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お役立ち情報
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第5回『人生を安心して生きるための金融資産運用セミナー』のご案内 ◆
第5回『人生を安心して生きるための金融資産運用セミナー』を下記の通り開催します。現在のような先行き不透明な時代、自ら手を打たなければ、いつまでも前にすすみません。人生を安心して生きる資産運用法を学ぶために、ぜひこのセミナーにご参加ください。
~参加無料 先着10名限定~
日時:2011年5月28日(土)15:00~17:00
場所:TKP東京駅丸の内会議室ミーティングルームC(日比谷帝劇ビル地下1階)
http://tkpteigeki.net/access/index.shtml
(最寄り駅:有楽町・日比谷駅)
講師:尾藤 峰男 びとうファイナンシャルサービス代表取締役
【セミナーへのお申し込み】
お申し込みは、下記メールまたは電話にて「5月28日セミナー参加希望」として、お名前とご連絡先をお知らせください。
E-メール: info@bfsc.jp
Tel: 03-6721-8386
このセミナーで、バブル崩壊の前と後の30年以上の経験と資産運用分野でグローバル・スタンダードの最高資格を持ち、金融機関から完全独立のアドバイザーだからこそ語ることのできる「こうすれば人生を安心して生きられる資産運用法」をお話します。
◆このセミナーで、老後や家族のために失敗しないお金の運用法がわかります!◆
日本の将来が不透明で先行き大丈夫かという不安がつのる中、自分や配偶者の老後や家族の将来はどうなるか、一人で考えあぐねていても、解決の糸口は見つかりません。
証券会社や銀行に相談しても、本当に役に立つ情報は提供してくれない、自分たちに実入りのいい商品ばかりすすめると感じることはありませんか?しかし一度しかない人生、家族とともに安心とゆとりをもって生きていくためには、リタイア後の資産運用で失敗はできません。
金融機関から完全独立で、お客様の利益を最優先におくびとうファイナンシャルサービスだからこそお話できることがあります。土曜の午後のひと時を、「本当の資産運用とは」を学び、人生を安心して生きるために使ってみませんか。
◆ セミナーでお話しする内容 ◆
● 日本株の停滞にどう対処するか。
● 証券会社や銀行にだまされないためには、どうしたらいいか。
● 安心して人生を過ごせる資産運用は、どうしたらできるか。
● 財政破綻など日本のリスクが高まる中、どう資産防衛するか。
● 好調な新興国やグローバル市場の成長を、どう取り込むか。
◆ セミナーに参加された方の声 ◆
● 金融商品のコストの大切さが、よくわかった。
● リタイア後の資産運用をどうしたらいいか、イメージがつかめた。
● 証券会社への対処法が、よくわかった。
● 日本だけではお金の運用はうまくいかないことがよく理解できた。
その他、たくさんのうれしいお声をいただいています。
【セミナーへのお申し込み】
お申し込みは、下記メールまたは電話にて「5月28日セミナー参加希望」として、お名前とご連絡先をお知らせください。
E-メール: info@bfsc.jp
Tel: 03-6721-8386
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大好評の『お仕事帰り・休日の無料個別相談』サービスのご案内 ◆
弊社は、皆様のために『お仕事帰り・休日の無料個別相談』サービスをご案内
しています。次のようなことでお困りの方、お悩みの方に的確なアドバイスを
させていただきます。お越しいただいた皆さん、大変喜んでお帰りになります!
● 退職金が入ったが、どう(運用)したらいいかわからない…。
● お金はほとんどが、利息のつかない定期預金においてある。
● 自己流の運用のやり方でほんとうにいいのか、自信がない。
● 証券会社のいうとおりにしたら、株や投資信託で大損した…。
● 銀行や証券会社は、高い手数料の商品ばかり勧めるので、信用できない。
● お金の運用を、本当に信頼できる人に訊きたいが、本当に信頼できる人がいない。
● 大切な老後の資金を間違いなく、着実に殖やしたい。
● 仕事が忙しいので、お金の運用に時間はないが、それでもしっかり殖やし
たい。
● 今後の日本のことを考えると、海外に投資すべきだと思うが、どうしたら
いいかわからない。
お金の運用で失敗すると、傷が大きくなります。また資産運用は、やり方によ
って大きな差が出ます。金融機関から完全独立のFP・資産運用アドバイザー
にしかできないアドバイスを提供する「無料個別相談」をお気軽にご利用くだ
さい。
『お仕事帰り・休日の無料個別相談』スケジュール
毎週水曜日 18:30~
毎週土曜日 13:00~、15:00~、17:00~
なお、他の曜日につきましても別途調整いたしますので、ご相談ください。
完全予約制ですので、事前に下記までご氏名、ご連絡先をお知らせください。
E-mail: info@bfsc.jp
Tel: 03-6721-8386
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お知らせ情報
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◆ 日経マネーDIGITALに「危機時に求められる個人の資産運用」と題して、私、尾藤 峰男がコメントしています。
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20110401/265577/?ST=mon
◆ 日経マネー(3月24日発刊、一部地域25,26日)で2ページ(80~81ページ)にわたり、私、尾藤 峰男が外国株の紹介をしています。よろしければ、ぜひご覧下さい。
◆ 同じく3月18日(金)日経CNBCで、今回の急激な円と日本株の乱高下につき、この要因と今後の見通し、資産運用の臨み方について、私、尾藤 峰男がコメントしました。
◆ 私、尾藤 峰男が3月6日(日)日本経済新聞のマネー生活欄に「老後の資金作り」をテーマにコメントしました。
◆ びとうファイナンシャルサービスのお役立ち情報源 ◆
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論点をお届けします。これから日本はどうなる?どう資産を運用したらいいの
か?キーとなるポイントは?皆さんにとって役立つ情報を随時配信します。
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『論語』(岩波文庫)を読んで
本棚から取り出した『論語』。実は、小生が、1973年高校3年生の時、購入したものだ。40年近い時がたち、完全に本焼けし、古書も同然である。近頃、本物の古典を読みたいと思っていて、手にとった。
この本は、自分にとって、大いなる手ごたえを感じた。当然であろう、2500年の時を経て、なお人びとを深く教化する偉大な思想である。常日頃この「論語」の言葉を噛み締めれば、すべて真の血となり肉となるという気がしてくる。これからは、ここに記した「論語」の言葉を折に触れ、読み返したいと思っている。
読んでいて感じたことは、やはり原典には力があるということだ。言葉に力強さを感じると、理解と吸収の手ごたえがある。また、たった一冊の本から、これだけの教えを学ぶことができるのは、読書の醍醐味である。
學而第一
学びて時にこれを習う、亦た説(よろこ)ばしからずや。朋あり、遠方より来たる、亦た楽しからずや。人知らずして慍(うら)みず、亦た君子ならずや。
-学んで適当な時期におさらいする、いかにも心嬉しいことだね。だれか友だちが遠い所からもたずねて来る、いかにも楽しいことだね。人が分かってくれなくても気にかけない、いかにも君子だね。
巧言令色、鮮(すく)なし仁。
-言葉上手の顔よしでは、ほとんど無いものだよ、仁の徳は。
仁-孔子のとなえた最高の徳目。人間の自然な愛情にもとづいたまごころの徳である。
己れに如かざる者を友とすること無かれ。過てば則ち改むるに憚(はばか)ること勿かれ。
-自分より劣ったものを友だちにするな。あやまちがあれば、ぐずぐずせずに改めよ。
人の己を知らざるを患えず、人を知らざることを患う。
-人が自分を知ってくれないことを気にかけないで、人を知らないことを気にかける。
為政第二
詩三百、一言以てこれを蔽(おお)う、曰く思い邪(よこしま)なし。
-詩経の三百篇、ただ一言で包み込めば、『心の思いに邪なし。』だ。
切るが如く、磋(す)るが如く、琢(う)つが如く、磨くが如く
-詩経、「切磋琢磨」の語源
故きを温めて新しきを知る、以て師と為るべし。
-古いことに習熟して新しいこともわきまえれば、教師となれるだろう。
学んで思わざれば則ち罔(くら)し。思うて学ばざれば則ち殆(あや)うし。
-学んでも考えなければ〔ものごとは〕はっきりしない。考えても学ばなければ、〔独断に陥って〕危険である。
これを知るをこれを知ると為し、知らざるを知らずと為せ。是れ知るなり。
-知ったことは知ったこととし、知らないことを知らないこととする、それが知るということだ。
言に尤(とがめ)寡(すく)なく行に悔寡なければ、禄は其の中に在り。
-ことばにあやまちが少なく、行動に後悔が少なければ、禄はそこに自然に得られるものだ。
人にして信なくんば、其の可なることを知らざるなり。
-人として信義がなければ、うまくやっていけるはずがない。
里仁第四
朝(あした)に道を聞きては、夕べに死すとも可なり。
-朝〔正しい真実の〕道が開けたら、其の晩に死んでもよろしいね。
利に放(よ)りて行なえば、怨(うら)み多し。
-利益ばかりにもたれて行動していると、怨まれることが多い。
夫子の道は忠恕(ちゅうじょ)のみ。
-先生(孔子)の道は、忠恕のまごころだけです。
忠恕-忠は、内なるまごころにそむかぬこと、恕は、まごころによる他人への思いやり。
雍也第六
賢なるかな回や。一箪(たん)の食(し)、一瓢(ぴょう)の飲(いん)、陋巷(ろうこう)に在り。人は其の憂いに堪えず、回や其の楽しみを改めず。賢なるかな、回や。
-偉いものだね、回は。竹のわりご一杯のめしとひさごのお椀一杯の飲み物で、狭い路地のくらしだ。他人ならそのつらさにたえられないだろうが、回は〔そうした貧窮の中でも〕自分の楽しみを改めようとしない。偉いものだね、回は。
仁者は己れ立たんと欲して人を立て、己れ達せんと欲して人を達す。
-仁の人は、自分が立ちたいと思えば人を立たせてやり、自分が行きつきたいと思えば人を行きつかせてやって、〔他人のことでも自分の〕身近にひきくらべることができる。
述而第七
人、己を潔くして以て進まば、其の潔さに与(くみ)せん。
-人がその身を清くしてやって来れば、その清さを買うのだ。
子罕第九
一蕢(き)を覆(ふく)すと雖も、進むは吾が往くなり。
-一もっこをあけただけでも、その進んだのは自分が歩いたのである。
後世畏るべし。焉(いずく)んぞ来者の今に如かざるを知らんや。
-青年は恐るべきだ。これからの人が今[の自分]に及ばないなどと、どうして分かるものか。
忠信を主とし、己に如かざる者を友とすること無かれ。過ちて則ち改むるに憚ること勿れ。
-忠と信を第一にして、自分より劣ったものを友だちにはするな。あやまちがあれば、ぐずぐずせずに改めよ。
先進第十一
未だ生を知らず、焉(いずく)んぞ死を知らん。
-生もわからないのに、どうして死がわかろう。
過ぎたるは猶お及ばざるがごとし。
-ゆきすぎるのはゆきたりないのと同じようなものだ。
顔淵第十二
己を克(せ)めて礼に復(かえ)るを仁となす。
-わが身をつつしんで礼[の規範]にたちもどるのが仁だ。
礼-主として冠・婚・葬・祭その他の儀式のさだめをいう。社会的な身分に応じた差別をするとともに、それによって社会的な調和をめざす。
己の欲せざる所は人に施すこと勿(な)かれ。
-自分の望まないことは人にしむけないようにする。
内に省みて疾(やま)しからずんば、夫(そ)れ何をか憂え何をか懼(おそ)れん。
-心に反省してやましくなければ、一体、何を心配し何を恐れるのか。
民は信なくんば立たず。
-人民は信がなければ安定しない。
信-うそをつかず約束を守る徳
君子は人の美を成す。人の悪を成さず。
-君子は他人の美点を[あらわしすすめて]成しとげさせ、他人の悪い点は成り立たぬようにする。
子、 善を欲すれば、民善ならん。君子の徳は風なり、小人の徳は草なり。草、これに風を上(くわ)うれば、必らず偃(ふ)す。
-あなたがよくなろうとされるなら、人民も善くなります。君子の徳は風ですし、小人の徳は草です。草は風にあたれば必らずなびきます。
事を先にして得ることを後にするは、徳を崇(たか)くするに非ずや。其の悪を攻めて人の悪を攻むること無きは、慝(とく)を修むるに非ずや。一朝の忿(いきどお)りに其の身を忘れて以て其の親に及ぼすは、惑いに非ずや。
-仕事を先にして利益を後回しにするのが、徳をたかめることじゃなかろうか。自分の悪い点を責めて他人の悪い点を責めないのが、邪悪(よこしま)を除くことじゃなかろうか。一時の怒りにわが身を忘れたうえ、近親まで巻き添えにするのは、迷いじゃなかろうか。
直きを挙げて諸(こ)れを枉(まが)れるに措けば、能く枉れる者をして直からしめん。
-正しい人々を引き立てて邪悪な人々の上に位づけたなら、邪悪な人々も正しくさせることができる。
子路第十三
政を問う。子曰く、これに先きんじ、これを労す。倦むこと無かれ。
-子路が政治のことをおたずねした。先生はいわれた。「率先すること、ねぎらうことだ。」「怠ることがないように。」
政を問う。子曰く、有司を先きにして、小禍を赦し、賢才を挙げよ。曰く、焉(いずく)んぞ賢才を知りてこれを挙げん。曰く、汝の知るところを挙げよ。汝の知らざる所、人其れ諸(こ)れを舎(す)てんや。
-仲弓が政治のことをおたずねした。先生はいわれた、「役人のことを先きにしなさい。[その]小さい過失は許してやり、才能のすぐれた者をひきたてるように。」「才能のすぐれたものを見つけてひきたてるにはどうしましょう。」「おまえに分かった者をひきたてなさい。そうしたらおまえに分からない者は人々がすてておかないだろう。(きっと推薦してくる。)
君子、其の言に於いて、苟(いや)しくもする所なきのみ。
-君子は自分の言葉については決していい加減にしないものだ。
速やかならんと欲すること勿かれ。小利を見ること勿かれ。速やかならんと欲すれば則ち達せず。小利を見れば則ち大事成らず。
-早く成果を上げたいと思うな。小利に気をとられるな。早く成果を上げたいと思うと成功しないし、小利に気をとられると大事はとげられない。
君子は和して同ぜず。
-君子は調和するが雷同しない。
剛毅朴訥、仁に近し。
-真っ正直で勇敢で質実で寡黙なのは、仁徳に近い。
憲問第十四
これを愛して能く労すること勿らんや。忠にして能く誨(おし)うること勿らんや。
-[ひとを]愛するからには励まさないでおれようか。[人に]誠実であるからには教えないでおれようか。
人の己を知らざるを患えず、己の能なきを患う。
-人が自分を知ってくれないことを気にかけないで、自分に才能がないことを気にかけることだ。
詐(いつわ)りを逆(むか)えず、信ぜられざるを億(おもんばか)らず、そもそも亦た先ず覚る者は、是れ賢か。
-だまされないかと早手回しもせず、疑われないかと気をくばることもしないで、それなのに早く気づくというのは、これは賢いね。
直きを以て怨(うら)みに報い、徳を以て徳に報ゆ。
-真っ直ぐな正しさで怨みにむくい、恩徳によって恩徳にお返しすることです。
天を怨みず、人を尤(とが)めず、下学して上達す。我を知る者は其れ天か。
-天を怨みもせず、人をとがめもせず、[ただ自分の修養につとめて、]身近なことを学んで高遠なことに通じていく。私のことを分かってくれるものは、まあ天だね。
衛霊公第十五
人にして遠き慮り無ければ、必ず近き憂いあり。
-人として遠くまでの配慮がないようでは、きっと身近い心配ごとが起こる。
子の曰わく、君子、義以て質と為し、礼以てこれを行い、孫以てこれをい出し、信以てこれを成す。君子なるかな。
-先生がいわれた、「正義をもとにしながら、礼によって行い、謙遜によってあらわし、誠実によってしあげる。君子だね。」
子貢問うて曰わく、一言にして以て終身これを行なうべき者ありや。子の曰わく、其れ恕(じょ)か。おのれの欲せざる所、人に施すこと勿かれ。
-子貢がおたずねしていった。「ひとことだけで一生行なっていけるということがありましょうか。」先生はいわれた、「まあ恕(思いやり)だね。自分の望まないことは人にもしむけないことだ。」
過ちて改めざる、是れを過ちと謂う。
-過ちをしても改めない。これを[本当の]過ちという。
君子は道を謀りて食を謀らず。耕して餒(う)え其の中に在り、学べば禄其の中にあり。君子は道を憂えて貧しきを憂えず。
-君子は道を得ようとつとめるが、食を得ようとはつとめない。[食を得ようとして]耕していても飢えることはあるが、[道を得ようとして]学んでいれば、俸禄はそこに自然に得られる。君子は道のことは心配するが、貧乏なことは心配しない。
季氏第十六
国を有(たも)ち家を有つ者は寡(すく)なきを患えずして均しからざるを患え、貧しきを患えずして安からざるを患う。
-国を治め家を治める者は、[人民の]少ないことを心配しないで[取扱いの]公平でないことを心配し、貧しいことを心配しないで[人心の]安定しないことを心配する。
均しければ貧しきこと無く、和すれば寡なきこと無く、安ければ傾くこと無し。
-公平であれば貧しいこともなくなり、仲よく和合すれば少ないということもなくなり、安定すれば危険もなくなるものだ。
誠に富みを以てせず、亦た祗(ただ)に異を以てす。
-まこと富みによらず、ただ[富とは]異なるものによる。-詩経
一を問いて三を得たり。詩を聞き、礼を聞き、又た君子の其の子を遠ざくるを聞く。-陳亢、伯魚(孔子の子)に問うて
-一つのことをたずねて三つのことがわかった。先生は、詩(経)のことを教えられ、礼のことを教えられ、また君子が自分の子供を近づけない(特別扱いをしない)ことを教えられた。
陽貨第十七
鶏を裂くに焉(いずく)んぞ牛刀を用いん。
-鶏をさくのに牛切り包丁がどうして要るのかな。
道に聴きて塗(みち)に説くは、徳をこれ棄つるなり。
-道路で聞いてそのまま途中で話してしまうのは、[よく考えて身につけようとはしないのだから]徳を捨てるものだ。
微子第十八
備わるを一人に求むること無かれ。
-[人を使うには]人に十分なことを求めてはいけない。-周公
『論語』(岩波文庫)