先発山本昌が3本のホームランを打たれ、完全な負け試合を
”地獄を味わった男”中村紀が山本昌の負けを消す同点ツーラン。
そして最終回にはドラゴンズに勝ちをもたらすサヨナラホームラン!!
5回の表に2ランホームランを打たれ、1-3で迎えた5回の裏。
中村紀のタイムリー2塁打で 2-3に追い上げる。
続く6回の表に山本昌が西武の”おかわり君中村”に
この日2本目のホームランを浴び、2-4.
ここで山本昌も降板。
リリーフで出てきた浅尾も”抜けたスライダー”が打者の頭を掠めただけで
危険球退場。 審判の”まるでお役所仕事のような判定”で、
試合は完全に緊張感にかけた間の抜けた試合に突入。
これに更に輪をかけたドラゴンズの捕手小田の落球。
私はこの時点で完全に今日の試合を諦めていた。
ところが、7回の裏に中村紀がライト場外に同点ホームラン。
私はラジオから流れてくる実況に、驚きと共に喜び、
そして中村紀の勝負強さに舌を巻いた。
そのまま同点で迎えた最終回。打順も1番荒木からの好打順。
しかし荒木も、続く藤井も凡退で2アウト。
相手投手は元ドラゴンズの岡本。
ラジオからは岡本の良さばかりを伝える実況と、
”今日も変わらず結果論から内容のない解説”の藤波行雄。
そこに急にアナウンサーの甲高い実況。
”中村紀サヨナラホームラン”
チャンスにことごとく凡打のウッズに比べ、、ここという時に
タイムリーを打つ中村紀。
やっぱり地獄を味わった男は、いい仕事をするなぁ~~~。
一度は野球をすることを剥奪されかけた経験から、
人間的にも強くなった男のできる仕事とはこういうものなのかなと。
世襲議員の多い日本の政治家の”お坊ちゃん的仕事”を、
テレビで見せつけられているので、今日の中村紀の仕事が
より私には印象的であった。
中国と台湾の主席同士の会談の成果として、7月4日から週末に限り
中国と台湾の主要都市間で飛行機の直行便が運航することに。
当初は週末限定の運行だが、来年あたりには運航日を増やし、
平日にも利用できるようにするとのこと。
日本からはどちらの国にも直行便があるので、中国―台湾間で直行便がないというのは驚きかもしれないが。
そもそもこの両国には国交がないから、建前上どうしても、こうならざるを得ない。
だから私の20年来のお付き合いがある台湾人のA社長が、
台湾から中国の広州にある自分の会社の工場に行く時は、
いつも 台北―香港―広州と乗り継がなければならない。
因みに香港から高速フェリーで今は行っているのだが。
台湾の人が中国に直行便で行ける。 これで私のこの旧き友人だけでなく、
多くの台湾人が便利になり喜ぶであろう。
また、これはテレビで見たのだが、この直行便により多くの中国人が台湾に観光でやってくることが予想されている。
もう既にこの“特需”を見越して台湾の観光地では新たなホテル建設や
設備の改装等が起こっているという。
中台両国のビジネスマンだけでなく、両国の一般の人々にも
観光をお互いしやすくなり、この“中国-台湾間で直行便の運行!”という
ニュースは、いい事尽くめの筈である。
ところが、この画期的なニュースに、焦っている人がいるという。
それは台湾人の社長で、中国にも会社を持っている社長らしい。
生活のベースは台湾に構え、会社や家族も台湾にある。
ただ、中国にも会社・工場があるから出張や、時には長期滞在を業務の
円滑な遂行上(?)中国に長く滞在しなければならない。
で、世の男性の常というか、中国に“現地妻”まで作ってしまう
社長サン達が多くいるという。
では、なぜ彼らが今、この“直行便運行”という画期的ニュースに
焦っているのかというと、
台湾の本妻もこの直行便で気軽に旦那の会社に行きやすくなるからである。
今までは直行便がなく、ビザも必要だったので、社長サン達の奥さん達も
あまり中国には行っていないらしい。
だから社長サン達も安心して(?)現地の生活を楽しんでいた。
だから、この社長サン達は、中国の“現地妻”と綺麗サッパリに関係を
清算するのに今は大忙しというニュースも、事の善し悪しは別として
“なるほどなぁ~”と思った次第である。
私の20年来の友人である台湾人の社長は、今焦っている社長サン達とは
住んでいる世界が別なので、今でも別に焦る事もなく悠々と仕事をしている。
やはり私と一緒だなぁ~と。
国境の壁を越えて、 “類は友を呼ぶ”。
私の友人が真面目ということは私も真面目。 (本当~?)
世の中にはイロイロな ” オヤジ ”さんが、ブログを書いてますね~^^