花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

草木の実も熟していますが、サクランボ、モミジイチゴ、クワ、等。

2023-06-02 | 草木の実
花が咲けば実をいっぱいにつけているのを、見掛けることが多くなりました。
実の出来方には、単果複合果集合果の言い方があり、
*1つの花に1つの実ができる(単果)モモ、リンゴ等
*1つの花から沢山の実ができる(複合果)キイチゴ、ダイコンソウ等     
*たくさんの花が集まって1つの実ができる(集合果)パイナップル、クワ、イチジク等
又、含まれている水分によって、液果乾果と呼ばれています。
果物は、たいていが液果で、穀物るいはみな乾果です。

サクランボ(桜桃)
バラ科サクラ属サクラ亜科の果樹であるミザクラ(実桜)類の果実。
多分、暖地桜桃の種類かと思います。花時期・収穫時期も他と比べて早めです。 
一般的なさくらんぼの木は寒冷地を好みます。
しかし「暖地桜桃」の場合、温かい地域でも良く育ち実をつけます。

モミジイチゴ(紅葉苺)   別名:キイチゴ
バラ科キイチゴ属、落葉低木、花期:4月~5月
花は下を向いて開き、しばしばとげがある。
5弁花で径3cm程の白色。 果実は球形で橙黄色に熟し味が良い。

ナワシロイチゴ(苗代苺)   別名:ワセイチゴ
バラ科キイチゴ属 落葉小低木 花期:5~6月
開花後に赤い実をつけ、実は食べることができます。


ウグイスカグラ(鶯神楽)
スイカズラ科スイカズラ属、常緑低木、花期:4月~5月、淡紅色のを葉腋から花柄を伸ばし1~2個つける。
 別名はウグイスノキで、ウグイスがこの木の枝から枝へ舞い飛ぶ姿がまるで神楽を舞っているように見えることから
なおカズラ科なのにカズラにしなかっのは蔓性ではなかったから。
花が終わったあとに楕円形の赤い液果を実らせます。
味はグミほどの濃さはなく、ほんのりのした甘みの優しい味だといわれています。   

ナツグミ(夏茱萸)
グミ科グミ属、落葉低木、花期:4月~5月、6月頃に赤く果実が熟す。
名は、夏に実が熟す、トゲのある木の実の説がある。
花後に半透明のつやつやした楕円形の赤い実をつけます。
この実は食用にもなり、酸味の強い味わいが特徴です。

クワ(桑)      別名:ヤマグワ、マルベリー
ワ(桑)は、クワ科クワ属の総称。落葉低木または高木、花期:4月~5月
カイコの餌としてクワが栽培されていたので、この辺りで多くの木がある。
桑の実は、成りはじめは白く、徐々に赤くなり、完全に熟すと赤黒くなります。
果実はラズベリーなどと同じように小さな粒が集まって1個の果実になっていて、
真ん中の軸は果実の先近くまで中心を貫いてます。
葉っぱは縁にギザギザがあり、木にたくさん付いています。
ヤマグワ
マグワ


ヒメコウゾ(姫楮)
クワ科コウゾ属、落葉低木、花期:4月~5月、雌雄同株。
和紙の原料として知られるコウゾは本種とカジノキの雑種とされるが自然界では
両者の中間種もあり、コウゾとヒメコウゾを区別せずに扱うことが多い。

ヘビイチゴ
バラ科キジムシロ(ヘビイチゴ)属 多年草 花期:4~6月
和名は、実が食用にならずへびが食うと考えられたから。
花のあと、花床がふくらんでつやのない淡紅色。
毒があるとの俗説があるが、人間が食べても体に害はない。
似たものにヤブヘビイチゴがあるが、
両者の違いは一目では分からないが、葉や果実の大きさ、果実の表面の艶などが少し異なる。 
ヤブヘビイチゴはヘビイチゴ比べ実も葉も大きく、副ガク片も大きく突き出しているが、
最大の違いは果実の粒々の表面が滑らかで、ヘビイチゴのように皺が無く、
従って果実に艶があるが現実てきには分かり難くもしかしたらこれはヤブヘビイチゴの方?

モミジイチゴやクワの実などちょっとつまんでみると美味しいですが、
クワなどは手や口が黒くなるので注意が必要ですね、つまみ食いがバレてしまいます。
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