花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

庭の花木(6月)梅雨時の彩りの主役はアジサイ。

2022-06-23 | 自宅の花木
今の時期は、家の周りに多くのガクアジサイが咲いています。
多くの人が投稿されていますので、今更の感じもありますが、外すわけにはいかず並べてみました。

普通アジサイと言うとガクアジサイから変化した園芸品種で、
花序の全てが装飾花(萼片が弁化したもの)となり、球状に集まって咲く品種群を言う。
又、昔は日本では、花色が移り変わるや安定しないなどから、あまり好まれていなかったようですが、
原種のガクアジサイを見た西洋人が、持ち帰りヨーロッパで改良されて、それが逆輸入され、
日本でも徐々に人気の花になったようです。

アジサイ(紫陽花)
アジサイ科アジサイ属、落葉低木、花期:5月~7月、
アジサイの種類は豊富ですので、ここでは全て良く分かっていませんので省略します。
ヤマアジサイが殆どだと思います。

ヤマアジサイ(別名:サワアジサイ)
中央にある小さな真花に雄しべ、雌しべがあり密集しています。

アジサイの真花           ヤマアジサイ雄しべ10本、花柱は3個。

ヤマアジサイとガクアジサイの違い。
ヤマアジサイ:葉は薄め、光沢なし先端が細く尖る、背丈低め、花期5月下旬~6月頃
ガクアジサイ:葉は厚め、光沢がある、背丈高く、花期6月中旬~7月頃、
いずれにしても、固有の名前は品種が多いので、写真では判断は難しいと思われます。
ヤマアジサイの葉先           ガクアジサイの葉先

アジサイ(紫陽花) 別名:ホンアジサイ
アジサイは、広義には、アジサイ属の総称ですが、
狭義には、アジサイ属の一部の総称で、日本に自生するガクアジサイを品種改良したもの。
日本で、アジサイを西洋で品種改良されたものを西洋アジサイとしています。
球状になったアジサイの真花はどこにあるのでしょうか?
装飾花をかき分けてその根元に小花があることを確認しました。
白い小花が咲いていましたが、分かり難いのでブルーの花の方はまだ蕾でした。

 


ガクアジサイ(額紫陽花)
小花の集まった花序全体の周囲にだけ大きな装飾花をつける咲き方が、額縁のように見えることに由来します。


▼ガクアジサイ スミダノハナビ(墨田の花火)



▼ヤマアジサイ 七段花


▼ガクアジサイダンスパーティー   
最初は当然ピンク色でしたが山に植えたら紫色になってしまいました。

▼ヤマアジサイ 伊予獅子手まり 最初は薄いピンク色でしたが淡いブルーに、
 
多くの株がありますが、アナベルとかピラミッドアジサイなどがないのは寂しいですね。
もう少し固有名の管理がなされていればよかったのですが、適当に移したりしてました。

又、山の土壌が酸性のために、どんなアジサイをもってきても青色に変化していきます。
鉢植えで育てれば色を変えずに咲かせることができますが、木は基本的に土地に落としています。
我が家の庭は、地のPH(酸性度) を好むブルーベリーだけが大盛況です。

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