花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

昆虫観察、カメムシ目編、ヨコズナサシガメ、エビロカメムシ、ツチカメムシ、他

2021-06-09 | 昆虫
昆虫観察、3連ちゃんです。(ハチ目、甲虫目、カメムシ目へ)
1昨年に倒れてからは、暑くて歩こうとの気力も出て来ません。
ただただ、家の周りをうろついているだけです。

<カメムシ目>
ヨコヅナサシガメ
サシガメ科モンシロサシガメ亜科、大きさ 16-24mm、時期 4-7月、肉食性、
光沢のある黒色で、腹部側面が広く張り出し、
張り出した部分が黒白の縞模様になった大きなカメムシ。

クサギカメムシ
カメムシ科カメムシ亜科、大きさ 16mm前後、時 期 4-11月、
細かいまだら模様のある暗褐色のカメムシ。


エビイロカメムシ
カメムシ科エビイロカメムシ亜科、大きさ 14-19mm、時 期 5-10月、
全体に黄褐色から赤褐色の淡い色をしています。
頭部が三角形で先が尖った特徴的な姿をしています。
触角の先っぽは黒く褐色しています。

ホオズキカメムシ
ヘリカメムシ科ヘリカメムシ亜科、大きさ 14-17mm、時 期 4-11月、
濃茶色で、腹部側面に縞模様があるカメムシ。体表面に細かい短毛がはえている。 
ホオズキやヒルガオ科の植物上で見られる。サツマイモ、トマト、ナスなども食害する。


クロナガヒラタカメムシ
カメムシ科オオヒラタカメムシ亜科、大きさ 9mm前後、時 期 5-9月、
光沢のない黒いヒラタカメムシ。

ツチカメムシ
ツチカメムシ科ツチカメムシ亜科、大きさ 7-10mm、時 期 5-10月、
光沢のある黒色で小判型、腹端(膜質部)が褐色のカメムシ。
地表に落ちたクスノキ、ヤツデ、クズなどの実の汁を吸う。地中に潜って植物の根の汁も吸う。


マルウンカ
マルウンカ科マルウン亜科、大きさ (翅端まで)5.5-6mm、時 期 5-8月、
円形で、褐色地に白紋があり、まるでテントウムシのように見えるウンカの仲間。
体色には個体変異があり、全身が黒褐色のものもいる。

昆虫と言えば、ファーブルの「昆虫記」があります。
そのファーブルの言葉に、(ファーブル:1823~1915,フランスの昆虫学者)
1分間さえ休む暇のないときほど、私にとって幸せなことはない。
働くこと、これだけが私の生きがいです。

昆虫記の第一巻がでたのは、56歳の時です。
1910年までに計十巻が発刊されましたが36年かかっています。
彼は48歳で教職を辞し、一生はことごとく研究のために費やされ、
昆虫記の発刊後も、売れ行きさほど芳しくなく経済的困窮は続いていた。
ファーブルに同情した人が、この偉大な人が貧しい生活を強いられていると、
悲惨な状況を告発し、フランス政府は、援助の手を差し伸べるべきと新聞で主張、
この記事で、各国からファーブル邸に寄付が贈られたが、
「私は人から施しを受けるほど落ちぶれていない」と言って、寄付を全て差出人に
送り返し、差出人不明のものは貧しい人に分け与えてしまったとのエピソードも残っている。      (歴史人物 ちょっといい話 PHP研究所)
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