図書館学の竹内さとる先生が、吹田の学校図書館講演会の講師で来られ、講演の中で、先生お気に入りの絵本「ルリユールおじさん」(いせひでこ 作/理論社 2006)を読ませていただきました!
淡い色彩で見開きにいくつかの絵が入っている場合もあるので、大勢の読み聞かせには向かないなと思ったのですが、下読みするうちに・・・。ふーむ、じっくり一人で読んだり、少人数で大事な時を過ごすための絵本でも、竹内先生が紹介したかった気持ちがわかるような気がしました。
木の大好きな女の子の大事な植物図鑑が、ばらばらになってしまい、女の子は、本を直してくれるという「ルリユールおじさん」を探します。
ルリユールというのは、フランスの本の製本職のこと。60以上ある工程をすべて手作業で行い、一冊の本を完成させます。
そして、ようやく二人が出会い、おじさんは本を直しにかかるのですが・・・。
とにかく、本を実際に手にとってみてみてください。「ものをつくる」「ものを残す」ということが、こんなにじっくりとやさしいことばで描かれたものを、どんぶらこっこは知りません。
「名は残さなくていい」ルリユールおじさんが父から教えられたことばがずっしりこたえます。
先生から、どんぶらこっこたち、司書への熱いエールのように感じられました。
竹内先生、ありがとうございました。
淡い色彩で見開きにいくつかの絵が入っている場合もあるので、大勢の読み聞かせには向かないなと思ったのですが、下読みするうちに・・・。ふーむ、じっくり一人で読んだり、少人数で大事な時を過ごすための絵本でも、竹内先生が紹介したかった気持ちがわかるような気がしました。
木の大好きな女の子の大事な植物図鑑が、ばらばらになってしまい、女の子は、本を直してくれるという「ルリユールおじさん」を探します。
ルリユールというのは、フランスの本の製本職のこと。60以上ある工程をすべて手作業で行い、一冊の本を完成させます。
そして、ようやく二人が出会い、おじさんは本を直しにかかるのですが・・・。
とにかく、本を実際に手にとってみてみてください。「ものをつくる」「ものを残す」ということが、こんなにじっくりとやさしいことばで描かれたものを、どんぶらこっこは知りません。
「名は残さなくていい」ルリユールおじさんが父から教えられたことばがずっしりこたえます。
先生から、どんぶらこっこたち、司書への熱いエールのように感じられました。
竹内先生、ありがとうございました。
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