ドバイ駐在員ノート

一人の中年会社員が、アラブ首長国連邦ドバイで駐在事務所を立ち上げて行く過程で体験し、考えたことの記録。(写真はイメージ)

ガーマ・モハメッド・アリ

2008年03月27日 23時49分14秒 | 旅する
父から藤枝の自宅に無事到着したとのメールが届く。EK314便の出発が1時間遅れたが、他はスムーズだったらしい。一安心。

カイロの旅を少し続けよう。写真は3日目に行った、ガーマ・モハメッド・アリ(モハメッド・アリ・モスク)。カイロでは最も大きいモスクらしい。ジュメイラ・モスクに比べると10倍以上の大きさはあるだろうが、ザイード・モスクを見慣れた目にはさほど大きいとは感じられない。トルコにあるモスクをモデルにしたという。下半分は大理石でできているということだが、近くでみると土色に変色している。

ガイドの説明によれば、モハメッド・アリというボクサーと同じ名前の王は、外国人の傭兵から、この国を支配していたトルコ人を虐殺して王に成り上がった人のようだ。

この日は金曜日で、祈りの時間は観光客は締め出されるそうだが、14時にはそれも終わっていて、入り口で脱いだ靴を手にもってモスクの中に入ることができた(下の写真)。大きなモスクの中に入るのは初めての経験だ。メッカに2度も行ったことがあるという熱心なムスリムのガイドは(巡礼月に行くとハッジ、巡礼月でなければオムランという称号をもらえるとのことで、彼の場合はオムランだという)、イスラム教の5原則やお祈りの仕方について説明しはじめた。クリスチャンの母が、キリスト教では、、、と応酬するので、ハラハラさせられた。

歴史をもう少し勉強して来たら、別の見方ができたかもしれない。建物としては強い印象を受けなかった。


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