ドバイ駐在員ノート

一人の中年会社員が、アラブ首長国連邦ドバイで駐在事務所を立ち上げて行く過程で体験し、考えたことの記録。(写真はイメージ)

ギザのスフィンクス

2008年03月21日 08時06分33秒 | 旅する
20日は8時10分に、ミッドランドというエミレーツが契約している現地の旅行代理店のマイクロバスがホテルにピックアップにくる。参加者はドバイのバール・ドバイに住んでいるというインド人の夫婦と私の家族の二組5名だけ。

全行程6時間のツアーと聞いていたが、ホテルに帰ってきたのが17時、たっぷり9時間だった。預言者聖誕祭のおかげで、道路がいつもより空いていたせいもあるだろう。ギザのピラミッド群、スフィンクス、サッカラ、メンフィスといった見所全部に、香水、パピルス、カーペットの工房でそれぞれの製造過程の実演をみせてもらった上、エジプト綿の土産物屋やアルファルファ・キャベツ畑まで案内してもらい、盛りだくさんのツアーとなった。

サハールという陽気なエジプト人女性のガイドは、私の母をクィーンと呼び、なにくれとなく気とつかってくれた。自分の母親と私の母が1歳しか違わないらしい。エジプトでは21日が母の日ということもあって、途中で寄った香水の土産物屋で、香水を入れる小さなガラス瓶をプレゼントまでしてくれた。

見た中で一番感銘を受けたのは、やはりギザのピラミッド群とスフィンクス。スフィンクスは想像していたのよりはだいぶ小さい。これらができたのが4000年以上も前というのがすごい。これだけはドバイがどんなにがんばっても真似ができないし、日本にある世界遺産もまだまだ新しいと思えてくる。

この日、ドバイに赴任してからの知人二人に、別々の場所でばったり出会った。一人はアブダビの駐在員で家族連れ、もう一人は女性の二人旅のようだ。私の知っているドバイ駐在員にも、エジプト旅行をしている人は多い。カイロはドバイ駐在員の定番旅行先ということなのだろう。

上の写真のスフィンクスの背後にあるのは、カフラー王のピラミッド。下の写真の右手にあるのがクフ王のピラミッド。


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1 コメント

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Unknown (カラマ)
2008-03-22 13:31:44
カイロ旅行満喫されたんですね。
確かに写真で見るスフィンクスよりは実際見ると小さい感じがしますが、私は感激しましたけど。
ただ頭に鳥(烏?)が沢山とまってるのがきになりました。
スフィンクスの目の前は、KFCっていうのが笑いを誘いましたが。。
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