グローバル・スタンダードの最高峰資格CFAとCFPを持つ完全独立のFP・資産運用アドバイザー尾藤峰男の書評ブログ

びとうファイナンシャルサービスはお客様の利益のみに目をむけた金融機関から完全独立のFP・資産運用アドバイザーです。

ジョージ・ブッシュと小泉純一郎の仲

2006-06-30 08:51:00 | Weblog
二人は、メンフィスのエルビス・プレスリー邸にいくという。両国のトップが公務の忙しいときロック歌手の旧住居を見に行くのだ。日本でいえば、小樽の石原裕次郎の記念館に二人で行くようなものか。あきれたといいたいのではない。いいたいのは二人の仲のよさ。特にブッシュの小泉への肩入れ振りは、両国友好レベルを超えている。これがどう両国関係に影響しているかというと、非常にいい影響を与えているといってよい。やはり首脳同士の個人的な信頼関係や厚い友情は、いざというときの支えであり(日本の場合は金融危機の時、アメリカの場合はイラク問題への日本の支援)それが両国の政治家や官僚にも波及する。見えないところや細部の点でも微妙に影響する。非友好国、友好国を問わず他国にも中国・北朝鮮などへの牽制機能、英国・オーストラリアなどへの協力促進機能の形で波及する。トップレベルの個人的良好な関係が大事であることは論を待たない。

福田元官房長官の総裁選出馬可能性は100%。

2006-06-29 09:25:39 | Weblog
福田元官房長官は、まだ出馬宣言をしていない。無論、9月の総裁選にはまだ時間がある。安倍官房長官の正式表明も8月下旬とのこと。一方で、正式ではないが、事実上立候補を公言しているのが、麻生外務大臣。谷垣氏も意欲満々というところ。与謝野氏もチャンスがあれば、俺もというところだろう。しかしながら福田氏が立候補すれば、事実上安倍氏との対決ということになる。では福田氏は立候補するだろうか。私は、間違いなくすると見ている。総理、総裁に政治家としてなりたくないなどという人は、元々いない。誰でもトップを目指して政治家になる。チャンスが巡ってくればいざ出陣というのが本能というものだ。福田氏自身も、父親赳夫氏の激しい権力闘争を見ながら育ったわけで、そのあたりの動き方は十分意識しているということだ。政治は8月以降が面白くなる。

韓国拉致家族の再会を見て。

2006-06-28 18:53:10 | Weblog
テレビで見た映像は、まるで劇を見ているようだ。北朝鮮政府がシナリオを入念につくり、その線にのって進んでいるというのは明らかだ。だからなかなか感動が心底沸いてこない。韓国の母親や姉は28年ぶりに会えて、それはそれはうれしいだろうが、北朝鮮側・金英男氏やその家族はさぞ言動が制限されたり、監視の目がきついことだろう。気の毒な限りだ。なぜこのようなことが、まだ世界にあるのか信じられない思いだが、これが現実なのだ。

いずれにしてもこれによって、日本の拉致被害者の帰国問題に影響が出ないことを祈りたい。とにかく日本としては、北朝鮮のわなにはまらないよう、くれぐれも冷静に進まなければならない。

米国著名投資家ウォレン・バフェットが持株ほとんどをゲイツ基金に寄付

2006-06-26 09:07:38 | Weblog
バフェット氏はマイクロソフト創業者に次ぐ大金持ちとして知られているが、彼の資産のすべてを占めるバークシャーハサウェイ株440億ドルのうち、307億ドル分(約3兆6000億円)をゲイツ基金に存命中に寄付する意向と報じられた。

アメリカの金持ちはスケールが違うが、築いた資産の社会還元への姿勢も違う。バフェっト氏は財産すべてすなわちバークシャー株すべてを社会に還元するといっている。ここまで資産を積上げた大金持ちの気持ちは、そこまで到達してみないとわからないという面もあるとは思うが、一方でそのような心構えを持ってきたからこれまで社会に支持され、成功を収めてきたといえるだろう。米国の社会は、金持ちには社会への還元をという気風もあろう。いい循環社会とも言えるのではないか。

このあたりは、日本の金持ちもぜひ見習うべきだ。金儲けがすべて、金儲けしていけないんですかと開き直る輩もいるいまの日本。積上げた財産を汲々と守ろうとする創業者。これでは社会も黙ってはいず、いずれしっぺがえしが来ることをよく肝に銘じてほしい。

人生心がけ次第-98才で外国語を勉強、102才でジョッギング!!

2006-06-24 15:04:58 | Weblog
きのうのテレビで、何気なく老人が映っているのを見ていると、動作がしっかりしていて髪もふさふさ、掲げられている写真の奥さんや子供に先立たれ、お気の毒にと思いながら見ていると、若い者より速い動作で、冷水摩擦を始めた。独自の体操も披露した。ずいぶんお元気な老人だなー、80歳位かと見ていると、なんと98才とのこと。さらに続いて、95才から始めた中国語で日記を書いたり、ハングル語も勉強しているというではないか。恐れ入りました。なお、この番組は脳機能の老化の番組だったが、このように100歳近い高齢になっても、脳を使い学習を絶えず続けていると脳機能は衰えないという。医者によるとこの人の脳機能は70才レベルという。この方は脳障害をもつ児童のための施設椎の実学園の理事長とのこと。さらに驚いたのは、中国にこの学園をつくるため、中国に飛び、このような障害を持つ児童や親たちに中国語でスピーチした。

もう一人、こちらも男性で、102才。今度は何するのと見ていると、なんとジョッギングを始めるではないか。これまたびっくり。しかしこの人は奥さんに先立たれたとき、落ち込んで一時全く老け込んだという。しかし確か80歳くらいのとき、これでいけないとジョッギングを始めたという。この人のいわく、「人間くよくよしてはいけません。前を向いていればいいことがあります。」

人間万歳!!

サッカーオールジャパン、予選敗退・・・

2006-06-23 10:39:22 | Weblog
前回の日韓ワールドカップの再現はならなかった。くやしいが、最下位での敗退。さらに太平洋地域では、ヒディング監督率いるオーストラリアが決勝トーナメント進出。韓国も進出が有望。この差は何なんだろう。じっと考えてみると、所詮は力不足。それが歴然としてあったといわざるをえない。さらに懸念していたが、選手に代表に選ばれたという達成感があったのではないかと感じた。またジーコがいっていたように、緒戦の負けが大きかったが、これはヒディング監督が秘密練習をしたり、予想外の選手起用をする中で、日本はあまりにも情報をオープンにしすぎた面の戦略ミスもある。いろいろな要因がからまっての結果だ。

観戦する側は決勝トーナメントを大いに楽しみたいが、日本はそれを待たずに、今回の敗戦を踏まえ、早急に強化策を立てなければならない。4年先は長いが、次回に期待するぞー!!

米国ポールソン次期財務長官と日銀福井総裁の違い

2006-06-22 10:11:53 | Weblog
米国次期財務長官に就任する大手証券会社ゴールドマンサックス最高経営責任者ポールソン氏は、政府利益相反規定にもとづき、ゴールドマンサックス全持ち株323万株(円換算550億円)、私募ファンドを売却するという。その他の保有財産も開示された。

金額の差の大きさにも驚くが、福井日銀総裁の就任時にはいま世間を騒がせている村上ファンドや保有株の開示はなかった。そしてこれまで保有している。日銀の規定になかったのだから、ルールに逸脱する行為ではない。しかしながら、財務長官(日本の財務大臣にあたる)と日銀総裁の違いがあるといっても、この差には違和感を持つ。グリーンスパン前FRB議長は短期性預金だけで、一切の株やファンドは持っていなかったという。

福井総裁は、この2月に村上ファンドの以前との違いを感じ、解約を申し入れたというが、総裁という立場にいながら村上ファンドを持っていることに社会から批判を浴びるとのではという不安感から解約を申し入れたのではと勘繰ってしまう。日銀規定にそもそも該当する規定がなかったというのがお粗末だ。権力をもつ者ほど、きびしい倫理に立たなければならないのは当然のことであり、政策にバイアスがかかる要因となる芽を摘むという姿勢に立って規定をつくる必要がある。すなわち金融財産はすべて短期性預金にしておくというほどの姿勢が大事だ。

日本の教育に思う

2006-06-21 10:20:48 | Weblog
日本の教育はグローバル化の流れに遅れている。どの課程も内向き志向で、外の流れに鈍感だ。私は、教育システムを見るに、シンガポールの教育システムを見てみるといいと思っている。いいにつけ悪いにつけイギリス・オックスフォード大学トップ卒業のリー・クアンユーにより、国づくりが進められ、いまアジアの中できらりと光る存在感がある。あるいはオーストラリア・ニュージーランドとも教育に関する共同調査機関などをつくってもよいのではないか。日本はもっと海外の機関と教育に関する情報交換をすべきである。文部省の役人と内向きの学者ばかりの中教審に任せていては、いつまでも井の中の蛙だ。ゆとり教育とそのゆり戻し、小学校での英語学習などとんでもない方向にぶれる傾向がある。これも情報が乏しいもと内輪の中で決めてしまう危険性を表している。こんな状況でいつまでも教育強化など遅々として進まない。思い切って教育も完全民営化するか。


北朝鮮テポドンは発射されるか?

2006-06-19 09:23:08 | Weblog
本当に発射されるとしたら大変な衝撃だ。実際に燃料装填は終了し、いつでも発射できる状態という情報も流れている。いつもの瀬戸際外交の切り札に使っているという見方が妥当なのだろうが、それにしてもそのカードがカードだ。米国本土まで届く性能を持ち、実際に過去日本領土を縦断して太平洋沖に落下した。軍部の独走を金正日は抑えられないという見方もある。だからといって、日米韓はここで北朝鮮の脅しに負けて金融制裁解除などで譲歩するという解決策は、絶対に取らないだろう。ここは外交ルートや中国、ロシアなど友好国を通じて、自制を促すしかないだろう。それにしてもここ1週間ほどは、いつ飛んでくるかと不安を拭いきれない。しかしながら本当に妙な不安だ。いとも特異な国を隣国に持ったものだ。

人間の身体の限界

2006-06-18 12:25:29 | Weblog
このようなタイトルを書くと、何のことやらさっぱりわからないだろう。そこをこれから解いていくのだが、これの意味するところは、本当は広く深すぎて、私にも手におえないほどの重さがあるものだろう。ということで少し話してみると:

身体の限界というものは、どのくらい重いものを持ち上げられるか、あるいはどれだけ速く走れるかという限界をいうものではない。ここで考えるのは、人間の身体はそれぞれ大自然から与えられたもので、ただそれだけのものであってそれ以上のものではないということだ。何のことやらさっぱりわからないだろうが、言わんとすることは、人間は大自然から与えられた条件の範囲でしか、自分自身を生かせない、またその範囲でやり方によっては大いに生かせるということだ。ということは、どんなに自分の体は頑丈だ、少しくらい痛めつけても体力があるから大丈夫と思って、若いときからある面身体を粗末に扱い、不摂生な生活(喫煙、睡眠不足、過重労働、酒の飲みすぎ、運動不足等々)をしているとその咎は年を重ねた時期に現われてくるということだ。一方で日々精神的にも肉体的にも健康に注意し摂生した生活をしていれば、時を経たあとの差は大きいものがあると思う。いつも若々しく明るくいられる。常々思うのだが、歳を重ねて出てくる症状というものは、一朝一夕には治せない。過去不摂生をした咎は遠い時間の経過後必ず出てくるということだ。人間の身体など大自然から見れば吹けば飛ぶようなものだろう。大自然からいただいた身体は、自分自身で大事に大事に育んでいかなければならない。何事も自分次第ということか。

やっぱりこのテーマはむずかしかった・・・。