グローバル・スタンダードの最高峰資格CFAとCFPを持つ完全独立のFP・資産運用アドバイザー尾藤峰男の書評ブログ

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たくさん走っていた車がいなくなった?!

2007-12-27 13:44:54 | Weblog
私のオフィスは山手通り沿いにあるのだが、いままでいつも渋滞していたその通りが、最近ある日を境に、車が突然少なくなり、あっという間にすうぃーと通れる道路に変身した。

そのわけは、山手通りの地下に、首都高速環状線が完成し、そちらにかなりの交通量が移った為だ。この工事は十年以上も続き、大変な費用と手間をかけて造ったものだが、その恩恵を目の当たりに感じることができた。地下の高速道路を利用し、早く行けるのと同時に、地上の渋滞も大きく緩和されるわけだ。

地方でちゃんとした道路がほしいとの希望が多いのも、こうなるとわかる感じがしてしまう。

米国不動産価格バブル

2007-12-21 17:19:45 | Weblog
S&P/Shiller指数という、米国住宅地価格指数がある。これは米国各地域と米国総合指数を月ごとに発表するものだが、主な地域の傾向は以下のとおり。

      ロス  マイアミ   NY  総合 
1987.01.  59.33  68.50   74.42  62.82
2000.01.  100   100    100   100  
2006.06.  273.22  278.22  215.83  226.29
2007.09.  254.79  249.61  206.28  212.65

これを見ると如何に近年の上昇幅が大きいかがわかる。グラフで見るとさらに2003年からの上昇カーブが著しい。最近でもピークからほとんど下がっていない。まだまだサブプライム問題の先は長いということか。

ふるさと牧場の牛はとっくの昔にいなかった!!

2007-12-20 13:56:36 | Weblog
また詐欺事件発生!!よくもまあー、次から次へと高利話に引っかかる詐欺が起こるものだ。とにかくいえることは、国債の金利を上回る利息は、それなりにリスクがついてまわるということ。それへ8%を保証するような話は、それ自体がおかしいと思わなくては、だまされる人も詐欺事件とはいえ、それなりに自己責任を負わなくてはいけない。

投資では、リスクを抑えながらリターンを相対的に高める手法は確かにある。それを小生は推し進めているわけだが、牛だの、海老だの、真珠だの・・・とはわけが違う。はては、政府の森の植林事業に出資したら、大幅元本割れで苦情が殺到したという話もあった。くれぐれも気をつけてほしい。おいしい話には、かならず裏があり、国債を上回る金利話は、常にリスクがついてまわるということを。



改革逆行は、国の将来を危うくする。

2007-12-19 11:43:52 | Weblog
福田内閣になり、どうも改革意欲が見えない。道路では、族議員と国交省が、すっかりもとの調子に戻り道路〃の大合唱、福田総理まで必要な道路は作らねばと、当然のこととしている。格差解消と銘打ち、地方へのばら撒き政策等々、これまで過去の轍を踏んで懲りているはずが、景気の回復とともに、のどもと過ぎれば熱さ忘れる的に、息を吹き返してきた。

この傾向が顕著になってくると、ますます日本は救いようがないと見て、外国からはそっぽを向けられ、もっと有望な国にどんどん投資がいってしまうということになる。さー、いよいよ危なくなってきたと感じるべき時が来ている...。

最近の市場環境には、こう臨みましょう-パート2

2007-12-18 09:54:19 | Weblog
昨日に続き、今のような環境の市場で、どう臨んだらいいかについて、もう少しお話したいと思います。昨日お話した分は、いわば投資において臨む姿勢のうちの半分をお知らせしたものです。残りの半分が、これからお話しすることですが、これが資産形成には、非常に重要になってまいります。そこで、現在の世界最大の投資家といわれ、資産6兆円以上を持つウォーレン・バフェットがいっている言葉をお伝えしましょう。

ウォーレン・バフェット:
金持ちになる方法を教えよう。-ドアを閉めなさい。そして、みんなが貪欲に走っているときに恐れなさい。みんなが恐れおののいているときに貪欲になりなさい。

そうなのです。いまのように、みんなが、株はこわい、もうこれ以上損をするのはいやだ、持ち金みんななくなった、心配で夜も眠れない、友達に借金して決済損を返済したというような時期に、賢明な投資家は、冷静に買いを入れるのです。バフェットのいう、金持ちになる秘訣です。

いま市場ではさまざまな情報が飛び交っており、サブプライム、円高、原油の問題などなど、いちいち聞いていたら、自分の中で混乱するばかりになってしまいます。そしてほとんどの人が実際に混乱しているのです。これら情報のうち、98~99%は雑音、いわば無駄(あるいは、使うとマイナス)と思って、間違いありません。残る1~2%の真の情報(あるいは、自分の心にはいっていく情報)を如何に捕まえ、それに基づいて自分の心の声がどうこたえるかを静かに聴いてみるというスタンスが必要です。

実際に、さまざまな情報による混乱のいい例がありますのでお伝えしますが、中国中央テレビが、インターネットでアンケート調査したところ、29000人から回答があり、最近一年間で7割近くが損失を被ったと答えたそうです。その間、実は中国上海市場は、2倍以上に上がっているのです...。この中で、利益をあげた人は2割強しかいないのです。同じように、日本においては、この4月から東証株価指数は15%下がっていますが、日本株で儲かっている人はほとんどゼロで、多くの人が、この下げ幅を大幅に上回る損を抱えている状況が容易に想像できます。

ここで、もう一度ウォーレン・バフェットのいった上の言葉を噛み締めてみますと、誠に至言と思えてきます。皆さんも、烏合の衆になってはいけませんよ。これが間違いなく、失敗に導きます。


最近の市場環境には、こう臨みましょう。

2007-12-17 11:36:52 | Weblog
さて、株式市場は、内外ともサブプライム問題などから、相変わらず変動が大きく、大きく下げたり上がったりという状況が続いています。まさに、短期で売り買いをしている人たちにとっては、神経を疲れ果たす状況ですね。

このような市場環境のときに、どうしていたらよいかを少しお話してみましょう。一歩離れて、先を見て(6ヶ月から1年先)ゆったりしていればいいんです。それが、もっともいいと自信を持っていえます。昔(といっても数十年前)、米国の近代株式投資の始祖ともいえるベンジャミン・グラハムは、こういっています。”投資家の大きな問題-そして最大の敵は、多分、自分自身だ。”いまのような相場に神経を使い果たし、損の大きさに打ちひしがれている状況は、これを暗示しているともいえます。いわば、自分自身に負けているという展開です。

いまどうしても売らなければならない(たとえば信用取引の強制決済のとき、生活資金が欠乏したなど)という状況にない場合、現在の投資評価は、紙の上でのことで、解釈としては単なる符号にすぎないともいえます。今のような時期は、このように捉えておくべき時期でしょう。5年~10年を投資の期間とすれば、1,2年はこういうときもあります。これがずっと続くわけはないのですが、人間というものは、その時々にどっぷりと浸かり、心配のスパイラル(蟻地獄)に落ち入り、先を見る姿勢が希薄になりがちです。これは、資産運用においては大きな錯覚であり、間違いといえるでしょう。資産運用には、時間(時の経過)がついてまわり、これが大きな味方であり、ご当人もこれをいかに捉えるかが非常に重要となってきます。いわば、時間というレンズを通して投資はいつも見るべきだということですね。

皆さんにとって一番の得であり、資産運用で成功をもたらすものは、時々の状況に一喜一憂せず、ゆったりかまえ、日々の意味あることに精を出すことといってよいでしょう。

今年の言葉-偽

2007-12-13 16:50:43 | Weblog
今年の言葉、何が書かれるか非常に注目したが、なんとまったくの暗いイメージの「偽」だった。書いた清水寺の貫主も、こんな字を書かないですむ世の中になってほしいと半分怒りながら、おっしゃっておられた。投票による第一位なのだから仕方がないが、これまでこのように啓蒙的でない文字が選ばれたのは、初めてだっただろう。子供の教育にも、よくないことはなはだしい。本当に大人はもっとしっかりしなくてはと、自戒がてら強く感じる。

嘘つきっ、日本政府!!

2007-12-12 11:08:23 | Weblog
国もここまで平気の平左を装うようでは、先行き真っ暗だ。来年三月までに、最後の一人まで、年金行方不明者がなくなるように必ずするといっていたのが、三分の一はわからないという。福田首相は、「そんなことをいったかなう?」、舛添大臣は、「ないものはないっ!」で開き直り。嘘ついて、誤らないのは、泥棒の始まりというが、そういえばもう泥棒はとっくに始まっていたんだ!?だって、年金ねこばばしてんだもん。ねこばばしてたら、その証拠の書類などあるわけないよ。

吉兆経営陣が、自ら主導の偽装をやっと認めた...

2007-12-10 15:23:22 | Weblog
それにしても、11月記者会見での、パートのせいにする強硬な否定発言は、いったいなんだったのか。同じ人物が、今度は一転して、自白に近い、主導による偽装を認める発言をするのだから、あきれてしまう。まさに、「嘘をつく」を地で行くもので、子供らにも教育上まったくよろしくない。

白い恋人はすでに販売再開され、なにやら売れ行きが好調のようだが、基本的に消費者を根底から欺いた企業は、大幅な課徴金を課し、存続を危うくするくらいの制裁を課さねば、こういう不祥事はなくならないのではないか。

どうも、日本はこの種の制裁が、外国に比べ大幅に甘いように感じる。

私の健康管理法

2007-12-06 11:11:46 | Weblog
この12月で、かれこれ齢53歳となる身であるが、至って健康である。今年夏の恒例の人間ドックでも、異常はなし。この20年近く、風邪を引いて寝込んだ記憶もない。なにやらは病気をしない、を地で行くようなものだが、その理由とも言えるようなものを、ここで少しご紹介したい。

まず、私はもう15年くらいになるだろうか、ジムでのトレーニングを続けている。ほぼ一日おきに家の近くのジムに通っている。そのメニューをここでご紹介しよう。なおジョッギングとウェートトレーニングは、一日ごと交互にやっている。

・ まずジョッギングは、10キロを1時間10分で走る。そのうち45分間を時速9.2km程度で走り、その前後はウォームアップ、クールダウンに当てている。終わるとシャツはいつも汗びっしょりで、しぼればじゃーっと汗が落ちる状態だ。

・ そして次は、ウェートトレーニング。こちらは、10種ほどをワンサイクルにして、3回これを繰り返すスタイルで、およそ一時間で終了する。中身は手前味噌ながら、以下のとおり。

ウェートトレーニング一回のメニュー
・レッグプル(座位で足を台座でのばす)ウェート126kg
 15回×3サイクル
・レッグアップ(立位で足をのばす)ウェート130kg
 15回×3サイクル
・バタフライ(胸トレーニング)ウェート73kg
 15回×3サイクル
・腹筋(滑り台程度の角度) 15回×3サイクル
・背筋 15回×3サイクル
・上腕ニ頭筋 両手におのおの12kgのダンベル
 20回×3サイクル
・左右わき腹強化 73kg
 15回×3サイクル
・アームアップ(肩・腕筋肉強化)68kg
 15回×3サイクル
・ぶら下がり脚の上げ下げ
 20回×3サイクル
・内転筋強化(もも内側)130kg
 15回×3サイクル
以上10種ウェートトレーニング(表現が意外にむずかしく、失礼しました。)

なおウェートは少しずつ上がっていて、プレートが標準枚数(5,6枚)より10~11枚多くなっているものもある。あと加重プレートが残り1枚しかない種目もあり、傍から見ると、何だよこの親父は、と見ている人もいるだろう。われながら正直なところ、齢の限界を感じない。こんなことで、やり慣れてしまうと、ジムに行かないのがもったいないというか、行くことがすっかり習慣化してしまう。一ヶ月10000円程度でいくらでも通えるのだから、ゴルフをやることなどに比べれば、安いものだ。一日おきであれば一回700円程度だ。

そのほかの健康法としては、小生は、夜10時過ぎにはベットに入り、朝5時過ぎに起床し、事務所には6時過ぎに入っている。夜は7時前には、事務所を出てジムにいくという形。これでも実働12時間。またたばこは5年ほど前にやめた。酒は好きなのだが、2年前から、付き合いを含め嗜むのは一日おきにしていて、いままで続けている。というあたりが、小生の健康法だ。不思議なもので、どれもお金がかからないものばかりで、われながらにんまりとしてしまう。