グローバル・スタンダードの最高峰資格CFAとCFPを持つ完全独立のFP・資産運用アドバイザー尾藤峰男の書評ブログ

びとうファイナンシャルサービスはお客様の利益のみに目をむけた金融機関から完全独立のFP・資産運用アドバイザーです。

『すごい!ホメ方』内藤誼人著(廣済堂文庫)を読んで

2012-05-10 13:16:36 | 書評
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お知らせ情報
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☆★第15回『退職金や金融資産をしっかり運用するためのセミナー』を開催します!☆★
-こうすればセカンドライフを豊かに過ごすことができる-

混迷の世の中、本当のことを知ることが難しくなっています。特に資産運用は、情報があふれかえり、中でも手数料収入を何とか取り込もうとしてリスクの高い金融商品を売り込む金融機関や証券会社、F会社、商品先物会社の営業活動は激しくなっていて、利用者が本当に正しい資産運用の方法を学ぶ機会は、大変限られています。

これからの人生は、国の制度や周囲に頼ることはできません。自分でしっかり判断して、人生を切り開いていく必要があります。 資産運用もまさにその通り。このセミナーで、人生を安心して過ごすことができる「正しい資産運用法」をぜひ学んでください。きっとかけがいのない時間となることでしょう。

~参加無料 限定10名~

日時:2012年5月26日(土)15:00~17:00
場所:TKP東京駅丸の内会議室ミーティングルームC(日比谷帝劇ビル地下1階)(最寄り駅:有楽町・日比谷駅)
http://tkpteigeki.net/access/index.shtml


申し込みは、下記メールまたは電話にて「5月26日セミナー参加希望」
として、お名前とご連絡先をお知らせください。
E-メール: info@bfsc.jp
Tel: 03-6721-8386


講師:尾藤 峰男 びとうファイナンシャルサービス代表取締役

講師プロフィール:
米国CFA協会認定証券アナリスト、CFPR、日本証券アナリスト協会検定会員、
1級FP技能士、金融機関から完全に独立したFP・資産運用アドバイザーとして、
個人の金融資産や退職金の運用助言・ライフプランニングサービスを提供する。
2000年当社設立。グローバルな投資理論や外国株投資・国際分散投資への造詣
が深い。日本経済新聞、週刊東洋経済、日経マネーなどへのコメント多数。日経CNBCにもたびたび出演。著書に「いまこそ始めよう 外国株投資入門」日本経済新聞出版社。投資助言・代理業として関東財務局登録。


◆このセミナーで「セカンドライフを豊かに過ごすための資産運用法」がわかる!◆

30年以上の経験と資産運用の頂点の資格を持つ、FP・資産運用アドバイザー
尾藤 峰男だからこそ語ることのできる「セカンドライフを豊かに過ごすため
の資産運用法」をお話します。

日本の将来が不透明で、先行き閉塞感がつのる中、老後や家族の将来はどうな
るか、一人で考えあぐねていても、解決の糸口はなかなか見つかりません。

証券会社や銀行に相談しても、本当に役に立つ情報は提供してくれません。自
分たちが売りたい商品のための情報しか話さないのです。

一度きりしかない人生を幸せに生きるためには、資産運用で失敗はできません。
金融機関から完全独立で、お客様の利益を最優先におくびとうファイナンシャ
ルサービスだからこそお話できることがあります。土曜の午後のひと時を、「
本当の資産運用とは」を学び、セカンドライフを豊かに過ごすために使ってみ
ませんか。



◆『お仕事帰り・休日の無料個別相談』サービスのご案内 ◆

弊社は、『お仕事帰り・休日の無料個別相談』サービスを実施しています。次のようなことでお困りの方、お悩みの方に的確なアドバイスをさせていただきます。

● 退職金が入ったが、どう(運用)したらいいかわからない…。

● お金はほとんどが、利息のつかない定期預金においてある。

● 自己流の運用のやり方でほんとうにいいのか、自信がない。

● 証券会社のいうとおりにしたら、株や投資信託で大損した…。

● 銀行や証券会社は、高い手数料の商品ばかり勧めるので、信用できない。

● お金の運用を、本当に信頼できる人に訊きたいが、誰に訊いたらいいか
  わからない。

● 大切な老後の資金を間違いなく、着実に殖やしたい。

● 仕事が忙しいので、お金の運用に時間はないが、それでもしっかり殖やし
たい。

● 今後の日本のことを考えると、海外に投資すべきだと思うが、どうしたらいいかわからない。

資産運用は、やり方によって大きな差が出ます。金融機関から完全独立のFP・資産運用アドバイザーが価値あるアドバイスを提供する「無料個別相談」をお気軽にご利用ください。

『お仕事帰り・休日の無料個別相談』スケジュール
毎週水曜日 18:30~
毎週土曜日 13:00~、15:00~、17:00~

なお、他の曜日につきましても別途調整いたしますので、ご相談ください。
完全予約制ですので、事前に下記までご氏名、ご連絡先をお知らせください。
E-mail: info@bfsc.jp
Tel: 03-6721-8386



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『すごい!ホメ方』内藤誼人著(廣済堂文庫)を読んで


この本は、ほめることについて、事細かに技術的なことも含めて書いている。著者は心理学者であり、実践的にコンサルタント業務も行っている。本文や巻末の参考文献を見ても、いかに心理学の理論的裏づけに基づいて書かれているかはわかる。コミュニケーションの分野でも、参考になる本である。


はじめに

・ 人をほめればほめるほど、その人との関係は良好なものになり、相手も私を好きになってくれる。


第1章

・ 人をほめるのは、説得を成功させる上で必要不可欠な作業だ。

・ 「熟知性の原理」―お互いに何度も顔を合わせていると、親しみを感じるというか、心を許してしまうというか、行為を感じやすい。

・ 初対面の人には、別れ際にほめる。仕事であった人にはメールを使ってほめる。お礼のメールでほめる。

・ 相手から、ホメ言葉に対してネガティブな発言や否定するような発言が出てきたときには、それを再否定するのが正しいやり方。

・ 軽く流されてもホメ言葉は必ず効いてくる。

・ 相談事を持ちかけると、相手は喜ぶ。

・ 人に好かれるコツは、とにかく相談事を持ちかけて、相手の気分をよくすることだ。―アメリカ心理学者ジョン・グレイ


第2章

・  疑り深いタイプは最低2度、ほめろ!

・ 2度ほめてもだめなら、3度。3度ほめてもだめなら4回ほめる。

・  あまり親しくない相手には、友人を介してほめろ!

・ 下手に出れば出るほど、人間関係は間違いなく円満になる。

・ 「しゃべらないで」と頼んだほうが、かえってたいていの人は、しゃべってしまう。


第3章

・ ほめ上手の人から、ワザを盗め!

・ ホメ上手になるには、自分の中にある「うぬぼれ」をできるだけ小さく抑えておくことが必要。「実るほど、頭を垂れる稲穂かな」

・ 絶対に悪いイメージをもたれるな!

・ 相手に必ず好かれる5つのやり方
1. 常に尊敬の念をアピール
2. 上手に質問をしていく
3. 相手の「感情語」に反応してあげる
4. 批判はせずに、最後まで聞く
5. 共感を示す

・ 自分の発言量は30%を目安に

・ 人と話すときには、〝手〟と〝目〟に気をつけろ。本当に大切なのは、会話の中味なんかより、あなたの身振りのほう。

・ お世辞やおべっかを言った直後には、頼みごとをしない。お願いやセールスは、少し時間を空けてからする。

・ 人に嫌われることを恐れると、「自分の人付き合いができない。」もっといい加減に。嫌われたら、まぁ、そのとき。そういうアバウトな考えで相手に接しよう。そのほうがうまくいくことを心理学のデータが語っている。


第4章

・ 「念を押す」というのは、基本的に避けたほうがいい。念を押そうとすればするほど、相手は忘れてしまう。

・ しかり方のコツは、叱るというより、むしろ「心配する」という雰囲気を漂わせること

・ いいたいことがあるからといって、それをダイレクトに表現すると必ず失敗する。悟らせるように仕向けることだ。自分で問題に気づくように仕向ければ、改善するときにも、本気で取り組む。

・ 本当に一流の人は、すぐに名刺を片付けたりしない。


第5章

・ 相手が不安や動揺を感じている発言をした場合には、すぐに「励まし」をしてあげる。

・ 現状にほめるところがないときには、将来のことをほめろ。その場合にはどんどんうそをついてあげるべき。

・ うそでもほめてあげるほうが、はるかに効果的。ほめるべきところは、あなたが作ってあげる。どんどんうそをつけ。今はうそでも、そのうち、真実となる。

・ ホメ言葉に関しては、悪いうそなどない。ほめてあげるなら、どんなうそでも「いいウソ」になる。

・ 相手のために時間を使ってあげることは、十分に報酬的で、うれしいことだ。

・ 故郷をほめると、誰でも喜ぶ。

・ 「仮定法」を使ってほめる。(もし○○さんが本気になったら、・・・)仮定の話なんだから、どんなにほめても大丈夫。ホメ言葉は相手を伸ばす効果がある。

・ 照れくさいときは、わざと誇張してほめろ!普通にほめるのではなく、もうこれ以上ないというほど、誇張してほめる。ほめるときは中途半端が一番よくない。ちょっと大げさなくらい誇張したほうがいい。そのほうがスムーズにほめられる。

・ 誇張した表現を使って冗談っぽくほめられたほうが、もっと、ずっと楽しい。

・ ホメ言葉を勘違いさせたままほうっておくと、取り返しのつかない事態になる。

・ ほめられ上手は、相手にほめられているときに、感激しているところを見せるのがうまい。


最後に

・ どんなほめ方でも間違いはない。
・ ほめるのに、うまい、下手などはない。ほめるか、ほめないか、のどちらかだ。


『すごい!ホメ方』内藤誼人著(廣済堂文庫)