グローバル・スタンダードの最高峰資格CFAとCFPを持つ完全独立のFP・資産運用アドバイザー尾藤峰男の書評ブログ

びとうファイナンシャルサービスはお客様の利益のみに目をむけた金融機関から完全独立のFP・資産運用アドバイザーです。

『人間における勝負の研究』米永邦雄著(祥伝社黄金文庫)を読んで

2012-04-27 18:28:27 | 書評
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日時:2012年5月26日(土)15:00~17:00
場所:TKP東京駅丸の内会議室ミーティングルームC(日比谷帝劇ビル地下1階)(最寄り駅:有楽町・日比谷駅)
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申し込みは、下記メールまたは電話にて「5月26日セミナー参加希望」
として、お名前とご連絡先をお知らせください。
E-メール: info@bfsc.jp
Tel: 03-6721-8386


講師:尾藤 峰男 びとうファイナンシャルサービス代表取締役

講師プロフィール:
米国CFA協会認定証券アナリスト、CFPR、日本証券アナリスト協会検定会員、
1級FP技能士、金融機関から完全に独立したFP・資産運用アドバイザーとして、
個人の金融資産や退職金の運用助言・ライフプランニングサービスを提供する。
2000年当社設立。グローバルな投資理論や外国株投資・国際分散投資への造詣
が深い。日本経済新聞、週刊東洋経済、日経マネーなどへのコメント多数。日経CNBCにもたびたび出演。著書に「いまこそ始めよう 外国株投資入門」日本経済新聞出版社。投資助言・代理業として関東財務局登録。


◆このセミナーで「セカンドライフを豊かに過ごすための資産運用法」がわかる!◆

30年以上の経験と資産運用の頂点の資格を持つ、FP・資産運用アドバイザー
尾藤 峰男だからこそ語ることのできる「セカンドライフを豊かに過ごすため
の資産運用法」をお話します。

日本の将来が不透明で、先行き閉塞感がつのる中、老後や家族の将来はどうな
るか、一人で考えあぐねていても、解決の糸口はなかなか見つかりません。

証券会社や銀行に相談しても、本当に役に立つ情報は提供してくれません。自
分たちが売りたい商品のための情報しか話さないのです。

一度きりしかない人生を幸せに生きるためには、資産運用で失敗はできません。
金融機関から完全独立で、お客様の利益を最優先におくびとうファイナンシャ
ルサービスだからこそお話できることがあります。土曜の午後のひと時を、「
本当の資産運用とは」を学び、セカンドライフを豊かに過ごすために使ってみ
ませんか。



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弊社は、『お仕事帰り・休日の無料個別相談』サービスを実施しています。次のようなことでお困りの方、お悩みの方に的確なアドバイスをさせていただきます。

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  わからない。

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たい。

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資産運用は、やり方によって大きな差が出ます。金融機関から完全独立のFP・資産運用アドバイザーが価値あるアドバイスを提供する「無料個別相談」をお気軽にご利用ください。

『お仕事帰り・休日の無料個別相談』スケジュール
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なお、他の曜日につきましても別途調整いたしますので、ご相談ください。
完全予約制ですので、事前に下記までご氏名、ご連絡先をお知らせください。
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『人間における勝負の研究』米永邦雄著(祥伝社黄金文庫)を読んで


この本は、昭和57年に書き下ろしたものを平成5年に文庫化したものだが、米永氏自身も述懐しているとおり、その内容は、いつのときにも通じる。


第一章 さわやか流の勝負観

・ 人間は、常に悪手の山の中を歩いている。こういう状況では、悪手を指さないことくらい大切なことはない。

・ 機を見るに敏な人が、本当の実力者なのです。

・ 運というのは、その波長は違いますが、すべての人に平等にやってくる。そして、できるだけその波のいいところをつかまえて、うまく乗った人がよい結果を得ます。

・ 私の見るところ、一生のツキを呼ぶとか、何年間かのツキを呼び込む大きな対局とは、実は一見自分にとっては、何の影響もない一番、その勝敗が自分の進退に直接影響がないけれども、相手にとっては大変大きな意味を持っている勝負なのです。―米永理論と呼ばれている。


第二章 集中力をどう持続するか

・ たとえムダになっても自分で考えて、自分で納得するということは、自分を本当に鍛える方法なのです。いわば、このムダが実力を生み、育てるわけです。

・ 考えること自体はよいことですが、考える手順を誤らず、考えるべき対象をあらかじめ絞ることができなくてはダメなのです。


第四章 ただ勝つだけでいいのか

・ カンが必要になる。カンというのは、ひとつの仮説でしょう。あるいは仮説というのは、カンを元に生まれるものでしょう。だから、仮説を立てられないようでは、仕事にしろ、何にしろ、新しいことはできない。何か新しいものの創造が、偶然の幸運によってなされていると思ったら、これはとんでもない間違いです。

・ カンは努力、知識、経験のエキスだ。新手、新発明、新発見、いずれをとっても総合力を基にしたカン、閃きです。

・ カンを養うにはどうしたらいいか。なかなか難しい問題だが、仮説を立てる訓練をするといいと思います。それにはまず核になるものが必要です。最初は、希望的観測でもかまわない。次に、目に映るもの、耳に入るものすべてを、その希望的観測との関連で考える。それで、何か矛盾している点や納得のいかないことがあったら、「なぜなのか」と考える。また自分の希望的観測を修正してみたらどうかと考えてみるわけです。少なくとも、そういうことを日常からやっていると、カンがどんどん養われていくでしょう。

・ 遊びが勝負のマイナスになるとは、私は信じません。遊びこそ人生修行の過程なのです。

・ 専門家の目でも見分けられないほどの微差を早く気づいたものが主導権を握るのです。この先見性というものも、一種のカンなのでしょうが、実力の裏づけなしには、先見力はありえないものかもしれません。

・ プロの棋士としては、何が一番大切かと問われたら、カンであり、先見性だと答えざるを得ない。


第五章 強者は泥沼で戦う

・ 自分にはわからないという難局では、どうするのか。あとは、自分の勝負哲学とかカンで、次の手を決めていくことになります。

・ 強い人との勝負は、短期決戦と局面の単純化で勝負を進めるという作戦が、将棋だけでなく、あらゆる戦い、勝負に共通する方法なのではないでしょうか。


第六章 逆転のテクニック

・ 悪手を連続するから、墓穴を掘る。

・ 本当に勝負強い人は、悪手を出したとしても、それを一度で食い止めます。

・ この人に勝たせたいというムードを作れ。

・ 私は、付き合いのある人から「あなたは日本一です」「あなたの将棋が好きです」といわれるとうれしい。そういうことをお世辞でなく言ってくれる人を、一人でも多くするということも、人生の大切なことのひとつではないかと、そういう気持ちでいます。

・ 大事なのは、一日一日を今日は何のための日であるか、はっきり意識してすごすことです。ノンベンダラリンと、いつも同じように過ごしていてはいけない。一日一日に対してもそうだし、一年一年に対しても、そして一生を通しても、私は状況判断に基づいて、今は何をするときかを意識して、行動するようにしています。


第七章 男らしさとは何か

・ 男らしさとは、大局観だ。男らしさとは、「清濁併せ呑む」ことだろう。男らしさとは、「理性」と「思いやり」。そして情と理性の対立があった場合には、まず自分の情を捨て、ほかの人の情と理性の両面から、納得のいく方法を選べる人。こういう人が、男らしい男だと思います。

・ さわやかな人生の原点は、貸し方に回る生き方だ。

・ 本当は怒鳴りたいときに、そのまま怒りを爆発させるか、我慢して人に不快な思いをさせないようにニコニコしているか、こういうときに、自分の感情を殺してニコニコ笑っていられれば、これも貸し方に回った人生でしょう。

・ とにかく、何か優れたものがあれば、それを元手に誰でも貸し方に回れる。

・ どんな場合でも、個人的なことで怒るべきではない。大義名分がないのに、怒るのはよくない。

・ 父親が一所懸命に仕事をやっているかどうかで、尊敬されるか、疎んじられるかが分かれるのです。子供というものは、一所懸命に仕事をしている父親を尊敬するものです。

・ 子供の教育で一番大切なのは何かというと、それは集中力をつけてやることに尽きます。


『人間における勝負の研究』米永邦雄著(祥伝社黄金文庫)

『夢のあと』シャーウィン裕子著(講談社)を読んで

2012-04-25 09:31:22 | 書評
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日時:2012年5月26日(土)15:00~17:00
場所:TKP東京駅丸の内会議室ミーティングルームC(日比谷帝劇ビル地下1階)(最寄り駅:有楽町・日比谷駅)
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申し込みは、下記メールまたは電話にて「5月26日セミナー参加希望」
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1級FP技能士、金融機関から完全に独立したFP・資産運用アドバイザーとして、
個人の金融資産や退職金の運用助言・ライフプランニングサービスを提供する。
2000年当社設立。グローバルな投資理論や外国株投資・国際分散投資への造詣
が深い。日本経済新聞、週刊東洋経済、日経マネーなどへのコメント多数。日経CNBCにもたびたび出演。著書に「いまこそ始めよう 外国株投資入門」日本経済新聞出版社。投資助言・代理業として関東財務局登録。


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『夢のあと』シャーウィン裕子著(講談社)を読んで


この本は、日本近代の一家族の変遷を描いた大河小説だ。まずイギリス、オランダ、アメリカで出版され、激賞された。邦訳はその後で、著者により大幅改稿された。

まずは、福沢諭吉の弟子である井上角五郎が主人公として始まり、当時の政治情勢、朝鮮での活動など大変丁寧に書き記している。一方で家庭内では、妻への思い、芸者を引いて子供を4人作った後の複雑な葛藤、妻の死、残った子供の合流など大変微妙な機微を、琴線を奏でるように描いていく。第二次大戦の戦禍により、家族は崩壊。後の余韻は大変奥深いものがある。

表紙のデザインは、著者の祖母(角五郎の愛妾)の総刺繍帯の一部で、豪華端麗だ。

読んでいて、なぜか心が落ち着く本である。

『夢のあと』シャーウィン裕子著(講談社)

『差別と日本人』野中広務・辛淑玉著(角川oneテーマ21)を読んで

2012-04-24 10:32:22 | 書評
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『差別と日本人』野中広務・辛淑玉著(角川oneテーマ21)を読んで


この本を読むと、日本の差別の根深さをあらためて感じる。そこには日本人の、他人を貶めて優越感を感じるというような複雑な精神性が潜んでいるようだ。出身、在日朝鮮人、ハンセン病患者など被差別側が背負う重荷は、一生涯に渡る。

野中氏が若かりし頃、大阪鉄道会社で自分の出自が目をかけた同郷の後輩によって仲間に漏らされ、それを隣の部屋で聞いていた野中氏が、数日間部屋にこもりもだえ苦しんだというくだりは、いかに本人にとって、そのショックが大きかったかを言い表している。

この一件を契機に政治家の道を歩むわけだが、野中氏は、今、述懐している。「国家レベルの政治家になったがゆえに自分の出自が公になり、家族や親戚は迷惑し、いまでも連れ合いとは一緒に街を歩かず、娘は姓を旧姓にはしていない。」政界権力の頂点を極めた人物にして、こうである。

これは、もう一方の著者、辛淑玉氏にとっても同じだ。「在日」という、生まれながらの運命は、本人にはどうしようもないのに、法制度や日常のさまざまな場面で差別を受けてきたという。

現在は昔に比べ、それほど世間では差別的な感覚はなくなってきていると感じるのだが、まだ「」「在日」は、昔の話ではない。グローバル化が進み人の移動が活発になる中、日本も移民を受け入れなければ、人口減少を抑えることができない。差別という感覚は、一昔前のものと思いたいが、日本の今の人口減少への対応の遅さは、こういう日本人の感覚があることは否めないだろう。根が深い問題だ。


『差別と日本人』野中広務・辛淑玉著(角川oneテーマ21)

『研究者の仕事術-プロフェッショナルの根性論』島岡要著(羊土社)を読んで

2012-04-23 10:19:56 | 書評
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『研究者の仕事術-プロフェッショナルの根性論』島岡要著(羊土社)を読んで


この本から学ぶべきことは、非常に多かった。この著者は、大阪大学医学部を卒業後、麻酔科医師として臨床医をしていたのだが、一念発起し研究者に転身。中年危機と厄年の影響を受けてハーバード・エクステンション・スクールで研究者のキャリアパスについて学び、現在はボストン小児病院で独立した研究室を持って、NIH(National Institute of Health)よりグラント(研究予算)を得て独立したラボ(研究室)を運営している。いわば自身の意思で、アメリカに飛び、さらには研究者として独立し、厳しい競争の中包丁一本で戦っている戦士だ。

こういう人物は、日本では稀有になってきている。特に若者の海外志向が弱くなってきているのは由々しき事態だ。ノーベル化学賞受賞の鈴木教授、根岸教授も言っている。海外に積極的に打って出ることが、いまほど日本の若者に必要な時期はない。

この本の内容の面では、研究者の視点で見た仕事術というところが、われわれ文系の人間には非常に新鮮だ。考え方が大変合理的・機能的で、医療や研究に従事していると、こういうものの考え方や探究の仕方をするのかと、学ぶことが多い。遅ればせながら新しい世界を感じているといっても過言ではない。ぜひ一度読んでみることをお勧めする。

すすめる参考文献は大変多いし、ウェッブの情報源も事細かに教えている。手元において活用したい本でもある。


(プロフェッショナル研究者への成功の道)

・ 個人として評価されるためには、まず自分を人の目に着くところに置かなければならない。

・ 「お山の大将のススメ」―どんな小さな山でもいいから、まずその世界で一番になること。

・ 「成功とは、失敗から失敗へと情熱を失わずに進む能力である」―チャーチル

・ 一分で語れる自分のキャリアと研究のサクセスストーリーをつくる。一分で語れるクリエイティブな「エレベーターピッチ的」自己紹介をつくる。自己評価の高い自信過剰気味のときこそ、自分を主人公としたサクセスストーリー的自己紹介を作るには最高のタイミングだ。

・ いったんどん底に落ちるが、本当はどん底ではなく、容易に這い上がれるくぼ地程度のことが多いが、本人にはどん底に感じられる。

・ すべてを知ることはできない。大事なのは、自分の知らない分野については、誰が一番よく知っているかを知っていることだ。その人に教えてもらう。

・ エキスパートとは自分の専門領域において「知恵」を提供でき、専門外の領域において他のエキスパートを紹介できるネットワークを持った人のことだ。常に自分の限界の拡大を目指し、未熟である部分を認めつつも、自分の新しい見識を世間(コミュニティ)にさらす。そして、コミュニティから評価を受けていくことをいつまでも続ける過程が、プロフェッショナル/エキスパートへの成長のゴールなのだ。


(「好き」よりも「得意」にこだわる仕事術)

・ 研究者は「長所の強化」に専心してこそ、生産的な〝強い〟人生を送ることができる。


(プロダクティビティを上げる時間管理術)

・ 目標を紙に書くという行為は、その目標の達成の可能性をあげる効果がある。


(自分の世界で一番になる)

・ 「自分の世界でトップになる」というマイクロマーケティングの手法は、研究者がグローバルな一流研究者となるためのローカルな第一歩を踏み出すキャリア戦略だ。

・ 「Dip」(スランプ・行き詰まり)とは短期的視点では困難・危機なのだが、長期的視点では「自分」に希少価値を与える可能性がある「自分が自分の世界でトップになる」ための重要な仕掛けである。


(批判され/批判して自分を磨く「フィードバック力」)

・ 「言葉ひとつで人を殺すことができる」というのはうそではない。たとえ的を得ていたとしても極端に否定的・破壊的な批判は、相手に非常に大きな精神的ダメージを与える。

・ 評価を得たかったら、評価することだ。評価というのは、黙っていてもしてくれるものでは実はない。―小飼弾


(変化に対する苦痛・恐怖を克服する)

・ 「変化しないこと」は必ずしも「現状維持」を保証しない。周囲の状況によっては「変化しないこと」が「後退」や「劣化」を意味することさえある。


(自分のストーリーを語る「物語力」)

・ 研究者は自分の研究成果は自分で販売しなければならないし、販売できるという能力が今後ますます評価される。

・ 発見・発明につながるプロセスを生き生きと語るストーリーテリング能力が求められる。

・ 信憑性/正統性を持って語る。

・ 意味づけを語る。

以上の3つに留意しながら

①5~10分(PP10枚)程度のコアーとなるPPプレゼン資料を作る。

②さらにポリッシュアップを重ね、本当に重要なストーリーを1センテンスに集約し「エレベーターピッチ(1分以内、スライドなし、懇親会などでのネットワーキングやウェッブでのプロフィール用)」を用意する。

③または逆にイントロとデータの部分を拡大充実させてジョブトーク
(30~40分、スライド20枚、セミナー/学会用)に発展させる。同僚や先輩/上司に見てもらい、コメントをもらう。


(説得力のあるプレゼンテーション)

・ データや情報の羅列は聴衆の心に残らない。プレゼンテーションでは論文以上に物語性が要求される。

・ プレゼンテーションは最低3回リハーサルを。「演説の予行演習をやるのは、その言葉を最初に口にしたときの気持ちを経験するためだ。そうすれば、2度目には勢いをつけられるようになり、3度目にはその言葉だけでなく、自分自身も制御できるようになる」―ボブ・ウッドワード

・ テイクホームメッセージを入れるタイミング―1.プレビュー:スライド1~2、2.本編3~8、まとめ9)


(検索される自分:発信力)

・ 知識の習得だけに時間と労力をかけすぎると、思考のための時間・エネルギーがなくなってしまうことの危険性がある。重要なのは知識の習得と思考のバランスだ。そして、思考するためのもっとも効果的な方法がアウトプット(自己表現:人に見せるために、自分で考えてものを書く)ことだ。

・ ブログが日々アウトプットする道具に使える。ブログというアウトプットの習慣を持ち込むことにより、インプットの量も必然的に向上するというポジティブループを形成し、ブログを「知的生産のための装置」として使用することができる。

・ RSSを使えば複数のブログの更新情報や新着記事のタイトルをいっぺんにチェックできる。

・ ブログでは一般常識に照らし合わせて、明らかに問題のある差別的表現や人を不快にさせる表現は使ってはならない。ブログのネガティビティは回りまわって自分に戻ってくる。ブログの目的は「知的生産」「信用創造」「自分のメンタルトレーニング」であり、決して鬱憤をはらしたり、他人を攻撃したりするためのものではない。


(創造性とは)

・ 創造性とは誰もできないような斬新な考え方をする、他人とは質的に異なる「ユニークな能力」ではなく、必然的に起ころうとしている発見を誰よりも早くつかみとる「効率のよさ」のことだ。

・ 創造性を高めるということは、何かユニークな能力を高めることではなく、時代の流れとしての社会の叡智の成熟の程度を観察し(つまりよく勉強し)、そこから効率よくアイディアを読み取り、プロジェクトとして実行するという情報処理能力のことだ。

おススメ文献:
プロフェッショナルの条件―ドラッカー
まず、ルールを破れ
さぁ、才能(自分)に目覚めよう
最高のリーダー、マネージャーがいつも考えているたった一つのこと
以上マーカス・バッキンガム


『研究者の仕事術-プロフェッショナルの根性論』島岡要著(羊土社)

『君の成績をぐんぐん伸ばす7つの心のつくり方』本田篤嗣著(総合法令出版)を読んで

2012-04-19 11:01:43 | 書評
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日時:2012年4月21日(土)15:00~17:00
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として、お名前とご連絡先をお知らせください。
E-メール: info@bfsc.jp
Tel: 03-6721-8386


講師:尾藤 峰男 びとうファイナンシャルサービス代表取締役

講師プロフィール:
米国CFA協会認定証券アナリスト、CFPR、日本証券アナリスト協会検定会員、
1級FP技能士、金融機関から完全に独立したFP・資産運用アドバイザーとして、
個人の金融資産や退職金の運用助言・ライフプランニングサービスを提供する。
2000年当社設立。グローバルな投資理論や外国株投資・国際分散投資への造詣
が深い。日本経済新聞、週刊東洋経済、日経マネーなどへのコメント多数。日経CNBCにもたびたび出演。著書に「いまこそ始めよう 外国株投資入門」日本経済新聞出版社。投資助言・代理業として関東財務局登録。


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30年以上の経験と資産運用の頂点の資格を持つ、FP・資産運用アドバイザー
尾藤 峰男だからこそ語ることのできる「セカンドライフを豊かに過ごすため
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るか、一人で考えあぐねていても、解決の糸口はなかなか見つかりません。

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分たちが売りたい商品のための情報しか話さないのです。

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完全予約制ですので、事前に下記までご氏名、ご連絡先をお知らせください。
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完全独立のFP・資産運用アドバイザーがお金の運用を取り巻くテーマの視点・論点をお届けします。これから日本はどうなる?どう資産を運用したらいいのか?キーとなるポイントは?皆さんにとって役立つ情報を随時配信します。

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『君の成績をぐんぐん伸ばす7つの心のつくり方』本田篤嗣著(総合法令出版)を読んで


この本は、山口県で小・中学生対象の学習塾を経営している30代前半の若者が著わした本だ。読者対象が塾生でもある小・中学生であるため、大変やさしく彼ら目線で話をするように書いているところは、さすがに現場で教えている教師だけのことはある。また、「7つの心のつくり方」とタイトルにもあるように、成績を伸ばすための心構えを説いていて、決して勉強のテクニックについて書いていないところが、大変よいと思う。ある意味で、精神面を鍛え成績を根本から底上げする方法だ。こうすることによって、生徒が持続的に成績を伸ばしていくことを目指し、生徒の勉強への強い取り組み姿勢を生み出しているのだろう。学習塾関係者の支持も厚く、全国からの見学依頼が絶えないそうだ。

ここに書いてある7つの心のつくり方は、まさに大人の人生にもぴたりと当てはまる心構えであり、子供が将来社会人として生きていく前段階で教えているという面がある。道徳・人間教育の役割も果たしているといえよう。参考文献を見てもそれは手に取るようにわかる。子供を持つ親にとって、子供にぜひ読ませたい本だ。

第1章 1つ目の心 「目標」
第2章 2つ目の心 「できる!」
第3章 3つ目の心 「忍耐」
第4章 4つ目の心 「継続」
第5章 5つ目の心 「言葉」
第6章 6つ目の心 「感謝」
第7章 7つ目の心 「信念」


『君の成績をぐんぐん伸ばす7つの心のつくり方』本田篤嗣著(総合法令出版)

『思考の整理学』外山滋比古著(ちくま文庫)を読んで

2012-04-18 11:02:49 | 書評
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『思考の整理学』外山滋比古著(ちくま文庫)を読んで



この本は大変読み甲斐のある本だ。原著は25年前のものだが、本の帯を見れば2008年に東大・京大で最も読まれた本だそうである。

最近、日本でもいわゆる外国式フレームワーク思考法なるものが多く取り入れられているが、小生には、今のところどうもなじまない。トレーニングが必要なのだろうが、外国からの直輸入もののようなので、日本式への消化が必要のように感じていた。そのとき出会ったのが、この本だ。その内容は、日本人にやさしい。なじむ。この「なじむ」こと自体が、思考形成で大変大切だそうである。著者があとがきで言うように、思考とか、思考の整理について簡単に教えることは困難であり、ハウツウものにならないようにしたというところがいい。せっかくいい考えを創ろうとするのであれば、そこに至る過程をやさしく説明してくれる本書は、大切な贈り物ともいえる。この本を読んで、自分になじむ思考形成法を考えてみるとよいだろう。

著者が説く主なポイントを記しておく。


・ 植物は地上に見えている部分と地下に隠れている根とは形もほぼ同形でシンメトリーをなしているという。知識は花であり、思考は根である。花ばかりにとらわれず、根の分に思いを及ばせなければならない。

・ 朝飯前という言葉があるが、朝飯前にすれば、さっさと片付く。朝の頭はそれだけ能率がよい。また面白いことに朝の頭は楽天的であるらしい。朝の仕事は自然なのである。朝飯前の仕事こそ、本道を行くもので、夜、灯をつけてするのは自然に逆らっているのだ。

・ ビールを作る過程を論文のテーマを考えることにたとえると、麦は素材でありそこに加える酵素がアイディアである。素材とアイディアを加えればビールのアルコールとなるテーマが浮かぶかというとそうではなく、これをしばらくそっとしておく必要がある。〝寝させる〟のである。頭の中の醸造所で、時間をかける。あまり騒ぎ立ててはいけない。しばらく忘れるのである。〝見つめるナベは煮えない〟のだ。

・ 発酵が始まったとなれば、それを見過ごすことはまずないから安心してよい。自然に頭の中で動き出す。こうして〝熟したテーマは、向こうからやってくる〟(バルザック)

・ ことと次第によっては、一晩では、短すぎる場合がある。大きな問題なら、むしろ、長い間、寝かせておかないと、解決に至らない。考え出して、すぐ回答が出るようなものは、たいした問題ではない。本当の大問題は、長い間、心の中に暖めておかないと、形を成さない。

・ 〝知のエディターシップ〟、言い換えると、頭の中のカクテルを造るには、自分自身がどれだけ独創的かはさして問題ではない。持っている知識をいかなる組み合わせで、どういう順序で並べるかが緊要事になるのである。

・ ものを考えるにあたって、あまり緊張しすぎてはまずい。何が何でもとあせるのも賢明でない。むしろ心をゆったり、自由にさせる。そのほうが面白い考えが生まれる。没個性的なのがよいのである。

・ 一般に、うまい説明や表現がないとき、〝たとえて言えば―のようなものだ〟といった形で、われわれは絶えず、アナロジーの方法を用いている。未知を解く最もありふれた方法としてよい。

・ 1次から2次、2次から3次へと思考を整理していくには、時間がかかる。寝かせて、化学変化の起こるのを待つ。そして、化合したものが、それ以前の思考に対して、メタ思考となる。

・ 思考の整理には、忘却がもっとも有効である。忘れ上手になって、どんどん忘れる。自然忘却の何倍ものテンポで忘れることができれば、歴史が30年、50年かかる古典化という整理を5年か10年でできるようになる。時間を強化して、忘れる。それが個人の頭の中に古典を作り上げる方法である。そうして古典的になった興味、着想なら、簡単に忘れるはずがない。思考の整理とは、いかにうまく忘れるか、である。

・ 手帳を手放さない。何か気づいたり、面白いことを聞いたり、読んだりしたら、後でと思わずその場で書き留める。それがメモの鉄則である。

・ 一瀉千里に書く。いかに論文だからとはいえ、書いては消し、消しては書くといったことをしていれば、何を言おうとしているかわからなくなる。とにかく終わりまで行ってしまう。

・ 考え事で思いつめるのはよくない。行き詰ったら、しばらく風を入れる。そして、必ず、できる、よく考えれば、いずれは、きっとうまくいく。そういって自分に暗示をかけるのである。間違っても自分はだめなのではないか、いや、だめなのだ、などと思い込まないことである。そういうように消極的だと、できるものもできなくなってしまう。とにかく、できる、できる、と自分に言い聞かす必要がある。

・ 書き上げた原稿を読み直して、手を入れる。原稿は黙って書くが、読み返しは、音読する。少なくとも、声を出すつもりで読む。―これを建前にしている人が意外に多い。そして、もし、読みつかえるところがあれば、必ず問題が潜んでいる。再考してみなくてはならない。沈黙の読み返しでは、たいていこういうところを見逃してしまう。

・ いい考えが得られたら、めったなことでは口にしてはいけない。一人であたためて、寝かせておいて、純化を待つのが賢明である。そのことを知らないで、ひどい目にあったものがどれだけいるか知れない。

・ 中国の欧陽修は三上、三多という言葉を残した。三上は馬上、枕上、厠上。良い考えが生まれやすい場所である。馬は、電車や車の中。枕は、目を覚まして床に入っているとき、目を覚まして起き上がるまでの時間、寝ている間。(一晩寝ている間に、考えが自然に落ち着く)三多は看多(多くの本を読む)、做多(多く文を作る)、商量多(多く工夫し、推敲する)で、文章上達の秘訣三か条だ。

・ 三中という状態も思考形成によい。無我夢中、散歩中、入浴中がいい考えが浮かぶいい状態であると考えられる。

・ 仕事をしながら、普通の行動をしながら考えることを、整理して、新しい世界を作る。こういう汗のにおいのする思考がどんどん生まれてこなくてはいけない。(第一次的現実)

・ 本から出発した知識(第二次的現実)は、とかく模倣的であり、真に創造的でないのは、この生の生活との断絶にあるではないか。

・ 真に創造的な思考が、第一次的現実に根ざしているところから生まれることを現代の人間は、肝に銘じる必要がある。

・ 知的活動には3つの種類がある。①既知のことを再認する ②未知のことを理解する ③まったく新しい世界に挑戦する。ここで②と③を一緒にして未知を読むのと①の既知を読むのと区別すると、読みは、未知を読むことを最終目標としなければならない。それには、文学作品を情緒的にわかったとして満足するのではなく〝解釈〟によって、どこまで既知の延長線上の未知がわかるものか。そのさきに、想像力と直観の飛翔によってのみとらえられる発見の意味があるのか。こういうことがしっかり考えられていなくてはならない。

・ 未知を知る方法が、すべての知的活動の前提であるとすれば、広く思考と知識に関心を抱く人たちにとって大きな問題でなくてはならない。

・ 自分の新しい解釈を作り出していくのが、拡散的読書である。読みにおいて拡散作用は表現の生命を不朽にする絶対条件であることを忘れてはならない。古典は拡散的読みによって形成される。そもそも古典は、筆者の意図がそのままそっくり認められて古典になった作品は皆無に等しい。


『思考の整理学』外山滋比古著(ちくま文庫)

『イスラエル ユダヤパワーの源泉』三井美奈著(新潮新書)を読んで

2012-04-17 11:14:20 | 書評
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『イスラエル ユダヤパワーの源泉』三井美奈著(新潮新書)を読んで


この本は、あるセミナーで「いま日本人が学ぶべきは、ユダヤ人」との話を聞き、その中で紹介されていた本である。著者は、読売新聞エルサレム支局長を経験した現役記者で、このテーマを書く人物としては、最適だろう。

尖閣・北方領土では遠慮がち、厳しい対応はできない日本政府。外務省が骨のある動きをした形跡も見られない。その後のこれら地域での動きは、以前と変わらず。どんどん領土を侵食されても、おかしくない状況だ。

そこで、イスラエルはどうか。こちらは、領土は一歩も渡さないどころか、今年夏、オバマ大統領の仲介でパレスチナとの和平交渉の開始に合意した直後に、入植地をどんどん拡大しているしたたかさ。あるいは度を越しているといってもよいだろう。イスラエルのしたたかさは、数千年の虐げられた民族の歴史を体の中にDNAとして埋め込んだ筋金入りのものだ。

いま日本人が見習うべきは、ユダヤ人だ。平和ボケして、どう対応したらよいか考えも浮かばないようになっては、国として国民として、はっきりいっておしまいである。物が言える日本にならなければいけない。甘く見られて、腹を立てないようでは、この国は危うい。


本書に書かれた主なポイントを上げておこう。どうだろうか。日本とはだいぶ空気が違うと感じるだろう。

・ われわれユダヤ人は、敵に囲まれている。殺される前に殺しに行く。嫌われることなど厭わない。

・ イスラエル流危機管理は、「やられる前にやる。」

・ アラブの敵に囲まれ、常に緊張状態に置かれたため、「情報が国家の命運を握る」という意識が徹底する。


『イスラエル ユダヤパワーの源泉』三井美奈著(新潮新書)

『塩狩峠』三浦綾子著(新潮文庫)を読んで

2012-04-16 08:56:39 | 書評
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講師:尾藤 峰男 びとうファイナンシャルサービス代表取締役

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米国CFA協会認定証券アナリスト、CFPR、日本証券アナリスト協会検定会員、
1級FP技能士、金融機関から完全に独立したFP・資産運用アドバイザーとして、
個人の金融資産や退職金の運用助言・ライフプランニングサービスを提供する。
2000年当社設立。グローバルな投資理論や外国株投資・国際分散投資への造詣
が深い。日本経済新聞、週刊東洋経済、日経マネーなどへのコメント多数。日経CNBCにもたびたび出演。著書に「いまこそ始めよう 外国株投資入門」日本経済新聞出版社。投資助言・代理業として関東財務局登録。


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『塩狩峠』三浦綾子著(新潮文庫)を読んで


この本は泣けました。あまりにも重い内容でした。イエス・キリストの教えを守りとおした男の姿が映し出されています。人間の生き方は様々で、それ自体が神が作り出した壮大な劇ともいえるのでしょうが、この生き方は、そのなかで出色でしょう。私はこの生き方が人間のベストの生き方とは思いませんが、人間に求めるべきものを示唆していると感じます。

小説は、それ自体に従うべきものではありませんが、自分の人格形成、人生の生き方、思考形成には大いに役立つものであることを、この書を読んで感じている次第です。読んでよかった本の一冊でした。


『塩狩峠』三浦綾子著(新潮文庫)

『働く幸せ』大山泰弘著(WAVE出版)を読んで

2012-04-13 09:14:03 | 書評
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『働く幸せ』大山泰弘著(WAVE出版)を読んで


この本は、日本理化学工業というチョークを製造する会社の社長が書いた本だ。実はこの会社は、ベストセラーとなった「日本で一番大切にしたい会社」で紹介された会社である。この会社は、社員の7割を知的障害者が占める。製造部門のほとんどの社員は、彼らだ。会社は健全経営で、きちんと利益を出している。知的障害者をいかに会社の仕事になじませるか、製品づくりにいかに習熟させるか、正常な社員といかに調和しながらやっていくか。このあたりの苦労は詳しく書かれているが、小生はこの本を読んで、「働くことの尊さ」「働くことの意味」を学んだ。著者は、この本の最後に述べている。『知的障害者は、社会の「宝なのです」』

障害者が働きたいと願うのは、究極の幸せを求めるからである。その究極の幸せとは、
1つに、人に愛されること
2つに、人にほめられること
3つに、人の役に立つこと
そして最後に、人に必要とされること。
(大山泰弘)

この本の中には、障害者の写真がそこここに入っているが、その人たちの目の輝いていること。本当に働くことで得られる幸せを表しているようだ。著者は、こういう人たちを福祉施設で見ると、その目はまったく違うものだという。「働く」。人間の生きる意味を表す大事な言葉だ。

・ 逆鏡を甘んじて受け入れ、最大限に活かす(著者が大学受験に失敗したとき考えたこと)
・ 幸運はどこに転がっているかわからない。禍を転じて福となす。
・ 企業では、確実に同じ結果が導き出せれば、プロセスがどうであろうと関係ありません。だとしたら、知的障害者が立派に仕事をする方法は、いろいろ考えられるはずです。
・ 目先のことのみにとらわれることなく、「思い」を大事にしながら地道に努力すれば必ず報われるときが来る。-50年間にわたる経営者としての経験を踏まえて、私はこう断言できます。
・ 働くことで成長する
・ 知的障害者は、社会の「宝」なのです。


『働く幸せ』大山泰弘著(WAVE出版)

『勝負師の妻』藤沢モト著(角川oneテーマ21新書)を読んで

2012-04-12 09:35:31 | 書評
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『勝負師の妻』藤沢モト著(角川oneテーマ21新書)を読んで


この本は、名誉棋聖藤沢秀行の妻が、夫婦のこれまでの人生を書き綴ったものだ。夫は無頼漢でいながら天才棋士。家庭のことは一切顧みず、競馬競輪にのめり込む。外に4人も子供をつくり認知もする。アル中、3度のがん、借金の山。こういう夫を持つ妻が、それをどう受け止め、人生を生きていくのか。この本を読むと、その心の持ち方がよくわかる。著者でなければ藤沢秀行とはやっていけないだろうということも、容易に想像できる。藤沢は言う。「うちの母ちゃんとは、毎日戦争だ。あれほど怖い女はいない。猛女だ。」藤沢氏は昨年5月になくなったが、その後、著者はさぞ静かな、それでいながら充実した毎日を過ごしていることだろう。一人の女性の人生としても、大変読み甲斐がある。


・ 藤沢の口癖-自分は勝負師ではない。自分の碁は芸道だ。どんなときも真摯に碁盤に向かい、真剣勝負をする。勝ち負けはその後からついてくるもの-これが藤沢のプロ棋士としての矜持なのです。

・ 自分の孫のような年齢の人に向かっても、素直に自分の衰えを認め、わからない点を問う。藤沢のこの姿勢には、頭が下がります。


『勝負師の妻』藤沢モト著(角川oneテーマ21新書)