小千谷から(Ojiya kara)

新潟県中越大震災の、とある被災者からのメッセージ
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【心のケア】チビの心が復興した

2005年10月22日 04時14分38秒 | 新潟県中越大震災・地震
朝起きると家族には「オハヨウ♪」と言うチビも、先生に「おはようございます」はどうしても言えませんでした。
それが地震後はじめて・・・。
保育園の玄関で大きな声で「おはようございます!!」が言えました。
そして、家を出る前に「ボクきょうげんかんでバイバイできる!」と宣言し
地震後はじめて保育園の玄関でニコニコしながらバイバイしました。

涙がぼろぼろでます。
チビの心が復興しました。

余震のばかやろうに10ヶ月近く脅かされ続け、発熱したら今でも夜中にうなされたりするけれど、まわりのみなさんの温かい愛情でここまでこれました。
特に仲良しのお友達や担任の先生には本当に感謝です。
チビがさびしい思いをするたびに面倒みてくれたおねえちゃんおにいちゃん。
「泣かないで。いっしょにあそぼ。みんなチビくんのことが大好きなんだよ。」と声をかけてくれた陸くん。

みんなみんな本当にありがとうございました。

中越地震から一周年です。
チビにとっては心の病気とはさよならのセレモニー。

今日は天気予報は雨だけど心は晴れで頑張ります。