設計変更を重ねた結果、こういう形になったのだとか。
南隣にはウナス王のピラミッドという外壁が崩れたピラミッドがある。象形文字が描かれた壁(下の写真)など内部は完全な形で残されている。
この他、今回はみ . . . 本文を読む
エジプト旅行の写真を整理しながら、一番感動したのは何だろうと考えた。結局行き着いたのが、最初にみたクフ王のピラミッド、いわゆるギザの大ピラミッドだ(上の写真)。世界七不思議の一つであるこのピラミッド、ガイドの説明によれば146メートル、ウィキペディアによれば現在は138メートルという。高さだけならどうということもないはずなのに、不思議な力で見るものを圧倒する。これを見るだけでも、大枚はたいてエジプ . . . 本文を読む
エジプトの旅を続ける。
ギザのピラミッド・スフィンクスを見た3月20日、最後に行ったのがメンフィス。ここはエジプト古王国の統一王朝最初の都だったという。上の写真は、メンフィスの博物館に横たわるラムセス2世像。破損後の高さは12メートルほど。下はアラバスター製のスフィンクス。ギザのそれに比べるとずっと小さいが、顔がほぼ完全なまま残されている。
メンフィスのあたりは、緑が豊かでキャベツやアルフ . . . 本文を読む
カイロの旅を少し続けよう。写真は3日目に行った、ガーマ・モハメッド・アリ(モハメッド・アリ・モスク)。カイロでは最も大きいモスクらしい。ジュメイラ・モスクに比べると10倍以上の大きさはあるだろうが、ザイード・モスクを見慣れた目にはさほど大きいとは感じられない。トルコにあるモスクをモデルにしたという。下半分は大理石でできているということだが、近くでみると土色に変色している。
ガイドの説明によれば、モハメッド・アリというボクサーと同じ名前の王は、外国人の傭兵から、この国を支配していたトルコ人を虐殺して王に成り上がった人のようだ。 . . . 本文を読む
カイロ3日目の21日は、日本語のガイドがつくツアーをブルースカイという旅行代理店に依頼していた。ブルースカイ以外にも、日本人の観光客用に日本語ガイドのツアーを組んでいる現地の旅行代理店はいくつかあり、最大のものはベヒというらしい。
この日のガイドは、ギザにあるカイロ大学の日本語学科を卒業した男性エジプト人で、日本(なぜか会津)にも毎年のように行っているらしい。彼によれば、カイロ大学の日本語学科は . . . 本文を読む
20日は8時10分に、ミッドランドというエミレーツが契約している現地の旅行代理店のマイクロバスがホテルにピックアップにくる。参加者はドバイのバール・ドバイに住んでいるというインド人の夫婦と私の家族の二組5名だけ。
全行程6時間のツアーと聞いていたが、ホテルに帰ってきたのが17時、たっぷり9時間だった。預言者聖誕祭のおかげで、道路がいつもより空いていたせいもあるだろう。ギザのピラミッド群、スフィン . . . 本文を読む
見過ごしていたが、世界経済会議による2008年旅行・観光競争力ランキングが発表されている。
それによれば、UAEは昨年の18位から40位に後退してしまっている。その原因は今年新たに導入された環境の持続可能性(environnmental sustainability)、そして自然及び文化資源の少なさ(limited natural and cultural resources)にあるらしい。前者 . . . 本文を読む
両親がドバイに来ることになった。昨年末に帰国した際、4月から町内会の会長になるので、そうなると任期の1年間は長期の旅行などできなくなると聞いた。それなら今の内に来たら、と私がせかして急遽決まった話だ。
だが、ドバイ自体の観光は一日二日あれば十分というのが、当地の駐在員の定説。私も一度は行ってみたいと思っていたエジプトは、エミレーツ航空だと、ドバイ往復とドバイにストップオーバーしてカイロまでの往復 . . . 本文を読む
3月に2008年のランキングが発表されるらしいから、どうしてこの時期なのがわからないが、26日付ガルフニュースが、世界経済フォーラム(いわゆるダボス会議)がまとめた2007年旅行・観光競争力指数(Travel and Tourism Competitive Index)をとりあげている。
それによれば、総合ランキングは、1位がスイス、2位がオーストリア、3位がドイツ。米国は5位で、日本が25位と . . . 本文を読む