グローバル・スタンダードの最高峰資格CFAとCFPを持つ完全独立のFP・資産運用アドバイザー尾藤峰男の書評ブログ

びとうファイナンシャルサービスはお客様の利益のみに目をむけた金融機関から完全独立のFP・資産運用アドバイザーです。

『ラッセル 幸福論』ラッセル著(岩波文庫)を読んで

2012-10-31 16:08:19 | 書評
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お知らせ情報
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ぜひお越しください。かならず役立ちます!

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30年以上の経験と資産運用で頂点のグローバル資格を持つ、金融機関から完全独立のFP・資産運用アドバイザー尾藤 峰男だから語れる「人生を豊かに過ごすためのお金の運用法」をお話します!

お話しする内容:
● なぜ日本だけに投資していてはダメか、海外投資の必要性とメリット
● 本当に正しい資産運用法の実践法-やり方によって人生の分岐点にも
● 証券会社や銀行がいう通りにしては、必ず失敗する。
● よい金融商品とはどういうものか。
● 安心してお金の相談をできるところはどこか。

日時:2012年11月17日(土)15:00~17:00
場所:TKP東京駅丸の内会議室ミーティングルームC(日比谷帝劇ビル地下1階) 
http://tkpteigeki.net/access/index.shtml
(最寄り駅:有楽町・日比谷駅)
~限定10名~
申し込みは、下記メールまたは電話にて「11月17日セミナー参加希望」として、お名前とご連絡先をお知らせください。
E-メール: info@bfsc.jp
Tel: 03-6721-8386

講師:尾藤 峰男 びとうファイナンシャルサービス代表取締役
プロフィール:
米国CFA協会認定証券アナリスト、CFPR、日本証券アナリスト協会検定会員、1級FP技能士、金融機関から完全独立のFP・資産運用アドバイザーとして、個人の金融資産や退職金の運用助言・ライフプランニングサービスを提供する。2000年当社設立。グローバルな投資理論や外国株投資・国際分散投資への造詣が深い。日本経済新聞、週刊東洋経済、日経マネーなどへのコメント多数。日経CNBCにもたびたび出演。著書に「いまこそ始めよう 外国株投資入門」日本経済新聞出版社。投資助言・代理業として関東財務局登録。



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弊社は、『お仕事帰り・休日の無料個別相談』サービスを実施しています。次のようなことでお困りの方、お悩みの方に的確なアドバイスをさせていただきます。

● 退職金が入ったが、どう(運用)したらいいかわからない…。

● お金はほとんどが、利息のつかない定期預金においてある。

● 自己流の運用のやり方でほんとうにいいのか、自信がない。

● 証券会社のいうとおりにしたら、株や投資信託で大損した…。

● 銀行や証券会社は、高い手数料の商品ばかり勧めるので、信用できない。

● お金の運用を、本当に信頼できる人に訊きたいが、誰に訊いたらいいか
  わからない。

● 大切な老後の資金を間違いなく、着実に殖やしたい。

● 仕事が忙しいので、お金の運用に時間はないが、それでもしっかり殖やし
たい。

● 今後の日本のことを考えると、海外に投資すべきだと思うが、どうしたらいいかわからない。

資産運用は、やり方によって大きな差が出ます。金融機関から完全独立のFP・資産運用アドバイザーが価値あるアドバイスを提供する「無料個別相談」をお気軽にご利用ください。

『お仕事帰り・休日の無料個別相談』スケジュール
毎週水曜日 18:30~
毎週土曜日 13:00~、15:00~、17:00~

なお、他の曜日につきましても別途調整いたしますので、ご相談ください。
完全予約制ですので、事前に下記までご氏名、ご連絡先をお知らせください。
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『ラッセル 幸福論』ラッセル著(岩波文庫)を読んで


イギリスの思想家バートランド・ラッセル。この人は、長生きし、98歳まで生きた。生まれが1872年、逝去が1970年。この年は、私が中学3年のときである。当時、ラッセルの原文に挑戦したことを覚えている。ラッセルが生まれた年に、日本では廃藩置県があり、明治維新のまっさかり、大久保や西郷が国づくりに奔走していた。その時代から生きてきた人と私がいっしょの時代に生きていたということに、妙に感慨を覚える。

さて、本書は、3大幸福論の一つ(ほかは、ヒルティ、アラン)である。原題はThe Conquest of Happiness.(幸せの追求)。自己の利益に目を向けず、世界の利益に目を向ける。たとえ自分が成し遂げられなくても、成し遂げようとしたことは未来につながっていく。真に人類・社会に役立つことを成し遂げることを目的とすれば、充実した人生を歩めると説く。


・ 私は、年々年をとるにつれて、ますます生をエンジョイしている。これは一つには、自分がいちばん望んでいるものが何であるかを発見し、徐々にこれらのものを数多く獲得したことによる。また一つには、望んでいるもののいくつかを、本質的に獲得不可能なものとして上手に捨ててしまったことによる。

・ 次第に私は、自分自身と自分の欠点に無関心になることを学んだ。だんだん注意を外界の事物に集中するようになった。

・ ほめられる値打ちがあろうとなかろうと、必ずほめてくれる人が近くにいるのは、いかにも楽しいことだ。

・ 最も優れた小説は、おしなべて退屈なくだりを含んでいる。偉人の生涯にしても、2,3の偉大な瞬間を除けば、興奮に満ちたものはなかった。

・ 幸福な生活は、おおむね、静かな生活でなければならない。なぜなら、静けさの雰囲気の中でのみ、真の喜びが息づいているからである。

・ 疲れは大部分、心配から来ている。そして、心配は、よりよい人生観を持ち、精神的な訓練をもう少しやることで避けることができる。

・ きちんとした精神を養うことで、どれほど幸福と効率がいや増すかは、驚くほどである。きちんとした精神は、ある事柄を四六時中、不十分に考えるのではなく、考えるべき時に十分に考えるのである。困難な、あるいは厄介な結論をださなければならないときには、すべてのデータが集まり次第、その問題をよくよく考え抜いたうえ、決断を下すがよい。決断した以上は、何か新しい事実が出てきた場合を除いて、修正してはならない。優柔不断くらい心身を疲れさせるものはないし、これほど不毛のものもない。

・ 悩み事の心理は、決して単純ではない。精神の訓練は、物事を考えるべき時に考える習慣である。これには、それなりの重要性がある。第一に、それほど思考を費やさないで1日の仕事を仕上げるのを可能にする。第二に、不眠症を治療してくれること。第3に、決断する際の効率と知恵を増進すること。

・ 無意識の大部分は、かつては非常に情緒的な意識的思考であったのに、いまや意識下に埋もれてしまったものから成り立っている。この意識下に埋める過程を意図的にやってみることは可能であり、このようにして、無意識に有益な仕事をいろいろさせることができる。たとえば、私がある相当むずかしいトピックについて書かなければならないとする。その際、最上の方法は、それについて、ものすごく集中的に-それこそ私に可能な限りの集中力をもって-数時間ないし数日間考え、その期間の終わりに、いわば、この仕事を、地下で続けよと命令することである。何ヶ月かたって、そのトピックに意識的に立ち返ってみると、その仕事はすでに終わっているのを発見する。

・ あらゆる種類の恐怖に対処する正しい道は、理性的に、平静に、しかし大いに思念を集中して、その恐怖がすっかりなじみのものになるまで考え抜くことだ。ついには、なじみのために怖さが薄らいでくる。

・ 普通の人間性の特徴の中で、ねたみがもっとも不幸なものである。人間の幸福を増やしたいと思う人はだれでも、賛美の念を増やし、ねたみを減らしたいと願わねばならない。

・ 他人と比較してものを考える習慣は、致命的な習慣である。

・ 被害妄想の適切な予防策
-あなたの動機は、必ずしもあなた自身が思っているほど利他的ではないことを忘れてはいけない。
-あなた自身の美点を過大評価してはいけない。
-あなたが自分自身に寄せているほどの大きな興味を他の人も寄せてくれるものと期待してはならない。
-たいていの人は、あなたを迫害してやると特に思うほどあなたのことを考えている、などと想像してはいけない。

・ 非常に多くの場合、なくもがなの内気さのために困難が必要以上に悪化する。世評というものは、世評に無関心な人々よりも、はっきりと世評を怖がっている人々に対して、常にいっそう暴虐である。

・ 慣習をわずかばかり踏み外したような過ちは、もしも、陽気に無頓着にやるならば、-つまり挑戦的でなく、自然流露的にやるならば、この上もなく因習的な社会においても、多めに見られるようになる。次第に天下御免の変わり者のお墨付きを与えられ、他の人がやったら絶対許せぬと考えられるような事柄でも、許されるようになる。

・ 幸福の秘訣は、あなたの興味をできる限り幅広くすることである。そして、あなたの興味を引く人や人物に対する反応を敵意あるものではなく、できる限り友好的なものにすることだ。

・ さまざまな状況において、人生に対して熱意をもっている人は、もっていない人より有利な立場にある。不愉快な経験ですら、彼にはそれなりに役に立つ。

・ 男性にとっても、また女性にとっても、熱意こそは、幸福と健康の秘訣である。

・ 親の側に最初から子供の人格に対する尊敬の念が必要である。

・ 家族に対する圧政に傾く傾向を、優しさによってことごとく洗い清められた愛情は、この不安定な世界にあって、主導権を維持するために悪戦苦闘している親に味わえるどんな感情よりも、もっと強烈で、もっと優しい喜びを与えることができる。

・ 仕事は、なによりもまず、退屈の予防策として望ましい。仕事は、何をすべきかを決定する必要なしに1日のかなり多くの時間を満たしてくれる。

・ 仕事のもう一つの長所は、仕事をしていれば、休日になったときにそれがずっと楽しいものになる。

・ 仕事を面白くする主な要素は、二つある。一つは技術を行使すること、もう一つは建設である。

・ なにか並外れた技術を身につけた人はだれでも、それが当然のことになるまで、あるいは、もうこれ以上は上手になれないというところまで、その技術を行使することを楽しむ。

・ もっとも満足すべき目的とは、一つの成功から次の成功へと無限に続いて、決して行きづまることのない目的である。

・ 首尾一貫した目的は、主に、仕事において具体化される。

・ 重要な決定をする前に、「一晩寝て考える」ことが必要だと感じる人たちは、まぎれもなく正しい。

・ 仕事以外の趣味をたくさん持っていれば、もっていない場合よりも、仕事を忘れるべき時に忘れることが断然やさしくなる。

・ 個人的な目的が、人類のために、より大きな希望の一部であった場合は、たとえ挫折したとしても、完膚なきまでの敗北ではない。

・ 不幸な人は、概して、不幸な信条を抱くのに対して、幸福な人は幸福な信条をいだく。

・ 幸福な人とは、客観的な生き方をして、自由な愛情とひろい興味をもっている人である。

・ 幸福な人とは、意識的な精神と無意識的な精神、自我と社会の統一のどちらにも失敗していない人のことである。自分の人格が内部で分裂していないし、世間と対立してもいない人である。このような人は、自分は宇宙の市民と感じ、宇宙が差し出すスペクタクルや、宇宙が与える喜びを存分にエンジョイする。また、自分のあとにくる子孫や自分は本当に別個な存在だと感じないので、死を思って悩むこともない。このように、生命の流れと深く本能的に結合しているところに、もっとも大きな歓喜が見出されるのである。


『ラッセル 幸福論』ラッセル著(岩波文庫)

『マネーと常識』ジョン・ボーグル著(日経BP社)を読んで

2012-10-30 11:54:06 | 書評
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『マネーと常識』ジョン・ボーグル著(日経BP社)を読んで


ジョン・ボーグルは、インデックス・ファンドを1970年代につくった創始者だ。上場投資信託とかETF、日経平均連動とかのことばが広く知られているが、この考え方は、すべてこのジョン・ボーグルが発信元となっている。また、彼自身は、その考え方を示唆してくれたポール・サミュエルソンを心の師と巻頭で述べている。

さて、この本は、いわば市場平均どおりに運用することが最もいい結果をもたらすという主張を一貫して述べているものだ。いい株を見つけていい成績を上げようとするやり方の積極型運用は、ほぼうまくいかないとしているため、積極型運用をする人や運用機関にとっては、ボーグルはうるさい人なのだ。

日本の巨額の年金は、すっかりこのインデックス運用に徹しているようで、存在感は全く見えなくなってしまった。この面では、インデックス運用の弊害というものも感じるところだが、一方では大きなメリットもある。いわば、投資が簡単なのだ。何千銘柄がたった一回で買える。それにコストも普通の投資信託に比べれば驚くほど安い。また一回買えば持ちきりでいいので、手間がかからない。そして、長く持てば持つほどコストが安いため、パフォーマンスはコストの高い積極型より良くなる。これが個人で簡単に実現できるのだから、投資技術の進歩に感謝する。

この本はアカデミックなところもあり、やや難しい面もあるが、ETFやインデックス・ファンドがどうしていいかがよくわかるので、一度ぜひ手に取られたらいいと思う。


『マネーと常識』ジョン・ボーグル著(日経BP社)

『モリー先生との火曜日』ミッチ・アルボム著(NHK出版)を読んで

2012-10-29 11:52:40 | 書評
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『モリー先生との火曜日』ミッチ・アルボム著(NHK出版)を読んで


この本は大学時代の教え子と老教授の人生最後の授業を、教え子が綴ったものだ。教授は難病ALSに侵され死の床にいながら教え子に人生の意味について教える。少しずつ足から病気は上の方に進み、肺の機能が途絶えたらいのちが絶えるという残酷な病気だ。教授はこれを静かに受け入れ、毎週火曜日に病床へ授業に来る教え子に語りかける。切ないながらも暖かい光景だ。そこで、教え子に語り聞かせた一部を紹介しよう。


・ 多くの人が無意味な人生を抱えて歩き回っている。自分では大事なことのように思ってあれこれ忙しげに立ち働いているけれども、実は半分寝ているようなものだ。間違ったものを追いかけているからそうなる。人生に意味を与える道は、人を愛すること、自分の周囲の社会のために尽くすこと、自分に目的と意味を与えてくれるものを創り出すこと

・ 人生で一番大事なことは、愛をどうやって外に出すか、どうやって中に受け入れるか、その方法を学ぶことだよ。

・ 愛は、唯一理性的な行為である。

・ お互いに愛せよ。さもなくば滅びるのみ。

・ いかに死ぬかを学べば、いかに生きるかも学べる。われわれはこの世界のことを心底から十分に経験していない。半分眠っているから。やらなければいけないと思っていることを無反省にやっているだけだから。死に直面すれば、余計なものを剥ぎ取って、肝心なものに集中するようになる。いずれ死ぬことを認識すれば、あらゆることについて見方ががらっと変わるよ。

・ いいかい、これだけは知っていてほしい。若い人はみな知っていてほしい。年を取るまいといつも闘ってばかりいると、いつまでも幸せにはなれないよ。しょせん年は取らざるを得ないんだから。

・ 自分のいまの人生のよいところ、ほんとうのところ、美しいところを見つけなければいけない。今の君の年代をうらやましがってなんていられないよ-前に自分がそうだったんだから。

・ どこにいたって、われわれ人間の持っている最大の欠点は、目先にとらわれること。先行き自分がどうなるかまで目が届かないんだ。潜在的可能性に目を注がなければいけない。自分にはどういう可能性があるか、そのすべてに向かって努力しなければいけない。しかし『今、自分はこれを自分のものにしたい』といっている人の中にばかりいると、とどのつまり、一握りの人間が何もかも持っていて、貧乏人が立ち上がってそれを盗んだりしないように、軍隊まで備えることになってしまう。

・ 死ぬ前に自分を許せ。それから人を許せ。いつまでも意地を張っていたり、恨んでいてもろくなことはないよ。


『モリー先生との火曜日』ミッチ・アルボム著(NHK出版)

『星の王子さま』サン=テグジュベリ著(新潮文庫)を読んで

2012-10-26 16:32:33 | 書評
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『星の王子さま』サン=テグジュベリ著(新潮文庫)を読んで



子供向け名作シリーズの中には必ず出てくる有名な童話である。1943年に出版され、これまで世界中で5000万部にも達する大ベストセラーだ。私ははずかしながら今まで読んでいなかったので、読んでみた。

すぐにファンタジーの世界が広がる。親がベッドの中で子供に読んであげるのにちょうどいい語り口だ。ストーリーは、サハラ砂漠に不時着したパイロットが目が覚めると、星の王子さまがいたというところから始まる。このパイロットは、まさにサン=テグジュベリの職業だ。このパイロットと星の王子さまの交流が、物語の底流に流れているのだが、それはまさに、この本の献辞に書かれているように、テグジュベリとこの本を捧げた親友との友情が隠されているのである。

『星の王子さま』が織り成すファンタジーの世界は、おもわず子供が空想の世界に入り、夢を膨らませ、星の王子さまやこのパイロットに自分を重ね合わせる姿が容易に想像できる。親も聞かせたくなる、もってこいの物語だろう。それが、これまでベストセラーを続けるゆえんでもある。

その本当に平易に書かれた子供向け物語の中に、人生の真理につながることばが次々に出てくる。そのことばの重みが子供向け物語の中に出てくるので、余計に感じるのかもしれない。


以下、ほんの一部分だが、キツネと王子さまの会話をとりあげる。


・   王子さま-友だち(になってくれる人)をさがしているんだ。『なつく』ってどういうこと?

    キツネ-それはね、『絆を結ぶ』ということだよ。
    
    王子さま-絆を結ぶ?

    キツネ-そうとも。きみはまだ、ぼくにとっては、ほかの十万の男の子と何も変わらない男の子だ。だからぼくは、べつにきみがいなくてもいい。きみも、別にぼくがいなくてもいい。きみにとってもぼくは、ほかの十万のキツネと何の変わりもない。でも、もし、きみがぼくをなつかせたら、僕らは互いに、なくてはならない存在になる。きみはぼくにとって、世界で1人だけのひとになる。ぼくもきみにとって、世界で一匹だけのキツネになる...

・   キツネ-人間たちはもう時間がなくなりすぎて、ほんとうに何も知ることができないでいる。なにもかもできあがった品を、店で買う。でも友だちを売っている店なんてないから、人間たちにはもう友だちがいない。きみも友だちがほしいなら、ぼくをなつかせて!

    星の王子さま-どうすればいいの?

    キツネ-がまん強くなることだ。はじめは、ぼくからちょっとだけ離れて、こんな風に、草の中にすわるんだ。僕は横目でちらっときみを見るだけだし、きみもなにも言わない。ことばは誤解のもとだから。でも、日ごとにきみは、少しずつ近くにすわるようにして...
     
・ キツネ-きみが夕方の4時に来るなら、僕は3時からうれしくなっている。そしてとうとう4時になると、もうそわそわしたり、どきどきしたり。こうして幸福の味を知るんだよ!でもきみが来るのが行き当たりばったりだと、何時に心の準備をしたらいいのか、ちっともわからない・・・ならわしって大事なんだ。

・ 王子さま-ならわしって?

    キツネ-これもずいぶん忘れられてしまっている。ある一日を、他の毎日とちがうものにすること、あるひとときを、ほかの時間とはちがうものにすることだ。

・ キツネ-ものごとは、こころで見なくてはよく見えない。いちばんたいせつなことは、目には見えない。

・ キツネ-きみのバラをかけがいのないものにしたのは、きみが、バラのために費やした時間だったんだ。

・ キツネ-きみは、なつかせたもの、絆を結んだものには、永遠に責任を持つんだ。きみは、きみのバラに責任がある。


なお、この本の挿絵は、サン=テグジュベリ自ら作成したもので、この物語と一体になっている、実にいい絵だ。


『星の王子さま』サン=テグジュベリ著(新潮文庫)

『群集心理』ギュスターヴ・ル・ギボン著(講談社学術文庫)を読んで

2012-10-25 09:44:11 | 書評
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『群集心理』ギュスターヴ・ル・ギボン著(講談社学術文庫)を読んで


この書は、フランス19世紀末、民主主義が進展し、群集の力が社会を動かすようになった時代に、初めて「群集の心理」を解明しようとした書である。その後の社会心理学の先駆けとなった。群集の心理は、ローマ・ギリシャの時代から、世の中を動かす巨大な力を秘めているものであるが、それは制御しがたく、方向性も読めないという危うさも持っているのである。

群集の力は、北アフリカのチュニジアに始まるジャスミン革命でも、その威力ははっきりと示された。その後、リビア、エジプトの政権崩壊、さらにはシリアの内戦まで続いているが、今後も起こりうる「群集」の力は、注意深く見ておく必要があろう。

衆愚政治と呼ばれるのも、ある意味では群集を意識した政治であろうが、それは、まさに今の時代の日本を現わしているものではないかと、深い危惧を感じる。政治家は投票を当てにして、人気取りに終始し、「群集」は自分たちの利益になりそうな政策だけを支持する。

「群衆」の力は非常に強い力であり、社会を完全に根底から覆す力を持っている。したがって、フランス革命にも見られるように、国家の体制をガラッと変える力を持つ。このため、「群集」の力を利用しようとする側は、本来求められる国家観、大局的な今後のあるべき正しい姿を持って、「群集」の力を利用しなければならない。

余談だが、日本維新の会、橋下氏の言動は「群集心理」をよく意識したもののように感じる。


以下は、ギボンが語る「群集」についての言である。

・ 群集は、いわば、智慧ではなく、凡庸さを積み重ねる。

・ 群集は、ただ過激な感情にのみ動かされるのであるから、そのこころを捉えようとする弁士は、強い断定的な言葉を大いに用いなければならない。

・ 群集は、その崇拝する英雄たちの感情が同様に誇張されることを求める。英雄たちの明らかな長所や徳行は、常に誇張されなければならない。

・ 思想は、極めて単純な形式を帯びたのちでなければ、群集に受け入れられない。

・ 感情にまでなっている在来の思想は、簡単には変わることは困難であり、このような思想のみが、われわれの行為や談話の深い動機に働きかける。

・ ナポレオンが絶えず心にかけていたのは、群衆の想像力を動かすことであった。

・ 群集の想像力を動かす事柄はすべて、付帯的な説明から離れた切実鮮明な心象、あるいは一大勝利とか、一大奇跡とか、一大犯罪とか、一大希望とかいうような、若干の奇異な事実のみを伴う心象の形で現れるのである。

・ 群集の想像力を刺激する術を心得ることは、群集を支配する術を心得ることである。

・ 歴史上のある事件-まさに最も重要な事件は、常に群集の確信が結局帯びるにいたる宗教的形式なるものを認めたのちにはじめて、理解されるのである。


『群集心理』ギュスターヴ・ル・ギボン著(講談社学術文庫)

『「易経」一日一言』竹村亜希子著(致知出版社)を読んで―No3.

2012-10-24 09:46:35 | 書評
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『「易経」一日一言』竹村亜希子著(致知出版社)を読んで―No3.


今回で一連の易経の抜粋を終わるが、ここに上げたほどの一言一言を繰り返し噛み締めれば、いろいろな場面できっと役に立つだろう。まさにその通りという言葉が非常に多い。そして、読めば、心のそこから湧き出る力を感じるのである。それだけ、人を奮い起こす強い力がある。


・ 易は思うことなきなり、なすことなきなり。寂然(せきぜん)として動かず、感じてついに天下の故(こと)に通ず。
―易自体は、読んでも無心・無作為であって、働きかけもなく、ただ変化の理を示しているに過ぎない。こちらから働きかけ、用いて実践すれば、始めて天下の物事を明らかにできる。

・ 王もって三駆(さんく)して前禽(ぜんきん)を失う。
―殷王朝初代王、湯王は狩の獲物を追い込んだ際、「残りの三方を囲み、一箇所は開けておき、それでもかかる獲物だけ獲ろう。」といった。逃げ道がなくなるまで追い込まずに、相手の自由意志を尊重することを説いている。

・ 上交(じょうこう)して諂(へつら)わず、下交(かこう)して涜(みだ)れず、それ幾(き)を知れるか。
―物事の機微を察知する人は、上に対して恭順であるが諂わず、下に対しては親しいが馴れ合いにならない。けじめをきちんとつけ、人間関係のしがらみに縛られずに、物事を正しく判断し、行うべきことを行うべきときに行うためのスタンスだ。

・ 身に反(かえ)りて徳を修む。
―大難の渦中でも、いかに自分に力がないか、鍛えられていないかを猛省して、自分を高める努力をせよ。

・ 征(ゆ)けば凶なり。貞(ただ)しけれども(あやう)し。革言(かくげん)三たび就(な)れば、孚(まこと)あり。
―改革の時期を早まって進むと、いくら気持ちが正しくても失敗する。改革を決行するまでに、改革の理由を再三述べ、議論が何べんも行われて実現する。

・ 君子豹変(ひょうへん)す。小人は面を革(あらた)む。
―君子は改革・変革の時に応じて過ちを改め、豹のように毛色を美しく変える。小人は心にはないのに顔つきだけを変える。

・ 巽(したが)いて牀下(しょうか)に在り。その資斧(しふ)を喪(うしな)う。
―寝台の下に伏すように身を低くして従うのは行き過ぎであり、媚(こ)び諂(へつら)いになる。そのようでは、自分の資質や物事を判断する能力をなくす。

・ 霜を履(ふ)みて堅氷(けんぴょう)至る。霜を履みて堅氷とは、陰(いん)の始めて凝(こ)るなり。その道を馴致(じゅんち)すれば、堅氷に至るなり。
―今はわずかな霜であっても数ヶ月立てば硬い氷になり、身動きが取れなくなる。悪習に親しむことの怖さを教えている。最初は些細なことでも、これくらいいいだろうと続けていると、取り返しのつかないことになることを戒めている。企業の不祥事や犯罪は、たいてい「霜を履(ふ)みて堅氷(けんぴょう)至る」である。

・ 地中に山あるは謙(けん)なり。
―高い山が、自分は高くないと地の下に行く。このように快く譲ることが真の謙虚さだという。さらに自分を高める気持ちにさせる。地山謙は、譲る精神の大切さを説いている卦。

・ 幾(き)と機(き)と期(き)を観(み)る。
―幾は兆し、機は物事のツボ、期は時が熟し、実行するタイミング。三つのキは、物事を成し遂げるのに必要な力である。

・ 世に善くして伐(ほこ)らず、徳は博(ひろ)くして化す。
―世間のためにいいことをしたといって、誇ってはいけない。当たり前のことをしただけである。こうしていると、その徳は世に広まり、人を感化する。

・ 君子はその身を安(やす)くして而(しか)る後に動き、その心を易(やす)くして而る後に語り、その交(まじわり)を定めてしかる後に求む。
―優れたリーダーの3つの条件。 危ないときに動かない、よく考え確信をもってから語る、人とは親しく交際しその信頼を深めてから物事を求める。

・ 王臣(おうしん)蹇蹇(けんけん)たり。躬(み)の故(こと)に匪(あら)ず。象(しょう)に曰く、王臣蹇蹇たりとは、終わりに尤(とが)なきなり。
―王の臣下は、身を粉にして「蹇蹇」と努力する。それでも実力及ばず、険難を脱することができない。努力しても報われないときがあるが、それでも成果を問わず尽力するべきであると教えている。

・ 美その中(うち)にあって、四支(しし)に暢(の)び、事業に発す。美の至りなり。
―謙虚、柔和、柔順、受容の精神が体の内の隅々にまで行き渡るようであれば、徳は、行う事業に表れる。それは、美(徳)の至りである。

・ 風の地上を行くは観(かん)なり。
―風は目に見えず、耳で聞くこともできないが、体感によってその強さや方向を知ることができる。時も同じく、目に見えず、耳にも聞こえないが、自分の周りのものすべてが、今というときとその方向を示しているのだから、よく観れば見えてくる。

・ 君子の消息(しょうそく)盈虚(えいきょ)を尚(たっと)ぶは、天の行なればなり。
―朝は夜になり、夜は朝になるように、入れ替わり立ち代り変化することを尊び、受け入れていく。過酷な時代の到来にも、進退を決し、応じていくことが大切である。

・ 晦(ひのくれ)に嚮(むか)えば入りて宴息(えんそく)す。
―日が落ちて暗くなったら家に入り休息せよ。時に随い、時を味方にし、いずれ時を用いることができる。

・ 易簡(いかん)にして天下の理得らるる。
―易しく簡潔なときの変化の道理を知り、日々に用いることで、天下の理を知りうる。


『「易経」一日一言』竹村亜希子著(致知出版社)

『「易経」一日一言』竹村亜希子著(致知出版社)を読んで―No2.

2012-10-23 12:57:09 | 書評
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『「易経」一日一言』竹村亜希子著(致知出版社)を読んで―No2.


聖徳太子の時代でも、いまから1400年ほど前でしかない。「易経」は、実に5000年前の中国で、「易(占い、陰陽)」を行う上でつくられたものである。その時代にすでにつくられた人間の知恵の深さに感銘する。この一言一言が心に響き、身にしみこんでいく。


・ 風雷は益なり。君子もって善を見ればすなわち遷(うつ)り、過ちあればすなわち改む。
―人の善いところを見たら風のように移り学び、自分に過失があったら、雷のように決行して改めよ。

・ 損は、下(しも)を損して上(かみ)に益し、その道上行(じょうこう)す。
―上昇するためには、損をすることが必要になる。この損は、自分の先行きに投資することだ。

・ 君子終日乾乾(けんけん)す。
―一日中怠りなく、積極果敢に前向きに物事を推進していく。

・ 終日乾乾すとは、道を反復することなり。
―本物の力をつけるには同じ事を繰り返し繰り返し続けていく必要がある。反復継続することで物事の道が大きく開けていく。

・ 飛龍天に在り。大人(たいじん)を見るに利(よ)ろし。
―「飛龍」とは人間社会に貢献するリーダーになること。しかし、「好事魔多し」で「大人を見るに利ろし」組織の頂点に立ったときこそ驕らず、周りの人、すべてのものから見習うべきである。

・ 尺蠖(せきわく)の屈するは、もって信(の)びん事を求むなり。龍蛇(りゅうだ)の蟄(かく)るるは、もって身を存せんとなり。
―尺取虫は身を屈めて伸びて前に進む。前に伸びるために身を屈める。龍や蛇が地中に身を隠すのは、身を保ち、来るべきときの準備をするためである。自分はまだ足りないと、低く身を屈めれば、次に大きく伸びることができる。

・ 潜龍(せんりゅう)元年
―「潜龍」とは、将来大きく飛躍する大志を抱きながら、世の最下層に潜み隠れる龍のこと。大事なのは、志であり、志を抱くことがなければ、何も変化は起らず、成長や進化もない。志を抱くに歳は関係なく、新たな変革を起こす志を養うことが大切である。

・ 天文を観てもって時変(じへん)を察し、人文(じんぶん)を観てもって天下を化成す。
―天文は、天の描く美しい文様。人文は文化、文明。天文の動きを観て、時の変化を察し、人文を観察して、物事のあり方や秩序をどう育成すべきかを考える。「天文」、「人文」、「化成」の語源。

・ 化してこれを裁する、これを変といい、推してこれを行う、これを通といい、挙げてこれを天下の民に錯く、これを事業という。
―時に応じてものごとを切り盛りし、適宜に処置して変化させ、さらに推進してものごとを通じさせる。この変通の道理によって社会の道を整え、民を導くことを事業という。「事業」の語源。本来「事業」とは社会貢献を指すものである。

・  二人心を同じくすれば、その利(するど)きこと金を断つ。同心の言は、その臭(かお)り蘭のごとし。
―高い志を持つ二人の人間が心を同じくすれば、硬い金属をも断ち、お互いが真心から語り合う言葉は、蘭の花の香りのように深く、透明で、芳しい。「断金のまじわり」「金襴のまじわり」の語源。

・ 三人いけば、一人を損す。一人行けばその友を得。
―三人で何かを行おうとすると、途中で揉めてひとりが減る。ひとりで行えば協力者を得ることができる。

・ 何をもってか位(くらい)を守る、曰く仁(じん)。何をもってか人を聚(あつ)むる、曰く財。財を理め辞を正しくし、民の非をなすを禁ずるを、義という。
―この一文は企業倫理として読める。企業は仁愛、人の役に立とうという意志、社会貢献の精神をもって、その地位を守る。利益の追求は、企業の義務である。経済が回っていく企業には人が集まる。「財を理め」は理財の語源。公明正大な経営を行い、利益を得て経済を発展させ、そして明確に伝わる言葉で経営者の意志を示し、対外的にも透明性を示す。これができて初めて「民の非をなすを禁ずる」、すなわち、利益だけを追求せず、組織の人間が非合法な過ちを犯さないように、従業員教育に力を注ぐことができる。「義」とは、正しい道。

・ 大人(たいじん)虎変(こへん)すとは、その文(ぶん)炳(あきらか)なるなり
―「虎変す」とは、改革が制度から文化文明にまで及び、一新して完成したことを表す。虎の毛が秋に抜け変わるように、改革を虎の文様に喩えるのは、それが補填ではなく、すべてを改めることであり、あたかもひとつながりの紋を描くようでなくてはならないからだ。


『「易経」一日一言』竹村亜希子著(致知出版社)

『「易経」一日一言』竹村亜希子著(致知出版社)を読んで―No.1

2012-10-22 10:32:58 | 書評
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米国CFA協会認定証券アナリスト、CFPR、日本証券アナリスト協会検定会員、1級FP技能士、金融機関から完全独立のFP・資産運用アドバイザーとして、個人の金融資産や退職金の運用助言・ライフプランニングサービスを提供する。2000年当社設立。グローバルな投資理論や外国株投資・国際分散投資への造詣が深い。日本経済新聞、週刊東洋経済、日経マネーなどへのコメント多数。日経CNBCにもたびたび出演。著書に「いまこそ始めよう 外国株投資入門」日本経済新聞出版社。投資助言・代理業として関東財務局登録。



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『「易経」一日一言』竹村亜希子著(致知出版社)を読んで―No.1



この本は、新しい世界を私に提供してくれた。「易経」というのは、言葉では聞いていたが、いつの時代のものなのかもわからず、中国の仏教経典のようなものだろう程度だった。ところが飛んだ間違いだった。この「易経」は、5000年も読み継がれてきた人生の指針書というべき書物である。

「易経」は、もともと陰陽をベースとした占いのためのものだ。しかしながら、著者の竹村女史が前書きで次のように述べている。

「易経」は、古代中国の君主がこぞって学んだ帝王学の書でもある。その理由は、「君子占わず」。この書をよく学んだならば、占わずして時の変化の兆しを察する洞察力、直観力を身につけることができるからだ。・・・昨今の世界経済の動向をみても、これからの時代は、よりいっそう、変化を読み取り、対応する術を見出すための学問が必須と思う。

ここでお伝えしておくべきことは、易経自体を読んでも難解であり一般人が理解しようと思ってもむずかしいということだ。この本では、竹村女史が丁寧に解説してくれるので、容易に理解できるのが大いに助かる。

ところで、いまよく使われている言葉の中にも、下のような多くの言葉がこの「易経」から出ている。いかに深く易経が根ざしているかが垣間見れるだろう。
楽天、節度、学問、事業、観光、天文、人文、化成、枢機、君子豹変、虎視眈々など

3回にわたり、易経の中から、私が、これは、と思った言葉を紹介する。本文自体は非常に難解なため、竹村女史の解釈に頼るところが多いが、それがまた示唆に富む説明で大いに参考になる。一日一言365言あるが、今回は6月までを記す。


・ 水は流れて盈たず、険を行きてその真を失わざるなり。
―どんな困難があろうとも、必ず脱することができると信じる力が「水」の本質、「信」である。

・ 易は窮まれば変ず。変ずれば通ず。通ずれば久し。
―物事は行き詰まることはない。窮まれば必ず変じて化する。変化したら必ず新たな発展がある。新たな変化なくして成長発展はない。易がもっとも尊ぶのは、新たな変化である。

・ 君子もって事を作すに始めを謀る。
―何か事を為す場合に、すぐれた人は後に争いが起らないように、最初によく考えてから計画する。

・  時止まるべければすなわち止まり、時行くべければすなわち行き、動静そのときを失わず、その道光明なり。
―動くにしても動かないにしても時を得ていれば、道は明るい。

・ 観は盥いて薦めず、孚ありて顒若たりとは、下観て化するなり。
―君子は、手を清め、供物を捧げたが、薦め捧げるほどの供物はなかった。そこで誠心誠意の真心(孚)を心をこめて捧げた。民はそんな君子の姿に示された真心を観て、心服し同化した。「観」は見えないものを心の目で見ること。

・ 荒を包ね、川を馮るを用い、遐きを遺れず。
―「荒」は荒れ果てた汚いもの、それまで包み込む心の広さを「仁」、危険な川を徒歩で渡るほどの勇気と決断力を「勇」、「遐きを遺れず」50年100年先の将来を深く思う「知」、泰平の世が実現するには、この三徳が必要である。

・ 習坎は孚あり。維れ心亨る。行けば尚ばるることあり。
―「習坎」苦しみが一層の苦しみを呼び、繰り返すが、「孚」誠心誠意の真心と信念によって、必ずこの苦しみを脱するときが来ると信じること。苦しみほど、人を育てるものはない。

・ 大畜は、貞しきに利あり。家食せずして、吉なり。
―人は社会貢献することで、飛躍的な成長を遂げる。広く社会に役立つことを目指すなら、自らを大きな器に育てて、将来、大業を成し遂げることができる。

・ 一闔一闢これを変といい、往来窮まらざる、これを通という。
―あるときは閉じ、あるときは開く。これを変という。このように物事が変化していくことを通という。なんでもない日常のことであるが、そうした休息と活動という陰陽の作用が、大きな変化と成長のエネルギーの源となる。

・ 山下に出泉は蒙なり。君子もって行を果たし徳を育う。
―山から出たばかりの湧き水は、最初はか細く弱いが、やがては大きな川へと成長し、開かれた大海へと流れ込む。早成を焦らずにあらゆる物事を自分に取り入れながら、学び進んでいけば、次第に蒙は啓かれ、徳は育成される。

・ 剛健篤実にして輝光日に新たなり。
―障害があっても粘りづよく、日々進み、何ごとも手厚く取り組み、中身と実質を蓄えることによって努力を重ね日々新たに成長するならば、必ずその徳は輝いて外にもれ出る。

・ 止まりて巽い、動き手窮まらざるなり。
―見た目上、まるで止まっているかのようにゆっくり進むことが必要だ。

・ 田して三狐を獲、黄矢を得たり。貞しければ吉なり。
―田を荒らす狐を捕らえたが、うまくしとめたために矢が手元に戻ってきた。狐すなわち問題の根元である悪人を捕らえて問題を解決するには、中庸の精神すなわち「罪を憎みて、人を憎まず」の精神で行なうことが大事だと説いている。

・ 天を楽しみて命を知る。故に憂えず。
―天の理法を楽しみ、(楽天)、自分の運命を生きる喜びを知るならば、人に憂いはない。

・ 水洊りに至るは習坎なり。君子もって徳行を常にし、教事を習う。
―険難が次々に流れて押し寄せてきても、そのたびに険難を受け入れ、前に進み続けるのが君子である。



『「易経」一日一言』竹村亜希子著(致知出版社)

『人はなぜお金で失敗するのか』G・ベルスキー&T・ギロビッチ著(日経ビジネス文庫)を読んで

2012-10-19 10:03:01 | 書評
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『人はなぜお金で失敗するのか』G・ベルスキー&T・ギロビッチ著(日経ビジネス文庫)を読んで


この本は、投資行動の心理学を、わかりやすく解説した入門書だ。特にこの書が参考になるのは、人間が投資行動をするときにどう考えるか、そしてどういう行動に出るかということをあらゆる角度から見ている点だ。そしてその結果出てくる行動は、その多くが損失を助長するようになっているという。

さまざまな角度から見ているので、ここには書き切れないが、その中で現在の市場でもっとも役に立ちそうな箇所を、皆さんのご参考までご紹介する。


●損失に過敏になると悪い結果を招くことがある。「損失の嫌悪」のために判断を誤りやすいことがもっとも明らかで、かつ重要なのは投資の分野である。短期的には、損失に特に過敏になることによってパニック売りが誘発され、株価は暴落する。ダウ・ジョーンズ工業平均株価は急落すると、こうした損失の痛みに多くの投資家が過剰反応する。怪我をした人々が出血を止めようとするのだ。もちろん、問題はそうした無計画なやり方で株式市場からお金を引き上げれば、別の痛み-傷をなめているあいだに株価が上がったときの激痛-に襲われやすくなる。

正気になってから急いで市場に戻れば、損した分は取り返せるなどと思ったら大間違えだ。株は時間とともに一定の速度で上昇するように思えるが、実際の動きは発作的である。1年のうちに何度か、数日間で大きく値を上げるからだ。短期的な下落に反応してお金を引き上げれば、利益の出るその数日間を逃してしまう危険をおかすことになる。その危機は深刻である。


●アメリカの証券取引所の最近の研究によれば、中産階級の若い投資家の40%近くが投資収益を週に一回チェックするというのだから、それはなんとも多すぎる。投資を頻繁にチェックすればするほど、株や債券市場では避けられない相場の変動が目につくようになる。そしてそれに反応したい衝動に駆られるようになる。たいていの投資家にとって-実のところ、プロではないすべての投資家にとって-1年に1回ポートフォリオを点検すれば、資産配分に必要な調整をするのに十分である。それによって、自分の経済的な問題のために心の安らぎを奪われないですむ。


●お金がかかわる大きな決定をするとき、他の専門家の意見を聞いたり、他の人々に相談したりする重要性は、いくら強調してもしすぎることはない。


●新聞やテレビの株式に関するニュースは気にしないほうがいい。会社の業績に注意しすぎる投資家は、ニュースを気にしない人々より成績が悪い。ニュースをまったく知らされなかった投資家は、絶え間なく-いいものも悪いものも-情報を受け取っていた人々よりいい成績を上げた。実際のところ、変動の激しい株を売買していた二つのグループでは、何も知らなかった投資家グループは、マスコミの影響を受けた投資家グループの二倍の利益を上げた。


●少なくとも短期間で-1日単位、あるいは1年単位でも-会社の評価をするとき、投資家が的をはずすのは周知の事実だ。「情報のカスケード」-人々は周囲に流される傾向がある-のために、投資家はよいニュースにも悪いニュースにも過剰反応することが多い。人気のある会社の株価を高く評価しすぎ、評判の悪い会社の株価を低く評価しすぎるのだ。投資家が極端に反応すると-ニューヨーク証券取引所の典型的な株価の動きを超えて上下動した株によれば-その反応は時間とともに逆になる。


●逆張り投資家になる機会を探す。



『人はなぜお金で失敗するのか』G・ベルスキー&T・ギロビッチ著(日経ビジネス文庫)

『起きていることはすべて正しい』勝間和代著(ダイヤモンド社)を読んで

2012-10-17 18:35:33 | 書評
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『起きていることはすべて正しい』勝間和代著(ダイヤモンド社)を読んで


非常に読みやすい。正直なところ私は、本は早く読んでできるだけたくさん吸収して、他のたくさんの本も読みたいと思っているので、勝間さんが書くように、ポイント、ポイントを抑えながら多少飛ばしながらでも習得できる書き方(太線が入っていたり、絵が多い)だと、非常にありがたいのだ。このあたりをちゃんと押さえてくれる勝間さんは読み手のことをよくわかっていて、さすがだ。何しろご本人が一ヶ月に100~150冊読むのだから、わかっていないわけがない。

であるので、私でも350ページのこの本が、1時間で読める。それでいて内容は十分吸収できるので、買って損はない。と来れば、読後も大変さわやかだ。

以下が本の中から私が吸収したポイントだ。ただこれはほんの一部なので、ぜひ実際に本を取って読んでみるともっとたくさんのことがきっと吸収できるはずだ。


・自分がしたくないことはしない

・無駄な努力はしない

・得意分野以外に時間を費やすのは無駄

・わがままを通さないと成功しない

・必要以上に人に迎合しない

・自分で自分を好きになること

・他人に嫌われても、受け入れられなくても、いつも自分を肯定して気にしないこと

・自信があり、説得力がある人柄の印象を持っていること。または示すこと

・三毒(妬む、怒る、愚痴る)追放とアサーティブが人間関係の柱

・アサーティブ-情報を包み隠さずに共有し、互いに知恵を出し合って、共同で問題を解決していこうという発想

・アサーティブ-相手を叩きのめさず、叩きのめされずに、中長期的な関係を築き、自分のいいたいことをいいながらも、また握手できる関係

・「他人に対しても貢献」の大きさが引き寄せる運の総量になる

・解を考え抜き、絞込み、決断して、成果につなげる習慣を身につける


『起きていることはすべて正しい』勝間和代著(ダイヤモンド社)