九十九物語
「平家物語」を原文で連続朗読公演している大橋さんの「九十九物語」も第7回目となった。
大河ドラマ「義経」は1年で終わるが、「九十九物語」は始まってもう何年だろう?本当に大河物語なのだ。 . . . 本文を読む
縦に書け! 石川九楊著
うおー、しょっぱなから石川先生、ごめんなさい!横に書いてしまいましたー!(T_T)横にしか書けないこのブログでこの本の紹介をすることをお許しくださーい!m(__)m
著者の石川センセは書家である。つまり縦書きの大家といっていいだろう。
そのセンセが縦に書けと宣うのである。拝聴せねばという気になるのである。
日本の文字は古来縦に書かれてきた。その最も美しい伝統が書道であ . . . 本文を読む
魔術師アブドゥル・ガサツィの庭園posted with 簡単リンクくん at 2005. 9.24C.V.オールズバーグ絵と文 / 村上 春樹訳あすなろ書房 (2005.9)通常24時間以内に発送します。オンライン書店ビーケーワンで詳細を見る
以前「魔術師ガザージ氏の庭で」というタイトルで1981年に出版されていた絵本が、今回、村上春樹氏の新訳で登場。
やんちゃな飼い犬を追いかけてまよいこんだ . . . 本文を読む
まじめなフレッドおじさんposted with 簡単リンクくん at 2005. 9.24ティム・イーガン作 / もき かずこ訳ソニー・マガジンズ (2005.9)通常24時間以内に発送します。オンライン書店ビーケーワンで詳細を見る
表紙からしておかしい。フレッドおじさんを中心に記念写真風に並んだ農場の動物たちはおじさんを真似してひたすらまじめ顔。眉までおじさんそっくりでまじめ一文字である。(ー . . . 本文を読む
「夢の仲蔵千本桜」をみて、仲蔵の本はないかなと探していたら
仲蔵狂乱
をみつけたので早速読んでみた。本当は小説じゃなく伝記とか歌舞伎の歴史の本の方が欲しかったんだけど、「ま、これもおもしろそうじゃ」ってことで・・・。
最初は「夢の・・・」には出てこない仲蔵さんの裏話・江戸、田沼時代の歌舞伎界の内幕知りたさで楽しく読んでいたが、当時の歌舞伎界にもまれながら成長していく仲蔵の人生にぐんぐん引き込まれ . . . 本文を読む
新シルクロード展
行ってきました。祝日であり、NHKプロデユーサーの講演があるということもあり、いっぱいの人人人・・・。
目玉は、あの幻の都楼蘭のそばにある遺跡小河墓地からの発掘の出土品。
講演もその遺跡の発掘の裏話が中心。
講演では、映像のみの紹介でしたが、墓地から発掘された白人系の女性(20歳くらい)のミイラは、ほりふかく、口元は微笑を浮かべているようにみえました。防腐剤のクリームで体を . . . 本文を読む
1歳児の赤ちゃんと保護者向けの読み聞かせ講座である。
今度、うちの図書館でもすることになったので中央館で開催中の講座を見学に行った。連続3回講座の最終回である。
この講座は、「うちの子なかなか本を読んでも聞かなくて・・・」という悩みを抱えた保護者(ぜんぶお母さんだったが・・・)とそのかわいい小猿、もとい赤ちゃんが一緒に絵本を楽しむコツを体験してみようぜという講座である。
限定7組。多数の応募 . . . 本文を読む
読む力、見る力、聞く力~こどもにとっておはなしと絵本とは~
講師:石川春子氏(児童文学研究家・関西大学講師)
私たちはなぜ、おはなしや絵本を、こどもたちに語ったり、読み聞かせたりするのでしょうか?人間が、何をどう語り、描いてきたのかという歴史をたどること。また、作品の構造を分析し、個人の発達にとってどんな意味があるのかを探ること。このふたつの視点からおはなしや絵本についてお話していただきます。読 . . . 本文を読む
昔話には足があっていろいろな土地を歩き回るが、伝説はある特定の土地に根をおろしている。
よくいわれる比喩である。
八郎潟の伝説「八郎」は究極には八郎潟のものである。
八郎
桃太郎には故郷はない。日本全国津々浦々、どこにでも桃太郎はあるんである。
つまり土地にひっついてるかどうかが昔話と伝説の分かれ目ってこと。
日本の中にとどまらず世界中に類話のある昔話は多い。
例えば「シンデレラ」。お . . . 本文を読む
来る2005.11/13(土)~11/14(日)大阪ビジネスパークツインタワー21にて開催!乞御期待である。
本の展示即売から、あさのあつこさんのワークショップはじめイベントも盛りだくさん!申し込み制のイベントもあるようなので下のチラシでご確認をね!(^_-)-☆
子どもの本フェステイバルin大阪 . . . 本文を読む
松竹座「夢の仲蔵千本桜」を観てきた。
同居人は市川染五郎のファンである。私は松本幸四郎はかなりすきである。(NHK大河ドラマ「黄金の日々」と「ラ・マンチャの男」のイメージである。古いなあ)花の親子共演やという。一緒に出かけた。
私は歌舞伎をほとんど観たことがない。(なにしろ大学の時、寮の行事で顔見世にいって爆睡してたからなー。何やってたんだっけ?「俊寛」?)「歌舞伎は劇中劇でやるだけで後は普通 . . . 本文を読む
「よっといでまつり」フリマあり、中央舞台では演奏あり、手作り工作あり、屋台もいっぱいの楽しいお祭り。学校の先生や学童や保育所、給食職員、歯医者さん、などなどが店を出すと一緒にお仕事のPRをするブースを出すのだ。
私も図書館ブースで紙芝居「おおきくおおきくおおきくなあれ」をしてきた。これは、2才~1年生くらいの子には確実に受ける大型紙芝居。みんなの掛け声で、いろんなものが一瞬のうちに巨大化しちゃう . . . 本文を読む
大阪府富田林市は、江戸時代、寺内町として栄え、酒造業・葡萄作でならした土地。幻の「明星」歌人、石上露子の生誕の地でもある。
その寺内町を知人に誘われて散策してきた。
地内町といえば、奈良町が有名であるが、すでに観光地化が進んだかの地は人疲れの方が大きかったので、今回もあまり期待していなかったのであるが、期待に反して充実した一日を過ごすことができた。観光地化がまだ進んでいない今が旬ではないだろうか . . . 本文を読む
江戸っ子長さんの舶来屋一代記posted with 簡単リンクくん at 2005. 9.17茂登山/長市郎??著集英社 (2005.7)通常24時間以内に発送します。オンライン書店ビーケーワンで詳細を見る
エネルギーに満ち溢れた本である。江戸っ子の語りを楽しみつつ、ちょっとずつ読んでいたのだが、途中から急に加速度がついちゃったよ。(章ごとに話している場所の設定を変えてるんだよ。あるときは自宅、 . . . 本文を読む