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レコード恐怖編

2013-11-23 11:21:52 | 新入荷 JUST ARRIVED
その昔ウィッチハウスというジャンルがありましたが、所謂ホラーなエレクトロニック音にサウスヒップホップなどに影響されたビートが加わるという、と、このように無責任に説明してても己に怒りが込み上げてくるほどご多分に漏れずやってる本人の意図とは別につけられたジャンル名?なのですが、このMATER SUSPIRIA VISIONはその聡明期から活動している人にも関わらず自らレコードジャケットに「WITCH HOUSE」と明記してしまうという、通常ヘヴィメタル同様やってるバンドはだいたいそのような他人につけられた呼称などには属したくないものなのですが、なのに逆いくそんな彼らのジャケット上の「WITCH HOUSE」という印刷文字を見ているとああコイツらは一生それを背負う覚悟なんだな、まてよもしかしてコレはひょっとしてなのだけどアートなのかも?アートなんだな!と、周りの者が率先してダマされる行為がアートと呼ばれるもの価値を作っているとすれば...うーんしかし彼らはまだわかりません。


という過程の状況がカルチャーの一番の楽しみであって、すでに価値が決められてしまっているものとの楽しみより数段楽しいわけで、だからかなりみんな彼らに夢中わけだな!


MATER SUSPIRIA VISION - Das Haus der Hexe 2012 (超レア·トラック (Ultra Rare Trax 2012) LP/3-CDR) from Mater Suspiria Vision on Vimeo.



なんだか、ハマっている人すべての共通意見なんですけど音も良くなってるんですよ、だんだん。
いや、そもそも「音も」って言ってる時点で接し方間違えてるな。




新作はついに本格ホラー映画を自ら作ってしまいました。
彼のレーベルPHANTASMA DISQUESファミリーによるサウンドトラック盤到着です。


IN DEATH IT ENDS - Theme from Diabolique (2013, Directed by Cosmotropia de Xam) from Mater Suspiria Vision on Vimeo.



ほら、普通にカッコ良くなってます。
そしてこの最近知ったであろうLUKE WYATT手法もろパクリする薄っぺらい作りもまた最高なのです。





で、毎回各タイトル最高300枚、そのタイトルの中でも限定エディションとかあって、今回のコレはなんかプリントされたホイルシートとかカードセットみたいなのが入ってて限定49枚。
その分レコードとしては新作なのにスロッビング・グリッスルの高いレコードより高いのですが、もうアートなので関係ありません、安いくらいです、いや激安です。
(発売と同時に世界では倍以上にプレミア価格になってるみたいだし)


そうやって彼らはレコードの価値を高めようとしてくれてるんだなあ。
感謝。謝謝。
なんて絶対にそうではないことを妄想してみるのもレコードを楽しむ秘訣です。





今週入った怖い系をもうひとつ



Shadowlust- "Devotion"


ダンスの人たちに人気のL.I.E.SからのフルアルバムなのですがTROPIC OF CANCERの対抗馬がやってきたみたいで嬉しい美女。
お、このミュージック・ヴィデオのディレクションは本物のLUKE WYATTですね。
本物感が違います。
なにの本物かわかりませんが。


しかしさっきのMSVの女子AURAにしてもこのSHADOWLUSTにしても向こうのこういう音楽にはなんで美女が多いのでしょうか。
日本の美人はみんな女子アナになりたいのですが、向こうの美人はこんなことをみんなしたいんです。




恐怖の影響か急に唐揚げを作りました。
通称「なからあげ」レシピ




1. 肉を切り塩コウジキムチの素につけて冷蔵庫で30分寝かせる



2. 一瞬水に浸して(ネットに書いてあった)卵付けて小麦粉薄力粉1:1をつけて揚げる



3.二度揚げして完成


適当にやっただけですがまあまあ旨いです。


本日ユーストでBIG LOVE TVやってみます!
積極的に告知してないのは、まだ準備もしてないからです。
とりあえず今日は第0回という感じでゆるくやるのでお暇な方はぜひご覧下さい。
お近くの方はレコードとビールと唐揚げしながら原宿BIG LOVEにての生放送にぜひご参加ください!
7:30PMからです。







MINKS

2013-11-22 11:18:44 | LIVE
みなさん、そろそろ危険だと思います。
そうです、MINKSの来日公演が非常に近づいてます。





気がつけばもう11月も後半、公演日の12月11日まですでに20日となっているではないですか。
まだ前回のNITE JWELとSAMPSの疲れがとれない気がするのに、でもこうやって永遠詰めて続けてそれが人間の進化の歴史に貢献できると勝手に思うしか無い状態でテンションを毎日アゲています。


30過ぎると何かを好きになるには努力と行動が必要なのです。
でないと子供か金か出世か不倫かネットかストーキングにしか生き甲斐を感じれなくなるのだ。
と僕に僕が言っています。


で、MINKS告知です。
12月11日 原宿アストロホール
開場は8PM、そして開演は仕事終わってからも行ける活気的な9:15PMからです。
コレ、前々回のDIRTY BEACHESの時からやってるんですが、そのあと他の人もマネしてくれると思ったのに誰もしてくれない。
ショック。
だって絶対いいですよね?
なんでみんな開場6時で開演7時なんでしょう。
そんな時間に仕事が終わる人は数少ないし、昔と違って洋楽聴く層は学生よりも社会人が圧倒的に多いし。
海外はみんな始まるの9時過ぎで、その前に食事して飲んでって。
日本だと仕事ムリヤリ切り上げて飯も食えず観ろって、どう考えてもベストじゃない気がするのだけど。
僕なんてマジでなにも行けません。
自分とこで出した例えばARIEL PINKとかTHE xxとかも行けなかったし...





前売絶賛発売中
イープラス
アストロホール店頭
BIG LOVE店頭
BIG LOVEサイト





どうぞみなさまのお越しをお待ちしております。



僕はいつものように入口入ったとこで物販命のハチマキをしてお待ちしてます。
今回もマーチャン、Tシャツほか限定なのも持って来てくれるようお願いしてます。
ライヴって物販あるかないか、全然テンション違うよね。




で、今回は告知的なののオンパレードなのですが、明日!
最初のブログで触れた新企画「BIG LOVE TV」明日始まります!
ユーストにて一応7:30PMから。
でもまだなんも準備してないんですよね。
ウマくいかなかったらごめんなさい。
内容としては今週入荷した最新レコードを僕が紹介しながらかけまくるという番組?です。
今後ウマくいったらコーナーとか作っていければ。
RADIO時代と一緒で原宿BIG LOVEから生放送でお送りします。




あと、まだあります。
この前NHKラジオさんに取材に来てもらったのがそろそろ流れるそうです。

NHKラジオ第1で12月9日放送 8:05PM~
世の中面白研究所という番組のいちコーナーです。
なので少しだと思いますけど3人組ななめ45°さんにお店に来てもらってレコードのことについて話してます。

ラジオはラジオでこれからも面白いことが出来たらな、と考えてます。
ぜひご期待ください!(と言って自分が逃げれないようにする)




そして今年リリースした作品のカタログ(というほどのものでもないペラなんですけど)を作りました。



これから出すものも載ってます。
店頭通販にてお買い上げいただいた方にお配りしてます。











DESTRUCTION UNIT

2013-11-21 09:59:48 | ZINE
もはや月2レヴェルの恒例となっているプチ改装をしました。





わかるでしょうか、わからないですね...
わからなくてもいいのです、自分内アップデートです。


ところで、いまは7インチがほとんどリリースされなくなり(5,6年くらい前は7インチばっかりだったのに!)アルバムいわゆるLPばかりリリースされてます。
その理由は少し前のGROOVE誌でもお話ししたのですが(ぜひ読んでください)なぜかこの1,2週間7インチの良作が多い(笑)

いやいや実際は本当に7インチのリリースは減ってるんですよ。
でも元来7インチ好きの僕のエマージェンシーシグナルが点滅してるのか、やたら入荷してきました(他人事)



昨日紹介したANTOWNやBLESSAも7インチ。
そしてコレも





こちらも恒例の帯巻き作業を黙々とやっております。
海外からのオーダーが殺到していて、現地での彼らの人気度が改めてわかりました。






ディストラクション・ユニット。
彼らの音楽は日本にはホント伝わりにくいと察するのですが、みなさんぜひ無理してください(笑)

なんでも自分で選べるこの時代無理して音楽聴くことなんてまずないだろうし、その逆、無理しなくて誰でもどんな状態でもすんなり耳に入ってくるものが正しいと、今の日本ではそのようなものばかり提供されているけど、あれリスナー、消費者をバカにしてるだけと思うのです。

こんなレヴェルじゃないとアナタたちCDもレコードも買わないでしょ、と生産者や提供者つまり企業や販売店に言われてる気がします。


しかし例えば「これなーに?」とばかり言っている子供を見ると、見た事のない自分が知らない新しいものに「なんだろう?」と反応し知ろうとする方が本当は人間らしいのか、と僕は思うし、実際いつもお客さんは僕が思うよりさらに濃い?新しいと思われるものの方をみんな必ず選ぶのは、そういうことなんだなといつも感動してます。

で、その挙げ句がこのディストラクション・ユニットです(笑)

いや~コレ、ほんとわかんない!
と、1年前の僕でも泣いたくらいです。
ぜひ一緒に無理してください。

絶賛CD7インチが発売中です。



レコードばかりではなく、たまにはZINEや写真集も入荷します。



昨日ANTWONのところで紹介したロスのアーティストCALI THORNHILL DEWITTの写真集
BIG LOVEでは今年彼のアート展も行ったのですが、本作はその来日時に撮影された作品も載っています。





BIG LOVEの娘CHIRO嬢がドカーンとフィチャー。
80年後、彼女は自身の遺影にコレを使うそうです。
その時代だったらイケるかな…イケないな。



そのCHIRO嬢がアメリカ旅行から帰って来て二日で作った新しいZINEも店頭販売中。




今回すごく良いね!
行動力が凄くある彼女ですが、今回向こうで出会った人達の圧倒的なさらなる行動力と価値観に思い知らされたとのこと。
だから二日で作ったんだ!
何かを得て何かが変わったCHIRO嬢の今後に乞うご期待です。















ANTWON

2013-11-20 10:19:56 | 新入荷 JUST ARRIVED
ただいま入荷中のレコードです。



ANTWON ♦ HELICOPTER


ANTWON爆発しそう。
BELLA UNIONって意外と抜け目なし。
ちなみにこの前(実際はあと)のミュージック・ヴィデオはCALI THORNHILL DEWITTが制作。



ANTWON - DYING IN THE PUSSY


さすがCALI。
これ最高です。




Blessa - Between Times (Official Video)


本当についにUK復活な雰囲気じゃないですか?
NMEもちょっと小さくなってデザインも内容も売れ筋ばかりじゃなくて、まあピッチフォーク的なんだけど、でもまあ良くなったし、こういうギターバンドがほどほどに売れてくるとUSものを凌駕しそう。
このバンド好みだなあ、ダサめのネオサイケ寄りのギターに無駄に上手い女子VO。
褒めてます。
ALL ABOUT EVEを思い出した。




All About Eve - Every Angel


こういうのでさえバカ売れしたんですよね、あの時代。
日本のTV番組だもん。
最近じゃそんな番組ないし、とTwitterみてたらスッキリにフランツが出たそう。
にしてもこのバンド単純にジュリアンの顔、僕もそれだけで買ってたはず。



せっかくなので続けてUKものを



Elephant - Shapeshifter


このふたりもついにアルバムを出すそうで、地味に押してました。
ルックスもかなり良い。
こんな感じ。






結局だいぶ音楽ってルックスが左右されます。
いいとか悪いとかじゃなくて、やってる音楽が顔でわかるというか。
僕は音楽以上にルックスみる聴き方?をデヴィッド・シルビアンにはじまり30年してきたので、最近では履いてる靴を見るだけで、だいたいこういう音のこの感じのライン、というのがわかるようになりました。
ちなみにそれを身につけたとしても全くなんの得もありません。




UKといえばYoung TurksからBIG LOVEからもリリースがあるあのThe xxとKORELESSが入ったサンプラー12インチが2種入荷してます。





これダンス流通なのでどこにでもある感覚かもしれませんが(ほんと今だダンスのレコードは日本になんでも入ってる)結構限定なので実はブツのレヴェルとしてはそんなに数は入ってないタイプ。
知らない間になくなってると思うので要注意です。



で、そのKORELESSくん。
この前、ビール飲んで買い物してくれた外人になんでウチ知ったの?と聞いたら
「Young Turksの社長カイアスがBIG LOVEにいけと言われて来た僕KORELESSです」
というのでびっくり。
最初に言えよなー。
良い人なんだろう。
ちなみに買ってくれたのはSAPPHIRE SLOWSのCDでした。





ICEAGE

2013-11-19 20:51:38 | 新入荷 JUST ARRIVED
ICEAGEの新しい7インチがいま到着。



40過ぎて人生変えられるとは思わなかった。
本来ならダライラマあたりに変えられるべきものが10代の若者たちに与えられるとは。
的なことは彼らのセカンドアルバム"You are Nothing"のライナーノーツにも書かせてもらったのですが、いや本当に僕がなぜ新しい音楽を聴いていたのか、その理由では!とさえ思える出会いでした。

ブログも変わっているので改めて生きている気がする彼ら初期のライヴ

Iceage live from iceage on Vimeo.




今年の名曲は僕はこれしかないと思います。


Iceage - "Morals"

僕が高校生なら...って言葉をいつも僕は使うけど、高校生で彼らに出会ったら僕はどうしたか。
いますぐ何かをするに違いない。

彼らは戦争というものに興奮するという。
しかし彼らは僕より君よりあの人より優しい、誰かが言ったそう彼らは天使のようなだ。
マジで。
本当に彼らは人間というものを教えてくれる。