グローバル・スタンダードの最高峰資格CFAとCFPを持つ完全独立のFP・資産運用アドバイザー尾藤峰男の書評ブログ

びとうファイナンシャルサービスはお客様の利益のみに目をむけた金融機関から完全独立のFP・資産運用アドバイザーです。

『ガンは予防できる』三石巌著(阿部出版社)を読んで

2011-04-28 11:31:19 | 書評


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◆ 第5回『人生を安心して生きるための金融資産運用セミナー』のご案内 ◆

第5回『人生を安心して生きるための金融資産運用セミナー』を下記の通り開催します。現在のような先行き不透明な時代、自ら手を打たなければ、いつまでも前にすすみません。人生を安心して生きる資産運用法を学ぶために、ぜひこのセミナーにご参加ください。


~参加無料 先着10名限定~

日時:2011年5月28日(土)15:00~17:00

場所:TKP東京駅丸の内会議室ミーティングルームC(日比谷帝劇ビル地下1階)
http://tkpteigeki.net/access/index.shtml
(最寄り駅:有楽町・日比谷駅)

講師:尾藤 峰男 びとうファイナンシャルサービス代表取締役
米国CFA協会認定証券アナリスト、CFP®、日本証券アナリスト協会検定会員、1級FP技能士、金融機関から完全に独立したFP・資産運用アドバイザーとして、個人の金融資産や退職金の運用助言・ライフプランニングサービスを提供する。2000年当社設立。グローバルな投資理論や外国株投資・国際分散投資への造詣が深い。日本経済新聞、日経マネーなどへのコメント多数。日経CNBCにも出演。著書に「いまこそ始めよう 外国株投資入門」日本経済新聞出版社、投資助言・代理業として、関東財務局登録。

【セミナーへのお申し込み】
お申し込みは、下記メールまたは電話にて「5月28日セミナー参加希望」として、お名前とご連絡先をお知らせください。
E-メール: info@bfsc.jp
Tel: 03-6721-8386


このセミナーで、バブル崩壊の前と後の30年以上の経験と資産運用分野でグローバル・スタンダードの最高資格を持ち、金融機関から完全独立のアドバイザーだからこそ語ることのできる「こうすれば人生を安心して生きられる資産運用法」をお話します。


◆このセミナーで、老後や家族のために失敗しないお金の運用法がわかります!◆

日本の将来が不透明で先行き大丈夫かという不安がつのる中、自分や配偶者の老後や家族の将来はどうなるか、一人で考えあぐねていても、解決の糸口は見つかりません。

証券会社や銀行に相談しても、本当に役に立つ情報は提供してくれない、自分たちに実入りのいい商品ばかりすすめると感じることはありませんか?しかし一度しかない人生、家族とともに安心とゆとりをもって生きていくためには、リタイア後の資産運用で失敗はできません。

金融機関から完全独立で、お客様の利益を最優先におくびとうファイナンシャルサービスだからこそお話できることがあります。土曜の午後のひと時を、「本当の資産運用とは」を学び、人生を安心して生きるために使ってみませんか。



◆ セミナーでお話しする内容 ◆

●  日本株の停滞にどう対処するか。

●  証券会社や銀行にだまされないためには、どうしたらいいか。

●  安心して人生を過ごせる資産運用は、どうしたらできるか。

●  財政破綻など日本のリスクが高まる中、どう資産防衛するか。

●  好調な新興国やグローバル市場の成長を、どう取り込むか。



◆ セミナーに参加された方の声 ◆

● 金融商品のコストの大切さが、よくわかった。

● リタイア後の資産運用をどうしたらいいか、イメージがつかめた。

● 証券会社への対処法が、よくわかった。

● 日本だけではお金の運用はうまくいかないことがよく理解できた。

その他、たくさんのうれしいお声をいただいています。


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弊社は、皆様のために『お仕事帰り・休日の無料個別相談』サービスをご案内
しています。次のようなことでお困りの方、お悩みの方に的確なアドバイスを
させていただきます。お越しいただいた皆さん、大変喜んでお帰りになります!

● 退職金が入ったが、どう(運用)したらいいかわからない…。

● お金はほとんどが、利息のつかない定期預金においてある。

● 自己流の運用のやり方でほんとうにいいのか、自信がない。

● 証券会社のいうとおりにしたら、株や投資信託で大損した…。

● 銀行や証券会社は、高い手数料の商品ばかり勧めるので、信用できない。

● お金の運用を、本当に信頼できる人に訊きたいが、本当に信頼できる人がいない。

● 大切な老後の資金を間違いなく、着実に殖やしたい。

● 仕事が忙しいので、お金の運用に時間はないが、それでもしっかり殖やし
たい。

● 今後の日本のことを考えると、海外に投資すべきだと思うが、どうしたら
  いいかわからない。

お金の運用で失敗すると、傷が大きくなります。また資産運用は、やり方によ
って大きな差が出ます。金融機関から完全独立のFP・資産運用アドバイザー
にしかできないアドバイスを提供する「無料個別相談」をお気軽にご利用くだ
さい。

『お仕事帰り・休日の無料個別相談』スケジュール
毎週水曜日 18:30~
毎週土曜日 13:00~、15:00~、17:00~

なお、他の曜日につきましても別途調整いたしますので、ご相談ください。
完全予約制ですので、事前に下記までご氏名、ご連絡先をお知らせください。
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◆ 日経マネーDIGITALに「危機時に求められる個人の資産運用」と題して、私、尾藤 峰男がコメントしています。
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20110401/265577/?ST=mon

◆ 日経マネー(3月24日発刊、一部地域25,26日)で2ページ(80~81ページ)にわたり、私、尾藤 峰男が外国株の紹介をしています。よろしければ、ぜひご覧下さい。 

◆ 同じく3月18日(金)日経CNBCで、今回の急激な円と日本株の乱高下につき、この要因と今後の見通し、資産運用の臨み方について、私、尾藤 峰男がコメントしました。

◆ 私、尾藤 峰男が3月6日(日)日本経済新聞のマネー生活欄に「老後の資金作り」をテーマにコメントしました。



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完全独立のFP・資産運用アドバイザーがお金の運用を取り巻くテーマの視点・
論点をお届けします。これから日本はどうなる?どう資産を運用したらいいの
か?キーとなるポイントは?皆さんにとって役立つ情報を随時配信します。


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拙著「今こそはじめよう外国株投資入門」(日本経済新聞出版社)
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『ガンは予防できる』三石巌著(阿部出版社)を読んで



著者は、95歳まで生涯現役を貫き、60歳のときに生物分子学を学び、科学的根拠に基づいた多くの健康理論を著した。その中の一冊だ。やや専門用語が多く、通読するつもりで読むと、理解しにくい箇所も多いが、押えるべきところだけでも押さえておけば、ガンに対して一定の心構えができるのではないだろうか。


-発ガンのキーワードが活性酸素であること、発ガンのふたつの段階をともに活性酸素が握っていることを忘れてはいけません。

(小生の注)著者がここでいう活性酸素の定義は、「酸素の反応性が主役になるような化学物質」としています。酸素そのものであったり、酸素化合物であったりします。やや専門的になりますが、スーパーオキサイド、過酸化水素、ヒドロキシルラジカル、一重項酸素のことを指すそうです。ここでは、活性酸素という言葉だけでも覚えておくことにしましょう。

-活性酸素過剰の最大の原因がストレスだということを、決して忘れてはいけません。発ガン物質をとりつづけることもこわいけれど、強烈なストレスはもっとこわいのです。

-発ガンのおもな原因のひとつとして、ストレスをあげたいとおもいます。そして、食品については、スカベンジャー(掃除や)効果のあるものに目をつけるべきだと思います。食習慣で発ガンが増えたり減ったりすることは確かです。しかしそのおもな理由は、活性酸素のスカベンジャーを十分にとるかとらないかにあるのです。

スカベンジャー(掃除や)で優秀なもの 
にんじん、かぼちゃ、トマト、かんきつ類、海藻、鶏、魚の卵、うなぎ、シジミ、かつお、あゆ、ゴマ、緑茶、赤ワイン、コーヒー、しょうが、サツマイモ、ブロッコリー、ピーマン、柿、パセリ



『ガンは予防できる』三石巌著(阿部出版社)

『統計数値を疑う』門倉貴史著(光文社新書)を読んで

2011-04-27 09:42:42 | 書評


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『統計数値を疑う』門倉貴史著(光文社新書)を読んで


この本は、気鋭のエコノミストが書いたものだが、なかなか面白い。

数字だけを見て判断すると誤ってしまう、統計のマジックをかなり広範囲にわたって、書かれている。

たとえば、交通事故の死亡者数だが、警察庁の統計では、92年のピーク11800人から05年には6871人に減ってきている。多くの人は車の安全性が向上したから、飲酒運転などの交通取締りが行き届いてきたから、ガードレールなど道路インフラが整備されてきたからとその理由を想像するだろうが、どうもそれだけではないのだ。警察庁は、交通事故の死亡者のカウントを、24時間以内に死亡した場合だけにしている。すなわち1日以上たって死亡した人はその中に入らない。救急医療の技術が著しく進歩し、延命が可能になれば、統計上の数値はどんどん減っていく。事実、厚生労働省が『人口動態統計』で発表する1年で交通事故で死亡した人数は、05年で約10000人だから、大きな乖離だ。

その他、おもしろいところでは、犯罪検挙率の大幅な低下だ。87年には60%を超えていた検挙率が01年には20%まで落ちた。これをもって安全神話が崩壊した、由々しきことだと誰もが思うが、一方で違う見方をする必要があるという。というのは、警察庁が大きく捜査方針を転換したということがあるらしい。検挙率が高い時期は、その率を上げるため軽微な犯罪も重要犯罪も同じように扱っていたという。自転車泥棒も必死になって捜査していたわけだ。しかし、近年は捜査方針を変え、殺人、強盗など凶悪事件の捜査に重点を置き、その検挙率は05年には65%と非常に高い数値になっている。殺人犯は96.6%という。一方で数多い軽微犯罪は手薄になり、全体の検挙率は下がっているというわけだ。

ほかにもいろいろ興味深い統計マジックがあるが、経済アナリストのイベントの景気効果のいい加減さ、裏資金の表経済への現れ方などなかなか興味深い。

この著者は、『夜のオンナはいくら稼ぐか?』『マネーロンダリング-汚れたお金がきれいになるからくり』などの面白いテーマの本も出している。これらの分野とは違って、肩書きは『BRICS経済研究所代表』だから、守備範囲の広さも感じる。


『統計数値を疑う なぜ実感とズレるのか?』 門倉貴史著(光文社新書)

『誘惑される意志』ジョン・エインズリー著(NTT出版)を読んで

2011-04-26 09:19:45 | 書評


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『誘惑される意志』ジョン・エインズリー著(NTT出版)を読んで


人間は、ついつい後先考えずに、目先の誘惑に負ける。お酒、タバコ、ギャンブル、甘いもの食い、高価なブランド物買い…。なぜか。これを「双曲割引」という曲線で解明しようとしているのが、この本だ。

甘いものを食べれば、後で体重が増えるのはわかっているが、トローリーで出てくるデザートの数々を見れば、つい誘惑に負けて手が出てしまう。禁煙を誓ったが、2,3日すると禁断症状が出てきて、あの、ほっとする気分を1回だけ味わいたくて、あとやめられなくなるかもしれないのを横において、つい一本に手が出てしまう。

人間は、目先得る利益は大きく見えて、将来に、よりたくさん得られるであろう利益を飛ばして、つい目先の利益を得る行動を取ってしまうというのだ。よくわかる行動だ。なぜそういう行動を取るか、人間は将来の利益を本来の価値より大きく割り引いて見てしまい勝ちだからだという。

この本来の価値の曲線を、合理的効用理論に立った価値曲線として、指数曲線と呼んで双曲曲線と対比させている。双曲曲線は将来の価値を本来の価値より大きく割り引くから、指数曲線のほうが常に双曲曲線のラインの上に来ている。

そこで、この「つい」という誘惑に負けないために使われるのが、著者がいう「意志」だ。人は、この意志力で、自分を追い込み、誘惑に負けないようにする。これをさらに強固なものにするために、著者は、たくさんの長期的見返りをグループ化する方法を提示している。目先の利益がぐっと魅力的に出てきても、このグループ化してまとめた長期的利益のストーリーやルールで対抗しようというわけだ。

たとえば、麻薬であれば「この1回薬やるか、それを我慢してあとで出てくる禁断症状を避けますか」という選択をもっと大きくして「クスリやめますか。人間やめますか」の選択肢にしたり、「お金がないのにルイ・ヴィトンのバックを買うか、食費や交通費に当てるか」という比較から、「お金がないのにブランド買いをするか、家族が長い間みんなで幸せな生活を送れるようにするか」という比較に拡げたほうが、誘惑に負けなくなるというわけだ。

著者は、この意志の展開をもっと発展させ、この間にも、意志には常に葛藤があり、また意志の選択は自由だから、その結果は予測不能だという。また意志には副作用があり、あまりに強い意志力を持つと、環境変化に柔軟に対応できなくなるという。たとえば、餓死寸前まで、ダイエットを続けるなどということだ。

この「双曲割引」とそれにつながる「意志」の概念は斬新な理論である。これまで人間が目先の誘惑に負ける理由を明確に説明できなった心理学や経済学を超える理論として、注目を集めているそうだ。


『誘惑される意志』ジョージ・エインズリー著(NTT出版)


『格差はつくられた』ポール・クルーグマン著(早川書房)を読んで

2011-04-25 14:05:50 | 書評


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『格差はつくられた』ポール・クルーグマン著(早川書房)を読んで


この本は、2008年度ノーベル経済学賞受賞者による現代アメリカ社会論といってもいいだろう。クルーグマンがノーベル賞を受賞するのは、当然と思われていた。またノーベル賞を受賞するような学者だから、さぞ固いのかといえば、そうではない。ニューヨークタイムズにコラムを掲載、人気を博しているし、ほかにも『うそつき大統領の危ない最終目標』『うそつき大統領のデタラメ経済』というようなノーベル賞を受賞する学者が書いたタイトルかと疑うようなものまで出しているから、なおいっそう興味を引かれる。さらに、まだ55歳と学者としては壮年期だ。これからの活躍も大いに楽しみだ。

本の内容は、ロバート・ライシュの書いた『暴走する資本主義』にかなり近い印象だ。ライシュは大統領選ではオバマ氏の参謀的役割を果たしていたが、クルーグマンも、この本のサブタイトルで「新しい(民主党)大統領は何をすべきか?」としているように、ブッシュの共和党は大嫌い。執筆時点では、民主党の大統領がブッシュのあとになるとは、まったくわからなかった中で、決め付けているところが面白い。

ニューディール政策以前のアメリカと現代の格差が広がった社会を類似していると見ているのは興味深い。このように書いている。

「ニューディール政策以前のアメリカは、21世紀初頭のアメリカ同様、富と権力の分配において非常に大きな格差社会だった。形式だけの民主主義的な政治システムは、人口の過半数の経済的要求にこたえることができなかった。また、裕福なエリートが政治を牛耳っていたという状況は、今日の政治状況に類似する点があるだろう。」

クルーグマンは、アメリカの格差が拡大した理由を次のように見ている。
「技術やグローバリゼーションよりも制度や規範がアメリカにおける格差拡大の大きな原因であるという強い状況証拠がある。格差が「金ぴか時代」に逆戻りしたのだ。」

この本を読んでみて思うのは、アメリカで何百億円ももらう経営者はどう見ても異常であり、それがリーマンショックのような金融危機を招いた大きな原因であるということだ。いつも被害をこうむるのは、いわゆる一般人である。

クルーグマンのメッセージや主張は、今後も注目されるところだ。


『格差はつくられた』ポール・クルーグマン著(早川書房)

『論語』(岩波文庫)を読んで

2011-04-22 10:45:22 | 書評


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第5回『人生を安心して生きるための金融資産運用セミナー』を下記の通り開催します。現在のような先行き不透明な時代、自ら手を打たなければ、いつまでも前にすすみません。人生を安心して生きる資産運用法を学ぶために、ぜひこのセミナーにご参加ください。


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『論語』(岩波文庫)を読んで


本棚から取り出した『論語』。実は、小生が、1973年高校3年生の時、購入したものだ。40年近い時がたち、完全に本焼けし、古書も同然である。近頃、本物の古典を読みたいと思っていて、手にとった。

この本は、自分にとって、大いなる手ごたえを感じた。当然であろう、2500年の時を経て、なお人びとを深く教化する偉大な思想である。常日頃この「論語」の言葉を噛み締めれば、すべて真の血となり肉となるという気がしてくる。これからは、ここに記した「論語」の言葉を折に触れ、読み返したいと思っている。

読んでいて感じたことは、やはり原典には力があるということだ。言葉に力強さを感じると、理解と吸収の手ごたえがある。また、たった一冊の本から、これだけの教えを学ぶことができるのは、読書の醍醐味である。



學而第一

学びて時にこれを習う、亦た説(よろこ)ばしからずや。朋あり、遠方より来たる、亦た楽しからずや。人知らずして慍(うら)みず、亦た君子ならずや。
-学んで適当な時期におさらいする、いかにも心嬉しいことだね。だれか友だちが遠い所からもたずねて来る、いかにも楽しいことだね。人が分かってくれなくても気にかけない、いかにも君子だね。


巧言令色、鮮(すく)なし仁。
-言葉上手の顔よしでは、ほとんど無いものだよ、仁の徳は。
仁-孔子のとなえた最高の徳目。人間の自然な愛情にもとづいたまごころの徳である。


己れに如かざる者を友とすること無かれ。過てば則ち改むるに憚(はばか)ること勿かれ。
-自分より劣ったものを友だちにするな。あやまちがあれば、ぐずぐずせずに改めよ。


人の己を知らざるを患えず、人を知らざることを患う。
-人が自分を知ってくれないことを気にかけないで、人を知らないことを気にかける。



為政第二

詩三百、一言以てこれを蔽(おお)う、曰く思い邪(よこしま)なし。
-詩経の三百篇、ただ一言で包み込めば、『心の思いに邪なし。』だ。


切るが如く、磋(す)るが如く、琢(う)つが如く、磨くが如く
-詩経、「切磋琢磨」の語源


故きを温めて新しきを知る、以て師と為るべし。
-古いことに習熟して新しいこともわきまえれば、教師となれるだろう。


学んで思わざれば則ち罔(くら)し。思うて学ばざれば則ち殆(あや)うし。
-学んでも考えなければ〔ものごとは〕はっきりしない。考えても学ばなければ、〔独断に陥って〕危険である。


これを知るをこれを知ると為し、知らざるを知らずと為せ。是れ知るなり。
-知ったことは知ったこととし、知らないことを知らないこととする、それが知るということだ。


言に尤(とがめ)寡(すく)なく行に悔寡なければ、禄は其の中に在り。
-ことばにあやまちが少なく、行動に後悔が少なければ、禄はそこに自然に得られるものだ。


人にして信なくんば、其の可なることを知らざるなり。
-人として信義がなければ、うまくやっていけるはずがない。



里仁第四

朝(あした)に道を聞きては、夕べに死すとも可なり。
-朝〔正しい真実の〕道が開けたら、其の晩に死んでもよろしいね。


利に放(よ)りて行なえば、怨(うら)み多し。
-利益ばかりにもたれて行動していると、怨まれることが多い。


夫子の道は忠恕(ちゅうじょ)のみ。
-先生(孔子)の道は、忠恕のまごころだけです。
忠恕-忠は、内なるまごころにそむかぬこと、恕は、まごころによる他人への思いやり。



雍也第六

賢なるかな回や。一箪(たん)の食(し)、一瓢(ぴょう)の飲(いん)、陋巷(ろうこう)に在り。人は其の憂いに堪えず、回や其の楽しみを改めず。賢なるかな、回や。
-偉いものだね、回は。竹のわりご一杯のめしとひさごのお椀一杯の飲み物で、狭い路地のくらしだ。他人ならそのつらさにたえられないだろうが、回は〔そうした貧窮の中でも〕自分の楽しみを改めようとしない。偉いものだね、回は。


仁者は己れ立たんと欲して人を立て、己れ達せんと欲して人を達す。
-仁の人は、自分が立ちたいと思えば人を立たせてやり、自分が行きつきたいと思えば人を行きつかせてやって、〔他人のことでも自分の〕身近にひきくらべることができる。



述而第七

人、己を潔くして以て進まば、其の潔さに与(くみ)せん。
-人がその身を清くしてやって来れば、その清さを買うのだ。



子罕第九

一蕢(き)を覆(ふく)すと雖も、進むは吾が往くなり。
-一もっこをあけただけでも、その進んだのは自分が歩いたのである。


後世畏るべし。焉(いずく)んぞ来者の今に如かざるを知らんや。
-青年は恐るべきだ。これからの人が今[の自分]に及ばないなどと、どうして分かるものか。


忠信を主とし、己に如かざる者を友とすること無かれ。過ちて則ち改むるに憚ること勿れ。
-忠と信を第一にして、自分より劣ったものを友だちにはするな。あやまちがあれば、ぐずぐずせずに改めよ。



先進第十一

未だ生を知らず、焉(いずく)んぞ死を知らん。
-生もわからないのに、どうして死がわかろう。

過ぎたるは猶お及ばざるがごとし。
-ゆきすぎるのはゆきたりないのと同じようなものだ。



顔淵第十二

己を克(せ)めて礼に復(かえ)るを仁となす。
-わが身をつつしんで礼[の規範]にたちもどるのが仁だ。
礼-主として冠・婚・葬・祭その他の儀式のさだめをいう。社会的な身分に応じた差別をするとともに、それによって社会的な調和をめざす。


己の欲せざる所は人に施すこと勿(な)かれ。
-自分の望まないことは人にしむけないようにする。


内に省みて疾(やま)しからずんば、夫(そ)れ何をか憂え何をか懼(おそ)れん。
-心に反省してやましくなければ、一体、何を心配し何を恐れるのか。


民は信なくんば立たず。
-人民は信がなければ安定しない。
信-うそをつかず約束を守る徳


君子は人の美を成す。人の悪を成さず。
-君子は他人の美点を[あらわしすすめて]成しとげさせ、他人の悪い点は成り立たぬようにする。


子、 善を欲すれば、民善ならん。君子の徳は風なり、小人の徳は草なり。草、これに風を上(くわ)うれば、必らず偃(ふ)す。
-あなたがよくなろうとされるなら、人民も善くなります。君子の徳は風ですし、小人の徳は草です。草は風にあたれば必らずなびきます。


事を先にして得ることを後にするは、徳を崇(たか)くするに非ずや。其の悪を攻めて人の悪を攻むること無きは、慝(とく)を修むるに非ずや。一朝の忿(いきどお)りに其の身を忘れて以て其の親に及ぼすは、惑いに非ずや。
-仕事を先にして利益を後回しにするのが、徳をたかめることじゃなかろうか。自分の悪い点を責めて他人の悪い点を責めないのが、邪悪(よこしま)を除くことじゃなかろうか。一時の怒りにわが身を忘れたうえ、近親まで巻き添えにするのは、迷いじゃなかろうか。


直きを挙げて諸(こ)れを枉(まが)れるに措けば、能く枉れる者をして直からしめん。
-正しい人々を引き立てて邪悪な人々の上に位づけたなら、邪悪な人々も正しくさせることができる。



子路第十三

政を問う。子曰く、これに先きんじ、これを労す。倦むこと無かれ。
-子路が政治のことをおたずねした。先生はいわれた。「率先すること、ねぎらうことだ。」「怠ることがないように。」


政を問う。子曰く、有司を先きにして、小禍を赦し、賢才を挙げよ。曰く、焉(いずく)んぞ賢才を知りてこれを挙げん。曰く、汝の知るところを挙げよ。汝の知らざる所、人其れ諸(こ)れを舎(す)てんや。
-仲弓が政治のことをおたずねした。先生はいわれた、「役人のことを先きにしなさい。[その]小さい過失は許してやり、才能のすぐれた者をひきたてるように。」「才能のすぐれたものを見つけてひきたてるにはどうしましょう。」「おまえに分かった者をひきたてなさい。そうしたらおまえに分からない者は人々がすてておかないだろう。(きっと推薦してくる。)


君子、其の言に於いて、苟(いや)しくもする所なきのみ。
-君子は自分の言葉については決していい加減にしないものだ。


速やかならんと欲すること勿かれ。小利を見ること勿かれ。速やかならんと欲すれば則ち達せず。小利を見れば則ち大事成らず。
-早く成果を上げたいと思うな。小利に気をとられるな。早く成果を上げたいと思うと成功しないし、小利に気をとられると大事はとげられない。


君子は和して同ぜず。
-君子は調和するが雷同しない。


剛毅朴訥、仁に近し。
-真っ正直で勇敢で質実で寡黙なのは、仁徳に近い。



憲問第十四

これを愛して能く労すること勿らんや。忠にして能く誨(おし)うること勿らんや。
-[ひとを]愛するからには励まさないでおれようか。[人に]誠実であるからには教えないでおれようか。


人の己を知らざるを患えず、己の能なきを患う。
-人が自分を知ってくれないことを気にかけないで、自分に才能がないことを気にかけることだ。


詐(いつわ)りを逆(むか)えず、信ぜられざるを億(おもんばか)らず、そもそも亦た先ず覚る者は、是れ賢か。
-だまされないかと早手回しもせず、疑われないかと気をくばることもしないで、それなのに早く気づくというのは、これは賢いね。

直きを以て怨(うら)みに報い、徳を以て徳に報ゆ。
-真っ直ぐな正しさで怨みにむくい、恩徳によって恩徳にお返しすることです。


天を怨みず、人を尤(とが)めず、下学して上達す。我を知る者は其れ天か。
-天を怨みもせず、人をとがめもせず、[ただ自分の修養につとめて、]身近なことを学んで高遠なことに通じていく。私のことを分かってくれるものは、まあ天だね。



衛霊公第十五

人にして遠き慮り無ければ、必ず近き憂いあり。
-人として遠くまでの配慮がないようでは、きっと身近い心配ごとが起こる。


子の曰わく、君子、義以て質と為し、礼以てこれを行い、孫以てこれをい出し、信以てこれを成す。君子なるかな。
-先生がいわれた、「正義をもとにしながら、礼によって行い、謙遜によってあらわし、誠実によってしあげる。君子だね。」


子貢問うて曰わく、一言にして以て終身これを行なうべき者ありや。子の曰わく、其れ恕(じょ)か。おのれの欲せざる所、人に施すこと勿かれ。
-子貢がおたずねしていった。「ひとことだけで一生行なっていけるということがありましょうか。」先生はいわれた、「まあ恕(思いやり)だね。自分の望まないことは人にもしむけないことだ。」


過ちて改めざる、是れを過ちと謂う。
-過ちをしても改めない。これを[本当の]過ちという。


君子は道を謀りて食を謀らず。耕して餒(う)え其の中に在り、学べば禄其の中にあり。君子は道を憂えて貧しきを憂えず。
-君子は道を得ようとつとめるが、食を得ようとはつとめない。[食を得ようとして]耕していても飢えることはあるが、[道を得ようとして]学んでいれば、俸禄はそこに自然に得られる。君子は道のことは心配するが、貧乏なことは心配しない。



季氏第十六

国を有(たも)ち家を有つ者は寡(すく)なきを患えずして均しからざるを患え、貧しきを患えずして安からざるを患う。
-国を治め家を治める者は、[人民の]少ないことを心配しないで[取扱いの]公平でないことを心配し、貧しいことを心配しないで[人心の]安定しないことを心配する。


均しければ貧しきこと無く、和すれば寡なきこと無く、安ければ傾くこと無し。
-公平であれば貧しいこともなくなり、仲よく和合すれば少ないということもなくなり、安定すれば危険もなくなるものだ。


誠に富みを以てせず、亦た祗(ただ)に異を以てす。
-まこと富みによらず、ただ[富とは]異なるものによる。-詩経


一を問いて三を得たり。詩を聞き、礼を聞き、又た君子の其の子を遠ざくるを聞く。-陳亢、伯魚(孔子の子)に問うて
-一つのことをたずねて三つのことがわかった。先生は、詩(経)のことを教えられ、礼のことを教えられ、また君子が自分の子供を近づけない(特別扱いをしない)ことを教えられた。



陽貨第十七

鶏を裂くに焉(いずく)んぞ牛刀を用いん。
-鶏をさくのに牛切り包丁がどうして要るのかな。


道に聴きて塗(みち)に説くは、徳をこれ棄つるなり。
-道路で聞いてそのまま途中で話してしまうのは、[よく考えて身につけようとはしないのだから]徳を捨てるものだ。



微子第十八

備わるを一人に求むること無かれ。
-[人を使うには]人に十分なことを求めてはいけない。-周公




『論語』(岩波文庫)

『まぐれ』ナシーム・ニコラス・タレブ著(ダイヤモンド社)を読んで

2011-04-21 09:53:41 | 書評


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金融機関から完全独立で、お客様の利益を最優先におくびとうファイナンシャルサービスだからこそお話できることがあります。土曜の午後のひと時を、「本当の資産運用とは」を学び、人生を安心して生きるために使ってみませんか。



◆ セミナーでお話しする内容 ◆

●  日本株の停滞にどう対処するか。

●  証券会社や銀行にだまされないためには、どうしたらいいか。

●  安心して人生を過ごせる資産運用は、どうしたらできるか。

●  財政破綻など日本のリスクが高まる中、どう資産防衛するか。

●  好調な新興国やグローバル市場の成長を、どう取り込むか。



◆ セミナーに参加された方の声 ◆

● 金融商品のコストの大切さが、よくわかった。

● リタイア後の資産運用をどうしたらいいか、イメージがつかめた。

● 証券会社への対処法が、よくわかった。

● 日本だけではお金の運用はうまくいかないことがよく理解できた。

その他、たくさんのうれしいお声をいただいています。


【セミナーへのお申し込み】
お申し込みは、下記メールまたは電話にて「5月28日セミナー参加希望」として、お名前とご連絡先をお知らせください。
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しています。次のようなことでお困りの方、お悩みの方に的確なアドバイスを
させていただきます。お越しいただいた皆さん、大変喜んでお帰りになります!

● 退職金が入ったが、どう(運用)したらいいかわからない…。

● お金はほとんどが、利息のつかない定期預金においてある。

● 自己流の運用のやり方でほんとうにいいのか、自信がない。

● 証券会社のいうとおりにしたら、株や投資信託で大損した…。

● 銀行や証券会社は、高い手数料の商品ばかり勧めるので、信用できない。

● お金の運用を、本当に信頼できる人に訊きたいが、本当に信頼できる人がいない。

● 大切な老後の資金を間違いなく、着実に殖やしたい。

● 仕事が忙しいので、お金の運用に時間はないが、それでもしっかり殖やし
たい。

● 今後の日本のことを考えると、海外に投資すべきだと思うが、どうしたら
  いいかわからない。

お金の運用で失敗すると、傷が大きくなります。また資産運用は、やり方によ
って大きな差が出ます。金融機関から完全独立のFP・資産運用アドバイザー
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◆ 日経マネー(3月24日発刊、一部地域25,26日)で2ページ(80~81ページ)にわたり、私、尾藤 峰男が外国株の紹介をしています。よろしければ、ぜひご覧下さい。 

◆ 同じく3月18日(金)日経CNBCで、今回の急激な円と日本株の乱高下につき、この要因と今後の見通し、資産運用の臨み方について、私、尾藤 峰男がコメントしました。

◆ 私、尾藤 峰男が3月6日(日)日本経済新聞のマネー生活欄に「老後の資金作り」をテーマにコメントしました。



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論点をお届けします。これから日本はどうなる?どう資産を運用したらいいの
か?キーとなるポイントは?皆さんにとって役立つ情報を随時配信します。


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拙著「今こそはじめよう外国株投資入門」(日本経済新聞出版社)
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『まぐれ』ナシーム・ニコラス・タレブ著(ダイヤモンド社)を読んで


この本は、ある意味で痛快だ。人々にとって非常に痛いところを突かれるからだ。たとえば、証券トレーダー。彼らは、華々しい成績をある時期上げるが、これを単なるまぐれと片付ける。彼ら自身、自分の才能で上げたと思っているが、そのあと奈落の底の大損をし、即刻首という憂き目を見ることが多い。

著者は、サルでもまぐれで名作を書き上げることができるという。なぜかというと、無限大のサルをタイプライターの前に座らせて好きに叩かせると、確実に一匹はまぐれで名作を仕上げることがありうるからだ。確かに何兆匹のサルがいれば、偶然でタイプを叩いて名作を仕上げうる。要は、サルの数の問題という。このようなトーンで全編を貫いている。


・ 準備を怠らないからチャンスも生まれる! 

・ まれにしか見られない「チャンスが訪れたとき」を捉えてこそ成功できる。運を味方につけろ!

・ リスクを避けようとするとき、合理的な考えは少ししか関係しないし、ほとんど関係ない。リスクを判断する活動は脳の考える部分ではなく、感じる部分で行なっている。

・ 知識を集めるとき、集め方に偶然の要素があることを認め、紛れ込んだ偶然の要素を議論から取り除かなければ、集めた知識を判断することはできない。単なる偶然の寄せ集めということがありうる。

・ 能力が高いのに運の悪い人生を送ってきた人も、いつかは立ち直る。運がいいだけのバカは、過去にいい目にあったかもしれないが、長い目で見ればそんなに運がよくないバカな人生に落ち着く。

・ 期間を短く取ると、ポートフォリオのリターンではなくリスクを観察することになる。見えるのはほとんどばらつきばかりで、何の意味もないことをしている。問題は、われわれの感情が、そういうことをしているということを理解するようにできていないことだ。

・ 苦しみを喜びで相殺できない。(苦しみは喜びの2.5倍の衝撃力を持つという説に立って)

・ 私の強みは、私が非合理で、偶然に振り回され、情緒に苦しみやすいという弱みを知っていることだ。

・ リチャード・ドーキンスの『利己的な遺伝子』を読んでいて何に感動するかというと、文中に一本の方程式も出てこないのに、数学のことばで書かれたものを文章に翻訳したのではないかとさえ思えることだ。

・ 損をすると、長期投資家になる人がとても多い。自己否定をするのがいやで、(都合のいいように受け止め)ポジションを手放すのを先延ばしにしてしまう。

・ 一番金持ちな人は、一番金持ちに見えない。

・ 金持ちデータの中には、相当運がよかっただけの人が含まれている。そして、そういう人たちはその後没落の道をたどるということがどこにも出ていない。(末路は出てこない)

・ 人は自分が成功すると運の要素を認めないが、失敗した場合、全部運のせいにする。

・ 現実は厳しく、線形で正の進歩なんてめったにない。1年勉強しても何にも身につかないけれど、結果が出ないことにうんざりして止めたりしなければ、ある日突然何かが訪れる。ただそれだけの精神的なスタミナを持っている人は、めったにいない。

・ ゴールデン・タイムのテレビに登場する金融の専門家は、みてくれやカリスマ性、プレゼンテーションのうまさで選ばれるのだろう。絶対に頭がいいから、選ばれるのではない。

・ 著者の告白-私は自分が知っている誰よりも偶然にだまされやすいと思う。でも、私は自分がそういう点で、とてもとても弱いことを知っている。

・ 私たちは、目に見えるものや組み込まれたもの、個人的なもの、説明できるもの、そして手にとって触れるものが好きだ。私たちのいいところ(美意識や倫理)も悪いところ(たまたまなのに、その気になる)も、みんなそこから湧いて出ているように思う。


『まぐれ』ナシーム・ニコラス・タレブ著(ダイヤモンド社)

『余韻のある生き方』工藤美代子著(PHP新書)を読んで

2011-04-20 10:19:49 | 書評


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◆ 第5回『人生を安心して生きるための金融資産運用セミナー』開催のご案内 ◆

第5回『人生を安心して生きるための金融資産運用セミナー』を下記の通り開催します。現在のような先行き不透明な時代、自ら手を打たなければ、いつまでも前にすすみません。人生を安心して生きる資産運用法を学ぶために、ぜひこのセミナーにご参加ください。


~参加無料 先着10名限定~

日時:2011年5月28日(土)15:00~17:00

場所:TKP東京駅丸の内会議室ミーティングルームC(日比谷帝劇ビル地下1階)
http://tkpteigeki.net/access/index.shtml
(最寄り駅:有楽町・日比谷駅)

講師:尾藤 峰男 びとうファイナンシャルサービス代表取締役

【セミナーへのお申し込み】
お申し込みは、下記メールまたは電話にて「5月28日セミナー参加希望」として、お名前とご連絡先をお知らせください。
E-メール: info@bfsc.jp
Tel: 03-6721-8386


このセミナーで、バブル崩壊の前と後の30年以上の経験と資産運用分野でグローバル・スタンダードの最高資格を持ち、金融機関から完全独立のアドバイザーだからこそ語ることのできる「こうすれば人生を安心して生きられる資産運用法」をお話します。


◆このセミナーで、老後や家族のために失敗しないお金の運用法がわかります!◆

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『余韻のある生き方』工藤美代子著(PHP新書)を読んで


この本を読んで、あとになんともいえない余韻が残った。要するに、読んでよかったということである。これが人との付き合いであれば、この人と会ってよかったということになる。人生の中で、人との出会いはとても大事なことだ。それをつくり広げるのは、自分自身だ。

この著者の作品を読むのは、初めてだが、かなり個性のある人物と見受ける。ある面では歯に衣着せずというところもあるが、それはそれで著者の特徴が出てよい。


・ 美しい余韻を残す女性の二つの顕著な特徴

―言葉遣いが、とても丁寧できれい。

―ちょっとした仕種に、その人の優しさや聡明さ、英知などが表れている。


・ 時間とエネルギーが変化したものがお金


・ 余韻を残す別れ方

―まず一番大切なことは「今日はお会いできて、とても嬉しかったです」という気持ちを、はっきりと口に出して伝えること。ほんとうに重要なのは、帰り際のあいさつ。これはいつまでも相手の心に残る。

―次にできれば付け加えたいのは、相手の美点を一つか二つ述べて、褒めること。

―最後の三つ目は、とにかく、また相手にお会いできるように、何か未来型の話題をつくっておくこと。余韻のある人は、相手との時間を、まるで糸を紡ぐように上手につなげていく。


・ 忘れてはいけない点―どんな状況にあっても、静謐な余韻が残されている家庭であること。どんなに仲のよい夫婦だって、相手に対して猛烈に腹が立つ瞬間は必ずあります。しかし、それを、そのままストレートに相手にぶつけてはいけません。


・こころを込めてお客様に接しなさい。

―お客さんにお茶を出したときに、その茶碗のお茶が半分になったら、必ず注ぎ足す。

―たとえ、自分の家庭の食費を削っても、訪問客にはできる限りの歓待をする。


・ 余韻のあるお店のリストが、いくつか自分の手帳にあると、いざというときに便利でしょう。こうしたお店を見つけるためには、雑誌の広告や記事、あるいはテレビのグルメ番組からの情報にまどわされずに、実際に自分で行って見るべきです。味、値段、サービスそして店主の人柄とすべてそろったお店は、なかなか探すのが難しいのですが、こればかりは自分の手で開拓するしかありません。


・ 相手には、どんな過去があるかわからないのだから、これからは絶対に他人の悪口を公の場で言ってはいけない。


・ その人の品位が一番よくわかるのは、話し方。


・ 人間同士の心の触れ合いの中でも、特にいやされるのは温かい笑顔です。



『余韻のある生き方』工藤美代子著(PHP新書)

『統計学でリスクと向き合う』 宮川公男著(東洋経済新報社)を読んで

2011-04-19 10:39:10 | 書評


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日時:2011年5月28日(土)15:00~17:00

場所:TKP東京駅丸の内会議室ミーティングルームC(日比谷帝劇ビル地下1階)
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『統計学でリスクと向き合う』 宮川公男著(東洋経済新報社)を読んで


この本は、ただ単に統計学を読み解くためだけの本ではない。いわば数字を見る見方を通して、物事の決断をする際に落とし穴に入らないようにするための指南書の趣もある。また実例を通して、統計学の基本を学べるようやさしく解説し、一般の人を統計学に導く名著といってもよい。

日本では、欧米のように統計学が社会に根付いているとはいえない。これは全体の経済にとって大変な損失である。統計学的考え方をせずに、いろいろな場面でかなり重大な判断の誤りをしていることも否めない。

統計学の基本理論である、どの程度の確率で、あることが起きるかという確率論に基づく判断は、大変有効な判断方法だ。著者は、自分の癌の肺への転移に伴う医師の手術の説得に対し、統計的考え方による確率論から、手術を拒否する決断をした。その結果、現在まで20年以上生き延びることが出来たという。

人間の誤りは、すべて次の二種類に帰属するそうだ。第1の誤りは「やるべきでないことをやる」、第2の誤りは「やるべきことをやらない」。この「誤り」の考え方は統計学の基本中の基本であり、この2種類の誤りをどの程度の確率でしないで済むかという判断が、統計学の根底にある。これは、日常いろいろな局面で使えるもので、ものごとの判断をより客観的にするために、大変有効な手段だという。人間が、何かをやろうとするとき、主観的な判断で決めてしまうことが多い。そこに、このような統計的確率論から、何%の確率である事ができるだろうから、やるべきだという判断が下せれば、よほど成功の可能性は高くなる。

統計学というと、とっつきにくい、やたら数字ばかり出てきて、計算式もあるし、自分にはとてもとてもという人がほとんどなのは、残念だ。日本では前述のとおり、統計学が実社会で根付いていない。統計的考え方は、極論に聞こえるかもしれないが、人生を大きな過ちなきように歩んでいく上で、大変有用な考え方といえるかもしれない。


『統計学でリスクと向き合う』 宮川公男著(東洋経済新報社)



私が集めた『人生を励ます言葉の数々』

2011-04-18 08:57:53 | Weblog
我ながら、集めた『励ます言葉の数々』はなかなか秀逸ものであると感じている。震災に遭われた方のみならず、なにやら不安に陥っている人たちにも、元気と勇気を与える言葉が多いのに、あらためて気がついた。

ここで、一気に掲載しよう。10分で読めるのでぜひ一週間の初めに一読を!



人生を励ます言葉の数々



『アランの幸福論』

「望んでいることはすべて、人を待っている山と同じ。自らよじ登っていかなければならない」

「不安とは、無意味な動揺に他ならない」

「まず自分がほほ笑まなくて、誰がほほ笑むのか」

「幸せを願う気持ちがあれば、あなたはすぐに幸せになれる」

ふさぎこんでいる人に言いたいことはただひとつ。「遠くに目をやろう」

「幸せだから笑うのではない。笑っているから幸せなのだ。」

「幸福であることは他人に対する義務だ」

「運命は不変ではない。指をパチンと鳴らした瞬間にも、新しい世界が生まれているのだ」

「嘆きも悲しみも、鳥と同じ。ひょいと留まっては、飛び去っていく」



『カーネギー自伝』

・ 私は危機に直面したときに、必ず誰かが救いの手を伸ばしてくれることを信じて疑わない。世間には、たくさん親切な、すばらしい人たちがいる。援助に値する人を探し求めているのである。

・ 貧しい人、困った人にしてあげた仔細なこと、親切な言葉などが、思いもよらなかったような大きな報酬をもたらすのだった。



『ゲーテ格言集』

・ 苦しみが残していったものを味わえ!
苦難も過ぎてしまえば、甘い。

・ 勇気を失ったのは―すべてを失ったことだ!
生まれなかったほうがいいだろう。

・ 一人の人を愛する心は、どんな人をも憎むことはできない。

・ 人間だけが不可能なことをなし得る。

・ 絶えず努めて倦まざる者をわれらは、救うことができる。

・ 暑さ寒さに苦しんだものでなければ、人間の価値などわかりようがない。

・ 気持ちよい生活を送ろうと思ったら、済んだことをくよくよせぬこと、めったなことに腹を立てぬこと、いつも現在を楽しむこと、とりわけ、人を憎まぬこと、未来を神にまかせること。



『ツァラツストラ』-ニーチェ

・ <力>への意志はなにであれ、ほしがったり、手に入れることに存するのではなく、むしろ作り出すことに、そして与えることに存する。

・ 肯定とは意志の最高の<力>である。

・ 肯定のみが回帰するのであり、肯定されるものが可能なものだけが回帰し、歓びのみが戻ってくる。

・ 精神とは、自ら生の中に切り入る生である。

・ 地上に育つもので、高い強い意志以上に、喜びを与えてくれるものはない。それは地の最も美しい植物だ。風景全体がこういう一本の木によって生動するのだ。

・ ツァラトゥストラと共にした一日、一つの祭りが、私に地を愛することを教えたのだ。『これが―生だったのか』 わたしは死に向かって言おう。『よし! それならもう一度』と。

・ ―おまえたち、永遠な者たちよ、世界を愛せよ、永遠に、また不断に。痛みに向かっても「去れ、しかし帰って来い」と言え。



西郷隆盛

-道は一つのみ「是か非か」
 心は常に鋼鉄
 貧困は偉人をつくり
 功績は難中に生まれる
 雪をへて梅は白く
 霜をへて楓は紅い
 もし天意を知るならば
 誰が安逸を望もうか

-地は高く、山は深く
 夜は静かに
 人声は聞こえず
 ただ空をみつめるのみ



中江藤樹

-暗くともただ一向にすすみ行け
 心の月のはれやせんも
 志つよく引立向かうべし
 石に立つ矢のためし聞くにも
 上もなくまた外もなき道のために
 身をすつるこそ身を思うなれ



『夜と霧』-V.E.フランクル

・ いちじるしく困難な外的状況こそ人間に内面的に自らを超えて成長する機会を与える。-著者は、多くのアウシュビッツの囚人はこう思わず、現在の存在を真面目に受け取らず、それをある重要でないものに貶め、過去の生活に思いを寄せることによって現在の前でも目を閉じるのがよいと考えるとしている。そしてそれが、多くの囚人のごとく貧しい生存をするか、あるいは少数のまれな人々(囚人)のごとく内的勝利を得るかの違いとなる。

・ 『「苦悩」という情緒はわれわれがそれに関して明晰判明な(別の)表象をつくるや否や消失してしまう』-スピノザ

・ 『なぜ生きるかを知っている者は、ほとんどあらゆる如何に生きるか、に耐えるのだ』-ニーチェ

・ 人生というのは結局、人生の意味の問題に正しく答えること、人生が各人に課する使命を果たすこと、日々の務めを行なうことに対する責任を担うことに他ならないのである。

・ 人間は苦悩に対して、彼がこの苦悩に満ちた運命と共にこの世界でただ1人1回だけ立っているという意識にまで達せねばならない。-何人も彼の代わりに苦悩を苦しみぬくことはできない。

・ 『苦悩の極みによって如何に昴められし』-リルケ

・ 待っている仕事、あるいは待っている愛する人間、に対して持っている責任を意識した人間は、彼の生命を放棄することはできないのである。

・ 彼はまさに彼の存在の「なぜ」を知っているのであり-したがってまた「ほとんどいかなる如何に」耐えうるのである。



セネカ

・ われわれは自然を指導者として用いねばならない。

・ 理性は自然を尊重し、自然から助言を求める。

・ 幸福に生きるということは、とりもなおさず自然に従って生きるということである。

・ 最高の善は、心の調和である。

・ 宇宙の定めから耐えねばならないことは、大きな心を持ってこれを甘受しなければならない。



西郷南洲翁遺訓集

第22か条
己に克つに、兼ねて気象をもって(精神を奮い起こして)克ちおれよとなり。


第24か条
道は天地自然のものにして、人は之を行なうものなれば、天を敬するを目的とす。天は人もわれも同一に愛し給うゆえ、我を愛する心を以って人を愛するなり。


第25か条
人を相手にせず、天を相手にせよ。天を相手にして己を尽くし、人を咎めず、わがまことの足らざるを尋ぬべし。


エマソン

・ 人が神と共に生きていれば、神の声はさらさらと流れる小川のひびき、あるいは、とうもろこしの葉ずれの音のように爽やかなものである。

・ 「耐え忍ぶ人のもとには、聖き神々瞬時にして臨む」-ゾロアスター

・ 精神は強く万物を通して生き働こうと努力している。

・ 愛せよ、さらば愛されん。善人は火のように万物をそれ自身の性質に化する絶対の善を持っている。そのため人は善人になんら危害を加えることもできない。

・ 全能の神の声は、「立ちて永遠に進め!」という。

・ 間違いなく年月の経過はあらゆる事実の根底にある深い治癒力を示す。

・ 「自分以外のもので自分に危害を加えうるものはない」-聖バーナード

・ 人は静かに明日に直面し、このようにして、すでに心の底に未来のすべてを掌握している。

・ 「人は自分がどこに行っているかわからないときほど高められることはない」-オリヴァー・クロ ムウェル
 
・ すべてのものを捨てる者がより多くのものを受けるのである。

・ われわれが自然を見るとき、目にうつる破滅もしくは空しさは、われわれ自身の目にあるものだ。

・ 前進する精神は、行く道を、飾り立て、自分の目にふれる美と、自分を恍惚とさせる歌とを、たずさえて進む。

・ 世界でただ一つのものは、能動的な魂です。

・ 慈愛は絶対的であり現実的である。人の持つ慈愛が大きければ、その生命も大きい。すべてのものは、この慈愛という同一の精神から出ている。

・ 人がよい目的を追求する間は、自然の力に助けられるために強い。

・ つくるものの魂が、われわれの中を流れているのを感じるならば、朝の平安が先ず第一にわれわれの心に宿っていることがわかり、そして、引力と科学とその上にある生命との計り知れない力が最高の形を取って、われわれの中に最初から存在していることがわかるだろう。



エマソン、マズロー、エジソン・・・

・ 人間は何かやっているときが一番満足しているものである。-フランクリン

・ 憂きことのなほこの上に積もれかし、限りある身の力ためさん 山中鹿之助


・ 苦難こそが人を育てる。-稲盛和夫

・ 強い意志を持って、一歩一歩地道な努力を日々継続する人は、いくら長い道のりでも、いつか必ず人生の頂上に立つことができる。-稲盛和夫

・ 利他的、博愛的行為であっても、必ず自己に利益をもたらす。-マズロー

・ もっとも尊敬を集める人物、それはもっとも与えた人なのだ。-マズロー

・ 耐える力を持った人間は、ストレスを切り抜けることでいっそう強化され、鍛えられる。-マズロー

・ 夢はあなたの恐怖を「情熱の炎」に変える火花だ。-J.C.マクスウェル

・ エジソンは苦境にさらされると、逆に闘志を燃やすタイプだった。幼いときから孤独には慣れていた。それをいつも癒していたのは、「仕事をすること」だった。

・ エジソンは仕事にかかっていた。課題の突破口を見つけるために考え抜くという仕事である。

・ “目的を持っても希望なく仕事を進めること”がエジソンたちのモットーだった。

・ “私は67歳だ。しかし新しい出発に遅すぎるということはない。すぐ再建しよう。”-エジソン

・ 時局が困難なときほど、機会はより多い。-胡雪岩

・ 窮地から脱する唯一の手立ては勇気と創意。-ナポレオン

・ 先行き知れぬ人生行路の中にあって、何よりも心強い支えとなるのは、人と人との結びつきではないでしょうか。互いに相手をいたわりあう気持ちこそ、何物にも変えがたい心の財産ではないでしょうか。-エマソン

・ ただ苦しみだけが、おまえを、おまえ以上のものに高めてくれる。-ゲーテ


掲載所感:人間は限りない可能性とどんなことにも耐えうる力を持っているのではないでしょうか。そして、それは、自分の心の中にあるのでしょう。

『キャピタル-驚異の資産運用会社』チャールズ・エリス(日本経済新聞出版社)を読んで

2011-04-15 08:53:26 | 書評


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◆ 日経マネーDIGITALに「危機時に求められる個人の資産運用」と題して、私、尾藤 峰男がコメントしています。
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20110401/265577/?ST=mon

◆ 日経マネー(3月24日発刊、一部地域25,26日)で2ページ(80~81ページ)にわたり、私、尾藤 峰男が外国株の紹介をしています。よろしければ、ぜひご覧下さい。 

◆ 同じく3月18日(金)日経CNBCで、今回の急激な円と日本株の乱高下につき、この要因と今後の見通し、資産運用の臨み方について、私、尾藤 峰男がコメントしました。

◆ 私、尾藤 峰男が3月6日(日)日本経済新聞のマネー生活欄に「老後の資金作り」をテーマにコメントしました。




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弊社は、皆様のために『お仕事帰り・休日の無料個別相談』サービスをご案内
しています。次のようなことでお困りの方、お悩みの方に的確なアドバイスを
させていただきます。

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◆ 自己流の運用のやり方でほんとうにいいのか、自信がない。

◆ 証券会社のいうとおりにしたら、株や投資信託で大損した…。

◆ 銀行や証券会社は、高い手数料の商品ばかり勧めるので、信用できない。

◆ お金の運用を、本当に信頼できる人に訊きたいが、誰に訊いたらいいか
  わからない。

◆ 大切な老後の資金を間違いなく、着実に殖やしたい。

◆ 仕事が忙しいので、お金の運用に時間はないが、それでもしっかり殖やし
たい。

◆ 今後の日本のことを考えると、海外に投資すべきだと思うが、どうしたら
  いいかわからない。

お金の運用で失敗すると、傷が大きくなります。また資産運用は、やり方によ
って大きな差が出ます。金融機関から完全独立のFP・資産運用アドバイザー
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毎週水曜日 18:30~
毎週土曜日 13:00~、15:00~、17:00~

なお、他の曜日につきましても別途調整いたしますので、ご相談ください。
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『キャピタル-驚異の資産運用会社』チャールズ・エリス(日本経済新聞出版社)を読んで


世界最大規模の資産運用会社でありながら、あまりその実像は知られていない「キャピタル・グループ」。宣伝・広告を一切行わず、メディアをも避ける。商品である投資信託にも、「キャピタル」という社名を使わないので、世間でのこの会社の存在感は薄い。

一方で、そのプロフィルを見ると驚く。

・ 全米トップ10ファンドのうち4ファンドを運用。6つのファンドは、直近30年間で、S&Pを大きく上回っている。

・ 機関投資家向け運用でも最大手。

・ エマージングマーケットでは、ダントツ最大の投資家。

・ 超一流のアナリストを擁する世界最大の独立系リサーチ会社

著者チャールズ・エリスにいわせれば、キャピタル・グループほど長期にわたって、多くの顧客に対し、すばらしい成果を上げてきた運用機関はいないという。

1931年創業の歴史ある会社ということだが、その特色は、まさに他社が容易にまねできないものだ。いくつか上げてみると:

・ スタープレーヤーを作らない

・ チームプレーを重視

・ 社員を重視

・ 個性を尊重

・ 柔軟な組織運営

これらは、幾多の苦難や経験を乗り越え、作り上げてきたものだ。いまでは世界に6000人を有する巨大運用機関になっているが、組織の官僚体制化・動脈硬化を防ぎ、その創造性と競争力を維持するという課題を達成してナンバーワンであり続ける、大変まれな組織なのだ。

あくまでロー・プロファイルで、顧客の利益、すなわち長期にわたり最大のパーフォーマンスを上げるために何をなすべきかを愚直に考え続ける組織という印象だ。そのためには、人材に最大限投資し、組織の硬直化を防ぎ、創造性・個性を重視することを常に意識する。ことばで言ってしまえばそれまでだが、これを長年にわたって一貫して続けているからこそ、今のこの会社の姿があるのだろう。

ユニークな会社とはこういうものだ。ことばでは言えても、容易にはまねできない。



『キャピタル 驚異の資産運用会社』チャールズ・エリス(日本経済新聞出版社)