======
お知らせ情報
======
☆★第14回『退職金や金融資産をしっかり運用するためのセミナー』は好評裏に終了しました!☆★
-5月も第15回を開催します。まだの方は、ぜひご参加ください!-
混 迷の世の中、本当のことを知ることが難しくなっています。特に資産運用は、情報があふれかえり、中でも手数料収入を何とか取り込もうとしてリスクの高い金 融商品を売り込む金融機関や証券会社、FX会社、商品先物会社の営業活動は激しくなっていて、利用者が本当に正しい資産運用の方法を学ぶ機会は、大変限ら れています。
これからの人生は、国の制度や周囲に頼ることはできません。自分でしっかり判断して、人生を切り開いていく必要があります。 資産運用もまさにその通り。このセミナーで、人生を安心して過ごすことができる「正しい資産運用法」を、ぜひ学んでください。きっとかけがいのない時間と なることでしょう。
~参加無料 限定10名~
日時:2012年5月26日(土)15:00~17:00
場所:TKP東京駅丸の内会議室ミーティングルームC(日比谷帝劇ビル地下1階)(最寄り駅:有楽町・日比谷駅)
http://tkpteigeki.net/access/index.shtml
申し込みは、下記メールまたは電話にて「5月26日セミナー参加希望」
として、お名前とご連絡先をお知らせください。
E-メール: info@bfsc.jp
Tel: 03-6721-8386
講師:尾藤 峰男 びとうファイナンシャルサービス代表取締役
講師プロフィール:
米国CFA協会認定証券アナリスト、CFPR、日本証券アナリスト協会検定会員、
1級FP技能士、金融機関から完全に独立したFP・資産運用アドバイザーとして、
個人の金融資産や退職金の運用助言・ライフプランニングサービスを提供する。
2000年当社設立。グローバルな投資理論や外国株投資・国際分散投資への造詣
が深い。日本経済新聞、週刊東洋経済、日経マネーなどへのコメント多数。日経CNBCにもたびたび出演。著書に「いまこそ始めよう 外国株投資入門」日本経済新聞出版社。投資助言・代理業として関東財務局登録。
◆このセミナーで「セカンドライフを豊かに過ごすための資産運用法」がわかる!◆
30年以上の経験と資産運用の頂点の資格を持つ、FP・資産運用アドバイザー
尾藤 峰男だからこそ語ることのできる「セカンドライフを豊かに過ごすため
の資産運用法」をお話します。
日本の将来が不透明で、先行き閉塞感がつのる中、老後や家族の将来はどうな
るか、一人で考えあぐねていても、解決の糸口はなかなか見つかりません。
証券会社や銀行に相談しても、本当に役に立つ情報は提供してくれません。自
分たちが売りたい商品のための情報しか話さないのです。
一度きりしかない人生を幸せに生きるためには、資産運用で失敗はできません。
金融機関から完全独立で、お客様の利益を最優先におくびとうファイナンシャ
ルサービスだからこそお話できることがあります。土曜の午後のひと時を、「
本当の資産運用とは」を学び、セカンドライフを豊かに過ごすために使ってみ
ませんか。
◆『お仕事帰り・休日の無料個別相談』サービスのご案内 ◆
弊社は、『お仕事帰り・休日の無料個別相談』サービスを実施しています。次のようなことでお困りの方、お悩みの方に的確なアドバイスをさせていただきます。
● 退職金が入ったが、どう(運用)したらいいかわからない…。
● お金はほとんどが、利息のつかない定期預金においてある。
● 自己流の運用のやり方でほんとうにいいのか、自信がない。
● 証券会社のいうとおりにしたら、株や投資信託で大損した…。
● 銀行や証券会社は、高い手数料の商品ばかり勧めるので、信用できない。
● お金の運用を、本当に信頼できる人に訊きたいが、誰に訊いたらいいか
わからない。
● 大切な老後の資金を間違いなく、着実に殖やしたい。
● 仕事が忙しいので、お金の運用に時間はないが、それでもしっかり殖やし
たい。
● 今後の日本のことを考えると、海外に投資すべきだと思うが、どうしたらいいかわからない。
資産運用は、やり方によって大きな差が出ます。金融機関から完全独立のFP・資産運用アドバイザーが価値あるアドバイスを提供する「無料個別相談」をお気軽にご利用ください。
『お仕事帰り・休日の無料個別相談』スケジュール
毎週水曜日 18:30~
毎週土曜日 13:00~、15:00~、17:00~
なお、他の曜日につきましても別途調整いたしますので、ご相談ください。
完全予約制ですので、事前に下記までご氏名、ご連絡先をお知らせください。
E-mail: info@bfsc.jp
Tel: 03-6721-8386
◆ びとうファイナンシャルサービスのお役立ち情報源 ◆
☆★ 更新情報満載!『びとうファイナンシャルサービス公式ホームページ』★☆
http://www.bfsc.jp
完全独立のFP・資産運用アドバイザーがお金の運用を取り巻くテーマの視点・論点をお届けします。これから日本はどうなる?どう資産を運用したらいいのか?キーとなるポイントは?皆さんにとって役立つ情報を随時配信します。
☆★ 『毎週3分で、資産運用の成功へ導くメルマガ!』 ★☆
最近のバックナンバーも掲載!登録はこちらから
http://www.bfsc.jp/mailmagazine/
===================================
『人間における勝負の研究』米永邦雄著(祥伝社黄金文庫)を読んで
この本は、昭和57年に書き下ろしたものを平成5年に文庫化したものだが、米永氏自身も述懐しているとおり、その内容は、いつのときにも通じる。
第一章 さわやか流の勝負観
・ 人間は、常に悪手の山の中を歩いている。こういう状況では、悪手を指さないことくらい大切なことはない。
・ 機を見るに敏な人が、本当の実力者なのです。
・ 運というのは、その波長は違いますが、すべての人に平等にやってくる。そして、できるだけその波のいいところをつかまえて、うまく乗った人がよい結果を得ます。
・ 私の見るところ、一生のツキを呼ぶとか、何年間かのツキを呼び込む大きな対局とは、実は一見自分にとっては、何の影響もない一番、その勝敗が自分の進退に直接影響がないけれども、相手にとっては大変大きな意味を持っている勝負なのです。―米永理論と呼ばれている。
第二章 集中力をどう持続するか
・ たとえムダになっても自分で考えて、自分で納得するということは、自分を本当に鍛える方法なのです。いわば、このムダが実力を生み、育てるわけです。
・ 考えること自体はよいことですが、考える手順を誤らず、考えるべき対象をあらかじめ絞ることができなくてはダメなのです。
第四章 ただ勝つだけでいいのか
・ カンが必要になる。カンというのは、ひとつの仮説でしょう。あるいは仮説というのは、カンを元に生まれるものでしょう。だから、仮説を立てられないようでは、仕事にしろ、何にしろ、新しいことはできない。何か新しいものの創造が、偶然の幸運によってなされていると思ったら、これはとんでもない間違いです。
・ カンは努力、知識、経験のエキスだ。新手、新発明、新発見、いずれをとっても総合力を基にしたカン、閃きです。
・ カンを養うにはどうしたらいいか。なかなか難しい問題だが、仮説を立てる訓練をするといいと思います。それにはまず核になるものが必要です。最初は、希望的観測でもかまわない。次に、目に映るもの、耳に入るものすべてを、その希望的観測との関連で考える。それで、何か矛盾している点や納得のいかないことがあったら、「なぜなのか」と考える。また自分の希望的観測を修正してみたらどうかと考えてみるわけです。少なくとも、そういうことを日常からやっていると、カンがどんどん養われていくでしょう。
・ 遊びが勝負のマイナスになるとは、私は信じません。遊びこそ人生修行の過程なのです。
・ 専門家の目でも見分けられないほどの微差を早く気づいたものが主導権を握るのです。この先見性というものも、一種のカンなのでしょうが、実力の裏づけなしには、先見力はありえないものかもしれません。
・ プロの棋士としては、何が一番大切かと問われたら、カンであり、先見性だと答えざるを得ない。
第五章 強者は泥沼で戦う
・ 自分にはわからないという難局では、どうするのか。あとは、自分の勝負哲学とかカンで、次の手を決めていくことになります。
・ 強い人との勝負は、短期決戦と局面の単純化で勝負を進めるという作戦が、将棋だけでなく、あらゆる戦い、勝負に共通する方法なのではないでしょうか。
第六章 逆転のテクニック
・ 悪手を連続するから、墓穴を掘る。
・ 本当に勝負強い人は、悪手を出したとしても、それを一度で食い止めます。
・ この人に勝たせたいというムードを作れ。
・ 私は、付き合いのある人から「あなたは日本一です」「あなたの将棋が好きです」といわれるとうれしい。そういうことをお世辞でなく言ってくれる人を、一人でも多くするということも、人生の大切なことのひとつではないかと、そういう気持ちでいます。
・ 大事なのは、一日一日を今日は何のための日であるか、はっきり意識してすごすことです。ノンベンダラリンと、いつも同じように過ごしていてはいけない。一日一日に対してもそうだし、一年一年に対しても、そして一生を通しても、私は状況判断に基づいて、今は何をするときかを意識して、行動するようにしています。
第七章 男らしさとは何か
・ 男らしさとは、大局観だ。男らしさとは、「清濁併せ呑む」ことだろう。男らしさとは、「理性」と「思いやり」。そして情と理性の対立があった場合には、まず自分の情を捨て、ほかの人の情と理性の両面から、納得のいく方法を選べる人。こういう人が、男らしい男だと思います。
・ さわやかな人生の原点は、貸し方に回る生き方だ。
・ 本当は怒鳴りたいときに、そのまま怒りを爆発させるか、我慢して人に不快な思いをさせないようにニコニコしているか、こういうときに、自分の感情を殺してニコニコ笑っていられれば、これも貸し方に回った人生でしょう。
・ とにかく、何か優れたものがあれば、それを元手に誰でも貸し方に回れる。
・ どんな場合でも、個人的なことで怒るべきではない。大義名分がないのに、怒るのはよくない。
・ 父親が一所懸命に仕事をやっているかどうかで、尊敬されるか、疎んじられるかが分かれるのです。子供というものは、一所懸命に仕事をしている父親を尊敬するものです。
・ 子供の教育で一番大切なのは何かというと、それは集中力をつけてやることに尽きます。
『人間における勝負の研究』米永邦雄著(祥伝社黄金文庫)
お知らせ情報
======
☆★第14回『退職金や金融資産をしっかり運用するためのセミナー』は好評裏に終了しました!☆★
-5月も第15回を開催します。まだの方は、ぜひご参加ください!-
混 迷の世の中、本当のことを知ることが難しくなっています。特に資産運用は、情報があふれかえり、中でも手数料収入を何とか取り込もうとしてリスクの高い金 融商品を売り込む金融機関や証券会社、FX会社、商品先物会社の営業活動は激しくなっていて、利用者が本当に正しい資産運用の方法を学ぶ機会は、大変限ら れています。
これからの人生は、国の制度や周囲に頼ることはできません。自分でしっかり判断して、人生を切り開いていく必要があります。 資産運用もまさにその通り。このセミナーで、人生を安心して過ごすことができる「正しい資産運用法」を、ぜひ学んでください。きっとかけがいのない時間と なることでしょう。
~参加無料 限定10名~
日時:2012年5月26日(土)15:00~17:00
場所:TKP東京駅丸の内会議室ミーティングルームC(日比谷帝劇ビル地下1階)(最寄り駅:有楽町・日比谷駅)
http://tkpteigeki.net/access/index.shtml
申し込みは、下記メールまたは電話にて「5月26日セミナー参加希望」
として、お名前とご連絡先をお知らせください。
E-メール: info@bfsc.jp
Tel: 03-6721-8386
講師:尾藤 峰男 びとうファイナンシャルサービス代表取締役
講師プロフィール:
米国CFA協会認定証券アナリスト、CFPR、日本証券アナリスト協会検定会員、
1級FP技能士、金融機関から完全に独立したFP・資産運用アドバイザーとして、
個人の金融資産や退職金の運用助言・ライフプランニングサービスを提供する。
2000年当社設立。グローバルな投資理論や外国株投資・国際分散投資への造詣
が深い。日本経済新聞、週刊東洋経済、日経マネーなどへのコメント多数。日経CNBCにもたびたび出演。著書に「いまこそ始めよう 外国株投資入門」日本経済新聞出版社。投資助言・代理業として関東財務局登録。
◆このセミナーで「セカンドライフを豊かに過ごすための資産運用法」がわかる!◆
30年以上の経験と資産運用の頂点の資格を持つ、FP・資産運用アドバイザー
尾藤 峰男だからこそ語ることのできる「セカンドライフを豊かに過ごすため
の資産運用法」をお話します。
日本の将来が不透明で、先行き閉塞感がつのる中、老後や家族の将来はどうな
るか、一人で考えあぐねていても、解決の糸口はなかなか見つかりません。
証券会社や銀行に相談しても、本当に役に立つ情報は提供してくれません。自
分たちが売りたい商品のための情報しか話さないのです。
一度きりしかない人生を幸せに生きるためには、資産運用で失敗はできません。
金融機関から完全独立で、お客様の利益を最優先におくびとうファイナンシャ
ルサービスだからこそお話できることがあります。土曜の午後のひと時を、「
本当の資産運用とは」を学び、セカンドライフを豊かに過ごすために使ってみ
ませんか。
◆『お仕事帰り・休日の無料個別相談』サービスのご案内 ◆
弊社は、『お仕事帰り・休日の無料個別相談』サービスを実施しています。次のようなことでお困りの方、お悩みの方に的確なアドバイスをさせていただきます。
● 退職金が入ったが、どう(運用)したらいいかわからない…。
● お金はほとんどが、利息のつかない定期預金においてある。
● 自己流の運用のやり方でほんとうにいいのか、自信がない。
● 証券会社のいうとおりにしたら、株や投資信託で大損した…。
● 銀行や証券会社は、高い手数料の商品ばかり勧めるので、信用できない。
● お金の運用を、本当に信頼できる人に訊きたいが、誰に訊いたらいいか
わからない。
● 大切な老後の資金を間違いなく、着実に殖やしたい。
● 仕事が忙しいので、お金の運用に時間はないが、それでもしっかり殖やし
たい。
● 今後の日本のことを考えると、海外に投資すべきだと思うが、どうしたらいいかわからない。
資産運用は、やり方によって大きな差が出ます。金融機関から完全独立のFP・資産運用アドバイザーが価値あるアドバイスを提供する「無料個別相談」をお気軽にご利用ください。
『お仕事帰り・休日の無料個別相談』スケジュール
毎週水曜日 18:30~
毎週土曜日 13:00~、15:00~、17:00~
なお、他の曜日につきましても別途調整いたしますので、ご相談ください。
完全予約制ですので、事前に下記までご氏名、ご連絡先をお知らせください。
E-mail: info@bfsc.jp
Tel: 03-6721-8386
◆ びとうファイナンシャルサービスのお役立ち情報源 ◆
☆★ 更新情報満載!『びとうファイナンシャルサービス公式ホームページ』★☆
http://www.bfsc.jp
完全独立のFP・資産運用アドバイザーがお金の運用を取り巻くテーマの視点・論点をお届けします。これから日本はどうなる?どう資産を運用したらいいのか?キーとなるポイントは?皆さんにとって役立つ情報を随時配信します。
☆★ 『毎週3分で、資産運用の成功へ導くメルマガ!』 ★☆
最近のバックナンバーも掲載!登録はこちらから
http://www.bfsc.jp/mailmagazine/
===================================
『人間における勝負の研究』米永邦雄著(祥伝社黄金文庫)を読んで
この本は、昭和57年に書き下ろしたものを平成5年に文庫化したものだが、米永氏自身も述懐しているとおり、その内容は、いつのときにも通じる。
第一章 さわやか流の勝負観
・ 人間は、常に悪手の山の中を歩いている。こういう状況では、悪手を指さないことくらい大切なことはない。
・ 機を見るに敏な人が、本当の実力者なのです。
・ 運というのは、その波長は違いますが、すべての人に平等にやってくる。そして、できるだけその波のいいところをつかまえて、うまく乗った人がよい結果を得ます。
・ 私の見るところ、一生のツキを呼ぶとか、何年間かのツキを呼び込む大きな対局とは、実は一見自分にとっては、何の影響もない一番、その勝敗が自分の進退に直接影響がないけれども、相手にとっては大変大きな意味を持っている勝負なのです。―米永理論と呼ばれている。
第二章 集中力をどう持続するか
・ たとえムダになっても自分で考えて、自分で納得するということは、自分を本当に鍛える方法なのです。いわば、このムダが実力を生み、育てるわけです。
・ 考えること自体はよいことですが、考える手順を誤らず、考えるべき対象をあらかじめ絞ることができなくてはダメなのです。
第四章 ただ勝つだけでいいのか
・ カンが必要になる。カンというのは、ひとつの仮説でしょう。あるいは仮説というのは、カンを元に生まれるものでしょう。だから、仮説を立てられないようでは、仕事にしろ、何にしろ、新しいことはできない。何か新しいものの創造が、偶然の幸運によってなされていると思ったら、これはとんでもない間違いです。
・ カンは努力、知識、経験のエキスだ。新手、新発明、新発見、いずれをとっても総合力を基にしたカン、閃きです。
・ カンを養うにはどうしたらいいか。なかなか難しい問題だが、仮説を立てる訓練をするといいと思います。それにはまず核になるものが必要です。最初は、希望的観測でもかまわない。次に、目に映るもの、耳に入るものすべてを、その希望的観測との関連で考える。それで、何か矛盾している点や納得のいかないことがあったら、「なぜなのか」と考える。また自分の希望的観測を修正してみたらどうかと考えてみるわけです。少なくとも、そういうことを日常からやっていると、カンがどんどん養われていくでしょう。
・ 遊びが勝負のマイナスになるとは、私は信じません。遊びこそ人生修行の過程なのです。
・ 専門家の目でも見分けられないほどの微差を早く気づいたものが主導権を握るのです。この先見性というものも、一種のカンなのでしょうが、実力の裏づけなしには、先見力はありえないものかもしれません。
・ プロの棋士としては、何が一番大切かと問われたら、カンであり、先見性だと答えざるを得ない。
第五章 強者は泥沼で戦う
・ 自分にはわからないという難局では、どうするのか。あとは、自分の勝負哲学とかカンで、次の手を決めていくことになります。
・ 強い人との勝負は、短期決戦と局面の単純化で勝負を進めるという作戦が、将棋だけでなく、あらゆる戦い、勝負に共通する方法なのではないでしょうか。
第六章 逆転のテクニック
・ 悪手を連続するから、墓穴を掘る。
・ 本当に勝負強い人は、悪手を出したとしても、それを一度で食い止めます。
・ この人に勝たせたいというムードを作れ。
・ 私は、付き合いのある人から「あなたは日本一です」「あなたの将棋が好きです」といわれるとうれしい。そういうことをお世辞でなく言ってくれる人を、一人でも多くするということも、人生の大切なことのひとつではないかと、そういう気持ちでいます。
・ 大事なのは、一日一日を今日は何のための日であるか、はっきり意識してすごすことです。ノンベンダラリンと、いつも同じように過ごしていてはいけない。一日一日に対してもそうだし、一年一年に対しても、そして一生を通しても、私は状況判断に基づいて、今は何をするときかを意識して、行動するようにしています。
第七章 男らしさとは何か
・ 男らしさとは、大局観だ。男らしさとは、「清濁併せ呑む」ことだろう。男らしさとは、「理性」と「思いやり」。そして情と理性の対立があった場合には、まず自分の情を捨て、ほかの人の情と理性の両面から、納得のいく方法を選べる人。こういう人が、男らしい男だと思います。
・ さわやかな人生の原点は、貸し方に回る生き方だ。
・ 本当は怒鳴りたいときに、そのまま怒りを爆発させるか、我慢して人に不快な思いをさせないようにニコニコしているか、こういうときに、自分の感情を殺してニコニコ笑っていられれば、これも貸し方に回った人生でしょう。
・ とにかく、何か優れたものがあれば、それを元手に誰でも貸し方に回れる。
・ どんな場合でも、個人的なことで怒るべきではない。大義名分がないのに、怒るのはよくない。
・ 父親が一所懸命に仕事をやっているかどうかで、尊敬されるか、疎んじられるかが分かれるのです。子供というものは、一所懸命に仕事をしている父親を尊敬するものです。
・ 子供の教育で一番大切なのは何かというと、それは集中力をつけてやることに尽きます。
『人間における勝負の研究』米永邦雄著(祥伝社黄金文庫)