花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

朝顔に似た花から、アサガオ、マメアサガオ、ヒルガオ、チョウセンアサガオ、他

2021-09-29 | 花の写真
朝顔と言えば爽やかな夏の朝を楽しませてくれ花なのに、
何を寝ぼけているんですかとお𠮟りを受けそうですが、今年朝顔を投稿してなく、
最近は、地味な野草花を相手していて、少しでも彩をと考えたら朝顔でした。

アサガオ(朝顔)
ヒルガオ科サツマイモ属、1年草、花期:7月中旬~10月上旬、
大輪アサガオや変化咲きアサガオなど、様々な園芸品種があります。
花色には白やピンク、青、紫のほかに、覆輪部(ふくりんぶ)と花弁の中心に向かって
筋状に白い模様が入る「曜白(ようじろ)」と呼ばれる模様などもあります。



セイヨウアサガオと呼ばれるソライロアサガオ‘ヘブンリー・ブルー’


マメアサガオ(豆朝顔)   別名:ヒラミホシアサガオ (平実星朝顔)
ヒルガオ科サツマイモ属、つる性1年草、北米原産、花期:月~10月、
花は葉腋から出る花序に1~3個つき、花序の長さは葉より短いです。
花は径2cmほどの漏斗形で、浅く5裂し、裂片の先がとがり、正面から見ると星形になります。
花色は淡い紫色~白色です。
似た花にホシアサガオがありますが、薄い紅紫色で花はマメアサガオより
やや大きくて、雄しべ先の葯の色が白です、(マメアサガオの葯には赤色が入る)

ヒルガオ(昼顔)
ヒルガオ科ヒルガオ属、つる性多年草、花期:6月~8月、
夏にアサガオに似た桃色の花を咲かせ、昼になっても花がしぼまないことからこの名がある。 
奈良時代に朝廷が派遣した遣唐使が、中国(唐)よりアサガオ(朝顔)が持ち帰られたときに、
アサガオに対する呼び名としてヒルガオと呼ばれるようになったといわれている。
薄いピンク色で直径5 - 6cm の花を咲かせる。花の形は漏斗形。
葉は長楕円状披針形で,基部の両側が耳となって下向きに突き出す。
似た花にコヒルガオがあるが、コヒルガオは花は一回り小さく、葉の違いで見分ける。
コヒルガオは三角状ほこ型 部が張り出す。張り出した部分が2裂.。下写真参照。
コヒルガオの花と葉

以下は直接ヒルガオ科とは関係ないですが、無理に何か似せているようにと思ったものです。

ヒルザキツキミソウ(昼咲き月見草)
アカバナ科マツヨイグサ 属、多年草、花期:5月~7月、
マツヨイグサの仲間は夜咲き、涼味を誘うものが多いのですが、この種は昼に咲き、
株全体を覆うほど多数の花が咲きます。
勿論、よく見れば違いますが、花だけちょっと見ではヒルガオと似てませんか?

チョウセンアサガオ(朝鮮朝顔)/(園芸用名:ダチュラ)
ナス科チョウセンアサガオ属、1年草、花期:7月~9月
長さ10~15センチメートルほどの漏斗状の白い花を上向きに咲かせる。
原産地は南アジアであって、「チョウセン」は、後述の通り特定の地域を表すものではなく、
朝鮮半島原産という意味は持たない。
名の由来は、”海外から来たアサガオに似た花だ”からとのこと。

黄色の朝顔もありますが、まだ見たことないとないですね、いつかきっと見てみます。
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