青龍新聞

競馬予想

皐月賞回顧

2007-04-15 20:04:29 | Weblog
・もう負け春とは言わせない!~皐月賞回顧
 案の定、大波乱となった今年の皐月賞。勝ったのは、田中勝春騎手と
ヴィクトリー。田中騎手といえば、GⅠ139連敗男。まさに、待ちに待った
GⅠヴィクトリーだろう。実に、15年ぶりだ。松岡騎手&サンツェッペリン
との壮絶な叩きあいは、見ごたえ十分だった。感動的ですらある。最後は、執念の差がでたかんじだ。さすがに、田中騎手は松岡騎手の頭をポカリとはやらなかったが(笑 さて、今日のペース自体は微妙だが、ヴィクトリーは力があったのだろう。力がなければ逃げ切ることはできない。もちろん、中山だからこそできた芸当だとはいえる。東京に舞台を移すダービーはわからない。血統的には、距離はこなせるが... 2着のサンツェッペリンも良く走っている。ただ、こちらは断然に中山コースで力を発揮できるタイプ。ダービーは少し厳しいか
 人気を二分した3着馬フサイチホウオーと4着馬アドマイヤオーラについて
 ホウオーは、安藤勝己騎手にしては珍しいミス騎乗だろう。おそらく、武豊騎手のアドマイヤオーラをマークする作戦に出たのだろうが、それが裏目に出た。現に、武騎手には先着しているだけに、マークする相手を間違えたとしかいいようがない。最後の脚は際立っていた。やはり、今年のダービーを制するのはこの馬かもしれない
 4着のアドマイヤオーラのこの結果は予想できたことだ。現時点では、やはり力不足だろう。それと、武騎手が弥生賞で先行して勝ったが、着差はわずか。2着馬に迫られた。その点を武騎手は考慮して、逆に弥生賞の競馬では勝てないとみたのだろう。もちろん、枠も外枠だった影響も大きい。それによって、乗り方はひとつになってしまった。この馬は、まだまだこれからの馬だろう。ただし、ダービーも厳しいと見るが...
 こちらが、期待したアサクサキングスは完敗。まだまだ力不足だった。この馬がヴィクトリーのような競馬をやると思っていたのだが、ローテがあき過ぎたせいか、持ち味が出なかった。距離が若干長いのかもしれない。
 マイネルシーガルの方は距離が長すぎた