花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

昆虫観察”みんなみんな生きている” クロモンドクガ、アカスジカメムシ、コクワガタ、ほか

2021-08-29 | 昆虫
家の周りは、昆虫の生活空間です。
幼虫から成虫までこの暑さにも必死になって生きています。

最初は何だこれはと思いました。
周りの葉をどけてみたら蛾が交尾中のものでした
そうこうしてまわりで観察していたら、♂は何処かに飛んでいきました。
初見の虫ですので名前を調べてみました。

クロモンドクガ
チョウ目ドクガ科 大きさ(開張)♂35-37 ♀37-44 mm、時期  6-9月
ドクガの一種。
地色は黄色で、1対の黒点があり、♂では大部分が黒褐色のものから、
黄色部が広いものなど変異が激しい。
♀は前翅の中央部から後縁にかけて黒褐色。下写真は♀です。
ドクガと聞くとチャドクガを思い出すが、刺すのは一部でこのドクガは刺さないようです。
(幼虫の毛虫の毛には触らない方がいい)

アブラゼミも何を血迷ったか、道端で頑張っていました。
アブラゼミ  カメムシ目セミ科、鳴き声が油を熱したときに撥ねる音に似ているため 
オスがよく鳴くのは午後の日が傾いてきた時間帯から日没後の薄明まで

虫さんの儚い命、だから今日も何処かで、命のリレーに頑張っている。

アカスジカメムシ  カメムシ目クロカメムシ亜科、 10-12mm、5‐10月、

マメコガネ 甲虫目コガネムシ科 9-12mm、 5-10月、

▼ハエの仲間   ハエ目クロバエ科 小さな花ハエ?ですが、


玄関前の道には、コクワガタが外気温も相当高く地面も暑いはず、

コクワガタ(小鍬形)
甲虫目クワガタムシ科、大きさ ♂17-54mm ♀20-33mm、時期 5-9月
暗褐色~黒色で、鈍い光沢がある。
オスは、頭楯が幅広で、大顎は細長い。大顎の中央付近にやや上向きの大きな内歯があり、
先端近くにも小さな内歯がある。
メスは、頭楯がほぼ台形で大顎は小さい。上翅の点刻はオスよりも大きくやや目立ち、やや白っぽい。  
写真は、♀です。
このままでは、干乾びそうと思い、家に入りブドウの実を与えた。
傍により美味しそうに食いついていました。
程なくして裏の木陰に放してバイバイしました。

庭のへピリカムの木にカイガラムシの幼虫と成虫が付いていました。
イセリアカイガラムシ(ワタフキカイガラムシ)
カメムシ目ワタフキカイガラムシ科、大きさ ♀(卵のう含む)10mm前後、時期 1年中、
貝殻部が赤褐色で楕円形、後部に白色の大きな卵のうを付けたカイガラムシの仲間。
普通に見られるのはメスで、オスは赤紫色で翅がある(オスの体長は3mm前後)。
良く観察していると、これらの幼虫にアリが来て獲物をゲットしているようです。

ノコギリソウの花に蛾がぶら下がっていると思っていました。
良く見るとなんとコハナグモががっちりと抑えているではないですか、
以前にも食うか食われるかの昆虫世界を投稿したことがありました。
まさに、小が大を食べる自然の掟を見せつけられているようでした。

庭のムベの蔓の間に、以前でも蜘蛛の子を散らす語源になった、
蜘蛛の子の袋が破れて蜘蛛の幼虫が旅たつ時が来たかのようです。
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