ドバイ駐在員ノート

一人の中年会社員が、アラブ首長国連邦ドバイで駐在事務所を立ち上げて行く過程で体験し、考えたことの記録。(写真はイメージ)

エジプト考古学博物館

2008年03月22日 08時16分11秒 | 旅する
カイロ3日目の21日は、日本語のガイドがつくツアーをブルースカイという旅行代理店に依頼していた。ブルースカイ以外にも、日本人の観光客用に日本語ガイドのツアーを組んでいる現地の旅行代理店はいくつかあり、最大のものはベヒというらしい。

この日のガイドは、ギザにあるカイロ大学の日本語学科を卒業した男性エジプト人で、日本(なぜか会津)にも毎年のように行っているらしい。彼によれば、カイロ大学の日本語学科は1学年30人の学生が在籍しているという。一部は彼のように日本語ガイドになるのだろう。

この日のコースは、ホテルで朝9時にピック・アップ、考古学博物館を時間をたっぷりかけてみた後、なぜか韓国レストランでランチ。ガーマ・ムハメッド・アリ(ムハメッド・アリ・モスク)、ハーン・ハリーリ市場をみてホテルに帰ってきたのは16時。両親がハーン・ハリーリで土産に買ったピラミッド型のガラス(3個セット20エジプト・ポンド)は、ホテルに帰ってみたら、てっぺんがかけていた。最初はコプト教会も行く予定だったが、両親が少し疲れているようだったので、やめた。ツアー代金は一人90米ドルだった。

考古学博物館は、「地球の歩き方」にあるように、巨大な物置という形容がふさわしい。ガイドなしではなにがなんだかさっぱりわからないが、あちこちで英語や日本語のガイドが説明をしているから、ちゃっかりそれにくっついて回るという手もあったかもしれない。中では、やはり黄金のマスクをはじめとするツタンカーメンの墓の副葬品が見ごたえがある。

ガイドによれば、現在ギザに新しい博物館を建設中で、それが完成したら展示品は大部分が移設されるのだそうだ。カメラは博物館の入り口で預けなければならないが、持ち込みを許されているカメラ付携帯電話で撮影する人がいるのに気づいた。周りにセキュリティがいないのを確認しながら、私もこっそり撮影(下の写真)。これはおすすめしない。


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