「源氏物語が読みたい」という小学校高学年の女の子とママの2人連れ。
子どもの古典コーナーに案内して、古典シリーズを2種類ほどみてもらう。
「字のおっきいのにしようよ」など話し合っている。
「源氏をやってるの?」ときくと、「百人一首」をやってるので、この機会に「源氏」を読みたいのだとか。
ママ「マンガはないんですか?」
うーん、ないんですよ。ごめんね。
どんぶらこっこ「「あさきゆめみし」とかですよねえ・・・。私もあれで源氏を知りました」
ママ
「そうそう」うれしそう。
どんぶらこっこ「あ、じゃあ、これは?」
と取り出したのがこれ。(「源氏」は、うーん、小5で読むより、ラブにときめく中高生のほうがいんじゃないという気もちょっとあって・・・。)
「落窪物語」氷室冴子(講談社 少年少女古典文学館 3)
平安時代のハーレクイン小説であり、シンデレラ・ストーリーなおはなし。
機転のきく女房が、無理やり結婚させられそうになる相手のおじいちゃんから、お姫様を助けたり、(このおじいちゃんはかわいそうに腹をくだして大変なことになっちゃうという、ちょっとシモネタサービスもある)んでもって、日本のシンデレラは、ハッピーエンドで終わらない。しっかり王子様が、ママ母とママ姉にこっぴどいシカエシをするのだ。
とにかくはらはらどきどきシーンの連続。韓国ドラマもここまでサービスはしないだろう。
で、このストーリーを、現代のストーリーテラー氷室センセがアレンジ。
モチロン、氷室センセとは、あの往年のコバルトの女王の氷室センセである。(現在手に入るから現役か?)
「ざ・ちぇんじ!」という王朝物語である「とりかえばや物語」をアレンジした小説がコバルト文庫にあったりする。
もちろん、あの傑作「なんて素敵にジャパネスク」の作者なのは、いうまでもない。
ママ
「えー、この氷室冴子って、あの氷室冴子ですかあ。知らなかった!ママが読みたい!」と声のトーンがあがっている。
ママとどんぶらこっこのイチオシで、「落窪物語」は無事借りられていった。かわいがってもらうんだよ~。気に入ったら、氷室センセのファンになってもっと読んでくれ~。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_love.gif)
母親ってのは、自分が少女の頃に愛読した本を、また愛娘が読むつーことに憧れをもってるんだろーな~。るるる~。
**************************************************************************
オマケ:
この講談社のシリーズは、どんぶらこっこがひそかに「ジョーダン古典シリーズ」と名づけて、かわいがっているシリーズなのだ。
少年少女古典文学館
田辺聖子や瀬戸内寂聴、大庭みな子、ねじめ正一、吉村昭といった、そうそうたる作家陣が、古典を、子供向けに大胆にアレンジ訳して、個性あふれる文学作品として、蘇らせるというシリーズ。
どんぶらこっこのお気に入りを、もうひとつあげるなら、
「おとぎ草紙」(清水義範)である。言葉遊び、だじゃれ満載の「ものぐさ太郎」
は、必見!
古典もこんななら、楽しく読めちゃうな~。
追記:と思っていたら「あさきゆめみし」がなんと小説化!
古典→マンガ化→小説化という変換なのだ~。びっくり~。どんぶらこっこも読みたい!
子どもの古典コーナーに案内して、古典シリーズを2種類ほどみてもらう。
「字のおっきいのにしようよ」など話し合っている。
「源氏をやってるの?」ときくと、「百人一首」をやってるので、この機会に「源氏」を読みたいのだとか。
ママ「マンガはないんですか?」
うーん、ないんですよ。ごめんね。
どんぶらこっこ「「あさきゆめみし」とかですよねえ・・・。私もあれで源氏を知りました」
ママ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyob_en.gif)
どんぶらこっこ「あ、じゃあ、これは?」
と取り出したのがこれ。(「源氏」は、うーん、小5で読むより、ラブにときめく中高生のほうがいんじゃないという気もちょっとあって・・・。)
「落窪物語」氷室冴子(講談社 少年少女古典文学館 3)
平安時代のハーレクイン小説であり、シンデレラ・ストーリーなおはなし。
機転のきく女房が、無理やり結婚させられそうになる相手のおじいちゃんから、お姫様を助けたり、(このおじいちゃんはかわいそうに腹をくだして大変なことになっちゃうという、ちょっとシモネタサービスもある)んでもって、日本のシンデレラは、ハッピーエンドで終わらない。しっかり王子様が、ママ母とママ姉にこっぴどいシカエシをするのだ。
とにかくはらはらどきどきシーンの連続。韓国ドラマもここまでサービスはしないだろう。
で、このストーリーを、現代のストーリーテラー氷室センセがアレンジ。
モチロン、氷室センセとは、あの往年のコバルトの女王の氷室センセである。(現在手に入るから現役か?)
「ざ・ちぇんじ!」という王朝物語である「とりかえばや物語」をアレンジした小説がコバルト文庫にあったりする。
もちろん、あの傑作「なんて素敵にジャパネスク」の作者なのは、いうまでもない。
ママ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyob_uru.gif)
ママとどんぶらこっこのイチオシで、「落窪物語」は無事借りられていった。かわいがってもらうんだよ~。気に入ったら、氷室センセのファンになってもっと読んでくれ~。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_love.gif)
母親ってのは、自分が少女の頃に愛読した本を、また愛娘が読むつーことに憧れをもってるんだろーな~。るるる~。
**************************************************************************
オマケ:
この講談社のシリーズは、どんぶらこっこがひそかに「ジョーダン古典シリーズ」と名づけて、かわいがっているシリーズなのだ。
少年少女古典文学館
田辺聖子や瀬戸内寂聴、大庭みな子、ねじめ正一、吉村昭といった、そうそうたる作家陣が、古典を、子供向けに大胆にアレンジ訳して、個性あふれる文学作品として、蘇らせるというシリーズ。
どんぶらこっこのお気に入りを、もうひとつあげるなら、
「おとぎ草紙」(清水義範)である。言葉遊び、だじゃれ満載の「ものぐさ太郎」
は、必見!
古典もこんななら、楽しく読めちゃうな~。
追記:と思っていたら「あさきゆめみし」がなんと小説化!
古典→マンガ化→小説化という変換なのだ~。びっくり~。どんぶらこっこも読みたい!
大和 和紀原作・絵 / 時海 結以文講談社 (2006.10)通常24時間以内に発送します。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます